沖縄行き’15
沖縄メンバーが発表されましたね!
この日に投手陣のメンバーを眺めて戦力分析をするのも、当ブログの年中行事です。
今年、沖縄行きとなったのは
榎田、能見、岩貞、藤浪、筒井、岩田、呉昇桓、歳内、秋山、福原、石崎、山本、金田、メッセンジャー、岩本、桑原、二神、島本(18人)
ちなみに昨年が
榎田、能見、藤浪、筒井、岩田、呉、歳内、秋山、福原、鶴、山本、金田、メッセンジャー、松田、岩本、白仁田、二神(17人)
そもそも目立った移籍加入選手がいませんから、あまり変わり映えしませんね…。
今年入った新メンバーでは
岩貞、石崎、岩本、桑原、島本
ルーキー石崎には派手な活躍はなくとも、中継ぎでポジションを獲ってほしい。“SHE”のハシケンやサジキのイメージかな。
岩貞はリリーフもありうるとのこと。左のリリーフが高宮一人状態でしたから、それもありですね。
桑原は…よくわかりません。しかし、中継陣は十分に入り込む余地ありですから期待しましょう。
育成から支配下登録の島本はフェニックスからの秋季キャンプでPRしました。開幕一軍といかなくとも、谷間先発要員までいってくれたら、という期待をしたいところです。
外れた主な選手は
安藤、加藤、岩崎、高宮、遼馬、渡辺、小島、そしてドラ1の横山といったところ。
新人では横山が入らなかったのが本当に残念。
昨秋のU-21ワールドカップの快刀乱麻が強烈だっただけに、ガックリです。大きな故障ではないし、肩や肘でないだけに早期の巻き返しがあるかも知れませんが。
ベテランの安藤と加藤は昨年も安芸スタートでした。
安藤は昨年の実績から開幕1軍当確でしょうが、加藤はそうではありません。評価として2軍という事なのでしょう。
高宮はなんで外れたんでしょうね…?CSで頑張ったのに。これも移籍組の悲哀…!?
遼馬、岩崎は少し調整遅れとのこと。若いのになんで?
先発ローテーションは
メッセ、能見、藤浪、岩田 の実績組が当確となります。
5番手、6番手の候補の筆頭が岩崎だったのですが…まさかの調整遅れでいきなりの後退です。
すると…
秋山が5番手のなっちゃうんですか~!?
榎田はどうやらリリーフ、金田、岩貞が微妙、歳内もリリーフ向きなように思いますし…
あとは二神と岩本くらいです。鶴も一応…かな。
このあたりがキャンプ中の実戦からオープン戦で競争する訳ですが
どうも期待しては裏切られてきた面々ばかりです(-_-;)
昨年は秋山がファームで最多勝、二神が防御率1位だったりするんですが
それぞれ一軍での防御率が20.25(秋山)と8.79(二神)
要するに出れば打たれる状態だった訳です(泣)。
何かを掴んでくれたら、という淡い期待をするばかりですね…。
私が監督ならローテ入りは岩貞、岩崎の二年目「岩・岩」コンビかなあ。
プラス、ドラ1横山…左ピッチャーばかりになりますな。
リリーフは昨年の勝ちパターンは
安藤、福原、呉
正直、安藤の勝ちパターン固定はそろそろしんどい。福原も年齢を重ねていますし不安要素たっぷりです。
松田遼馬が名前を連ねないとダメなのですが、沖縄キャンプにも選ばれないのはどうなんでしょうか。
左がいないので、無理矢理(?)高宮。横浜時代に散々だった高宮がここに名前を挙げなければならないのも辛いところです。
阪神は過去からビハインドのリリーフが結構強かったのですが、昨年は崩壊。
榎田、筒井、加藤、鶴、渡辺、…終盤に歳内がこのポジションに入ったことが全ての象徴でした。
地味に頑張ったのが金田。もう今年は勝ちパターンに入ってほしいです。
ここにルーキー石崎に大きなチャンスがあるわけです。
私が監督なら
呉、福原、遼馬、石崎、金田、あと一人…左がいないので高宮ですか。
リリーフは右ばっかりになってしまった(-_-;)
そういうわけで、先発・リリーフともに顔ぶれは変わっていないのに層が薄くなった印象です。
先発の4人とクローザーは他球団に負けてはいないのですが
期待の若手が伸び悩んでしまって、次なる期待の若手が乏しい状況です。
そこへリリーフで実績を残していた榎田、渡辺、加藤、筒井、鶴などが下降線となってしまいました。
このままの流れで実績組が衰えて、若手が出てこなければ
オフには相当の血の入れ替えが必要になってしまいます…。
日本シリーズ進出に湧いた昨シーズンでしたが
今年は、なかなか難しいですよ…!