植田の趣味
金本の現役最終年は.258 6本 30打点。
同じく関本で.262 0本 10打点。
矢野阪神“センター試験”は超難関!残り1枠に6人!沖縄7番勝負!
そらアカンわ(笑)
ロサリオがダメだった事にどうこう言うのではなく、ロサリオがこうなる可能性は絶対に予測しておく必要があったハズなんです。昔から何度も繰り返されている歴史なんですから。
ここにきて少し動きがありました。
サード 大山 セカンド 鳥谷
これで行く、と金本監督が方針を表明したのです。
それ以前はサードの鳥谷にレギュラー確約を出して
セカンド、ショートを競わせようというものでした。
二遊間の候補として
セカンドに大山、上本
ショートに西岡、北條、糸原、植田、熊谷
と名前が挙がっていたわけです。
ここにきてのサード・大山というのは
これは完全に大山にポジションを与えようという意思決定がなされたことを意味します。
流れ的には
キャンプイン後、大山のバッティングが素晴らしい
↓
侍ジャパンの候補に挙がるほど注目もされている
↓
これはいよいよチーム内でレギュラーのポジションを与えないといけない
↓
セカンドで競わせる方針だったが、いざレギュラーとして固定を考えると守備面の不安がある
↓
ならばサードでポジションを与えて鳥谷をセカンドに回そう
と、なったわけです。
もちろん、大山がシーズンで結果を出せなければ再びサード鳥谷もありえるわけで、まだまだ流動的になると思います。
基本的に私個人としては、この決断には大賛成です。
そもそも、サード鳥谷に拘る必要など全くないんです。実績があるからと言って固定概念に拘ると、結果が出ないときに外す決断が遅れます。ちなみに私は鳥谷という選手が大好きで特別な思い入れのある選手ですが、それでもチームとして拘りすぎてはいけないと思うのです。
実績のある選手に拘りすぎると、不調のまま使い続けることになる期間が長くなり、結果チームとしてマイナスとなるのです。
昨年の鳥谷はキャンプ・オープン戦でショートのポジション争いで北條に後れをとりました。そこでセカンド鳥谷という路線になりかけたところで、サードを予定していたキャンベルがケガだの何だので使えないということで急遽サード鳥谷になったのですから。
なのでサードというポジションに鳥谷ありきで考えること自体に私は違和感を感じていたのです。
そして、大山。
金本監督の大山に対する評価は、特別なものを感じます。
結果はともあれ、私はこれは必要だと思います。
まさに鳥谷が若いころ、ショートのポジションを「与えられた」からこそ今の鳥谷があるわけです。
よくコーチなどは「ポジションは奪うもの。競争だ。」などと言われます。もちろん正しいのですが、そうするとチャンスを分散して与えないといけなくなって中途半端な便利屋ばかりになってしまうのです。
鳥谷以降、阪神ではポジションを「与えられた」選手がとうとう現れることがありませんでした。それほどの選手を獲れていなかったのが最大の原因ですが、起用側にも問題はあったと思うのです。
少々の波風を立ててでもポジションを「与える」ことが時には必要です。一年間通して起用すれば、それなりの結果を出してくる選手がいると思うのです。
私的にはレギュラーを「与えて」もよかったと思える選手としては
上本(実際レギュラーを張った年はそれなりの成績を出している)、伊藤隼太(守備に目をつぶっても)、古くは桜井広大(ケガもありましたが)などが挙げられます。
さて、今年の大山はどうか。
うまくハマれば20本塁打もあるかも知れません。
(ちなみに昨年は7本塁打ですが、レギュラーとしての打席数で考えれば倍の14本は打てる計算)
そして大山の「特別待遇」により、影響が出る選手も数名。
まさに、上本です。
先ほども名前を出しましたが、バリバリのレギュラーであってもおかしく「なかった」選手です。
アマチュア時代からの実績は抜群の野球エリート。さらにイケメン。スター選手候補であったはずでした。
小力のあるバッティング、そして盗塁できるレベルの俊足は十分なレギュラークラスです。ただ守備はイマイチというレベルでセカンド専門となります。
入団時は平野という選手がバリバリのレギュラーで、平野が不調に陥ったときにチャンスを掴みかけたと思ったら西岡が入団してきました。
西岡の相次ぐケガで一度セカンドのレギュラーを獲りましたが、一昨年の金本監督就任でまさかの冷遇。昨年、意地を見せてレギュラー奪還したのですが、秋に手術。手術後ということでキャンプも二軍スタートでレギュラーポジションは白紙に戻されてしまっています。
その上本が、またまた冷遇されることになりそうなのですね…。鳥谷が不振ということもありえなくないので、チャンスはゼロではありませんが開幕は間違いなく鳥谷でしょうから。
「持ってない」というのか、何なのか。
そしてショートを争う選手たちにしても、セカンド鳥谷が聖域化されてしまうとチャンスは減ります。
キャンプ情勢から言うと、糸原が一歩リードで西岡が追っているようです。北條は目立っておらず、植田海の俊足が目立っています。このままでは控え枠も北條より植田になるかも。ルーキー熊谷は、まだよく分かりません。
実は糸原は本来セカンドやサードの選手で、ショートの守備はそれなりです。北條の守備も、苦しい。二人とも本来はセカンドに回っていってほしい選手なんですね。西岡もそうですが、セカンドが鳥谷で埋められることによって彼らの出場機会が減少するでしょう。
一方で、微妙にチャンスが出る選手がいました。
陽川です。
昨年のウエスタンリーグで21本塁打、2年連続の2冠王。
ウエスタンでホームラン王獲っているのでチャンスをやらない、なんてどうかと思うのですが…、サード鳥谷固定の昨年は難しかったわけですね。
しかし昨年の秋季キャンプで猛烈なアピールをして、現在一軍キャンプで踏ん張っています。
しかし陽川は二遊間ができないファースト、サードの内野手です。それが今年はファースト・ロサリオ、サード・鳥谷でチャンスがないか、と思われた年。
ここでサード・大山ならば、もしかして大山が不調の際のチャンスがあるかも知れない。
もちろん、バッティングで西岡や北條などを上回らないといけないのですけどね。
一ポジションに一つしかないレギュラー枠。さらに出場機会となっても限られているものなので、誰かが出たら誰かが出れなくなる。
「特別扱い」がある一方で「冷遇」される選手も出るでしょう。そこが首脳陣の腕のみせどころでもあるのですが…。
ともあれ今年のキーマンは
大山、ロサリオ、糸井あたりになるでしょうか。
そして注目が
西岡、中谷、そして密かに陽川…かな。
ともあれ、楽しい季節(^^
スポーツ新聞の熟読が欠かせない季節です(笑)
宜野座・春季キャンプです(^^♪
キャンプとなると景気の良いニュースがガンガン飛び込んでくるので、実に楽しい期間です。なんせ、負けませんから(笑)
中でも、投手陣には強く期待したいところです。
昨年は鉄壁のリリーフ陣であった一方、先発陣が崩れました。
まあ、前年の実績通りいかないことなど当たり前の世界です。
昨年ローテを守って二桁勝ったメッセ、秋山にしても安心はできません。
しかし実績組が優先的にローテの椅子を与えられるのは当然のことでもあるのでメッセと秋山は当確でスタートします。能見がそれに準ずる形ですが、能見は今年39歳です。晩年の下柳のように登板間隔を空けての5イニング、みたいなことになってくるかも知れませんね。
逆に、若手投手が能見のポジションを奪うくらいに行ってほしいわけです。
そして、若手というより特別枠ともいえるのが藤浪です。
藤浪の復活が絶対的に期待されます。
色々と課題もあるかと思いまずが、ヤイヤイ言わずに一年間先発させてほしいと思います。結果、10勝10敗くらいでもいいじゃないですか。最悪8勝12敗くらいでも完走させてほしい。そこから何かを掴んで行くと思います。二軍でフォーム固めとか、藤浪にとって有効と思えないですから。
当確のメッセ、秋山、準当確の能見、特別枠の藤浪の4人を開幕ローテ内定として
残り2枠。
有力なのは、岩崎と小野ですかね。
岩崎は昨年リリーフでガッチリと実績を残しました。先発で化けることを期待したいです。小野は2勝7敗ですが、ストレートの球威はチームでもトップレベルです。変化球の精度が上がれば間違いなく勝てます。
それを追って岩貞、青柳、岩田。
岩貞は一昨年の10勝が昨年5勝に半減してローテの椅子を失いました。球威が落ちた印象がありましたね。青柳も昨年は暴れ馬のような良さが消えて悪さが目立ってしまいました。岩田は微妙な復活がありました。
この3人のうち、たとえ一人でも抜きんでてくれたら助かるわけです。
さらに新しく競争に加わるのが2年目才木、ドラ1ルーキー馬場です。
どうなんでしょう…?
才木はまだまだ早いかな。二軍でローテーションの軸となることが絶対条件で、その中で何度が一軍で先発できればいいくらいでしょう。
馬場はまだわかりませんが、期待できると私は思っています。
大学での圧倒的な実績、そして伝わってくる変化球の球種の多さ。実戦的なタイプであることを示しています。決め球としてスプリットやスライダーが使えるか、そのあたりがポイントになるでしょう。小野以上に実戦的だと思われます。
これからのキャンプ、オープン戦次第ですが
先発ローテ争いに注目ですね!
2002年、2003年の2年間阪神を監督として率いてくださり
2003年には優勝の喜びをファンに味あわせていただきました。
直前の2001年まで最下位続きの暗黒時代でした。それが僅か2年で優勝へと導いた手腕は見事という他ありません。
星野氏が阪神の監督に就任して以来、阪神はセ・リーグで最下位になったことがありません。時折Bクラスになるくらいで完全にAクラスの常連となりました。
今や暗黒時代を知らない「世代」のファンも多いと思いますが、暗黒時代を知るファンからすれば星野氏への感謝の想いは尽きることがありません。
そんな「星野政権時代」の阪神について今日は振り返りたいと思います。
そもそも、星野監督になってなぜ急に阪神が強くなったのか?
この問いにシンプルに答えるならば
「打てるようになったから」
でしょう。
暗黒時代の阪神はとにかく点が取れませんでした。
当然です。
打てる選手、特にホームランバッターが全くいなかったのです。ホームランを2桁打つ選手が数えるほどしかおらず、20本打つ選手も稀にしかいませんでした。
特にオマリー退団後の「第二次暗黒時代」が酷く
私の調べで言いますと
95年 グレン 23本
クールボー 22本
96年 桧山 22本
97年 桧山 23本
新庄 20本
98年 大豊 21本
99年 ジョンソン 20本
大豊 23本
01年 新庄 28本
こんなところだと思います。
また、これらの打者が揃って低打率であったこともあり、なかなか好調が持続しなかったのですね。
特に外国人野手がどうやっても成功しなかったのが、あまりにも痛かったのです。
そこで風向きが変わったのが
ジョージ・アリアスの入団でした。
前年、オリックスで38本塁打。
しかし、契約更改が不調に終わりオリックス退団。すぐさまそこを狙ったのが、まさに星野氏だったのでしょう。
星野氏が獲得を熱望したというアリアスは、早速2002年シーズンに32本のホームランを放ちます。
30本。
暗黒時代では、夢のような数字でした。
阪神の選手が30本塁打をマークするのは、おそらく89年のフィルダー以来ではなかったでしょうか。
そしてその翌年、星野氏が再び動きます。
金本知憲を獲得。
その時阪神の歴史は完全に動きました。
迎えた2003年。
アリアス、金本が加わった阪神打線が大きく得点力がアップします。
加えて、生え抜きメンバーが躍動します。
今岡が覚醒しました。「天才」と評されるほどのバッティングを見せてくれました。
赤星が走りました。盗塁数は60を超え、後にも先にも阪神で見たことのない数字でした。
藤本が輝きました。最終戦でヒットを打っての打率 .300はファンの心を掴みました。
浜中は前半だけでしたが四番で打点を稼ぎまくり、桧山も後半は四番を任されて要所で活躍、八木は代打だけでなく時折スタメンでも登場しました。
そして生え抜きではありませんが、矢野が「打てる捕手」として大活躍。打線の中で捕手が打てるというのが、これまた大きかったです。
また、この年限りで引退となる広澤克己などが時に4番で登場しては活躍したりもする日替わりヒーローのお祭り状態。
こうして得点力を大幅にアップさせた打線と、エース井川を中心とした投手陣がガッチリ噛み合ってのダントツ優勝でした。
そしてもう一人。
この名前を知っている人…いらっしゃいますでしょうか。
早川健一郎。
前年にロッテを戦力外となり、阪神にテスト入団。
パンチ力のある打撃で二軍で打ちまくって一軍に昇格したのが2003年の8月下旬。
星野監督は早速、スタメンで起用します。
八木や広澤の4番起用などもそうですが、こういう思い切った起用が好きでした。
しかし早川はスタメン2戦で5タコ。
コーチからはスタメン落ちの進言もあるなか、星野監督はこう言ったとされています。
「2試合で判断したらかわいそうや。これで(2軍に)落としたりしたら、アイツの人生も終わりや」
そうして迎えたスタメン3試合目、早川にとっても劇的な一日となります。
星野監督の期待に応えて勝利に結びつく3安打、そしてホームラン。
チャンスを掴んだ早川は、この後も星野監督の起用に応えて31打席で3本のホームランを打ちます。
私の記憶では「4番・早川」があったように思います。
「おいおい、4番はやりすぎやろ~(笑)。けど、こういうのが星野監督の面白いところやなー。」なんて思った記憶があるんです。
優勝決定の日、日曜日だったように思うのですが私はテレビ中継にかじりついて見ていました。赤星がサヨナラヒットを打ったとき、思いもかけず涙が私の頬を伝いました。
野球を見ていて涙ぐむことはあっても、本当に涙が流れたのはこのときだけです。
ありがとう、星野仙一。
ご冥福をお祈りいたします。
韓国で2年連続30本塁打、メジャー通算も70本塁打ということで
間違いのないホームランバッターです(^^
まあ、そもそも言わせてもらいますけど
キャンベルは誰が考えても獲得時点からダメだったわけですよ(苦笑)。
獲得前年の3Aで
.301 7本
いやいやいやいや
アベレージヒッター獲ってどうするの?と。
ハナから期待薄だったのに、さらにいきなりキャンプで故障。
さらに言わせてもらうと
ゴメス、ヘイグを切って
