キャンプインに際して野手編

 

キャンプインですね!

 

 

この時期は勝ち負け関係なく期待材料だけが語れるので

 

 

楽しいひと時が続きます(笑)。

 

 

 

早速、様々な情報が届いてくる中ですが

 

 

今年の構造・野手編とまいりましょう…。

 

 

 

 

オーダーは

 

 

 

1 西岡   セカンド
2 上本   サード
3 鳥谷   ショート
4 ゴメス  ファースト
5 マートン レフト
6 福留   ライト
7 大和   センター
8 梅野   キャッチャー
9 投手

 

 

 

最大の争点はセカンドのレギュラーです。

 

 

 

昨年、ポジションを掴んだ上本を外して西岡を使うのか

 

復活を期して燃えている西岡を外して上本を使うのか

 

 

 

それに対する私の答えが、上のオーダーです。

 

 

生え抜きレギュラーの上本は絶対に外したくない。

 

さりとて、西岡を外すことに相当のデメリットを伴う。

 

 

 

昨年のCS等でのオーダーではセカンド上本、サード西岡でした。

 

ヒジの手術明けの西岡のスローイングには不安が残るため、それをひっくり返しての起用です。

 

 

 

上本の守備の評価はあまり高いものではありません。

 

ここはサードを守るのも、一つのステップではないかと考えます。

 

 

 

要するに

 

 

西岡・上本>今成・良太

 

 

です。

 

 

 

西岡、上本はポジションはともあれレギュラーから外してはいけないのです。

 

 

 

その上で

 

 

西岡、上本のどちらかの打撃成績が伴わなければ

 

 

サード今成です。

 

そして良太もいます(腰痛明けの不安が残っていますが)。

 

 

 

あと、ライト福留のところに伊藤隼太が食い込めるか、というとことですね。

 

 

一軍枠28人のうち投手が12人、上記スタメン8人以外では残る野手枠は8人。

 

捕手3人なら、鶴岡、藤井が入ります。いずれかに変えて清水もあるでしょう。

 

 

そして、関本、今成、伊藤隼太まで確定として

 

残るは内野一人、外野二人でしょうか。

 

 

特に外野の守備固め、代走要員も欲しいところです。

 

本来、俊介、柴田とくるべきところですが、ここにルーキー江越にチャンスがあります。

 

中谷も守備で評価をあげているところです。本来、緒方に来てほしい枠だったのですが、故障明けで開幕はないでしょう。

 

 

 

内野はセカンド・ショート型なら、坂か北條。

 

サード型なら良太、そして陽川が絡んできます。

 

 

良太が本来の状態であれば問題ないのですが、現状であれば陽川か北條のいずれかにチャンスがありそうです。

 

 

 

他では

 

 

2年目の横田がパワーアップしているニュースが届いています。

 

まずはファームで実績を積みあげて欲しいのですが、ファームの数字次第で一軍デビューがあるかも知れません。

 

 

 

 

他の野手では、苦労人の狩野、俊足で代走要員にもなる荒木、崖っぷちだが期待したい一二三らがいます。

 

 

 

数年前まで、阪神の若手野手は小粒の選手ばかりでした。

 

そういうドラフトを繰り返してきたから当然の結果でもありました。

 

鳥谷以降レギュラーを獲る生え抜き選手は育たず、ようやく大和と上本がレギュラーに到達したのがここ2、3年。

 

 

 

しかし、ようやくドラフトの流れが変わりました。私に言わせれば5年遅かったと思いますが、これからのレギュラー候補が見えてきたのです。

 

 

 

改めて期待の選手を語りましょう。

 

 

 

伊藤隼太。

 

慶応大学時代には、大学全日本で四番バッターを務めたドラフト1位のスラッガーです。昨年の長打率.412は福留や今成を上回っています。守備が上達すればマートンや福留の後任は十分見えてきています。

 

 

 

梅野隆太郎

 

こちらも大学全日本で四番バッターを務めた強打のキャッチャー。昨年は新人ながら捕手の中でのスタメン試合数はチームトップで今年は正捕手が完全に見据えています。昨年は7本塁打しており、確実性が増せばクリーンアップも狙える選手だと思います。

 

 

 

北條史也。

 

夏の甲子園で4本塁打を放ち、高校野球のヒーローとなったスター候補生。プロでは長距離打者とはいかないが、中距離のしぶといバッターというポジションでショートのポジションを獲ってほしいです。

 

 

 

陽川尚将

 

東都2部ながら、通算23本塁打の記録を持つスラッガー。昨年ウエスタンでは6本塁打で長打力の片鱗を見せ、秋季キャンプで強烈なアピールを果たして沖縄メンバー入り。一軍首脳陣の期待は大きいようです。

 

 

 

横田慎太郎

 

昨年は高卒ルーキーながらファームで6本塁打。身体もグンと大きくなり、さらなるパワーアップに期待がかかります。

 

 

 

江越大賀

 

駒大で通算11本塁打のパンチ力に強肩、そして俊足の外野手です。まだまだ打撃が粗いようですが、存在感のある選手になってくれそうな期待があります。

 

 

 

 

そして

 

 

一二三慎太と中谷将大

 

敢えて二人一組で語ります。今年5年目を迎える高卒同期コンビ。

 

ハッキリ言って、崖っぷちです。身体が大きくパワフルな打撃が売りなのですが、いずれも粗くファームで2割に満たない打率に沈みました。上述のように、期待の若手のポジションを後輩に奪われた格好の位置づけとなってしまいました。さりとて、新人・江越と同級生でもあります。今年ダメならいよいよ戦力外がチラついてくるかも知れません。特に一二三に関しては何度も当ブログで書いていますし、実は私は個人的に思い入れが強い選手です。何とか、巻き返して輝きを取り戻してほしいです。

 

 

 

 

 

いずれも、ここ数年のドラフトで指名した選手たちです。

 

3年くらい前からすると、若手野手への期待がガラリと変わった感がありまして

 

この感覚は本当に久しぶりです。

 

 

 

桜井広大や林(リン)威助に期待していた頃以来でしょうか…。

 

 

 

 

先日の投手編では期待の若手の乏しさを嘆きましたが

 

野手には期待が持てると思いますよ…!