経営とリスク
今日も京都府木津川市から始まって、大阪まで回ってきました。
毎日、よう走ってます…。
おかげで給油もしょっちゅうです。
ガソリンが高くなってきているのが気にかかりますが
我々の会社など、運送屋さんなどに較べれば影響は小さい。
原油の価格とか
為替相場とか
不動産の相場とか
自分じゃどうしようもない変動要因にリスクを負うビジネスは、怖いです。
相場だけじゃなくて
レストランやってて、突然目の前にチェーン店のレストランが登場したりとか
金物屋やってて近所に大型ホームセンターができたりとか
海外から較べものにならないほど低価格の競合商品が登場したりとか
こんな要因で消えていった会社も数知れずあったでしょうね…。
これも言わば経営リスク。
私たち経営者に共通する想いは
「将来にわたって継続できる」会社をつくっていくこと
だと思うのですが
そのために、いかにリスクを低減するかと言う事は大きなテーマとなります。
我々の業界は相場変動もあまり関係しませんし
マーケットが小さく(今のところ)大手の会社や新しい会社が進出しにくい業界なので
リスクは小さい方に入る、と言えるかも知れません。
しかし、業界を見渡せば
そんな中にもリスクを感じることも少々…。
同じように「将来にわたって継続できる」事をめざしていても
実際に採る経営戦略は、会社ごとにそれぞれ考え方が異なる。
私は「大きくすること」「戦力が分散すること」は大きなリスクだと思うので、多店舗展開は絶対にしない。
エンドユーザー100%はリスクの大きな形態だと思うので、決して下請けを否定しない。
そして
強靭な経営体質を構築していくために、リスクを分散しつつ将来に向かって有効だと信じる施策を継続している
…つもりなんですが
結果が全てですからね。
書いたことだけのような単純な事でもないです。
多くの変数・係数がある物凄く複雑な足し算と掛け算の結果です。
まだまだ考えていかないと…!