野手はキャンベル一人。
って
ダメだったときのこと、考えてないんですか?と。
私は野手3人でもいいと思うくらいですけどね。
ロサリオはさすがにそんな事はないでしょうが
投手にメッセ、マテオ、ドリスの3人プラス新たに呂、モレノと獲得してます。
これで外国人6人ですから、どうやら野手は来季も一人で臨むようですね(-_-;)
ロサリオが額面通り活躍してくれれば問題ありませんが、ケガもありえます。ロサリオ抜きになると、たちまち純国産打線となります。
どうも不安要素が残りますね(-_-;)
一方、ポジション的には
ファースト・ロサリオとするならば
サード・鳥谷、レフト・福留、ライト・糸井とベテランが決まってきて
残るは二遊間、そしてセンター、キャッチャーというセンターラインがポジション争いとなります。
二遊間は上本、西岡、糸原、北條、大山にルーキーの熊谷が入り込めるか、という図式。
ファーストを埋めた結果、大山の使いどころが難しくなる感じですね。鳥谷に代えてサード・大山も考えてほしいところです。
センターは高山、中谷、俊介の3人ですから、ハイレベルです(それなりに)。福留はフル出場しないでしょうから、3人にはそれなりにチャンスがありそうです。快足自慢というルーキーの島田も見てみたいですけどね。
このあたり、野手が余ってくる事を考えると外国人野手一人というのもありえるわけです。今季、大山がチャンスを得たのもキャンベルがダメだったからというのもあったわけですから。金本監督になって、外国人より若手野手にチャンスを与えるように大きく方針が変わりました。
しかし広島に大きく遅れをとっている得点力については、クリーンアップを中心とした主力次第ですから
糸井、ロサリオ、福留がどれだけ打てるかにかかります。
結局
ロサリオ頼み、ですかね…。
うぬぬ…、今週取り返すとすれば7本投稿ですね(^^;
何とか頑張りましょう。
とりあえず
阪神の大和の話でもしておきましょうか(笑)
前田大和。
鹿児島の高校を出て阪神入団。確か岡田監督の時代でした。
高校時代からバツグンにショートの守備が上手いという触れ込みで、入団後も即チーム一の守備力と評されるようになりました。
また足も速く盗塁も果敢に決めることのできる選手でした。
しかしバッティングは非力。
入団後数年はバッティングが一軍レベルに遠い状態で、代走・守備固め要員として何とか出場機会を探るしかありませんでした。
それというのも
類まれなショート守備の能力がありながらも、入団時より阪神のショートにはフルイニング出場を続ける鳥谷という鉄人が君臨していたためショートでの出場機会は全くのゼロだったのです。
鳥谷の次のショートは絶対に大和だ…と私なども思いながらも、鳥谷の全盛時代が続いたのでした。
その大和に転機が訪れたのが2012年。
赤星引退後、センターのレギュラーが固定しきれていなかったチーム事情から外野手としてセンターのポジション争いに参戦したのです。
俊足を生かした守備範囲、としてフライの落下点に入る速さなど外野手としても一流の守備力を見せつけました。また課題のバッティングも特に左投手には一定の成果を出すようになってきていました。
以降、センター・大和が定着し、あの華麗な内野守備は封印されてしまったのですね。
しかし外野手としての好守の連発に世の評価は「内外野どちらを守らせても超一流」となっていったのです。
しかし、それも2015年には大和自身の不調や当時のルーキー江越の台頭などもあって出場機会が減少傾向に転じます。
そして昨年2016年は内野への再転向。西岡が欠けた後のセカンド要員となりました。
ちなみに大和が内野に再転向の話が出たときに福留が「大和は外野に残すべき」と発言しています。
この年は鳥谷が不振に陥り、フルイニング出場記録がとうとうとだえました。
鳥谷の名前がスタメンから外れた日、スタメンのショートは大和でした。
ショート・大和
ずっと前から見たくても絶対に実現することがなかったことが、思わぬタイミングで実現したのです。
しかし
その年から監督に就任した金本監督の期待とそれに応えた選手が別にいました。
北條です。
ショート・大和は2試合だけに終わり、以降ショートのポジションを奪ったのが北條でした。北條という選手は高校野球で甲子園のヒーローになった選手で、高校時代から私も注目していた選手です。
金本監督の積極的な若手起用方針は、大和や上本、俊介といった一軍経験豊富な中堅組をとびこえて4年目北條、育成から上がった原口、そしてルーキー高山らの抜擢となりました(シーズン当初は北條のさらに一つ下の横田も起用されましたね)。
結果、北條がショートのポジションを完全に獲ったかのようになって2016年シーズンが終わりました。
大和は結局セカンド中心の出場でバッティングも.231と低迷して終わりました。
そして迎えた2017年。
大和はスイッチに転向して臨みました。この年齢でのスイッチ転向はかなりの異例です。
チームはオープン戦からショート・北條が既定路線であるかのような流れで鳥谷がサードに納まり、セカンドを上本と大和が争う図式で結局上本がレギュラーとなりました。
大和はまたまた守備固め・代走要員に甘んじることになります。
鳥谷という聖域がなくなったのに、なぜ大和にショートを守らせないのか?私は不思議でなりませんでした。
しかし、北條の不振。
ショートのポジションが空きました。
ようやくここで大和にチャンスが訪れました。ルーキー糸原との併用もありましたが糸原のケガにより、ついに大和がショートのレギュラーポジションを掴むことができたのです。
課題であったバッティングも向上し
右打席で.287、左打席で.276とスイッチ転向が奏功となりました。
そんな今年にFA資格を取得、そしてオフに宣言。
もしも、と仮定することには意味がないかも知れませんが
大和がショートの絶対的なレギュラーを獲っていたならFA宣言しなかったのではないでしょうか。
また、昨年のような打撃成績であったなら他球団からのオファーがどれだけあったでしょうか。
結果として、どちらでもない微妙な立ち位置として今年を終えたことによりFA宣言となったように思います。
高卒から一軍に定着し、ファンの支持もある選手です。
阪神生え抜きでキャリアを終えることに大きな意味があるのではないかと思います。少し似た立ち位置でもあった関本は阪神一筋でキャリアを終えました。
関本は引退後、地元放送局で解説者として人気を博しているところです。また関本は近い将来コーチとしての復帰もあるでしょう。
大和にオファーを出しているとされるのが、オリックスとDeNA。
果たして大和のプロ野球人生にとって、何が最善なのか…もちろんそれは分かりません。
しかし、絶対に残ってほしい選手です。私的には来年のショートのレギュラーはダントツで大和が一番手です。北條はもう少しショートで頑張ってほしいですが、いずれセカンド転向になるのではと思います。糸原も同様ですね。
さて、大和の決断はどうか…
日々、気になるところです。
本日、今週5本目のブログ投稿を
恒例のネタでお届けしておきたいと思います(笑)
さて、秋季キャンプたけなわ、です。
秋季キャンプは首脳陣は金本監督をはじめ一軍なのですが、選手はベテランの主力を除く一軍メンバーに二軍から期待の若手が選ばれて参加する、という図式になっています。
(投手) 岩貞、藤浪、小野、石崎、才木、福永、竹安、秋山、山本、青柳、松田、望月、島本、伊藤和
(捕手) 坂本、長坂、梅野、原口
(内野手) 北條、大山、西岡、糸原、森越、陽川、植田
(外野手) 髙山、江越、中谷、板山、緒方、俊介
こんな顔ぶれになっていますね。
特に一軍入りを争うラインの選手にとっては、まずは来春沖縄キャンプのメンバーに選ばれるかどうかの第一関門です。
伝わってくるニュースでは
才木、竹安といった若手投手がいいようですね。金本監督の談話からすれば、どうやら来春の沖縄メンバー入りは堅いようです(^^
野手では陽川が紅白戦でホームラン、そして植田海が持ち味を出して目立っているとのこと。
彼らの沖縄メンバー入りが有力になったようですね。
2月のキャンプでは即戦力候補の新人も入ってくるため、争いは激しくなりそうです。
逆に言うと
昨年、あれほど期待の若手だった
北條…
ヤバいです(-_-;)
来春は二軍かも。
江越もアピールがないようですね。
ドラフトで指名された新人の熊谷がショート、そして島田がセンターですので、新人を沖縄キャンプに抜擢すると北條や江越がはじき出されてもおかしくない情勢です。
しかし、まだ時間は残っています。
誰が目立ってくるのか楽しみです。
春季キャンプほどではありませんが
我々マニアにとっては、マニアックに楽しいシーズンですね(^^
週の最後は、恒例のネタとなります。
皆様、大変お待たせいたしました(笑)
最新のニュースとしては
柳瀬と田面が戦力外通告を受けましたね。
戦力外通告は二段階で期間が設定されていまして、第一期は10月1日からレギュラーシーズン終了翌日まで。ここでは高宮のみが通告されました。
第二期はクライマックスシリーズ終了翌日から日本シリーズ終了の翌日まで。各球団、ドラフトの結果を受けて、という側面もありますね。
実際、阪神は即戦力(と思われる)投手は3人指名していますので今回の投手2名への通告にもなったのでしょうか。
ともあれ、戦力外通告はこれで終了です。
田面は…ちょっと仕方ない感じです。
コントロールが全然ダメ。球速があればいいのですが、さほどでもないんですね。
育成から這い上がったときは、まだそれなりだったのでしょうが、直近が二軍レベルでも厳しかったようです。
柳瀬は今期二軍で素晴らしい成績だったのですが(2勝5S 防御率1.82)、一軍で投げた2試合で8失点してしまい防御率にすると43.20(-_-;)
チャンスの与え方によっては戦力になったと思うのですが、一軍のリリーフ陣が強力過ぎて入る隙間がなかったですね。僅かなチャンスで炎上、というのが何とも間が悪かったというのか…持ってなかったというのか。
これで退団選手は
安藤、良太、狩野の引退と合わせ6人。
ドラフト指名が6人だったので、数的にはこれでバランスです。
歳内が育成、というニュースもあったのですが、おそらくは育成落ちは無くなったのでしょう。同様に脳腫瘍から復活を目指す横田あたりも育成あるかと個人的には思っていたのですが、こちらもないようですね。
外国人枠は
メッセ、マテオ、ドリスは残留として、メンドーサが微妙なようです。
メンデス、ロジャース、キャンベルは退団です。
対して、呂という若い台湾の投手を既に獲得合意しています。
計算上あと2枠残っていて、当然ながら野手は一人は獲るのでしょう。
私は野手を二人獲るべきだと思いますが、そうするとメンドーサを含めると外国人7人体制となります。
一軍に登録できる外国人は4人です。
さて、どうするか。ここは球団の編成の腕が問われますね~。
それと他球団の戦力外選手を一人くらいは獲るのでしょうか。
恐らく今期は、69人のハズです。
70人の枠ですから、一人余らしていたんですね。
ロジャースとメンドーサを緊急補強しましたから、開幕時は三人余らしていました。
当初から外国人7人体制というより、緊急補強用に枠を余らせておく戦略にするとは思いますが
他球団の戦力外選手を一人獲ると、外国人6人として残り枠一つ。
メンドーサ残留で野手一人なのか、メンドーサ退団で野手二人なのか。
私的には絶対に野手二人です。
どちらか一人が活躍すればいいんですから。一人だと、その一人がダメなら終わりです。
後は大和のFAの動向が焦点となりますね。
これはすぐ決まるとは限らないので、人的補償も含めてなかなか難しい問題です。
ショートを守れる野手を獲られると
残るのが北條、糸原、残るは植田海に森越くらいになります。そしてルーキーの熊谷。個人的には育成ドラフトでショートを獲っておくべきだったと思いますがね。他球団戦力外選手でショートがいれば育成で獲るのもありでしょう。
鳥谷という絶対的な存在がいた時代は去りました。北條や糸原がケガもなく元気に争ってくれるといいのですが、守備面も含めて不安材料も多いです。何かあると二軍でショートを守る選手もいなくなりかねないです。
大和残留を強く願いたいですね。
私が監督なら、ショートのレギュラーは大和で確定です。
今期の後半ようやくその形になりましたが、さてどうなるか。
オフはここらへんのニュースに注目ですね。
今年のドラフトをちょいと振り返りましょう。
清宮が外れたのは想定の範囲内として
結果として揃った指名選手たちは、珍しくそれなりにまとまった感じのするドラフトとなりました。
と言うのも
過去のドラフトでは「中央球界で無名」の選手がチラホラあったんですね。
昨年で言えば3位・才木。
一昨年の3位は竹安でした。
報道等で下馬評の高い候補選手が少ない傾向が昔からあったように思います。
それが今回は
1位の馬場はパワーピッチングでリーグ戦で圧倒的な成績の1位候補でしたし
2位の高橋も左で球速が出る上位候補
3位の熊谷の守備は知名度があり大学ジャパンの一員
4位の島田の足もかなり有名で大学ジャパンの一員
5位の谷川は社会人のジャパンで主力投手
6位の牧だけが中央球界無名の素材型高卒投手でした。
気の早い話ですが、来春のキャンプには
5位までの5人は全員一軍でいいと思います。
馬場と高橋は先発候補として
メッセ、秋山の当確枠、藤浪という特別枠を除く3枠を争う候補に加わります。
能見、岩田のベテラン、そして岩貞、青柳、小野らに続く位置づけが狙えますよね。この部分は「頭数が不足している」と監督やフロントも感じていた部分でしたから。
谷川はリリーフが主戦場のようです。
こちらは今年は層が厚かったのですが、来年もそうとは限りません。リリーフ投手は常にチャンスがあると思います。
熊谷は貴重なショート候補として大和の去就によってはショートのレギュラーがないとは言えない。大和を除けばショート守備はナンバーワンになるかも知れませんから。
島田の快足は代走・守備固め枠候補で十分一軍ありでしょう。この枠も必ず必要なのですが、足の速さはチームナンバーワンかも知れません。
昨年の大山、小野、糸原も良かったですが、今年の5人も十分に一軍での出場がイメージされます。こういうドラフトは最近あまり記憶がありません。
長距離砲が獲れなかったのは残念でしたが、これはクジもあったので仕方ありませんね。
それぞれ楽しみな新人選手として
注目していきたいと思います!
