リーフユニティの植田です。

 

今日、アスベストについて医学的な立場から話を聞く機会がありました。

 

アスベストによる影響で肺ガンになる確率、という数字があったのですが、それによると10万人中54人だそうです。

 

それに対して、喫煙による肺ガンになる確率は、というと、同じく10万人中11,000人(!)と言うのです。

 

実に200倍の確率。10人に1人という現実。

 

 

…なんか、おかしいですよね。

 

 

どうしてアスベストは社会問題になって喫煙はならないのか?
どちらが本質的に問題があるかは一目瞭然のデータですよね。

 

誤解や批判を恐れずに書かせていただくならば、結局こういうことでしょう。

 

「人の責任は問うが、自己責任という概念がない。」

 

とかく、マスコミは社会に悪者を作って正義の味方になりたがります。
アスベスト問題について事業者やお上に責任を求め、対応を求める。

 

アスベスト問題を指摘する人へ。で、あなたはタバコを吸ってないんですか?

 

恐らく、苦笑いして「タバコを吸って肺ガンになるのはかまわない」なんて言う人もいるのでしょう。周りにも影響あるんですけどね。

 

それと、JTという企業の「利権」。

 

 

私は別に喫煙を問題にしたい訳ではありません。
また、アスベスト問題について語れるとも思っていません。
ただ、世の中の悪者探しの風潮を聞くにつけ、変だな、と思っているだけです。

 

世間は今は「姉歯」が流行となっています。
次はライブドアになるのでしょうか。

 

マスコミの悪者探しで本質を見誤らないようにせねばなりません。
大抵は、ブームに過ぎないのが多い。