「継続」が「幸福」に繋がる

 

ギリギリの年度末です。
不景気とは言うものの、周りは皆バタバタしているように見えますね。

 

 

その一方で

 

 

大型倒産ラッシュが続いています。

 

倒産により職を失う方があり、また貰うべき代金が貰えず連鎖的に中小零細企業が痛みを負っていきます。

 

 

ただし

 

 

倒産する会社も、職を失うものも、得意先を失うのも、そして代金回収ができないものも

 

 

「自己責任」です。

 

 

ですから、誰も責めることができません。
マスコミが騒ぎ立てることもありません。

 

 

なのに

 

 

「派遣切り」「内定取消」は何故こんなに騒がれねばならないのか?

 

 

不思議な現象です。

 

仕事を失うだけでなく、多くのお金を失う下請けや仕入れ先の方が悲惨です。

 

実際の経済的損失がなく、絶対的に総数も少ない内定取消がやたらと取り上げられるのに違和感を感じてしまいますね。

 

 

金融機関の「貸し渋り」を批判するマスコミもあります。

 

貸出先が倒産して回収不能になるのは「自己責任」。
回収不能と判断して融資姿勢を厳しくするのは当然の行動だと思うのですが…。

 

確かに、資金繰りさえ付けば企業は倒産しません。

 

が、売上や利益を上げていける会社でない限り借金など返せません。
それだけの努力をしていない会社の方が多いのも事実です。

 

努力しない会社が批判されず、金融機関が批判される様にも違和感を感じるところです。

 

 

どうも、マスコミは一面的な正義のヒーローを演じたがるんですね。

 

 

 

ちょっとシニカルな記事になってしまいましたが

 

とにかく

 

企業も「継続」していくことで多くの方々の「幸福」に繋がるのだ、ということです。