今日の打ち合わせも終わったので、ゆるりとした気分で書きたいと思います。
今週、ドラフトですね。
まあ、清宮ドラフトなんですが
当たる確率は低いので大きな期待はしとりません(^^;
個別の選手は書くとキリがないので総論を申しましょう。
一言でいうなら
打てる選手を獲ってくれ、という事です。
「守備と足は一軍クラス。シュアな打撃も期待できる。」という暗黒指名だけはやめてほしい。
まさに暗黒時代を経てその後も繰り返されてきたのが、この指名。長距離砲なんて全然指名してこなかった黒の歴史。
鳥谷以降、生え抜きのレギュラーが全く出てこなかった。
そんなのは当然の帰結です。
指名してないんだから、いるハズがない。
辛うじて、大和と上本がレギュラーに近いところまで上ってきたのですが
どこまで行っても1、2番タイプです。
どんだけ1、2番タイプ獲り続けるんですか、という指名が続きました。
ようやくそこに変化の兆しが見えたのが
2010年 中谷
2011年 伊藤隼太
このあたりでした。
特に伊藤隼太には期待したのですが、いかんせん守備が弱すぎて外野のレギュラー候補になりえなかった。
またマートンや福留などの存在もあって与えられるチャンスも少なかったですね。
しかし今季、代打の切り札ポジションをとうとう掴みました。
そこから
2012年 北條 (この指名には心躍った)
2013年 陽川 梅野 (やっと分かってくれたか、と思った)
と続きます。
そして
2014年 江越
これは今なお微妙な感じですね。
身体能力は2億円プレーヤー、しかしバットにボールが当たらない(^^;
こんな風に、ようやく主軸候補の野手指名が見られるようになったのです。
そしてここで金本監督就任。一気に流れが変わります。
2015年 高山
待ってました、この指名。期待どおり新人王獲得。今年つまづきもありましたが、来期以降改めてバリバリのレギュラーだと思ってます。
外野は中谷、高山でこの先5年は安心でしょう。
2016年 大山
賛否別れた…というか批判も多かったですが、結果的には間違っていなかったので素晴らしい決断でした。
金本監督は間違いなくドラフトに関しては名監督です。
チーム強化には絶対にこの指名が必要なんです。
そうなると今年はどうか。
大山に続く形になりますが内野は欲しい。
できれば二遊間が欲しいところです。
上本は31歳、大和も30歳ですからね。
若手の二遊間は北條、売り出し中の植田、それと糸原だけになりますか。
あ、ちなみに森越と荒木が29歳。
植田は守備と足の大和タイプ。糸原のバッティングも悪くないですが、長距離砲ではない。
長距離砲とは言わないまでも、打撃が売りの選手が欲しいですね。ここは大学や社会人でもいい。
外野は前述のように高山と中谷がいるので優先順位は低いです。ファームの頭数的には必要なのですが、内野からのコンバートも可能です。荒木や陽川も外野やってますし、最悪キャッチャーを回すこともありえますしね。
今年は清宮が筆頭ですが、他にも野手の候補が目立っているようです。
広陵・中村も競合が確実され、履正社の安田や横浜の増田もいる。慶応の岩見のパワーも凄いしトヨタの藤岡あたりも面白い。
今年も
金本監督の英断に期待したいですね(^^
WEB制作会社さんからは「仕事の事以外は書いてもムダ!」と釘をさされているのですが
さっき、しっかりと仕事の事も書いたんで最後くらいはマッタリと書きたいところなんです(笑)。
で
戦力外の話なんですが(結局、そこかい!ってことになるんですけど(^^;)
高宮一人でしたね。
阪神でも昨年は多かったですし、他球団でも今年10人とか戦力外通告されています。
ドラフトで5人指名しようとするなら毎年5人の退団者が出ることになるので「非情」通告なんて書かれたりしますが、これは致し方ないことなんですね。
しかし阪神は今年、安藤、狩野、新井良太が引退。
安藤と狩野は自らの決断でしょう。引退試合が準備されましたから(狩野は二軍ですが)。
新井良太は私の推測ですが球団からの打診でしょうね。戦力外通告がなされる前に球団から「どうする?」ってな打診があったと思われます。良太は人気者でしたから、もしかしたら球団側で何らかのポストを用意しての話だったのかもしれません。
これに高宮を加えると4人減。
あと
外国人の方でメッセンジャー、マテオ、ドリス、メンドーサ、メンデスの投手5人と
キャンベル、ロジャースの野手2人。
メンデスと野手2人は来季の契約はなく帰国済みです。
メンドーサは微妙ですね…。一軍登録は4人までなので、投手4人ってのがどうなのか。そして野手はまた一人なのか。
いずれにせよ外国人は6人くらいにして緊急補強のために枠を空けておく感じになるでしょうね。
戦力外通告は「二次期間」というものがあって(一次は10/1~全球団シーズン終了)、クライマックス終了翌日から日本シリーズ終了翌日までとなります。
なので、まだ通告される可能性はあります。昨年の阪神でいうと清水が通告されました。
各球団、ドラフトの結果を踏まえて、というところになります。また育成契約になる選手もこのタイミングで通告されます。
ここにきて、歳内が育成契約に、というニュースも流れてきました。今年は故障があるようでウエスタンでも殆ど登板していない状態です。これは致し方ないところですね。
これで外国人枠を除き、5人減。
ドラフトで5人指名する準備が整った、と言えます。
もしかしたら他にもいるのかも知れませんが敢えて個人名は挙げません。
あと、他球団の戦力外選手を獲得するならば、その枠も空けねばなりません。昨年はソフトバンクを戦力外になった柳瀬を獲りました。
いずれにせよ、今年は戦力外通告が少ないです。
もちろん、多い方がいいというわけではありません。「一軍で出場できる期待がもてる」というのが通告の基準であると思いますので、期待できないレベルの選手が少ないということになりますので。
クライマックスシーズンが行われ、一方で悲喜こもごものドラフトを控えるなかで
戦力外通告という秋風を感じる季節ですね・・・。
これが今週の最終投稿となります。
こうなれば週一回くらいは「雑談」もありかと勝手に考えて
阪神ネタですかね(笑)
これについては色んな意見もあろうかと思いますが
「人間味が表れてよい」というお言葉に甘えさせてもらいますね(笑)
清宮の指名球団が話題となる今ドラフトが近づくなかで
昨年の阪神のドラフトを振り返ってみましょう。
1 大山 内野手 大卒
2 小野 投手 大卒
3 才木 投手 高卒
4 浜地 投手 高卒
5 糸原 内野手 社会人(大卒~)
6 福永 投手 独立リーグ
7 長坂 捕手 大卒
8 藤谷 投手 社会人(高卒~)
8人の指名は結構珍しいですね。5~6人であることが多いです。そういえば昨年は戦力外通告が多めでした。
大山は十分、でしょう。一軍でホームラン6本は来年以降の期待を感じさせる内容でした。やはり普通に「飛ばせる」打撃、安定したスローイングの守備なども一軍戦力レベルにありました。
小野も健闘。2勝7敗とは言え先発ローテで奮闘しました。150キロのストレートは魅力と期待が十分です。
糸原などは嬉しい誤算のレベルでしたね。.259ですが、ショートを守ったりしてましたし勝負強さも見せてくれました。私が甲子園に行ったときにサヨナラヒットを打ってくれました(笑)
福永も一軍で先発したときは力不足を露呈しましたが、二軍で先発ローテに入って5勝5敗。まずまずの投球を見せてくれたようです。
長坂は二軍でそれなりの出場機会を確保しました。今年の二軍のキャッチャーは長坂、小豆畑、小宮山の3人で回したのですが、打撃成績で及ばない長坂が最も出場しています。次世代のキャッチャーとしてチームの期待もあるようです。
以上の大学、社会人、独立リーグ組はそれなりに成果あるドラフトとなったようです。
そして高卒の才木と浜地、そして社会人出身の藤谷。
高卒コンビはもちろんですが、藤谷も高卒からの社会人3年なので若い「素材型」という位置づけでジックリと育てる方針となりました。
当初はこの3人がセットで登板数も少なめ、二軍公式戦ではなく練習試合などに回るケースも多くありました。
そんな中で才木が頭角を表し、最後には一軍登板も飾ることができました。
才木は兵庫県の須磨翔風高校という公立高校出身のピッチャーです。そしてその前は中学軟式。なにか高校野球漫画に出てきそうな経歴でプロ入りしたピッチャーです。
そして一軍デビュー戦で149キロを投げ込んでみせたポテンシャル。
昨年の望月も同じように一軍デビューを果たしましたね。ちなみに今年の望月は怪我があってダメでしたが。
そうなると気になるのが才木と同級生となる浜地です。
今季二軍では12イニング投げたのみ。才木が55イニングですから随分差をつけられました。高卒一年目とはいえ、二軍で登板できないレベルはドラフト指名としては不発ということになります。
藤谷も然り。社会人出だけに残された時間が多いわけではありません。
ドラフト入団者の全員が成功なんてことは、もちろん滅多とないのですが
今年のドラフトにも期待をしていきたいと思う限りです。
(本日のブログはいつもと違う文体で、私の一人称もいつもと違います。ご了承くださいませ。)
こんなに素晴らしい事はない。
俺も阪神ファン歴が35年に達するようになったが、その間に在籍した選手の中で紛れもなく最もヒットを打ってくれた選手だ。
日本での2000本安打は鳥谷が50人目の達成者だという。
日米通算とすると、そこにイチロー、松井秀喜、井口資仁、福留孝介、青木宣親が加えられて55人。
過去に阪神で達成した選手は
山内一弘、藤田平、金本知憲、福留孝介の4人だが
阪神生え抜きは藤田平ただ一人であった。
さらに阪神に「在籍したことがある」選手を加えると、新井貴浩の名前があがる。
山内一弘という選手はリアルタイムでは俺は知らない。打撃コーチとして名を馳せたイメージがあるだけである。「世紀の大トレード」といわれたトレードで大毎(今のロッテの前身球団)から小山正明との交換トレードで阪神にやってきた、という話は有名。調べてみるとその後の阪神在籍は4年だけであり、次いで広島に移籍している。大毎時代の打撃成績の方がずっとよく、「阪神の」山内というイメージは少ないようだ。
金本知憲現監督については詳しく語る必要はないと思うが、前述の山内氏と異なり広島時代より阪神在籍時の実績の方が上回るため紛れもなく「阪神の」金本である。連続フルイニング出場はダントツの世界記録。生え抜きではないが、ファンのハートも鷲掴みにして監督にまでなっているので、言わば準・生え抜きといったイメージである。
福留孝介はやはり中日のイメージが強い。大リーグでも活躍はあったが、期間も短くメジャーのイメージは薄い。日本球界復帰に際して阪神入りしたが、入団時に巨人との争奪戦となったときに交渉が長引いてしかもそれが金銭的な部分、と報じられた経緯がある。そして復帰した年に打率1割台の大不振。その後復活して去年や今年は4番を打つにまて至ったが「阪神の」福留と呼ぶには少し足りないというのがファン心理であろう。
そして唯一の生え抜き達成者の藤田平について。
高卒で入団して早々にショートのレギュラーを獲った守備も上手い好選手であったとのことだが、俺が阪神ファンになったときはファーストを守っていた。1983年に2000本安打を達成したことも確かに記憶がある。しかし既に晩年となっており、あのランディ・バースの入団とともに出番は減り優勝の前年1984年で引退している。
その後、解説者であった時代もあったが、どうも現役時代から無口な職人気質であったようで解説もイマイチ盛り上がらない印象があった。
しかし、そうは言っても生え抜き唯一の2000本安打達成者である。1995年に二軍監督として現場復帰し、その年一軍の中村監督の休養後は代理監督として一軍を指揮した。翌1996年に正式に監督就任したものの不振でシーズン終了を待たずに解任通告、しかもその通告の場でゴネた、という結末であった。当時人気者であった新庄と確執があったという報道も藤田平にとってはマイナスイメージとなったと思う。
1987年から2001年まで続く阪神の「暗黒時代」にあって、「暗黒度」ナンバーワンはこの95年、96年の頃であったろう。
結果、藤田平は生え抜き唯一の2000本安打達成者で紛れもない「阪神の」藤田であるにもかかわらず、阪神ファン間での知名度や人気は高いとは言えない。
こういった歴史の中での
鳥谷敬、である。
鳥谷はホームランバッターではないが、首位打者を獲るほどのアベレージがあったわけではない。一方で四球が多く出塁率が高い。なので首位打者は獲ったことがないが「最高出塁率」というタイトルを2011年に獲っていたりもする。
要は、ちょっと地味なプレースタイルなのだ。
よってもちろん、ホームランバッターであった田淵や掛布、そして岡田らが放った耀きは鳥谷以上のものがあったであろう。しかし彼らはケガや選手生命の短さなどもあって2000本安打にはいたらなかった。
赤星や今岡なども強烈な印象を残しているが耀きは短かった。
和田が息の長い活躍をして2000本安打も狙えたと思うが、晩年野村監督の時代にレギュラーを失い1739本で終わっている。
こういった藤田以外の歴代のバッターが誰もがなしえなかった、それが2000本安打である。
その2000本安打を達成した鳥谷は紛れもなく阪神史上、屈指のプレイヤーとなった。
藤田平には悪いが、現時点で阪神ファンの中では鳥谷の方が存在感は上回っているだろうし、来年にも藤田平の安打数も超えることになるだろう。
しかも、昨年のまさかの不振からの復活。チーム事情があったにせよ、ショートのポジションを失ったがサードで取り返した。そしてあの顔面デッドボールの翌日、フェイスガードをつけての出場はファンのハートを完全に掴み直した。
俺にとって鳥谷という選手は特別な選手だ。
その想いは過去にブログでつづったことがある。
阪神ドラフト列伝と鳥谷敬 (鳥谷入団の時を振り返ったブログ)
ありがとう、鳥谷敬 (鳥谷が海外FA取得時に残留したときのブログ)
振り返ればドラフト時点での強烈な想いがあったからこそ、鳥谷は俺にとって特別な選手で居続けた。
その鳥谷が
とうとう2000本安打に達した。
冒頭に書いたように、こんなに嬉しいことはない。
連続試合出場は鉄人と呼ばれた金本現監督の記録をも越えて歴代2位となっており、いよいよ衣笠を越える日も現実に近づいてきている。
まさに阪神のみならずプロ野球界に誇るスーパースターである。
阪神一筋の生え抜きで、鳥谷ほどのスターが登場するのはいつの日になるのか想像もできない。
鳥谷以降に入団した選手で鳥谷を追う選手は、ついぞ現れることがなかった、
昨年の高山が期待させてくれたのだが、今年ダメだった。鳥谷を追うには来年の復活が絶対的な条件となろう。
後は今年の大山か、そしてこれまた久々の和製大砲・中谷か。
いずれにせよ、来年以降レギュラーを張り続けてかつ試合に出場し続けなければ2000本安打など視野にも入らない。そしてそれは、とんでもなく難しいことである。
おめでとう、鳥谷敬。
そしてありがとう、鳥谷敬。
いつまでも「阪神の」鳥谷であってくれることを強く願っている。
夏の高校野球、真っ盛りですね~!
私の場合、元々高校野球ファンというわけではなく
どちらかというとプロ野球ファンの目線での高校野球、つまりドラフトウォッチャーとして高校野球を見てきました。
ですので昨夏などは
寺島(⇒ヤクルト) 今井(⇒西武) 藤平(⇒楽天) 高橋(⇒広島) 堀(⇒日ハム)
といったピッチャー達をワクワクしてみておりました!
昨年は高校生投手が「豊作」とされた年でして、また上記の5人が甲子園に出場したので大いに盛り上がったわけです。
そして今年は、というと
どうも、そこまでの投手はいないようです。
対して、キャッチャーの広陵・中村が上位候補として注目を集めていますね。
ただ、こうして高校野球もずっと見ていると
ドラフトを抜きにしても、その魅力を感じています。
ドラマティックな試合も多く、また色んなヒーローが飛び出してきます。
ドラフト候補、とまでは行かなくても好投手も多いです。140キロを出すピッチャーって、昔はそんなにいなかったようにも思うのですが、今は結構いるものです。
そしてやはり、負けたら終わりのトーナメント、しかも殆どの3年生は負けたら高校野球の全てが終わるという勝負。
プロ野球の世界では、リーグ戦で負けても
「切り替えて、明日から頑張ります」
なんですが、夏の甲子園はそうではありません。
そこにかける思いというものがあって、特に負けたチームからは伝わってきますね。
さらには出場している選手だけではなく、ベンチ入りできなかった選手もいますし選手たちの父兄も多くいらっしゃいます。
そして応援する人たち。各校それぞれの吹奏楽部の演奏も、これまた耳で高校野球らしさを感じることのできる部分ですね。
どうやら私も
ドラフトウォッチャーとしての目線から、普通の高校野球ファンの目線に近づいてきたようです(^^)
ベスト8から決勝まで、もうアッと言う間。
高校野球が終わると、一気に夏が終わる感が出てきます。
これぞまさに、夏の風物詩。
夏の甲子園、いいね~!
広島相手に広島のお株を奪うかのような大逆転勝利となりました~!!
9点差の逆転は球団史上初、とのこと。
しかも、単独首位に躍り出るという景気の良い話のオマケ付き(^^♪
ただ勝っているからいいという訳ではなく、色々と問題や不安材料も多いんですけどね(-_-;)
そんな中で
選手起用に関して気になる点があります。
リリーフ投手の起用について。
目下、勝ちパターンが
桑原、マテオ、ドリス
その他ビハインド状況等では
高橋、松田、球児、岩崎
となっていますね。
現状からすれば妥当なところだと思うのですが、もうちょっと柔軟に、流動的に起用した方がいいと思うのですね。
結果、勝ちが続くと(良い事ですが)
勝ちパターンの3人が登板過多となる。
そこは別に岩崎や高橋が7回行く時があってもいいし
たまには球児がクローザーに入る、とか盛り上がっていいじゃないですか。
昔のJFKのように一年通して役割を固定するのは
実は相当に難しい事なんですよね。
昨年にしてもマテオとドリスは一年通して固定できたわけではなく
勝ちパターンは高橋、安藤、球児、後半にサタホワなどが入れ代わり務めた感じでした。
今、調子の良い桑原が調子を落とす時も来るんじゃないかと心配もするところですし
逆に岩崎あたりが調子を上げてポジションを奪ってほしいところです。
あと、野手の方では一点だけ。
大和です。
ショート・大和
絶対にこれだと思う。
北條にこだわりたいのは私にしてもあります。
しかし現在の北條の打撃、そして守備を考えてショートを聖域にするのは・・・?
いや、聖域にしていないとしても代役が糸原・・・?
