経営について思うこと
「経営」について語りだすとキリがないものですが
ビジネス本を読んでも
経営セミナーに参加しても
経営者の会に参加しても
実行しなくては何も変わりませんね、ハイ。
ビジネスですからシンプルに「売って儲ける」ことができなければ継続できません。
「売る」ことを後回しにして
経営理念も経営戦略も経営計画もありません。
ランチェスター戦略を学んでも売れなければ無意味です。
この「売る」が絶対的な命題なのですが
実はさらに深い部分があります。
売るモノ、が必要なのです。
会社によって売るモノはそれぞれで、もちろん単なる商品ではない事が大半です。
一番簡単なのは注文を受けてから仕入れて売るだけの商品です。
仕入ルートを掴めば、後は売るだけです。
しかし、ひとたび在庫を持つとなると倉庫が必要になったりしますし
在庫のリスクが発生して管理が必要となったりします。
これが更に製造・加工が必要な商品となると
生産能力という大きな問題が出てきます。
機械はスペースなど設備が必要な場合も多いでしょう。
我々のような商売だと、現場で作るものが「売る商品」という事になります。
職人さんの数が生産能力になります。
また、対応できるプランナーの能力以上に売ることができません(誰でも売れるものではありません)。
信用が大切ですから、信用を失う売り方をしたら逆にマイナスになります。
「売る」、というのは営業やマーケティングだけでない課題が沢山あるものなんです。
それらに優先順位を付けて、計画的に一つ一つの課題をクリアしたり少しづつレベルアップしていく事
これが「売る」ための経営なのであって、それは経営者本人にしか絶対に分かりません。
ですから
ビジネス書には書いていませんし、誰も教えてくれることがないのです…!