失うものが大きすぎる

 

リーフユニティの植田です。

 

 

今日のニュースで、私が住んでいる町の小学校の教頭先生が逮捕されたという報道がありました。

 

この先生は私が小学校3年生のときの担任の先生です。

 

 

 

例えば、自動販売機につり銭の取り忘れの10円玉が残っていたとします。
自分のつり銭を取ろうとした時にそれに気が付きました。

 

あなたならどうします?

 

「警察に届ける」人は一体どれくらいいるんでしょう。

 

では、道を歩いていて1,000円札が落ちていたら?

 

空から1万円札が降ってきたら?

 

 

ATMコーナーに数万円のお金が忘れられていたら・・・?

 

私は決して先生の行動を肯定するつもりはありません。
一線を越えてしまったからこうなったのも分かります。

 

被害届けが出されて防犯カメラに映し出されていたら、逮捕されるのも必然でしょう。

 

 

でも・・・、こんなことで?
「こんなこと」で済まされない行為だ、と言われればそれまでです。

 

 

この先生のこれからの人生がどうなるのか分かりません。
が、社会的名声は二度と回復することはないのだろうと思います。
失ったものは余りにも大きすぎる。

 

それが悲しい。

 

 

先生は子供の頃の私のことをいつも認めてくれた私の恩師です。
私の感謝の思いは変わることはありません。