糸原はサードやセカンドの出身なんですけどねえ。
いずれにせよ内野守備は鳥谷なども含めてかなりの失策を重ねてきています。
ショート・大和は内野陣にしっかりとクサビを打ち込む一手ではないでしょうか。
大和のバッティングは確かに物足りないですが
スイッチに転向して左打席での内野安打も見込める点に期待してみたい気もします。
そういうわけで
セカンドに上本がいない時の布陣は
ショート・大和 セカンド・北條
だと思うのですが・・・。
昨日などWBC代表に勝っちゃいましたからね。しかも福留、糸井、キャンベル抜きで。
そんな中でちょっと気になる動きが。
原口がファーストメインで、というニュースが流れてきました。
これはちょっと残念…というか、早すぎないですか?
確かに開幕に向けて捕手のレギュラーを固めていきたい、という教科書論は解ります。
が、原口を外すと梅野、坂本、岡崎ですよ?
順に、.135 .200 .200(昨年の打率)なんですけどね。
8、9番アンパイの打線は恐くないですし、打てるキャッチャーだからこそ夢があるんですよね。
ファーストで原口が行くとしても、ここでのデメリットもあります。
確かにゴメスが抜けて後釜を取らず(キャンベルをヘイグの後釜と見なして)、ファーストが空いたままなのは確かです。
しかしファーストにキャンベルを回してサードを空ける、もしくはファーストで中谷を使うというオプションが残っていただけに原口ファーストはもったいないように思うのです。
サードを空ければショート・北條、サード・鳥谷という布陣も取れますし、大山のチャンスも広がります。一方で中谷だってキャンプMVPとも言われていただけに打席数を与えてやりたい選手です。
ただでさえ得点力不足の打線なのに、貴重な原口をキャッチャーで使わないというのはマイナスが余りにも大きいわけです。
よほど梅野が打ってくれないと苦しい戦いになるでしょう。
そして、原口の将来をどう考えているか、です。
ファーストは外国人のポジションとなる事が多いんです。
例えば来年ファーストの外国人を獲ったら原口はどうなるんですか?
それが本当に原口のためなんですか?
今年たまたまファーストが空いたから、という理由で決めるような事ではないんじゃないですか?
肩の不安、ということですが
キャンプで見ている限り投げられない訳ではなかったはず。
「シーズン中に肩の状態が落ちる可能性が高い」(矢野コーチ)
落ちたときに代わればいいことだと私は思います。
シーズン通してフル出場に近い捕手なんて12球団見渡しても殆どいませんよ?
逆に、捕手の練習を控えてしまうと捕手に戻れなくなってしまうんです。
ファーストならいつでも行ける。
今はまだ捕手で行くべきです。いや、むしろ正捕手・原口が本命だったはずなのに…。
他球団から見れば一斉に
「助かった、原口がキャッチャーじゃなくて」
と言われる気がします。
阪神は打てる捕手、打てそうな捕手をコンバートしてきた歴史がありますが
ほぼ失敗に終わっています(他球団に移籍して活躍される、というオチもあり)。
古くは関川、北川、そして浅井。
今成もそうですね。
打撃を生かす、などと言って生きた試しがないんです。
「キャッチャーとしては」バッティングがいいだけで、外野やファーストでレギュラー獲るほどのレベルじゃないんですね。
今も現役の狩野に関してはやむを得ない部分もありますが。
ちなみに中谷は入団即コンバートでした。
久しぶりに夢を見させてくれたキャッチャーだっただけに
残念ですね…。
投手編、行きましょうか(笑)
阪神投手陣というのは、実は結構充実しています。なので結論言うと勝てないのは打てないから、に尽きます。今年もその傾向が続きそうですね…。
先発に
メッセ、藤浪、能見、岩貞までが確定。この4人は昨年規定投球回数を投げています。言わば一年間通じてローテを守った実績があります。
って、アッサリ言ってますけど先発ローテが4人スッと名前を挙げられるチームはそんなにないんですよね。
優勝チームの広島にしたって昨年規定投球回数をクリアしたのは野村とジョンソンだけです(引退した黒田はクリアしていましたが)。
巨人にしても昨年規定投球回数に達したのは菅野と田口だけ。
阪神の4人、というのはパリーグまで見渡してもないんです。
先発ローテは6人が理想ですが、実際は6人目は登板が少なくなります。雨天時は飛ばされますし、交流戦に至っては全く出番がなかったりします。
なので、5番目が決まればほぼ盤石となります。
今年はどうやら青柳が5番手の筆頭候補ですね。
出番の少ない6番目争いで秋山、横山、岩田、そして新人の小野。
仮に能見が厳しくても、まずまず安定した戦いはできそうです。
そして昨年苦労したリリーフですが、顔ぶれ自体は楽しみなんです。
マテオとメンデスの両外国人がいます。
期待できそうな若手として岩崎、石崎、松田の3人の名前を挙げることができます。
そこに実績組の球児、安藤、高橋。
島本や歳内のチャンスが少ないかも、という状況ですね。榎田、山本、高宮、柳瀬…出番あるかな。
しかしリリーフは能力だけでなく起用法が重要になってきます。
いかに調子の良い投手を勝ちパターンにあてはめていくか。固定観念で決めつけると失敗します。高橋なんて、左バッターへのワンポイントに明らかに向いていませんし。藤川だって調子が悪かったら優先順位を下げないとダメです。実績にこだわらず、岩崎や石崎が良いのならシーズン序盤から勝ちパターンのポジションを与えていかないといけないのです。
総じて、投手陣は期待したいところなんですが
なんたってカギを握るのは
藤浪
なんでしょうね、やはり。
7勝11敗は最低でも勝ち負けひっくり返してもらわないと、チームとしてはまた苦戦となります。
打線の援護が期待しづらいだけに、不安も大きいわけですが・・・(-_-;)
久々に阪神ネタを解禁いたしましょう(笑)。
たまには、こういう内容も親しみやすくていいだろう、と自分に言い聞かせて書かせていただきますね(^^)
今日は野手編です(投手編もやるんかい!と突っ込まれそうですが)。
昨年から今年にかけて、大きな変化が起こりました。
昨年はマートンが退団してヘイグが加入したんですね。
ヘイグがダメだった、というのはもちろん不動のレギュラーだったマートンと比べて「えらい違い」なんですけど、実はそれ以上に大きな変化があったのですね。
マートンは外野手でしたが、ヘイグは内野手だったんです。
その結果何が起こったかというと
それまで左からマートン、大和、福留というのが外野のレギュラーでした。
センター大和の打撃が弱かったり、福留の休養が必要だったりしたので俊介や江越などが補完していた、という図式でした。
そこでマートンが抜け、大和が内野手に復帰する流れにもなったため外野のポジションがまさに「ポッカリ」空いたのです。
そこへ期待のドラフト1位・高山の入団です。
思えば高山は大変恵まれた環境でルーキーイヤーを迎えることができたのですね(ハヤタと偉い違いです(-_-;))
そして金本新監督の「超変革」のスローガンのもと、一軍で実績のない選手がどんどん登用される流れとなり
外野は当初は高山と横田がスタメンを獲りました。
横田が結果を残せず後退したのちは江越や板山、中谷などがチャンスを得ました。
そして高山は6月ごろ調子を落としたものの、夏以降に復調してレギュラーを確保し新人王を獲得することができました。
要するに、昨年の外野はチャンスが多くあったのです。
しかし今シーズンは状況が全く異なります。
FAで糸井が加入。
糸井がオリックスでは直近ライトだったのですが、福留がライトにこだわりを見せたため糸井がセンターで起用される見通しとなりました。
すると
左から高山、糸井、福留。
今年は既にシーズンのレギュラーがほぼ確定してしまった状況なのです。
もちろんベテランが衰えることもありえますので、何が起こるかわかりませんが少なくとも開幕当初は他の外野手にとってチャンスが乏しい状況になってしまいました。
江越、中谷、横田、そして俊介…、全く出番がないわけではないでしょうが、彼らの中でのポジション争いも厳しいものになりそうです。
一方、内野はどうか。
こちらは逆の意味で大きな動きとなっています。
ゴメスが退団しました。
新外国人キャンベルはサードが本職だそうです。
もちろんヘイグも退団していますので、言わば外国人野手が一人減なんですね。これはある意味思い切った判断で、ここ20年くらいの中で外国人野手一人で臨むシーズンは思いだすこともできません。
結果どうなったかというと
内野、ガラ空き。
昨年は開幕時点でゴメスと鳥谷が完全なレギュラーでサードのヘイグがどうなのか、セカンドは西岡か上本か、という情勢で内野のチャンスは乏しかったのです。
しかしシーズンでは大きく情勢が変わり、ヘイグがダメでサードが空きました。それまでサードを争っていた今成や新井良太も今一つで陽川が初ホームランを打つようなチャンスに恵まれました。また北條が一時サードのスタメン出場を続けていました。
一方、セカンドは西岡が開幕レギュラーとなったのですがアキレス腱断裂で離脱。本来、レギュラー候補であった上本は出番にも運にも恵まれず、また守備のミスも相次ぎ不遇の年となりました。以降、内野手復帰の大和や北條がその後の穴を埋めるといった図式でした。
さらに鳥谷のまさかの大不振が続きます。我慢を重ねていた金本監督も大英断をして鳥谷をスタメンから外します。以降、北條がショートでスタメンを確保してシーズンが終了しました。
要するに
内野は誰一人としてレギュラーが決まっていないのです。
キャンベルが大活躍してくれればいいのですが、そんなに甘くはないでしょう。そして鳥谷の復活はあるのか。
キャンベルと鳥谷を外して考えるとなると大変です。
西岡の今年のレギュラーは無理でしょう。北條がレギュラーに近いだけで、残りがガラ空きとなります。
昨年は外野手にチャンスがありましたが、今年は内野手が大チャンスの年なのです。
本来、外国人の枠でもあるファーストが空いているのです。今年ファーストを誰が守るのか・・・?ここは日替わりになるかも知れません。
既に板山の内野挑戦が始まっています(大学入学当初までは内野手)。中谷がサードの練習をしている、とも。上本は耀きを取り戻せるのか。今成、良太はこのまま終わってしまうのか。陽川のチャンスもあるでしょう。キャッチャーにかだわる原口のファースト起用も十分考えられます。
そして
ルーキー大山、です。
投手に人材が豊富だったドラフトで敢えて投手指名を捨てて獲ったドラフト1位。奇しくも昨年の高山にチャンスが与えられたように、大山にチャンスがある環境が整いすぎているくらいの状況です。
そのチャンスで大山がプロの一軍で通用するバッティングができるのか・・・?
色んな意味で今年の内野の布陣にみどころがあると言えますが
下手をすれば苦労の多い年にもなりそうですね・・・。
さて、ドラフト行きましょう、ドラフト。
もはやドラフトどころじゃない雰囲気が満々ですけど
ここで敢えてドラフトが大事なんです!
今回の指名は5人。
有原、山崎とハズして社会人の横山が1位指名となりました。
その横山を含めて社会人の投手が3人。大学生の外野手1人、高校生の内野手1人という内容でした。
先日のブログで私はこんな事を書いています。
「 1位 岡本、2位~6位で即戦力投手4人くらい、それと高校生の野手でショート・セカンド型が一人欲しいくらいでしょうか。」
個人的な希望だった岡本はともかく、投手3人と高校生の内野手は私の構想(?)どおりの指名でした。
投手3人は全員社会人です。
クジでハズしたとは言え、大学生の投手が一人もいないのは珍しいところですが
社会人の投手というのは評価が難しく、スカウトの眼力が最も問われる部分だと思います。
と、言うのは社会人野球は大学野球と違い
リーグ戦というのがないのです。
リーグ戦のある大学生は、決まった相手に一定数の試合を各チームがこなすので
投手で言えば防御率をはじめとしたデータを時系列で見ていきやすいです。
が、社会人は各大会が公式戦なので極端言えば負ければ終わりです。
勝ち進むチームの選手は見る機会が多いけれども、見る機会が限られる選手が圧倒的に多いのですね。
また断片的なデータが多く、比較対照がしにくいので
数字での判断が極めて難しい(もちろん、これは高校生も同じですが)。
しかしながら、実力的にはプロで活躍できる選手が多いのは過去の歴史から明らかでもあります。
数少ない試合での出場機会と結果を見逃さず
数字ではなくプレーでその実力を判断する、という
これこそスカウトの眼力が問われるのです。
阪神の指名した社会人3人は
1位 横山
2位 石崎
4位 守屋
いずれも高校生の時に注目をされつつ
横山はプロ志望届を出したものの指名漏れで社会人入り、石崎・守屋はプロ志望届を出さず社会人入り。
横山はキレのよいストレート素材型の左ピッチャーのような感じです。
小嶋…のイメージがチラつく。
石崎はサイドハンドから150キロ近いストレートで勝負するタイプ。
桟原…ですか?
守屋も素材型の右腕ですが、フォークがあるんですかね…?
