国道25号線
さて、今日も大阪に行ってきたのですが
往路は少し時間に余裕があると思ったのと
大阪に向かう前の時点にいた地理的な位置加減を考え
そして、このとこと湯水のように出て行く高速料金を節約しようという思いも重なり
「国道25号線」
で大阪市内(阿倍野区)へ向かいました。
この道で王寺から大阪へ行くルートは大和川沿いになっています。
奈良から大阪へ行くルートは幾つかあるのですが、大抵は峠越えのルートです。
奈良盆地、というくらいですから奈良と大阪の間には「山」がある訳ですね。
しかし
この王寺から大阪の柏原へ抜けて行く道は山間を通る感はありますが
川が流れて行くくらいですから峠ということではないんでしょうね。
この辺りは「亀の瀬」と呼ばれています。
奈良盆地から大阪へ流れて行く唯一の川が大和川です。
水は当然ながら高いところから低いところへしか流れていきませんので、奈良盆地から大阪平野向けて水が流れるポイントはここしかない訳ですね。
万が一、ここが堰き止められたりしたら…
大和川の水の逃げ場が無くなり、奈良は大変なことになってしまいますね。
実際、亀の瀬では地すべりが起こって度々大和川の水が奈良側に滞留して被害が出たこともあったとか。
そんな亀の瀬を越えて大阪に入っていくと
「国分」というところに至ります。
ここでは、香芝の田尻峠を越えてきた国道165号と道が合流します。
ここがまた
信号が長くて道が混みますね…。
この「国分」というのは河内と大和の国を分ける地点、という意味なんでしょうかね。
そんな事を思いながら
大和川にかかる橋を越えます。
しばらく川沿いを走ったのち、国道25号は大和川を離れて北上していきます。
この辺りは八尾市となります。
この辺りがまた…、信号の多いこと、多いこと。
これだけ信号に引っ掛かると自転車の方が早いんじゃないかと思うほど
なかなか進んでいきません。
相当時間に余裕を持って目的地に向かったのに
このままじゃ遅刻する…!?
と、ちょっと焦りが生じはじめました。
しかし平野区に入って「加美」という地域を通過すると
国道25号は片側二車線になって急に流れがよくなります。
そして「杭全」を通過。
「杭全」は「くまた」と読みます。
その後、分かれ道で国道25号とはお別れとなります。
今日は目的地の阿倍野に向けて道なりに直進するのですが、国道25号は北側の分かれて難波方向へと至ります。
結局、ほぼピッタリ約束の時間に阿倍野に到達しました…。
高速を使うのと較べて随分と時間がかかりましたが
たまにはこういうのも悪くないかも知れません。
ま、復路は迷わず高速で舞い戻ってきたのですけどね(苦笑)。
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