昨日、富田林の現場で植木を1本伐採してきました。
植えた木が大きくなりすぎて…というお話です。
そこで常に問題になるのが「伐採か抜根か」です。
厳密な言葉の定義ではないかも、ですが
伐採とは切り株を残して樹を切ること、抜根とはさらに切り株も掘り出してしまうこと、というように私たちは区別して言葉を使い分けています。
切り株を残すのか、根ごと掘り起こすのか、実はこれが大きな分かれ目になります。
根ごと掘り起こす、というのは実は大変な作業です。
大きくなった樹は、かなりしっかり根を張っていますので簡単に掘り起こせるものではありません。
まず掘り起こすために周りにスペースが必要です。
周りに石やブロック、舗装材などが接近している場合は掘ること自体が不可能になります。そうなると周りごと壊してしまわないと掘り出すことができません。
そしてユンボという重機やユニックというクレーン付トラックが近づいて作業できるかどうか。機械の力を借りて作業ができるかがポイントです。特にユンボで掘り起こせるならば、抜根の作業そのものは短時間で可能です。ユンボとは凄いパワーの仕事をしてくれます。
しかし実際、奥の庭の中であったりするとユンボもユニックも寄り付けない場合があります。そうなると人力しかありません。チェーンブロックという滑車を使った道具もありますが、あくまで吊り上げる道具なので掘るのは人力になります。
すると、かなりの時間がかかります。
いずれにせよ
機械を使うと見積金額として機械代が必要
人力だと多くの人件費が必要
加えて処分費も根は割高になっています。
なので、つまるところ
抜根は見積金額が高くなります。
対して、伐採。
切り株を残して切る場合。
樹の高さにもよりますが、4メートル程度だとするならば
実は1時間もあれば十分です。
チェーンソーという道具を使えば、切る作業そのものは30分以下です。
あとは切ったものを片付けて積み込む作業だけ。
なので
伐採は安いんです。
昨日も私ともう一人、二人で1時間弱で作業終了でした。
もちろん切った樹の運搬・処分があるので、馬鹿にならない費用がかかるのですが抜根と較べると遥かに安いです。
抜根は伐採の倍以上、樹の大きさや現場条件によっては3倍、4倍かかることもあるわけです。金額でいうと10万円を超える事も普通にあります。
もちろん切り株が残るよりは無くなる方がいいんですが
その辺の金額比較も必要なところかと思います。
弊社では伐採も抜根もやってます。
お気軽にご相談くださいませ。