田面でない事を祈ります(苦笑)。
ネット上で見かける評価やスペックで見ても公式戦の登板実績が限られており、即戦力なのかどうかイマイチ判断しにくいところです。
中央球界で目だった知名度があった注目選手という事でもなく
ここは本当に指名した担当スカウトの眼力です。
3位の江越という駒大の外野手は守備、走塁はハイレベルでセンターをこなせる選手という事で
バッティングもパワーはあるようです。
こちらは注目されていた野手という事で、昨年の梅野のように面白い存在になるかも知れません。
そして5位、植田。
ショートの守備が評価されている内野手。
名前が…いいじゃないですか(笑)。
過去、植田というプロ野球選手は滅多にいなかったと思うのですけど
活躍して「植田」というイマイチ田舎っぽい名前をメジャーにしてほしいです(笑)。
育成は指名なし。
大量に育成を指名する球団もある中、どちらがいいのかは将来的なテーマだと思います。
とにかく期待は
投手です。
1人でいいので一年間リリーフで登板できる投手が出てくればいいんですが…。
期待できそうなのは石崎かな…。
さすがのヘソ曲がりの私でも、今日は書かないわけにはいかないだろう。
(いつもとは異なる文体で書きますがご了承願います。それと、先に言っておきますが長いです。)
クライマックスで阪神が巨人を相手に、しかも東京ドームでまさかの4連勝で日本シリーズ出場を決めたのだ。
これはセ・リーグの優勝ではなくあくまで日本シリーズ出場権を獲得しただけであって、トーナメントで言えば準決勝で勝ったようなものと位置付けることもできよう。
よって胴上げやビールかけなどが行われた訳ではなかった。
しかし
優勝から遠ざかっていた事はもちろん
昨年、3位だった広島にあっけなく敗れたクライマックスに象徴されるように
クライマックスで全く勝てなかったのが阪神だったのだ。
毎年のように(CSに出場すらできない年もあったが)繰り返される敗戦シーンに
今年もどうせ…と口にはしないが期待薄ムードがそもそもクライマックスにはあったのだ。
ところが広島が2位のかかった最終戦で、優勝が決まって消化試合となった巨人を相手に
しかも前日雨で試合が順延となった試合を、マエケンで落としてしまって流れが明らかに変わった。
そして巨人は今年エースに成長した菅野を欠いた。
流れは全て阪神に向かっていた。
そして昨夜、阪神は勝った。
苦汁をなめ続けたファンにとっては優勝に等しい気持ちであり
相手が巨人であっただけにそう感じるのかも知れないが
まさに歴史的な日となったのだ。
今日は敢えて選手の事は語らない。
和田豊。
昨夜、遂にこの名前が歴史の表舞台に刻まれることとなった。
一般に、和田豊についてまわるイメージは
「地味」
なのだとろうと思う。
確かにその通りだろう。
小柄で、現役時代もホームランはなく右打ちを得意としたバッターだった。
そして性格的にも前に出るタイプではない。
しかし
我々のように古くからのファンにとっては和田豊はビッグネームなのだ。
和田は1985年がルーキーイヤーである。
バース、掛布、岡田を擁する阪神が日本一にまでなった年だ。
新人・和田は一軍で先輩たちの躍動を見て、優勝の喜びを知ったところからプロ野球生活が始まった。
和田が4年目、暗黒時代となった1988年に村山新監督の若手起用方針で2番・ショートのレギュラーに抜擢されたのが和田だった。
ショートには名手・平田がいたが、和田は平田以上のバッティングと走力でレギュラー定着を果たす。
そして以降、1番バッターとなって打率3割を何度も記録し首位打者争いに加わることもあった。
しかし、和田の奮闘むなしくチームは暗黒時代をさまよい続けた。
1番和田が塁に出ても、返すクリーンアップが全くいなかったのだ。
岡田や真弓は次第に衰え
外国人もことごとくダメだった。
一時オマリーが活躍して92年にはパチョレックも加わって優勝を争うシーズンとなったのだが
結局は2位で終わり、オマリーが去った後は更に深い暗黒の時代に戻ってしまった。
しまいには4番・平塚。
今はスカウトとして頑張っておられる平塚氏には申し訳ないし、ホームラン17本も打った年もあったのだが
このオーダーはまさに暗黒時代の象徴だった。
そんな中で、和田だけが安定してヒットを打ち続けた。
ショートに久慈が入ってポジションはセカンドに転向し、球団初の1億円プレイヤーになったのも和田だった。
オールスターと言えば、阪神から和田と投手一人だけなどというパターンも多く
決して派手な活躍はしないのだが、当時の阪神が唯一レギュラーとして誇れる選手であったのだ。
その和田も年齢とともに衰えもあったのだろうが
野村監督になった時にとうとうレギュラーを剥奪された格好になった。
そして2001年に引退。
引退試合に出場した和田が流し打った打球を巨人のセカンド・仁志が敢えて追わずライト前ヒットになった。
仁志は今でいうドヤ顔が嫌いだったが、この時のイキな計らいには感謝したい。
通算安打は1739本。
野村監督でなければ2000本だって狙えたかも知れなかったが、それでも阪神で藤田平、吉田義男に次ぐ歴代3位の記録である。
安打数だけならば掛布や岡田以上の数字を積み重ねてきた、紛れもない功労者であった。
そして引退のスピーチ。
リアルでは覚えていなかったのだが、後になってyou tubeで見たときは不覚にも私は涙ぐんでしまった。
以下、引退スピーチの全文である。
***
昭和六十年、入団1年目で先輩たちに優勝の喜びを教えていただきました。自分が現役のうちにもう一度優勝したい、ファンのみなさんに思いっきり喜んでもらいたい、ここ数年、その思いだけで野球をしてきました。「失意泰然」、この言葉をモットーに、自分に言い聞かせながら野球に取り組んできました。志なかばで背番号六を球団にお返しするのは誠に残念ですが、私の夢を後輩たちに託したいと思います。そして、これから強くなっていくタイガースで、これからも後輩たちと共に頑張って行きたいと思います。球団関係者のみなさん、そして一緒に戦ってきた監督、コーチ、選手のみなさん、日本一の球場で常に良いコンディションで試合をさせててくれた阪神園芸のみなさん、そしていつも陰で支えてくれた裏方のみなさん、マスコミ関係のみなさん、そして日本一、いや世界一の温かい応援をいただいて、私自身百二十%の力をださせていただいた阪神タイガースファンのみなさん、本当にありがとうございました。十七年間、阪神タイガース一筋、現役生活を全うできたことを誇りに思います。十七年間本当にありがとうございました。
***
現役も晩年となると出番がなくなってくるのはもちろんだが、現役続行を希望して引退試合が行われないケースも少なくない。
阪神でも岡田はオリックスへ移籍、真弓も他球団への移籍を希望して獲得球団がなかったため引退となったので、引退試合がなかった。
そんな中で、恐らくは掛布以来の「キレイな」引退試合だったのではなかったかと思う。
そしてスピーチ内に「これから強くなっていくタイガースで、これからも後輩たちと共に頑張って行きたいと思います。」とあるように、和田は引退後すぐにコーチとなった。
その実直な性格、緻密な考えが球団内でも高く評価されたのだろう。
星野仙一監督のもと、島野育夫、田淵幸一、佐藤義則、達川光男、西本聖など「星野人脈」のコーチが続々と入ってくるなか、和田には球団側の後押しがあったのであろうと推測する。
特に打撃コーチを務めたのだが、他の打撃コーチが就任・退任をする中で何度も打撃コーチを務め
また内野守備走塁コーチなども歴任し
一度もユニフォームを脱ぐことなく阪神一筋でキャリアを積み上げてきたのである。
そしてコーチ時代に和田はインターネット上のブログを書いていた。
「虎の意地」
というタイトルのブログは、決して当たり障りのない内容ではなく興味深い内容で
また更新もキチンとされており、まさに和田豊の真面目で実直、そして鋭い分析力などの人間性の表れたものであったと思う。
暗黒時代から阪神ファンを続けてきた者にとっては、この時点で和田豊というのは他に較べようもないビッグネームになっていたのであ
る。
そして2011年、真弓前監督が退任となった際
阪神球団は和田豊に監督にした。
私も、全く同じ考えであり和田監督の誕生を歓迎し、そして喝采した。
しかし、一般的な世間の感想は
「なんか、地味」
ラジオのパーソナリティが放送でこう言ったとき、私は本当に頭にきた。
にわかファンが適当な事を言うな、と。
阪神は和田がコーチになって2年目の2003年に星野監督のもと優勝した。
そしてその時、阪神ファンは急増した。
阪神が強くなってからのファンは暗黒時代の事を知らない。
この場だけ許していただきたいが、私に言わせれば「にわかファン」である。
弱くてどうしようもない時に、そっぽを向いていた人たちだ。
その弱くてどうしようもない時に、阪神を支え続けた第一人者が和田豊だったのだ。
新しいファンが和田の事を詳しく知らないのは仕方ない事だが、私たちコアなファンにとっては和田豊はビッグネームなのであり、軽々しく批判をして欲しくないのである。
監督となった和田は、歴代の阪神の監督がそうであったように批判の矢面にさらされる立場となる。
今年の9月に6連敗を喫して優勝どころか3位の危機になった際には、とうとう去就問題となった。
「和田、やめろ」の声が日増しに大きくなっていった。
しかし、前述のとおりの流れで広島が倒れてくれる形で阪神は2位を確保し
和田監督の留任が発表された。
そして、臨んだクライマックス・シリーズ。
結果、和田豊は阪神の栄光の歴史にその名を刻むこととなったのである。
これで、和田豊という名前が私たちコアなファンのみならず皆が認める名前になっていくだろう。
これからの阪神には金本、矢野、桧山という次世代の監督候補が揃っており、和田が監督を勤める期間はそう長くないのかも知れない。
しかし
和田豊という名前は
いつまでも我々の心の中で輝き続けるのである。
何せ初めての事なんでよく分かりませんね(笑)。
あ、クライマックスシリーズの事なんですけど…
過去、全く盛り上がらなかったクライマックスで突然盛り上がったもんで
どうも勝手がよく分かりません(笑)。
よく分からないんで
敢えてドラフトの話にしときましょう。
今年のドラフト戦線は…
今一つ盛り上がりに欠けている感があるところです。
しかし実は、一年前の段階で今秋ドラフトは「豊作」なんて声も上がっていたのです。
大学生で言えば4年生になる選手たち
早大 有原
明大 山崎
亜大 山崎
法大 石田
中央大 島袋
早大 中村(一人だけ野手)
高校時代から注目もあった彼らが3年までのそれぞれの段階で実績を積み上げてきて、さあドラフト1位候補だと目されていたのです。
しかし
4年になって春、そして今秋と
故障や、不調などで期待されたパフォーマンスに至っていないのですね。
スカウトからは豊作どころか「指名選手がそろわない」といった声も聞かれるところです。
今もダントツ評価とされる有原は秋のリーグ戦でリリーフ登板が1試合のみ。ヒジの違和感があるとのこと。
4年での故障は、阪神で言うなら白仁田のイメージがあってどうも気になります。それでも各球団が競合覚悟の1位指名の構えで、どうも5球団以上競合するとの噂です。
明治の山崎は不調、法政の石田は絶不調で評価を落としています。
中央大の島袋に至っては制球難で登板も限られている状況。
早稲田の中村も春、秋と不調でドラフト1位候補から後退しました。
この中では、亜大の山崎が盛り返して頑張っているくらいですね。
そして高校生は目玉だったのが済美・安楽です。
しかし、こちらもヒジ痛で昨年秋からパフォーマンスが上がっていません。3年時は甲子園出場もなく球速も戻りきらなかったようです。
2年時に確かに157キロを出していますが、高校生相手でも捉えられていた感もあって
もちろん1位クラスだと思うのですが藤浪や大谷、また松井裕らのレベルではないように思うところです。
それでも競合確実とのことで、阪神も有原か安楽かという情勢が続いてきました。
同じく高校生では2年時に夏の甲子園優勝投手となった前橋育英・高橋も高評価ですが、こちらも3年時は甲子園出場なし。ただ、ここに来て阪神の1位指名という情報もあるようですね。
それと、盛岡大付属の松本も元来の素材の評価が高いようです。
しかし、夏の甲子園ではこちらも故障の影響ありありのピッチングでした。
そんなこんなで
ドラフトの目玉、なんていうバリバリの選手が不在なわけなんです。
昨年は大瀬良が一番人気で、阪神もハズれたのですが広島に入って早速10勝しました。今日のクライマックスでも圧巻のピッチングだったようです。
故障明けとなるであろう、有原や安楽が果たしてどこまで復活するのか…?
去年ならば
1位は大阪桐蔭・森で行くべきだが、大瀬良ならアリだというのが私の意見でした。
今年は
難しいですね
有原にしても安楽にしても獲れたら嬉しいですが、藤浪や大瀬良のような期待はし辛いところなんです。
強いて希望を言えば…
智弁の岡本…でしょうか!?
高校通算73本塁打、間違いなく高校ナンバーワンのホームランバッターです。
ファースト中心の選手で守備面の評価が難しいのが迷いどころにはなるのですが、ホームランバッターは滅多に獲れないですから、少ないチャンスは狙うべきという意見です。
で、2位以下で大学、社会人の投手を獲るという戦略です。
地方大学や社会人、また独立リーグも含めて知名度が低くてもプロで活躍する投手は結構いるもんです。
昨年のドラフトを振り返っても
中日の2位又吉は独立リーグ出身、5位祖父江は社会人とトヨタ出身ですが、今年一軍で十分戦力になりました。
DeNAの抑えまで務めた三上はドラフト4位、社会人のJX-ENEOS出身です。
楽天5位の西宮は横浜商科大で阪神の岩貞の同期生です。今年46試合に登板しています。
ソフトバンク2位の森は58試合登板。三菱自動車倉敷です。
そして、我らが阪神・岩崎は国士舘大学出身のドラフト6位。素晴らしい指名でした。
こういった投手を指名するのがドラフトの大きなポイントです。まさに、ここがスカウトの腕の見せ所です。そして今年の阪神投手陣で最後まで定まらなかったビハインドの場面で投げる投手です。
ハッキリ言って「将来性がある」とか「素材は一級品」などという評価は全く当たりません。
1位 岡本、2位~6位で即戦力投手4人くらい、それと高校生の野手でショート・セカンド型が一人欲しいくらいでしょうか。
ドラフト会議は10月23日。
日本シリーズの直前となりますが
もし阪神が日本シリーズに進出したらドラフトの話題は吹っ飛びそうですがね
レギュラーシーズンが終了し、クライマックスに向けて例年よりは盛り上がっている感もある阪神ですが
レギュラーシーズンの終了とともに、ストーブ・リーグが動き出します…。
先日、戦力外通告が行われました。
次の進路の準備期間を考慮して選手会と取り決めたタイミングがあるという事で、各球団一斉に「来季の契約を結ばない」選手の発表があったのです。
阪神は
西村、吉見、高山、阪口
西村は一軍で活躍した年もあっただけに惜しまれます。
久保田と日高の引退という発表もありました。
久保田については日を改めて語りましょう…。
感傷的になってしまうニュースですが、厳しい厳しいプロ野球の世界。
今年を振り返って阪神の課題を考えるに、明るい将来を描けない事もまた事実です。
血の入れ替えはこれでいいのか…?
まず野手ですが
二軍に目をやっても胸を張れる打撃成績の選手はほとんどいないのです。
ウエスタン・リーグで規定打席に到達して3割を打った選手はおらず、ベストテンにも誰もいません。
昨年ウエスタンで二冠を獲って「小バース」なんて言われた森田は旬を逸した感もあり、伸び悩んでしまいました。
期待された中谷、一二三の同期コンビも打率が2割に満たず、目を覆いたくなる成績となりました。
2年目の北條、緒方に成長の跡が見られたのと、陽川、横田が「新人としては」期待できる結果を出したくらいです。
そして、何より深刻なのが投手陣。
私に言わせれば、ここ数年で最悪な内容です。
先発でメッセ、藤浪、岩田、能見、岩崎
リリーフの福原、安藤、オ・スンファン
これ以外の谷間での先発やビハインド場面のリリーフが殆ど機能しなかったのです。
特にリリーフは、これまで色んな投手が踏ん張ってきたポジションです。
古くは2003年優勝時は金澤、2005年優勝時はSHE(桟原、橋本健、江草)などがいました。
以降、渡辺や鶴、また近年では加藤、筒井などが務めてきたポジションです。
それが、今年は壊滅。強いて言えば金田が少し頑張ったくらいでした。
上に名前を挙げた投手はことごとく打ち込まれ、先発失格となった榎田もダメ、緊急補強の建山は8試合投げただけ。
結局、今年の終盤にこのポジションで一軍にいた投手は復活してきた松田遼馬、歳内、高宮だったのです。
まさに、誰も残らなかった状態。
これまでは、期待しつつも一軍のビハインド要員のポジションが埋まっていてチャンスに恵まれない若手投手もいたと思うのですが
今年ほどチャンスがガラ空きだった年は記憶にありません。
チャンスを与えても与えてもことごとく期待を裏切ってきたのです。
話を戻します。
この一軍で使えない投手ばかりという状況の中で
また、力不足の若手野手揃いの中で
血の入れ替えはこれでいいんでしょうか…?
私はファンなので、敢えて誰々はクビにすべきなどとは言いたくありません。
しかし、支配下選手には70人という枠があります。
近づいてきたドラフトしかり、選手補強をするためには枠を空けないといけないのです。
育成選手を増やすのならばいいのですが、阪神はあの御仁が育成というシステムに反対しています。
DeNAは12人に戦力外通告をしたようです。
ドラフトはもちろん、相当の戦力補強をするという決意の表れです。
「数打ちゃ当たる」と言えば荒っぽい言い方ですが
今年の新人・岩崎は6位指名です。
指名した投手の中で6位の投手が最も活躍したのです。
これで5位で指名を終えていたらどうなっていたのか…?
数を打ったから当たったともいえるのではないでしょうか…?
毎年のように選手は入れ替わっていくのですが
ここ数年で、今は大きな曲がり角に来たように感じるのです…。
先日の巨人戦でオ・スンファンがサヨナラ負けを食らって
「今年はこれで終わった」感があり
広島が巨人に3連敗を食らって
「広島~、お前もか!」感で世の不公平をうらみつつ
昨日の山本昌の引き立て役に回ったところで
「やっぱり、これが阪神やな~」感でいっぱいになっているところですが
しかし、世の先人は良い事言います。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ…?」
思わずメガネに手をかけたくなります(安西先生ね)。
まだまだです。
巨人も広島も決して楽ではありません。
あきらめるのは終わってからです。
そして、これまで全く盛り上がらなかったクライマックスシリーズも
何か今年はほのかな期待を感じるのは私だけでしょうか…。
何かが起こると信じて
楽しんで応援しましょう!
昨日は金田がプロ初先発して勝ちました!
