思い出の現場

 

ある現場が完工しました。

 

 

お客様の都合もあるので、ブログで詳しく書くことはできないのですが間違いなく私の思い出に強く刻み込まれる現場となりました。

 

 

 

飲食店の外構工事だったのですが、植栽スペースがふんだんにあり

 

植栽こそがお施主様であるオーナー様が強いこだわりを持っておられる部分でした。

 

 

その広さ。

 

しかし広いとは言え、矛盾するようですが限られたスペースとも言える。

 

 

目指すべきテーマ。

 

これが明確になっており、ただ単にキレイであればいい、という訳ではない。

 

 

 

そして工期。

 

お店ですからオープンの日が決まっている。それに対して建築工事がどうしても押してくる(ま、ここは外構工事のあるあるなんですけど^^;)。

 

 

 

 

植栽というものは

 

図面通り、という事ができません。

 

 

 

それは、樹木や植物が決まった形や大きさではないからです。

 

また、それが決まっていたとしても図面上でベストのレイアウトをつくることができません。少なくとも私の技量では…。

 

現場に実物を置いてみて、あーでもない、こーでもない、もうちょっとこっちに、やっぱりこうしよう…、オッケー…!

 

と、こんな事をやっているんです。

 

 

現場を少しでも良いものに、そして私自身がイメージしているものに近づけるために

 

私が現場に立っているのです。

 

 

 

今回も、そうするがために何日も何日も現場に立ちました。

 

植栽の規模、量が多いために何日もかかりました。

 

 

 

途中、色々な事がありました。

 

色んな意見も頂戴しました。

 

 

 

そして実際の植栽工事作業においても

 

多くの方々に助けていただきました。

 

 

 

材料も間際になって探す場面もありました。

 

材料屋さんにも多大なるご協力をいただきました。

 

 

 

そうやって色んな裏舞台があって、出来上がった現場。

 

 

とても、いいものが出来ました。

 

 

完成に際しては、お施主様にも感謝のお言葉を頂戴することが出来ました。

 

 

 

自然に囲まれた、この店にお越しになるお客様に何か癒しのようなものを感じていただけるのではないかと思います。

 

実はその舞台裏の色んなスト―リーがあったことは、もちろんお客様は誰も知らないことなのですけど…!

 

 

 

どんな植栽なんだよ、とお読みの方は思われるのでしょうし

 

現場の写真などアップしたい気持ちはあるのですが

 

私の立場上、それは控えさせていただきたいと思います。個人的に私にお声をかけていただける方には、ぜひご案内いたしますね。

 

 

 

 

 

私は経営者です。

 

今後、現場に立つことは減らしていく立場にあります。

 

 

 

しかし、この植栽デザインという分野についてだけは絶対に離れることはないでしょう。

 

これは私のライフワークなんです。

 

 

私がやりたい仕事そのものであり、そして私には夢があります。

 

植栽デザインの分野で、私は全国に出て行きたい。

 

 

 

外構・エクステリアの会社としては奈良の会社であり、大阪進出も計画に入りましたが

 

私の代でそれ以上の事は考えていません。

 

 

しかし植栽コーディネーターとしての個人・植田は、全国から依頼いただけるような仕事をしていきたいと思っています。

 

 

今回ご縁いただいた現場は、間違いなく私の財産になりました。そして最初に書いたように、深く思い出に刻み込まれる現場となりました。

 

 

自分の夢に向かって、これからも頑張りたいと思います。

 

 

 

 

素晴らしいご縁に

 

 

改めて感謝です。

 

 

 

 

 

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