白仁田昇格に思う

 

消化試合シーズンたけなわ

 

しかし

 

こんな時期にこそホットな話題もある訳です。

 

 

 

白仁田が一軍に初昇格しました。

 

 

ご存知の方はコアな阪神ファンです。

 

白仁田寛和。
大学社会人ドラフト1位で入団。
福岡大では榎田の先輩にあたります。

 

大学3年時にその投球が注目され、一躍ドラフト1位候補に躍り出ました。
4年時に故障して秋のシーズンは登板なしだったのですが、阪神が故障持ちというリスクを取って指名。

 

以降一軍登板ゼロ。

 

さらに二軍でも殆ど戦力になっていません。

 

今年はウエスタンリーグで10試合、0勝3敗2S 13回2/3 防御率5.93

 

 

消化試合となって若手にチャンスを、というのは当然ですが
若竹、横山、清原、上園…他に昇格させるべき候補がいる中で

 

なぜ白仁田がここで一軍に昇格なのか…?

 

普通ではありえない判断です。

 

 

 

本気で白仁田に期待して…という判断ならば
一、二軍双方の首脳陣の見識を疑わねばなりません。

 

他の選手が腐ってしまいます。
もう退任するとは言え、真弓監督並びに久保コーチの資質に大きな問題がある事になります。

 

 

しかし

 

 

そうではないのかも知れません…。

 

 

 

以前、早稲田のキャプテンで東という捕手がいました。
鳥谷の2年先輩にあたります。

 

大学でも目立った実績もなかった東が何故かドラフトで指名されて阪神入団。
2年後に鳥谷の自由枠入団が内定した後にわずか2年のプロ生活を終えて現役引退。

 

その後、阪神の球団職員として今も勤められています(はず)。

 

鳥谷獲得に向けての布石だったのか…と考えられる処遇です。

 

そして東は二軍でも目立った成績は残していませんでしたが、引退直前に一軍登録されてベンチに入りました。
引退が決定していて、言わば「思い出づくり」のベンチ入りだったと推察します。

 

 

 

今回の白仁田昇格について

 

この東のときの事が頭によぎります…。

 

 

先日の戦力外通告には入っていなかった白仁田ですが

 

成績的には何とも難しい状況とも言えますし

 

もしや現役引退…?

 

 

それにしても特別な処遇とも言える扱いですが
何か事情があるのでしょうか…?

 

 

そんなマニアックな話題もまた

 

消化試合シーズンなのです…。