優勝争いでヒートアップしてくる中、ありがたい救世主の登場と言えば大げさでしょうか…。
現在の先発ローテは
メッセ、岩田、藤浪、能見が固定されていて5番手、6番手が固定されていません。
このポジションはシーズン当初は岩崎が奮闘していましたが、ここにきて息切れしてしまいました。
榎田も調子が上がらずリリーフに回り、現在は二軍落ちの状況です。
他では、秋山、二神、鶴、歳内といった面々が挑んではことごとく撃沈
しかし先日、ドラ1ルーキーの岩貞がプロ初勝利。
次いで昨日の金田、と立て続けに期待に応えて先発で勝ち投手になる投手が現れたのです。
今年の金田は開幕から地味にリリーフで登板を重ね、ラッキーな勝利投手になったりで
今、「持っている」雰囲気がある貴重な存在です。
オールスターが明けての後半戦が6連戦が続きます。
ローテの5番手、6番手でどれだけ戦えるかは非常に重要なポイントです。
この点、実は他球団も決して整っているわけではありません。
巨人は今、頼みの菅野を欠いており
杉内、大竹、内海、セドン、小山、澤村
広島はバリントンが抹消されました。
マエケン、大瀬良、野村、福井、戸田、あとは…?
ってところですか…。
5、6番手まで揃ったチームなんて過去の歴史をひもといてもそうそう滅多にないんです。
巨人は5、6番手どころか大竹や内海だって安定していませんし、澤村は今年1勝しかしていません。
広島はマエケンがここにきて絶対的な存在でなくなってきていますし、バリントンを欠いて更にローテが不安定になっています。
シーズン後半で疲れも出るこの季節に岩貞、金田という若手の台頭が見られたのは大きな意味があるんです。
ここからの優勝争いに向け、貴重な存在となるかも知れません。
昨年はここから大失速となりましたが
今年は…
なんとなくですが…、勢いと流れが来ているように感じますね…!
キャンプに入る前に野手編も済まさねばなりませんね(誰もそんな事期待していないというご意見は受け付けておりません)。
まずはオーダー予想です。
1 西岡 セカンド
2 大和 センター
3 鳥谷 ショート
4 ゴメス ファースト
5 マートン レフト
6 福留 ライト
7 新井良 サード
8 藤井 キャッチャー
9 投手
ファーストとサードは悩ましいですよね…。
ファーストはゴメスなのか新井貴なのか…?
正直、ここ数年の新井貴を見ているとゴメスに期待したくはなります。
しかし、ゴメスが活躍できるかどうかは全くの未知数です。
昨年のコンラッドが本当にひどかっただけに…。
ゴメスがサッパリで新井貴も…
という昨年と全く同じパターンの嫌~な予感がするのは私だけでしょうか?
サードは新井良太に期待したいところです。
昨年はレギュラー奪取のチャンスを掴み損ねてしまいましたが、まだチャンスは残っています。
対抗馬が捕手出身で今年から内野挑戦の今成などと言われているくらいですから、やはり筆頭候補だと思います。
他には坂、もしくは上本をセカンド起用しての西岡…?
それなら上本をサードで起用して新井良太との争いにする方がいいようにも思いますが、上本のサード適性はどうなんでしょうね。
いかにも難しいところです。
ともあれ今年のサードはレギュラーが決まっていない訳ですから
誰かにレギュラーを「与える」チャンスだと思うのです。
レギュラーは与えられるものではなく奪うもの…競争だ、なんて上から目線でコーチや評論家などが口にしそうなセリフですが
結局とっかえひっかえでレギュラーが育たない事は歴史が証明しています。
レギュラーはドン、と与えないといけない場面があるんです。
少々の不振や失敗は我慢が必要です。
鳥谷だって、与えられたんです。
その昔の和田監督自身がそうだったんです。
その結果、人気者の藤本がショートのポジションを鳥谷に奪われた格好になってアンチ鳥谷が大量発生しました。
和田のときは、奇しくも現二軍監督の平田がポジションを追われました。
レギュラーを与えるときは波風を立ててでも断行しないと定着しないんです。
現段階では私は新井良太だと思うのですが
選手会長にもなった上本にレギュラーを与えるタイミングが来ているようにも感じます。
今年はとにかく、この二人のどちらかが規定打席に達するレギュラーポジションを与えてやってほしいのです。
そして、もう一つの不確定要素が福留です。
昨年は本当にサッパリで打率1割台で終わってしまいました。
あの中日時代に打たれまくった福留の復活はあるのか…?
それがダメだった時
昨年の後半戦もそうだったのですが、誰かがライトのポジションを獲るチャンスなのです。
今成というのも悪くないのですが、やはり私としては伊藤隼太に期待したい。
掛布氏のコーチによって何かが変わるのか、変わったのか…?
そんな期待はあるものの
現実としては
当面はゴメスと福留にかかっています。
この二人がガンガン打てば開幕ダッシュは間違いありません。
しかし、こういう新外国人やベテランの復活が期待どおりだった事は少ないです。
ダメなら貧打線再来でBクラスがチラつきます。
どうも野手陣は不安の方が大きいですね…。
阪神の一軍沖縄メンバーが発表。
毎年この顔ぶれを見ては投手陣の構想を練るのも当ブログの年中行事になっています(笑)。
今年は
榎田、能見、藤浪、筒井、岩田、呉、歳内、秋山、福原、鶴、山本、金田、メッセンジャー、松田、岩本、白仁田、二神
となりました。
ちなみに昨年が
渡辺、榎田、能見、藤原、伊藤和、二神、藤浪、筒井、岩田、福原、小嶋、久保、高宮、鶴、メッセンジャー、スタンリッジ、松田、岩本
でした。
頭数で一人減っていますね。
実戦登板できる人数は限られていますから、あくまで実戦で見たいかどうかがポイントです。
昨年リリーフでフル回転の安藤や加藤が漏れたのは、見るまでもないという考えなのでしょう。彼らは昨年の実績からは一軍当確組となります(あくまで最初は、ですが)。
その他、沖縄メンバーから外れて微妙な立場になったのが、渡辺、藤原、小嶋、久保田など。渡辺の安定感はリリーフ陣に不可欠な存在なんですが…どうなんでしょう。小嶋なども中途半端な起用法ではなくリリーフ1本で使い続けたら面白いようにも思うのですが。
それと吉見が外れましたね。元・横浜のエース的な存在になりかけた…みたいな実績だったと思うのですが、いきなりPRする場が与えられなかった感じです。個人的には見たかったのですが、首脳陣に昨年の高宮のイメージが重なったのかも知れません(苦笑)。
逆に違和感を感じた抜擢は金田。
あまり話題になっていなかったのですが、まあ何かPRするところがあったんでしょう。
今年の先発ローテは、実績から能見、メッセンジャー、藤浪の3人が当確で
次いで榎田、岩田が有力候補です。
スタンリッジと久保が抜けたことで先発不足はやたらと指摘されますが、スタンは昨年負け越してますし久保は先発など一試合もしていません。
ここは誰かが空いた枠で飛躍するチャンスを掴むことを期待したいです。
榎田、岩田の二人を含めて残りの三枠を争う立場になるのが
秋山、岩本、歳内、鶴、白仁田、二神…
彼らの中から一軍キャンプ実戦とオープン戦前半で結果を出したものがローテーション入りとなります。
私的には秋山に期待したい。
次いで昨年初勝利の白仁田かな。
岩本は決め手がない投手なので何か変化球の決め球が欲しいところです。
鶴はリリーフでの実績があるんだからリリーフで勝負でもいいと思います。
二神もリリーフで全力投球する方がいいようにも感じます。
歳内は…まだよくわかりません。
最近はスプリットの話題が出ず、カーブがいいという話にもなっているようですが…どんなタイプのピッチャーになっていくのか、今年が大事な一年にはなると思います。
榎田と岩田が期待通りに行かない恐れもありますので、チャンスは幅広くあるんだろうと思います。
それと
ドラフト1位、岩貞。
ハズレハズレ1位で、この自主トレでも早速体調不良で出遅れるなど注目されていない状態ですが
大学の実績、特に直近の秋は結構なものです。
昨年のヤクルト・小川のような活躍がないとは限りません。
実戦登板してからの評価ですが、私は案外期待できると思っています。
リリーフの方は
最大の注目が、呉昇桓(オ・スンファン)。
韓国の絶対的クローザーが、果たしてどこまで通用するのか。
これがハマるという前提で
福原、安藤、加藤のベテラントリオが昨年の中心メンバーです。
しかし昨年もブログに書きましたが、いいものから使っていけばいいんです。
昨年の名前にこだわっても良い事ありません。
渡辺が復調すれば渡辺に頑張ってほしい。
それと松田遼馬に期待です。
左の枠には加藤以外では小嶋、前述の吉見も出番はあるでしょう。
そこにルーキーの山本や岩崎が絡めるか。
鶴や二神もビハインドの場面から実績を積んでほしい。
いずれにせよ昨年防御率リーグトップの投手の頭数と顔ぶれは決して悪くありません。
問題があるとすれば呉だけです。
それよりも野手陣に問題が多すぎるわけですが…。
今年のセンターを分析します。
大和が昨年ほぼレギュラーと言えるポジションを掴みかけましたが…最後に故障して俊介につけいるスキを作ってしまったあたり
大和も「持ってない」感がしますよね~。
その流れからすれば今年のセンターは
「本命・大和」、「対抗・俊介」、そして「大穴・緒方」という雰囲気でのスタートです。
柴田はどうも苦しいスタートを強いられそうです。
ついでに外野陣の話をすると
レフト・マートン、ライト・福留が基本線ですが福留が本当に使えるのかどうかが不透明です。
ライトに控えるのは伊藤隼太、今成(サード挑戦もあるようですが)となります。
しかし考えてみると
桧山、浅井、林が退団して外野は随分と手薄になった感があります。
そうなると良太、坂、そして上本あたりの外野もありそうですね。
二軍を考えるなら更に手薄です。
一二三、中谷は全試合出ないといけないくらいじゃないかと。
ルーキーの横田にも出番が多くありそうです。
しかしセンターとなると、いずれも守備力に不安があります…
って
引っ張りに引っ張って
毎年恒例、そのセンターではなく
今日はセンター試験ですね!
移動ルートとして奈良教育大の前をよく通るのですが、今日は朝から校門の前に人だかりがありました。
どうやら塾、予備校関係者が多かったようです。
あ、「今年のセンターの分析」というタイトルで検索してくださった受験生の皆様
毎年恒例の冗談ですので怒らないでください(笑)。
FAで流出した久保の人的補償が鶴岡になりましたね…。
以前書いた話と真逆になってしまいました。
DeNAには期待できる若手選手がいなかったんですかね。
ただ
昨年の平野の人的補償で「左の中継ぎだから」というあり得ないくらい素人くさい理由で獲得した高宮のようなことにはならないでしょう。
中途半端な実績の投手は出番もないでしょうから、これは有りかなと感じます。
確かに
藤井、日高というベテラン捕手がいるのに鶴岡…?
そう考える意見も多いですが、藤井の時だって「城島がいるのに何故わざわざFAで捕手を獲るんだ?」という意見も実は結構あったんですよね。
結果
獲ってよかったですね。
捕手というのは手厚く持っているのに越したことはないと思います。
と、いうのは故障があったときのリスクは大きいからなんです。
今の阪神の捕手陣容を改めて見るに
藤井、日高、清水、小宮山、岡崎、小豆畑、育成の原口、そして新人の梅野。
今成は捕手登録ですが事実上野手転向済みです。
ここに鶴岡が加わります。
藤井が軸になるのは言うまでもありませんが、やはりケガもあります。
年齢的に休養もいるでしょう。
一軍に捕手は三人必要です。
と、なると藤井、日高、鶴岡、清水、小宮山の中から3人が一軍になると思われます。
一方、二軍にだって捕手が必要です。
正直、なぜかわかりませんが岡崎の名前は殆ど上がってきていません。
原口は故障明けです。どこまでできるかわかりません。
小豆畑は肩以外のレベルが二軍でも通用しませんでした。
将来を展望し辛い状況です。
来年はルーキーの梅野が二軍で出場を重ねるのが目に浮かびます。
正捕手候補と呼ぶには早いですが、大学でのキャリアからは期待が膨らみます。
こう見ると、決して今期のみならず近い将来も捕手難のリスクがあります。
次世代の正捕手候補がいないんです。
藤井、日高、鶴岡は確かに年齢が近くキャラ被りの印象になってしまいますが
彼があと2年で引退するのか、あと5年頑張るのか…決して同じではありません。
その3年の違いが大きく影響する可能性もあるんです。
キャリアのある2番手、3番手捕手は決して邪魔にはなりません。
そこらへんのリスクマネジメントと考えるなら
なかなか良い人的補償だったかな、と。
ただ単に「DeNAの正捕手を引き抜いたら、昨年負け越した分の倍返しできるやろ!」の発想だったかも知れませんが…。
阪神の久保がFA流出となってしまいました。
DeNAに行くのがどうなのか、とは感じますが
今年の久保の起用法、そしてその結果からは流出もやむなしとも思うところです。
そこで重要なのが
人的補償です…!
昨年、平野がFA流出した際に高宮という左投手を獲った際にも書きましたが
阪神では全く出番がありませんでした。
ハッキリ言って中途半端な実績の投手など要りません。
同じ出番がないなら、一軍の実績はないけれども期待の若手と言える選手を獲るべきです。
さすがに私もDeNAがどんなプロテクトをしてくるかを予想するほどDeNAに詳しくありません。
しかし
仮に阪神がプロテクトするならば、リストから漏れる可能性のある若手選手がいます。
例えば投手では昨年2勝をあげた岩本、元甲子園の星の歳内、今年のルーキー田面
野手でも森田や中谷、一二三、西田、秋に目立った緒方、それに北條なども漏れてくるでしょう。
DeNAにもそんな若手がいるはずです。
いや、ある意味野手は阪神以上に期待できます(苦笑)。
投手でも
シニアで活躍、帝京高校に進んで1年夏の甲子園で148キロを投げた伊藤拓郎は今年ファームで規定投球回数を投げています。
唐津商で出場した甲子園で153キロを投げた2011年のドラ1、北方悠誠がいます。
野手は…詳しく知りませんがいる誰かハズです。
そういう期待の若手を獲ればいいんです。
コバヒロの補償で高濱を獲られたのは本当に痛かった。
相手に与えるダメージも大きいハズです。
ただ
その判断をするのが
DM職にある、あの御仁なんですね…。
それで、高宮になっちゃったんですよね…。
あの御仁の考えは、正直よくわからない事が多い。
一度
このブログを読んでくれませんかね!?(笑)
昨年と打って変わって
今日は静かすぎるドラフトでございます…。
阪神に限らず、どうも今年は一般のファンにとっては地味な印象です。
5球団競合の松井はともかく
高校生の注目選手がいつもより少ない感じですね。
まあ、実際は中央球界で目立たなくとも、プロで活躍する大卒や社会人の投手は多いですから
そこらへんに期待したいところです。
今年の阪神の指名は
1位 岩貞 祐太 横浜商大 投
2位 横田 慎太郎 鹿児島実高 外
3位 陽川 尚将 東京農業大 内
4位 梅野 隆太郎 福岡大 捕
5位 山本 翔也 王子製紙 投
6位 岩崎 優 国士舘大 投
正直リサーチ不足もありまして、ほとんど知りません…
ですのでスペック的なところだけで指名の印象を語っておきます。
1位は大瀬良、柿田と外してのハズレハズレ1位となった岩貞。
神奈川大学リーグという、いわば地方リーグですが秋の成績はバツグンに良かったようです。
直近の成績がいい、というのは重要なポイントで、春は良かったけど秋に調子を落として…という逆のパターンの指名より私はいいと思います。
左なんで、早くも能見の後継者に…なんて声もあるようですが
次世代の左腕というのは必要なポイントです。
こういうタイプは面白く、意外に大瀬良より勝つかも知れません。
私なら迷わず大阪桐蔭の森指名でしたが、まあヨシとしましょう。
2位、3位と野手できました。
いずれも打撃に期待したい選手とのことで、小兵ばかり指名していた頃よりもいい指名かと思いますが…
2位に高校生の野手というのは評価が高すぎやしないか、と気になります。
横田という選手については全く知識がないのですが、この手の素材型の選手は下位でも取れたりするのです。
2位だけに投手・野手にかかわらず、もう少し大学や社会人で試合で実績を残している選手の指名をした方がいいと私は思います。
4位がキャッチャー。
大学の打撃成績は結構いいんですね。これはなかなか面白い指名になったかも知れません。
キャッチャーは藤井、日高のベテランを除くと小宮山、清水、岡崎…と期待したくなる選手が乏しいんですね。
古くは狩野、移籍の今成、そして中谷と打てそうな捕手はすぐに外野手転向させてきたため打てる捕手がいないんです。腰を痛めた狩野はともかく、今成なんかキャッチャーでもよかったと思うのですがね。
5位、6位も左投手です。
どちらかというとリリーフのタイプでしょうか…。
この指名には多少疑問符が付きます。
いずれもストレートは140キロに満たない投手のようです。
「左の中継ぎ」には現場でプレミアが付きやすく、真に受けた編成部門が実力を過大評価気味に獲得してしまう感があります。
ドラフトではありませんが、昨年平野のFA補償で獲得した高宮などが好例です。その前には川崎雄介なども獲得した例もあります。いずれも一軍でほとんど戦力になりませんでした。
私に言わせれば
左の中継ぎが必要なら小嶋をリリーフで使えばいいんです。
中途半端な左投手の獲得は選手の枠を無駄に食う感があります。
それより、下位こそ高校生の野手や投手を指名すべきところだと思うのですがね。
先走った話ですが
1位の岩貞と4位の梅野を一軍キャンプに帯同すべきですね。
3位の陽川もいいかも知れません。
昨年のような盛り上がりの全くない夜になりましたが
まあマニアっぽく新人ウォッチをしていきたいと思います…。
今日の甲子園では、済美の安楽という注目の2年生ピッチャーが登場しました。
チラッとだけワンセグで安楽のピッチングを見ましたが
これは…
文句なしに
速い!
