外構工事についての考え方(4)

 

家を新築した際に外構工事を住宅会社に頼まないのはどういう時か?

 

 

様々な場合があると思います。

 

 

(1)知っている外構業者がいるので、そこへ頼みたい

 

結構あると思います。当社でも結構ありますね。
私の場合、前職の会社関係で声をかけていただくケースがあります(凄く嬉しいです!皆様ありがとうございます)。

 

個人的に「信頼できる」と考えていただいてお声をかけて頂ける訳ですね。

 

あと、従前から植木の剪定に来てもらっていた造園屋さんに、というケースもありますね。

 

ただし、造園屋さんと言っても剪定や植木専門で廻っておられる造園屋さんでは外構が出来ない、また施工は出来ても図面が書けないことも多いと思います。

 

 

 

(2)知人等に紹介してもらった業者さんに頼みたい

 

直接知っている訳ではないが、知人から「いい業者さんだよ。」と教えてもらったようなケースです。やはり知っている人からの紹介、というのは信頼につながります。

 

 

(3)住宅会社または担当者が外構工事に熱心でない

 

これは住宅会社さんによって強弱が分かれるところです。大抵の住宅会社さんは外構工事の受注にも力を入れておられるのですが、時折引き気味の場合があります。

 

また、これは担当者さんによっても変わります。

 

外構工事は住宅引渡後、更に1カ月かかったりしますので、
住宅会社によっては、また担当者によっては「手離れが悪い」と考えることもあります。

 

すると提案や打ち合わせに力が入らず、お客様がそれを感じとってしまう訳です。

 

この場合は?、?と違いお客様が業者探しをすることになります。

 

 

(4)住宅会社の提案プランに不満がある

 

住宅会社による差異が大きいところです。

 

大手ハウスメーカーさんの中には外構の専門部署や専門子会社を持つところもあり、ハイレベルの提案をされるところもあります。

 

しかし提案プランは協力会社任せ、という会社もありますし協力会社を直接紹介する、というスタイルの住宅会社もあります。

 

この場合は、その協力会社(下請け)の提案プランということになりますので、ここは業者間の格差は大きくなります。

 

また、住宅会社さんは外構予算を抑えめにする傾向があるため提案内容は無難でベーシックな内容になりやすいところです。

 

ですから、こだわりの外構をこだわりの素材を厳選して、またエクステリアやガーデンの専門家と相談して作っていきたい…という方は物足りなく感じることもあるのでしょうね。

 

この場合はお客様が、より専門性の高い業者を探す、という行動を取られます。

 

 

 

(5)とにかく金額を安くしたいので住宅会社には頼まない

 

住宅会社に外構を頼むと価格が高くなる…、その考え方はある程度当てはまります。ただし、常に当てはまるとは限りません。

 

住宅会社は元請会社としての責任とともにコストもかかるのが当たり前なのであって、決してブローカーとしてマージンを取っているだけ、ということではありません。

 

価格の高いか安いかはその協力会社が請け負う価格帯によるところです。

 

そして協力会社さんが下請けの価格と同等で一般のお客様から請け負ってくれるなら、そりゃ安くなるでしょう。

 

しかし元請としてビジネスを成り立たせるマーケティングのコストや責任コストも考えるなら、下請けの価格で請け負うことはビジネスとしては本来ありません。

 

 

また、住宅会社選びの際に何社も合見積りをされた場合は同じ流れで外構会社も何社か探して比較検討される場合があると思います。

 

 

そうなると、現在は生き残りをかけた値引き合戦的な状況で、安く請け負う業者さんもあるようです。

 

 

 

 

 

(1)~(5)、複数の組合せがある場合もあると思います。

 

ただ、(1)の知り合いの業者、というケースは少ないです。
そうそう都合よく外構業者の知り合いがいる訳ではありません。

 

(2)も同様に多くはないでしょう。

 

そうすると、(3)~(5)の場合が多くなります。

 

我々の立場からすると、(4)のお客様が理想です。
我々専門店と直接対話して、こだわりの外構を、少々お金をかけてでも(業者としてはこれが嬉しいのですが(苦笑))作りたい、というお客様。

 

 

しかし、現実は

 

 

やはり(5)ですね。

 

 

また、(3)や(4)であっても安い方がいい、というのが自然な考え方ですから合見積りだと安いところに流れやすくなります。

 

買う立場からすると、価格はもちろん大事です。
「同じものであれば」安い方を買うに決まっています。

 

この「同じものであれば」という前提が、当然違ってくる話なのですが

 

その中で大事な要素は

 

 

「信頼」ですね。

 

 

 

ただ、お客様には手前味噌では伝わらないのです。

 

どこの会社も志ある限り、「安心して信頼してください!」と言いたいところですし、それを比較するのも難しい。

 

全く縁もないお客様から他に負けない信頼を勝ち得る、というのは簡単なことではありません。

 

そこがエンドユーザービジネスの最も大事なところでもあります。

 

 

 

 

ごちゃごちゃと長いですね。

 

何が言いたいか、という続きはまた…

 

 

 

 

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