展示場で咲き誇る雑草たち

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奈良の外構・お庭・エクステリア専門店のリーフユニティです


昨夜の雨が嘘のように晴れ渡り、さらにギラギラと太陽が照りつける展示場は、もう夏が来たかのような暑さです

恵みの雨で樹々や植物たちがスクスクと育ってくれるのはありがたいのですが、頼んでもいないのに育ってくれるのが、そう雑草です。
これがまた一雨ごとにスゴイ勢いで成長します。
ヤブカラシやスギナといった「ザ・雑草」は容赦なく退治できるのですが、やっかいなのがこんな可愛い花をつけている子たちです(笑)

このピンクの花は「ユウゲショウ」。アカバナ科マツヨイグサ属に分類される帰化植物で、明治時代に園芸植物として持ち込まれたものが今では野生化し、道端や河原などあちこちで見られる花となりました。愛らしい見かけからは考えられないほどの強靭な生命力を持つ植物です。
オシロイバナの別名称がユウゲショウといわれることから、この花はアカバナユウゲショウという別名で呼ばれることも多いです。


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こちらは「ハルジオン」。4~6月頃咲いていますが、よく似た雑草で、5~8月に咲く「ヒメジオン」というのもあります。
蕾のつき方や、花びら、茎の中が空洞かどうかなどこの2つを見分けるポイントはあるのですが、どちらにしても侵略的外来種と呼ばれるやっかいものです。


雑草は見つけたらすぐさま撤去する!これが一番。
花が咲いていて可愛いんだけど…といっている間に種を作って蔓延ってしまうのです。
雑草がどんどん栄養分を吸い取って成長されては、お庭の植物たちにとっていいことなどないんです


お庭をじっくり観察して、大切な植物たちに手をかけて育てていく、そんなお庭時間を過ごしてみませんか?