最速157キロというだけあって、常時140キロ台の後半が出ています。
ただ、今日も苦戦したように球速だけでは勝てません。
阪神の藤浪がすごいのは、そこなんです。
速いだけでなくストレートそのものの質、決め球となる変化球、四球で崩れないコントロールなどをハイレベルでバランスされている投手が勝てるんです。
安楽はその点、まだまだ成長途上です。
来年どこまで伸びるのか、はたまた伸び悩んでしまうのか・・・来年ますます注目です。
同じように昨年の夏、2年生ながら大活躍して注目を浴びた投手がいます。
桐光学園の松井祐樹。
昨年夏の甲子園で、22三振を記録した左投手です。
スライダーは即プロで通用すると言われ、左であることから評価にプレミアが付いて今年のドラフトで1位競合確実と言われています。
しかし、松井のスライダーを見て私の頭に浮かぶのが
阪神の岩田。
実は、岩田のスライダーの切れ味は知る人ぞ知るキレ味です。
大きな変化で鋭く曲がるあのボール…、まさに松井祐樹のスライダーに似ている。
しかし、その岩田が余り勝てないのがプロ野球の世界。
コントロールがやや悪く、四球から崩れることも多い。
私の印象では、松井祐樹は藤浪ほど勝てる投手だとは思わない。
松井一人の問題ではないが、センバツに続き今年の夏も甲子園出場を逃している結果も物語っている。
もちろん、素材としてドラフト1位級であることは疑いないのですけど
敢えて岩田がいるのに松井を獲るよりも、もっと指名すべき選手がいるんじゃないか、という事なんです。
そう
森友哉(大阪桐蔭)。
昨年、春夏連覇した藤浪の相棒でもあったキャッチャーです。
藤浪のことは別として、あのバッティングです。
大阪桐蔭の監督は「捉える力は中村剛也、中田翔以上」とおっしゃられています(阪神の西田の名前は出ませんでしたが)。
体が小さいことだけがマイナス評価なのですが
藤井彰だって小さくても阪神の正捕手です。
内外野に転向する手もあるでしょう。
投手は結局、毎年獲るチャンスがあるんです。
昨年のドラフトからも藤浪や大谷、菅野といったドラフトの目玉以外でも
ヤクルトのライアン小川、楽天の則本、DeNAの三嶋といったドラフト2位の投手がバンバン一軍で勝っています。
一方、野手は・・・?
阪神の若手野手で打撃に期待したい選手と言えば
隼太、森田、一二三、中谷(かなり伸び悩んでいますが)、西田、そして北條といったところでしょうか。
以前ほど小兵ばかりの指名ではないものの、まだまだ彼らも一軍に名前を連ねる選手にはなっていない状況です。
まして、捕手となると
藤井、日高、今成(外野手になってしまってますが)と移籍選手ばかり。
続く生え抜きは小宮山、清水、岡崎、橋本、小豆畑、原口(故障のため育成)・・・
今は清水がチャンスをもらっていますが、いずれも期待の選手として名前を挙げることができない陣容です。
このクラスのキャッチャーを獲れる機会というのは、それこそ数年に一度かも知れません。
森友哉がどこまで行ける選手かは、未知数です。
しかし甲子園のスターにして、あの藤浪とバッテリーを組んでいたという話題性も十二分。
話題性がある、というのは出場機会などのチャンスを与えられやすいという事にもなりますから
選手育成にとってもプラスに働きます。
私なら、ドラフト1位は森で決まりです。
投手は2位で大学生を狙えばいいんです。
今年のドラフトも
藤浪を引き当てた昨年の再現に期待しています!
少々ブログが滞っておりまして大変失礼いたしました。
元気にやっています。
言い訳はなしにして、しれっと再開します(笑)。
さて
昨日、藤浪が勝ちました
もう…
夢じゃないか、という次元です。
確かに
昨年のドラフト直後に藤浪の1年目を予測して藤浪は1軍でローテーションに入るピッチャーだと書きました。
しかし、実際にそれが実現している姿を目にすると
こんな事が本当にあるのか?という思いになってしまうのですね。
新人に期待しながらも裏切られ続け
いつしか淡い期待どころか冷めた目でしか見られなくなり
他球団で大活躍する新人選手を見ては「あれは、決して阪神では起こらない現象なんだ」と自分に言い聞かせる年月をどれだけ過ごしたか…(涙)。
いいじゃないか、井川と藤川球児が育ったというだけで。
あの暗黒時代には、それすら許されない時代を10年以上も耐え忍んだじゃないか、と。
ですから、藤浪に関して強い期待をしていたとは言え
フタを開けてみたら、あっけなく故障…とか
なぜかプロ入り後はストレートが130キロ台という、いつものオチ(?)に落ち着く可能性も僅かながら不安に思うところもあったわけです。
そして今
藤浪は勝っています。
実際、さほど詳細に投球を見ているわけではないのですが(私はテレビ観戦は数えるほどしかしません)。
ストレートは150キロを計測し、変化球はカットボールが効果的なようです。
コントロールも緻密ではありませんが四球で崩れる投手ではありません。
豪快にストレートでバッタバッタ三振を取る投手ではないにせよ、球威と変化球、そしてそのコントロールを高いバランスで兼ね備えたピッチャーなんです。
だから、勝てる。
投手のスカウティングは、ここが大事ですね…。
ともあれ
まだ19歳…!
末はダルビッシュか、田中将大か。
そんな果てしない夢のある選手を得ることができたのです。
そしてダルビッシュやマー君と同じく、藤浪には華がある。
比較的若いときから台頭した井川にも、確かに夢があったけれども
井川には華がなかった(ゴメン、井川クン。阪神の強い時代を作ってくれた井川クンには感謝と尊敬の想いでいっぱいなのだが)。
現段階での阪神の押しも押されぬエースになった能見も、遅咲きということもあってかイケメンなのに夢がない(ゴメン、能見クン、君にも絶対的エースとして絶大なる信頼を置いてます)。
何が井川や能見と最も違うか、というと
実力の世界とは関係ないのは承知ですが
藤浪は、春夏連覇した「甲子園の星」なんです。
甲子園の星が阪神で活躍するなんて
本当に本当に、思いつきません(苦笑)。
そしてその藤浪に対し
ドラフト2位で入団した同じく甲子園の星・北條の近況を知る方はどれほどいらっしゃるのでしょうか・・・?
北條の1年目については、ドラフト時に期待とともに一軍で通用するには時間がかかる、と書きました。
目下、ウエスタンリーグで
打率.162 ホームラン0
思った以上に苦労しているようですね…。
具体的な課題まではわからないのですが、多くの試合で9番・ショートでスタメン出場しており、元気なんだろうとは思います。
起用法から見る限り、平田監督が厳しくも、かつ温かく育成しているようです。
そして甲子園の星と言えば
驚いたのは直近の試合では
4番・一二三
キター!
という感じもしますが(笑)、こちらも期待されている模様ですね。
一二三についても当ブログで何度も書きました。
入団後キャンプでいきなり右肩痛でリタイヤ。
まさに、いつものオチかと思われましたが…、一二三にはバッティングがありました。
再三、私も野手転向を唱えていたのですが
予想以上に早々と野手転向が決まって、期待の大型野手となりました。
私にとっても思い入れの強い選手となり
何度もブログに書きました。
昨日の試合では、どうもフェンスに激突したとかでケガもあったようですが
ファームで4番を任されるほどにまで来たのか~と思うと、とても感慨深いところです。
そしてさらに、もう一人甲子園の星がいます。
歳内宏明。
スプリットを武器に夏の甲子園の2試合で30個の三振を奪った投手です。
思えば、一二三、歳内、そして北條とドラフト2位は「甲子園の星」枠となっています。
昨年、ルーキーイヤーに初登板で勝ち星こそつかなかったものの好投を披露しました。
しかし、今の歳内は…
一対、何をしているんだ!?
昨秋は体調不良でキャンプ不参加、という考えにくい事態となり
今年になって開幕後一軍でチャンスを与えられるも、結果を残せず。
ファームでも目を覆いたくなるような数字になっていますね…。
むしろ先日初登板を果たした同期の松田遼馬に期待が向かってる状況になってしまいました。
あのスプリットはどこへ行ったのか?
スプリットとともに、何とか輝きを取り戻してもらいたい・・・。
藤浪は確かに色んな意味で特別なんでしょうが
これからの「阪神の甲子園の星」たちに、期待したいです!
一昨日は阪神が侍ジャパンに勝ちました。
その試合は最後だけテレビでチラッと見たのですが
阪神で最後に投げていたのが伊藤和でした。
まあ~
ストレートのスピードはない(普通に136キロとか)
スライダーのような変化球は抜け球ばかり
コントロールもダメ
どっちかというとジャパンに協力して調子を上げてもらおうという意図だったんじゃ…というレベルの投球内容でしたが
その伊藤和相手に出塁もできずって
ジャパンはいったいどうなってるんですかね。
私的には、もはや鳥谷と能見以外に興味ないんですけど…。
むしろマニアックな私としては
その試合でなぜか(?)突然一軍に昇格して登板した川崎が気になります。
川崎雄介 31歳
2010年、ロッテからトレードで入団
いわゆる「左の中継ぎ枠」のピッチャーです。
左の中継ぎというのは首脳陣からすれば投手の編成の中で入れておきたいピースのようで
需要が多く実力以上に評価されがちです。
今回、平野の人的補償で入った高宮などもその典型的なパターン。
結局川崎は以降、目立った成績はなく
昨年などは一軍登板ゼロ。
一軍登板ゼロっていうのは、言わば一軍・二軍首脳陣の「眼中にない」存在だった感もあったわけで
今春のキャンプも当然のように二軍スタートでした。
それが突然…
いきなり一軍に呼ばれ、それもジャパン戦で登板。
伊藤和の話じゃないですが、まさか噛ませ犬のつもりじゃないんでしょうが
大いに違和感のある抜擢でした。
そして2回パーフェクトという結果。
まあ前述の伊藤和も2回を抑えているんですが、川崎の投球内容はテレビで見ていないのでよくわかりません。
記事によるとキラリと光る投球内容だったようです。
左の中継ぎ枠の筒井が故障で出遅れ、藤原や前述の高宮もピリッとせず
確かに誰かが左の中継ぎ枠に入れねばならないという事情はあります。
ちなみに昨年は加藤というピッチャーが地道に結果を残し続けて、それなりのポジションを確保しました。
榎田は先発転向を模索する中で、結果を残せていません。小嶋なども先発なのか中継ぎなのか中途半端な状況です。
一軍に呼ばれるということは、二軍で推薦があったということ。
二軍キャンプで結果を出していたのだと思いますが、それを評価して推してくれるコーチがいて(藪コーチですかね?)くれたということだと思うのです。
そして今回の好投で一軍首脳の評価も確立できたことになります。
ライバルも多く、結果を出し続けないとすぐに逆戻りの立場ではあるんですけど
川崎にとっては一生一大のチャンスがきたのかもしれませんね…!
春季キャンプが目前となりまして
いよいよ野球熱も高まってきましたね~!
先日の投手陣に続き、今日は打撃陣の構想を書くとしましょう。
ま、打線予想はオーソドックスに
1 西岡 セカンド
2 大和 センター
3 鳥谷 ショート
4 新井貴 ファースト
5 福留 ライト
6 マートン レフト
7 コンラッド サード
8 藤井彰 キャッチャー
ですね。
メジャー帰りの二人が加入し、全員が揃って額面通りの活躍をすれば優勝間違いなしです。
しかし、額面通りになることなど滅多にないのがプロ野球の世界で、それは歴史からも明らかです。
昨年は打線が全く得点できなかったことが5位低迷の原因でした。
打点王やホームラン王になったことのある新井貴が全くダメでした。
日本記録保持者のマートンが.260に終わり、二軍落ちの期間もありました。
2年連続3割を打った鳥谷の打率も.262に留まり、規定打席到達者ではそれがチームトップでした。
ブラゼルも平野も目を覆うような不振となりました。
言わば全員が揃ってダメだった訳です。
歴史を紐解けば
あの85年に爆発的な破壊力を誇った打線も、わずか2年後に全く打てなかったのです。
骨折から復帰の掛布は全く打てずの.227でした。
岡田も真弓も成績を落としてしまいました。
新加入の田尾も期待を裏切る.221、柏原に至っては僅か.176。
バースだけがそれなりの成績だったものの、2年連続の三冠王から無冠に終わりました。
全員揃って、というとバースに怒られるかも知れませんが
バース一人ではお話にならないくらい他の打者が打てず、点が取れなかったのです。
今年の打線も昔の名前としては派手ですが
これまた全員揃って不振…という事もありえる訳です。
特にアメリカから復帰した西岡、福留に注目が集まるわけですが
楽天を戦力外になった岩村の例も考えるに、額面どおりの活躍は期待しないほうがいいのかも知れません。
二人とも日本の統一球の経験はないのです。
西岡 .260 5本
福留 .270 10本
どうも、この辺の中途半端な数字がチラつきます…。
これ位だと西岡は上本と大差ないのでは、なんて思ったりもしますが
スピードもあるのでレギュラーとしてギリギリ及第点というところかとも思います(カネに見合うかはともかく)。
福留もこれくらいの数字でも昨年の主力(マートン、鳥谷、金本ら)を上回る訳ですから
地味にでも打点を稼いでくれればオッケー、とせねばならないでしょう。
それよりも私的な大きなポイントは
マートンとコンラッドの両外国人です。
特にコンラッドのところには新井良太がいるんです。
上の打線予想でも控えになっちゃってますが、絶対にレギュラーにしてほしい選手です。
余程コンラッドがガンガン打たない限り、さっさと良太に切り替えるべきです。
もちろんお兄ちゃんの新井貴もそうですが。
ハッキリ言って、今が旬なんです。
今年を逃せば良太の野球人生は一生脇役で終わるでしょう。
逆にレギュラーを獲ればチーム内の立場も大きく変わり、良太の野球人生は一流に手が届くところにきます。
そしてマートンですが…
正直、どっちに転ぶか全く予想できません。
あの、2年連続最多安打のマートンが復活するのか
キレて暴走したマートンになるのか
和田監督には早めの決断をお願いしたいと思います。
打撃コーチとして2年連続最多安打の姿を見てきた和田監督だけに、マートンへの信頼と期待は大きいのですが
このポジションには伊藤隼太がいるんです。
福留に換えて隼太というのは現実的ではないと思いますので
マートンがダメだったら隼太にどんどんチャンスを与えてほしい。
そういう訳で
今年の期待は良太と隼太、私はこの二人だと考えます。
レギュラーは奪うものだ、と言えば聞こえがいいのですが
とっかえひっかえの便利屋扱いをしている限り、レギュラーの野手は育ちません。
チームづくりはその場の思いつきではなく、先を見据えてやるべきものです。
そしてもう一つ。
悩ましいポイントはキャッチャーですね。
基本線は藤井彰。日高に期待しすぎてはいけないでしょう。
いずれにせよ次世代の正捕手候補が乏しいことに変わりはありません。
小宮山のバッティングは変わり得るのか…?
