雪の日に思うこと。

 

まあ~、えらい雪ですが

 

 

何とか自宅から会社へたどり着くことができたところです。

 

 

 

もちろん現場は殆どストップですし、私の今日のアポイントもほぼ中止になるだろうと思われます。

 

また、下手をすると今日は家に帰れないかも、という状況ですが…

 

 

立場的なところと家にいても何にもできない事を考えると、私とすればどうしても出勤せねばならないところです。

 

 

 

雪には慣れておらず私なりの乏しい経験ではありますが、道路状況から判断して(通勤ルートは大きな道ばかり)行けると判断して細心の注意のノロノロ運転で走ってきたところです。

 

 

 

雪もさることながら、地震や台風などで交通インフラが混乱したときに

 

日本のサラリーマンって、どうにかして出勤したがる傾向があるようですね。

 

 

今日も色々ありながら、何とか出勤して会社で雪の話で盛り上がるサラリーマンの方々の姿が目に浮かびます。

 

 

 

以前、私が東京で金融機関に勤めていたときの話ですが

 

ある日、台風が接近する予報で朝の電車が心配されていました。

 

 

普段、私は社内でも比較的早いめに会社に到着する電車に乗っていて、その日も「まあ、大丈夫だろう」くらいの軽い気持ちでいつも通りの電車に乗りました。

 

果たして、交通への影響もなく普段どおりに会社に到着して扉を開けると…

 

 

ビシ~ッ!

 

 

ほぼ全員そろっている状態…!

 

いつもなら早い方なのに、同じ時間に来て一番遅かった人間になってしまいました…。

 

 

 

当時私は若手でしたから、上司や先輩の方々ばかりなのですが

 

台風の影響を考えて、いつもより早い時間の電車に乗ってきていたのです。

 

 

 

おまけに言うと

 

当時、奈良の会社の東京の出先事務所でしたから

 

多くの人と同じ社宅から出発していたんですけどね…

 

 

遅刻したわけでもないのに、なんとなく気まずい思いで仕事に取りかかった次第です。

 

 

 

皆さん、「台風で電車が遅れるかもしれない」という予測のもとの行動をとっておられたわけです。

 

これには私も勉強させられました…。

 

 

「リスク管理」、「危険予知」、そして当社のスローガンでもある「事前準備」。

 

そして仕事への「責任」。

 

こんな行動に、その意識が表れるんですね。

 

 

 

仕事は雪でも台風でも待ってくれません。

 

当社でも雪で現場は止まったとしても、工期は待ってくれないケースも多々あります。

 

図面や見積もりなど待ってくれない仕事もあります。

 

 

 

 

 

そうは言いながら

 

 

実際は、雪道の車の運転は危険ですのでスタッフは無理に出てこなくていいと思います。

 

スリップ事故はとんでもない事になりますので、無理は禁物です。

 

 

 

そこらへんの判断と行動。

 

 

人間力が問われる場面だと思います…!