感無量、というのは

 

こういう気分の事をいうのでしょうね…。

 

 

 

阪神ファン歴30年の中におけるドラフトウォッチャー歴24年

 

 

長い暗黒時代とともに

 

ドラフト暗黒時代が延々と続いてきた歴史でした。

 

 

それが…

 

 

こんな…

 

 

夢見るようなドラフトを見ることが出来ようとは…

 

 

ドラフトウォッチャーを続けてきてよかった…(T_T)

 

 

 

 

 

1位 藤浪晋太郎

 

 

過去、ドラフトの目玉を獲得した事そのものが殆どなかったのです。

 

競合入札でのドラフトの目玉獲得は岡田(元監督)以来…その時はまだ私は阪神ファンではありませんでした。
以降、清原、野茂、小池、松井…、近年では中田、菊池、大石に至るまで当たった試しなし。

 

逆指名(自由枠・希望枠)時代も、上原・和田・井口・高橋(由)・阿部…そりゃあみんな欲しかった。
巨人とダイエー(ソフトバンク)ばかりに目玉を獲られていったんです。

 

 

そんな中、唯一獲得に成功した希望の星が鳥谷でした。

 

 

今日の藤浪獲得成功は

 

鳥谷獲得のインパクトを上回る

 

まさに岡田獲得以来、実に33年ぶりの歴史的な日となりました…!

 

 

 

楽天の田中将大、また今年の釜田やソフトバンクの武田の例を見ても
藤浪は疑い無く一軍で即勝てるピッチャーです。

 

そして

 

大スターです。
球界の人気者となりえる選手です。

 

来年のキャンプは藤浪大フィーバーとなるでしょう。
これまでいつも他球団のフィーバーを指をくわえて見ているだけでしたが、来年は本当に大変です。

 

 

こんなことがあっていいんでしょうか…!?

 

 

素晴らしいです!

 

 

そして、嬉しいです!

 

 

 

 

2位 北條

 

 

もう、このブログで嫌っちゅうほど書きました。
阪神は、桜井広大以降ホームランバッターを誰一人獲っていないのです。

 

鳥谷はもちろん、昨年の伊藤隼太も中距離打者です。

 

そして中距離どころか、

 

「もういいやろ?」と言いたくなるほど小兵ばかりを指名し続けてきたのです。

 

 

毎年、甲子園で活躍した選手を中心に

 

将来の4番バッターを夢見ることができる野手の入団を期待しては裏切られ…

 

ドラフトは落胆の歴史でした。

 

 

そうなんです。

 

こんな指名をして欲しかったんです。

 

キャッチャーは下位でもいいんです。
即戦力のピッチャーも3位以下で十分獲れるし、そこそこチーム内にも揃っているんです。
守備や走力が売りの選手も、もういいんです。

 

 

それよりも、夢を見させてくれるバッターが欲しかったんです。

 

 

未来のクリーンナップ候補。

 

しかも、甲子園の星にしてポジションはショート。

 

 

阪神で言うと、この手の指名は萩原誠以来、という事になるでしょうか…(プロ入り後の活躍度からは夢のない例えですが)。

 

 

ちょうど、一昨日のブログでハッキリ書きました。

 

 

私なら北條指名だ、と。

 

 

こんな期待通りのドラフトは本当に初めてです…!

 

 

 

 

 

 

3位以下は普通のドラフトです。
即戦力候補のピッチャー獲って、キャッチャー獲って…

 

2位でキャッチャーを獲る、という失敗ドラフトの見本のような報道があって失望しつつありましたが
結局は4位指名で、報道内容がブラフだったとするならば球団も大したものです。

 

 

6位の緒方という選手の指名の意図がよくわかりませんが、まあ何かあるんでしょう。

 

 

 

1位 藤浪  2位 北條

 

 

 

何も甲子園の星だけがドラフトでない事は百も承知の上ですが

 

藤浪には超越した力があり、北條には今の阪神に無かった夢がある。

 

 

 

 

ドラフトウォッチャー人生最良の、感無量の夜です…!