久しぶりに本を買いました。

 

 

「強い会社はどんな営業をしているのか」(小山昇 著)

 

 

筆者の本は何冊か読んでいます。

 

切れ味鋭く、そしてリアルな中小零細企業としての立ち位置からの内容は分かりやすくてスッと頭に入ります。

 

根本的な考え方の部分で一つ感じさせられた事もあり、とてもよかったです。

 

早速一気に読み終えました。

 

 

 

 

しかし改めて感じるのですが

 

 

経営者にとっての読書って、どれくらい大事なんでしょうね…?

 

 

 

私は本を読むのは好きな方だと思いますが、経営者になってしばらくして読書量は減りました。

 

乱読しても、腑に落として実践、そして継続、習慣化できる事というのがいかに難しいかを肌で知ったからです。

 

幾ら本を読んだって、実践しなければ何の価値もありません。

 

 

 

経営者って基本、自由ですから

 

本当はなんだってできるハズ、なんです。

 

 

 

が、できない…。

 

続かない…。

 

 

ある意味、それは平均的な人間の姿でもあります。

 

(それに気づいたからこそ、「継続が幸福を導く」の経営理念を策定するに至りました。)

 

 

 

ですから、新しい本を次々に読むような事はせず

 

同じ本を繰り返して読んだりしているのです。

 

 

ただ、それにしても実践できていない事があったりするのが現実…

 

 

この本なんて衝撃的な感銘を受けたのに

 

 

できていない

 

 

もう1回読みます…

 

 

ただ

 

経営者が考えて実践していくべきことは、決して本に書いていない事であるのも事実です。
まして、零細企業であれば尚更です。

 

 

草野球どころか、町のソフトボール大会レベルのチームにプロ野球の理論を実践することに意義は薄いです。

 

プロ野球の監督、大学野球の監督、高校野球の監督、そして町のソフトボールレベルの監督が勝つために考えなくてはならないことは当然に異なります。もちろんチームによって異なります。

 

私たちの会社など、まだまだ町のソフトボールチームのレベルです。

 

ともすれば、試合に出るメンバーを確保するのにも苦労しないといけないんです。

 

 

その解決法は、もちろん本には書いてありません。

 

 

要するに、本に書いてある事を実践することが一番になってはいけないんですね。

 

 

本に書いてあることは「そういう事やった方がいい」ことであって特効薬では決してありません。

 

 

 

 

ただ、読書の効用として

 

 

メンタル面、モチベーションアップという側面があります。

 

今回も、お陰様でこんなブログを書いたりして経営について考えているわけです。

 

 

実はこの事だけでも価値は大きいです。

 

本って安いですから。

 

無料セミナーなどと比較しても、行く時間や交通費、そして繰り返し読めるメリットから考えると断然読書に限る。

 

 

評論家が書いたような小難しい理論ではなく、リアルな小さい会社の経営者の方が書かれた本を読むのがいいんです。

 

「こんなに頑張っている経営者がいるんだ!俺もやるぞ!」それだけでいいんです。

 

 

 

 

 

多少の自己満足になる部分もありますが

 

 

経営者のメンタル維持は重要なところだと思いますので

 

 

やはり時々本を読んだ方がいいですね…。