プログレス イン イングリッシュ

 

今日は思い出話でも書いてみますかね。

 

全然、興味ない方は無視しちゃってください。

 

 

 

中学時代に通っていた塾のこと。

 

 

塾長先生が英語の先生であったことからでしょうか、とにかく英語の指導がハイレベルでした。

 

 

テキストに採用されていたのが

 

 

「プログレス」

 

 

という本。

 

 

全国の有名私立中学などが教科書として採用していた本です。

 

イメージとしては普通の中学校の英語の教科書の3倍くらいの内容が盛り込まれている感じのテキストです。

 

 

特に2年生用のBook2、そして3年生用のBook3と進むに連れて文章が長く読み応えのあるものになっていきます。

 

 

その文章の世界に

 

 

私、引き込まれました。

 

 

 

Book2はアメリカ、Book3はイギリスが舞台となっています。

 

それぞれに歴史的な話や有名な物語、文化的なテーマなどが散りばめられ

 

独特な香りのする「プログレス・ワールド」が広がる。

 

 

英語の文章と言えば

 

中学生レベルでは日常的なたわいもないお話や
短くまとめすぎて内容がスカスカの文章が多い。

 

高校生レベルでは小難しいテーマの抽象的な論説文が殆ど。

 

 

そんな中、中学時代に塾で読んだプログレスの文章が
今も私の頭に焼きついているんですね。

 

 

ホラ、子供のころに覚えた歌を今でも覚えているのってありません?
そんな感覚です。

 

 

 

そして

 

 

大学生になった私は

 

その塾で先生としてプログレスを教えることとなりました。

 

 

 

懐かしくて

 

嬉しくて

 

楽しかった

 

 

まあ受験生を担当すると、そんな気分はちょっぴりだけなんですけどね。

 

 

そして塾講師を卒業してからも13年ほど経つのですが

 

子供が塾に通い始めたこともあって、久々にプログレスを引っ張り出してみました。

 

 

中学生時代に苦労しながらも読んだ思い出と

 

大学生時代に熱く教えていた思い出と

 

 

 

両方がクロスしてフラッシュバックしてきます…。

 

 

 

嗚呼、プログレス。

 

今読んでも深いです。

 

 

 

内容は改訂されて変わっているようですし

 

今は塾でも使わなくなったと聞きます(入試を無視した内容とレベルだからなんでしょうが)。

 

 

 

私の子供が読むことがないのは残念です。

 

 

昔取った杵柄で

 

 

教えてみようかな(笑)。