大阪を目指す理由
新卒採用に取り組まなければならない理由。
それは言うまでもありませんが、人材の安定確保のためです。
ここでいう新卒採用とは大学生の新卒採用です。
弊社でいうならば営業・現場管理を担う第一線の職種です。
我々の業界というのは元来個人事業が中心なため、経験者が求職してくるという事自体が滅多とないんですね。
そうなると、未経験から育てるという事になります。
中途採用で優秀な人が来てくれることがない訳ではなく、弊社でも第一線で動いてくれている社員さんは皆中途採用です。
しかし、一方で入社しては退職していったケースも少なからずありました。
そんな中、高卒で6年前に入社した職人、しかも女の子が真面目にコツコツと続けて成長してくれました。事情あってこの春に退職しましたが、別に同業他社へ転職したわけではありません。
さらに昨年高卒で入社した二人がこれまたスクスクと成長してくれているのです。
そして、よく言われることかと思いますが
変な思い込みや自分の型がなく、素直なんですね。
新しい風が吹いて空気が変わったようにも感じます。
彼らは変なやめ方をする心配が全然ないのです。
そしてもう一つ。
新卒採用は毎年やらないと絶対に意味がないと思っています。
しかし、毎年やると社員数が増加し続けます。
すなわち、小さな会社の新卒採用とは会社が成長し続けることが絶対的な条件なんですね。
そして社員さんの給料を上げていくというのも、これまた当然会社が成長し続けることが絶対的な条件となります。
これが、企業はある一定の規模まで行くと定年退職する社員さんと新卒入社する社員さんの数がバランスすることができます。
すると、総人件費がバランスします。
ここが大きなポイントです。
ここまでくると
社員さんが昇給し続けるシステムを作り上げてかつ、現状維持でも会社が継続可能なステージに到達します。
私はここを目指すのが会社の規模感としての目標なのです。
毎年、新卒採用の社員さんが入社しては彼らを教育して成長させる「型」ができている。
そんな会社にしたいのです。
そのために
大阪なんです。
大阪の大学に求人を出さないといけないのです。奈良とは大学の数が大きく違います。
そこにスピードの差が必ず出てきます。
そしてもちろん、中途採用をする場面もあるでしょう。
ここでも大阪の会社ならではの強みが出ます。
大阪府下への営業所開設の後に私が見据えているのは
大阪の会社にしていくことです。
本社機能をどこまで移すかという点については考える必要はありますが、営業本部や採用の拠点は必ず大阪となります。
そうやって新卒採用に取り組んでいくつもりです。
改めて
大阪というエリアを見ていきたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。(54日目)