お庭の水はけが悪いのですが、どうすればいいですか?

ご質問

お庭の水はけが悪いのですが、どうすればいいですか?

お答え

水たまりになる水は「流す」ことによって問題を解消します。

既存地盤の土質の水はけが悪いことと、日当たりが悪くて蒸発に時間がかかることが重なると、雨の量に応じて水たまりが庭にできてしまうことがります。

日当たりを変えることはできませんし、既存地盤の土を入れ替える事は現実的な金額の工事にはならない上、効果も不透明なものとなります。


現実的かつ効果的な方法としては、水はけを改善するのではなく「雨水排水工事」、すなわち水を流す方法で水がたまらないように考えます。水の流れる先さえあれば、水たまりの問題はすぐに解決します。



通常、建物の樋から流れる雨水排水のパイプや会所等がありますので、庭の中の水をそちらへ流すようにします。

水は低いところに溜まりますので、単純に土を盛ったり削ったりすることによって会所方向に水が流れるようにするだけでも効果があります。

雨水排水工事としては会所そのものを新設することが最も有効で、更に「トリカルパイプ」といわれる水を吸収するパイプを使う方法もあります。

会所の新設だけなら1か所3万円程度で可能なケースも多いので、割合手軽に水はけの悪さが解消できます。

雨水排水工事のご相談も遠慮なくお寄せください。