外構工事についての考え方(7)
シリーズ最終回です。
当社のマーケティングの根幹に触れる部分です…。
ご興味のある方は長いですが、どうぞ…。
前回、リーフユニティは新築外構工事のお客様をメインターゲットとしない、と書きました。
もちろん、ご縁あれば新築外構も喜んでさせていただきたいです。
しかし、マーケティングのメインターゲットはリフォーム及びガーデン分野に絞り込む、という趣旨です。
それが
「地域密着」というキーワードとマッチし
「OB施主様との継続取引」とも合致し
ターゲットエリア内でも十分な潜在ニーズが存在し
営業戦略的にも1位づくりが狙いやすく
営業の効率も高く
目指すところへ走っていける方法である
と考えるからです。
対して、新築外構工事はやらないか、と言われますと
もちろん、やります。
売上の半分以上は新築外構工事になるでしょう。
そして、その大半が住宅会社さんとのお付き合いによるものです。
「下請け」という言葉は私も余り好きではありませんが
そのものを決して否定すべきことでは決してありません。
「下請け」と聞くと否定的なイメージで捉えられやすいかも知れません。
特にこの業界でブログを書いている方々は、「下請けを辞めてユーザーと直接対話できるショップをはじめました」という方々も多いようです。
私も同じことを考えたこともありましたし、正しいか間違いかという話ではありません。
後は、ビジネスモデルとの勝負です。
ビジネスですから安定した企業の継続が必須です。
そして、エンドユーザーショップのビジネスモデルの勝負は言うまでもなく「集客」と「営業」です。
新築外構においてエンドでやるか、下請けでやるか。
ビジネスモデルの比較は5年間の中で私の中で答えが出ました。
「下請け」という否定的な響きのある言葉では伝わらないかもしれませんね。
当社とお付き合いいただいている住宅会社さんは、皆様本当に温かく接していただいています。見下すような事は一切ありません。とても心地の良い関係です。
住宅会社さんの作るチームの一員として、家づくりに携わらせていただく。
大工さんも、水道屋さんも、電気屋さんも、クロス屋さんも…
みんな、プライドを持ってやっています。
住宅会社さんとの信頼関係が築かれています。
でないと、続いていません。
お陰様で、当社は色々な住宅会社さんとの取引をいただいております。
素晴らしい会社ばかりです。各社さんとの末長いお付き合いを心より願っています。
私も知らない会社の下請けをスポットでやりたいとは決して思いません。
継続してお付き合いができる、というのが何より大事で価値があるのです。
当社経営理念
「継続が幸福を導く」
の通りです。
エンド100%、脱下請の空気も強い(特にWEB上)この業界の中で
敢えてこのことを書くのも憚られる点もありましたが
私の経営者としての想いであり、既に確信に至っていることなのです。
そして経営の方針として徹底していきたいという想いで書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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