12月の記憶
10月も20日まで来ましたか…。
間もなく11月、ということは12月も目前です。
12月は、どうしても「年内に完成を」という心理的な前倒し要因があるだけに工程スケジュールはタイトになりがちな時期。
私のサキヨミが甘く、後手後手で大変な思いをしたのが3年前でした。
大型物件の完工が重なり、職人さんの手数が絶対的に不足してしまったのです。
結局、12月30日に投光器を点けて夜までかかって作業を終え、大みそかの日も夕方まで現場の片付けをしていました。
そしてその晩に長男が生まれました。
あの大みそかの日のことは、長男の誕生も重なったこともあり恐らくは生涯忘れることのできない強烈な記憶です。
その後の2年は反省を生かした社内調整や受注の波もあって、大みそかまで動くようなことはありませんでした。
しかし、やはり3年前のイメージからか12月が近づくと緊張感が高まってきます。
もちろん、それだけ仕事をさせて頂けること自体が大変ありがたいこと。
早くも「11月中旬着工」という現場が相当数に上っている状況ですから
今年の12月は早めに備えを考えていきたいところです。
「先んずればすなわち人を制す」
昔から言い伝わる言葉は本当に深いです。