とあるところで勉強会に参加しているのですが

先日は「出藍の誉れ」という言葉の由来について学びました。

正直に申し上げます。
由来どころか、言葉の意味もよく知りませんでした(^^;


出藍の誉れ、とは

弟子が師匠を上回って優れていること

という意味でして


そもそも、これを知りませんでした(^^;



そして、その由来が荀子という古代中国の思想家の著書から由来しているとのことでした。


「学は以て已むべからず。青は之を藍より取りて、而も藍より青し。」


藍という植物は様々な手間暇と時間をかけて元の藍の色以上の青という色を出すことができる。学問というものをいつまでも延々と継続していくべき、という事を伝える例として藍の話を出しています。

弟子が師匠を越える、というのは藍と青の色をかけているのですが荀子ではなく後世になってそのように使われたようです。

荀子の本意は学問の継続、という部分にあります。

元の藍というものが湿らせて発行させたり、乾燥させたりの過程を経て元の色以上の青い色が出てくる様から、学問というものは後天的な努力や積み重ねにより自らが研鑽されるものだ、と説いているのですね。


齢を重ねても、私たちはまだまだ学び続けねばなりません。


私もまだまだ、これから。


こんな学びの機会にも感謝です。