今成はもっとキャッチャーらしくなるのか…?
干され気味の岡崎はいつになったら認めてもらえるのか…?
小豆畑は肩以外がプロレベルにあるのか…?
打線という意味ではキャッチャーが打てるかどうかも強いチームのポイントです。
暗黒時代の阪神は山田という打てない捕手が主に正捕手を務めており得点力不足が続きましたが
矢野が正捕手を奪って以降、打てる捕手として打線が底上げされました。
とりあえず今年は
藤井に地味に(?)頑張ってほしいところです…。
レギュラー野手8人のうち
全員は無理でも、5人が頑張れば勝てます。
3~4人なら5割付近でしょう。
1~2人になると下位低迷となる。
ちなみに良太と隼太以外でレギュラーが奪える可能性があるのは上本だけです。
阪神の若手野手は全く育っていないというか…そもそも獲っていませんので、期待できる選手がいないんです(投手はいるのにね)。
北條はまだまだこれからです。
3年目に一軍に出てくれば上々でしょう。
結局、レギュラー陣に全てがかかっています。
まあ正直、不安の方が大きいです…
決まってから書こうと思っていましたが…
あまりにもじれてきたため、書かざるを得なくなってきたので書きます。
福留孝介
彼は何処へ行こうとしているのか?
いや
彼は一体何を目指しているのか?
福留が阪神に入団する可能性も十分にあるため、先入観を持ちたくないのですが
ここ2週間くらいで随分と株を下げたような感じがします。
阪神ファンは補強に懐疑的な人が多いです。
FAというと金本のみが別格で、他は成功とは言い難いところです。
古くは山沖、石嶺、星野といったオリックス勢が続いたのですが
いずれも額面通りの活躍に及ばず(山沖などは一軍登板すらなし)。
片岡は03年の優勝のときに渋く頑張ってくれましたが、その年以外は目立った活躍なし。
新井は打点王を獲ったりもありますが、いかんせんホームランが少なく期待以下と言わざるを得ない。
直近では藤井彰は地味ながら奮闘、コバヒロは…僅か2年で戦力外となってしまいました。
FAではありませんが、メジャー帰りも城島は1年目だけ活躍して在籍3年で引退に追い込まれました。
私もFAは余り好きではありません。
特に、人的補償が発生するクラスの選手はリスキーでよくない。
新井のときには赤松を獲られ、コバヒロのときには高濱を獲られましたね。
28人のシミュレーションをすれば分かりますが、期待の若手などがプロテクトから漏れやすいのです。
今年の日高などは補償がないと思いますので、これならOKです。
また、メジャー帰りは補償がないので、まだいいんです。
ここはFAと大きく異なる点。
西岡などは、まだ28歳という年齢は大きな魅力です。
上本のチャンスが消えつつありますが、これも競争と勝負の世界です。
しかし、福留は35歳。
どうなんだろう、という年齢。
今年はメジャーでも出場が余りなかった状況。
そして伊藤隼太に期待する熱心な阪神ファンは獲得反対でしょうね…。
ただでさえ補強に懐疑的なファンが多い中
ここに来て交渉・返答を引っ張り
しかも、そのなかで金銭面での要求が出てきているように伝わっています。
これでは入団してもヒールになってしまいかねない…?
一体彼は何を目指しているのか、何を求めているのか。
もちろん、結果が全てです。
あの野茂英雄も近鉄を退団したときは世間の印象が悪かったのです。
しかしメジャーで結果を出して全てシャットアウトしてしまった。
福留孝介が日本において結果を出せればいいのですが…。
海外FAを取得していた阪神・鳥谷が残留するというニュースが走った。
(今日のブログはいつもと文体及び私の一人称も違っています。ちょっとシリアスな感じでお願いします。)
昨年に国内FAを取得した際にも鳥谷の去就には気をもんでいたが
「鳥谷はメジャー志向があり、国内移籍は考えていない」という状勢が伝えられていたため、注目度は今年ほどではなかったと記憶している。
そして今年、いよいよ海外FAを取得してメジャーへの移籍が可能となった今年
いよいよ鳥谷が阪神を去るときが来るのか…という不安と寂しさが俺の心にも押し寄せてきていた。
鳥谷敬については
という5年前の記事に、入団当時の想いから綴っている(この記事は検索でも結構ヒットする当ブログ中でも屈指の名作)。
入団後の経緯を付けくわえるなら
入団当時、前年にショートを守っていた藤本とのポジション争いにおいて優遇されたような見方をされ、阪神ファンの中には鳥谷をやたらと批判する人も多かった(藤本は妙に人気があった)。
東京生まれの東京育ちで、もちろん標準語での喋り。さらにクールな性格故にファンへのアピールが少なく、やや地味な立ち位置となっていた。
ルーキー以来ずっと一軍に帯同してきた中で、同期の選手はもちろん野手では年下の選手がなかなか定着することがなく、先輩ばかりに囲まれる日々であった。
少しずつ打撃成績を上げてきたものの派手な活躍をする事が少なく、それが伸び悩んでいると見られるフシもあった。
もちろん俺は鳥谷に特別な思い入れがあったのだが
そうした事から「鳥谷はチームに、そして関西という土地に馴染めていないんじゃないか?」という心配が俺にはあった。そして「いつかFAで関東のチームに移籍するんじゃないか…」という漠然とした不安が湧きおこっていた。
しかし5年前に書いたブログ以降、鳥谷は更に成績をアップさせていく。
打撃成績に加えショートの守備にも磨きがかかり、セリーグを代表するショートとなっていった。
2008年にはベストナインを獲得
2009年には20本塁打をマーク
2010年には打率3割に到達、100打点をマーク
2011年には最高出塁のタイトルを獲得し、ゴールデングラブ賞にも輝く
連続試合出場を続け、打順も3番が定位置となり、鳥谷は推しも推されぬ阪神の中心選手となった。
そして2009年のオフに選手会長をしていた赤星が電撃引退となり鳥谷は選手会長となった。
恐らくは赤星の指名によるものであり、鳥谷は渋々引き受けたと推察する。
この事についても俺は不安を覚えた。
そもそも余り前に出るキャラでない上に
レギュラー陣は金本、城島などの大御所に
年上の新井、平野、そしてマートンとブラゼルの外国人。
控えにも桧山、関本…
選手会長と言っても気を使うばかりのポジションではなかったろうか。
そして、そのわずか2年後
阪神の選手会長が鳥谷から関本に交替したことを知るファンはどれくらいいるのだろう。
わずか2年というのも異例であれば、年代的に逆行する先輩への移譲も異例に映る。
余りニュースにはならなかったが、当時の鳥谷の心境はいかなるものであったのか。
一体、球団との間でどのような話がなされたのか。
翌年のオフに国内FAを取得する鳥谷の流出を、俺は現実として突き付けられた気分になった。
やはり鳥谷は出て行ってしまうのか…。
しかし
FA権を取得した昨年から今年にかけての経緯は前述の通りである。
鳥谷は阪神残留の道を選んでくれた。
現段階ではメジャー挑戦の道は厳しい、との判断もあったのだろう。
日本人内野手の評価を下げたとも言われる元ロッテの西岡が入団確実というのも何かの縁か。
いずれにせよ
これで鳥谷敬という名前が
阪神の球団の歴史にしっかりと刻みこまれることになる。
もちろんドラフトより見守ってきたファンの心にも
改めて刻み込まれる日となった。
ありがとう、鳥谷敬。
いい加減にしろ、という苦情は一切受け付けておりません(笑)。
とにかく今は
コアな阪神ファンにしてドラフトウォッチャーの植田の気持ちを解ってくださる方のみお付き合いくださいませ…。
さて、表題の件
「第2回選択希望選手 北條史也 内野手 光星学院高校」
もしもリアルでテレビ中継を見ていたら
このアナウンスに私はきっと躍り上がって喜んでいたことでしょう…!
今夏の高校野球選手権大会の準決勝において
私は北條が2打席連続でバックスクリーンにホームランを打った試合をラジオで聞いていたのです。
思わず「うおーっ!!」っと車内で叫び声を上げました。
そしてその前の試合では、あの三振記録を作った桐光学園の松井をも攻略していた。
3番 田村 4番 北條
この二人の名前がドラフト候補生として、俄然ビッグネームに躍り出てきました。
そして多くの注目を集めた藤浪との決勝での戦い。
なんとセンバツの決勝戦と同カードとなりました。
センバツの決勝では藤浪の大阪桐蔭が勝って優勝しましたが、その試合で北條は藤浪から2本のツーベースを打って意地を見せています。
この決勝の対決、本当に気になっていたのですが仕事のタイミング上ラジオでリアルでは聞けず…
結果、ここは藤浪の完勝でした。
しかし敗れはしましたが、田村・北條の名前は強烈に私の心をわしづかみにしたのです。
ある意味、まさか獲れるとは思っていない藤浪以上に…。
阪神では長打が期待できる若手が乏しく、ルーキーの伊藤隼太とファーストしか守れない森田(フェニックスでサード挑戦が始まりましたが)の名前が上げられるくらいで
昨年から株を上げた中谷はまだまだ実力不足と断じられ、野原将も二軍で最もチャンスを与えられ続けながら目立った数字が残せず一軍での期待は遠い状況です。
あとは小兵ばかりで…まあ上本と大和はともかく
柴田、俊介、田上、荒木、甲斐(⇒戦力外)、坂、西田、黒瀬…と小兵なのに盗塁ができないとか、盗塁したくても塁に出る事がないとか
「コイツは将来が楽しみ!」という選手が見事にいない訳なんです。
結果、生え抜きのレギュラーは鳥谷以降現れていません。
次世代のスターがいない事にようやく気付いた昨年(遅すぎるっちゅうねん!)伊藤隼太を獲得。まあこれは良かった。
しかし、まだまだ足りない。
田村・北條のどちらかでもが獲れたら…と淡い夢を持ってドラフトを待つ日々でした。
ちなみに二人の評価としては
バッティングはやや田村の評価が高いようにも思われました。夏の大会では北條の4発が目立ちましたがトータルの実績では北條を上回り、藤浪からも決勝でヒットを放っています。
また高校全日本でも木製バットへ対応して、ここでも北條以上に結果を出しました。
しかし守備面を評価に含めると
ショートとして着実に成長を積み重ねた北條は守備面での評価も得たのに対し、田村は外野、サードなどを経てきてキャッチャー1本の選手ではないこともあって、守備面の評価で北條を下回る印象でした。
そういう訳で
北條は打てるショートとしてドラフト前には上位候補として、そしてハズレ1位候補にも名前が上がってきたのです。
しかし、阪神のハズレ1位候補の情報は
松永(大阪ガス)、松葉(大体大)、則本(三重中京大)、三嶋(法大)などの即戦力投手が中心。
決して即戦力投手が悪い訳ではないのですが、今の阪神の投手陣はそれなりにコマが揃っていると思うんです。
ある程度の投手なら外国人補強でも他球団を戦力外になった選手でも獲る方法はあります。
近年の1位指名では榎田が一定の成果を上げたくらいで、二神も白仁田も小嶋も殆ど戦力になっていません。
今年もまたそれを繰り返すんですか?
そして流れてくる小豆畑2位指名の情報。
いや、キャッチャーの2位(自由枠含む)指名も散々失敗してきた歴史があるのですが(浅井、岡崎、古くは北川、関川など)、それも繰り返すんですか?
田村、北條とは結局縁がないのか…と
また裏切られて失望する予感も漂ってきたドラフト当日
まさかの藤浪獲得成功。
他球団のハズレ1位は
やはり即戦力投手優先の球団が多く、松永と増田が競合抽選となる状況。それに石山、松葉といった投手が指名されていきました、
DeNAは中畑監督の後輩になる駒大・白崎を指名。白崎も打てるショートということで、高評価だったようです。
そして投手で2度ハズレた広島は、ここで龍谷大平安・高橋を指名してきました。高校生の野手としては唯一の1位指名で、最上位の評価ということになります。確かにパワーのある打撃は注目されていた選手です。
そして2位指名はウェーバー順で、今年5位に沈んだ阪神は全体の3番目での指名。
これ、実はかなり大きなポイントです。
ハズレ1位を選ぶときに、微妙な比較で「1位級」の選手が残りウェーバーの早い球団は2位で獲れるチャンスがあるんです。ここから先はもう抽選の世界はありません。
ウェーバー順はシーズンの順位が低かった順番です。
まずDeNA。三嶋が残っていました。投手が弱いDeNAとしては1位で野手を指名したこともあり、当然ここは投手です。
続いてオリックス。昨年野手ばっかり獲ったこともあり、投手できました。道都大・佐藤で来ました。こういった地方リーグの大学生は球団によって評価が別れやすいところですが、オリックスは高評価だったんですね。
そして、次が阪神です。
則本が残っています。
大学ナンバーワンキャッチャ―と言われる伏見(東海大)も残っています。
もちろん2位指名を匂わせていた小豆畑も残っています。
しかし
北條が残っている!!
もし私がリアルで中継を見ていたら
「北條や、北條が残ってるやんけ!頼む、北條行ってくれ~!!」
と絶叫していたことでしょう(笑)。
社内の会議中でしたので全くそんな事になっているとは知りませんでしたが。
そして
1位で藤浪が獲れたことが、阪神関係者の2位指名にどのように判断に影響したのか…?
「第2回選択希望選手 阪神 北條史也 内野手 光星学院高校」
この瞬間、夢のようなドラフトが実現しました…!
もし私がリアルで中継を見ていたら
「よっしゃああああ!!ようやってくれた~!!藤浪と北條やあああ!エライこっちゃがなあ~!」
と躍り上がって大興奮していたでしょう(笑)。
ここで現実的な話としては
そうは言っても実際のところ、藤浪と違って北條が一軍で通用するようになるのに時間がかかると思います。
また、相当の練習が必要となるのでしょう。
あの中田翔でも1年目は出場なしに終わっています。
しかし中田は4年目にレギュラーを獲得、今年はリーグ2位の24本のホームランを打つに至りました。
北條なら、そんなワクワクするような夢を見させてくれる…
そして必ずや阪神のクリーンアップとして名前を残す選手になってくれる…
ここ10年以上、願い続けてきた選手の入団となります。
これからは藤浪の陰に隠れることも多くなると思いますが
熱い阪神ファンは熱い期待を寄せ続けるでしょう。
これからの阪神を
頼むぞ!
北條!!
藤浪の起用・育成方法について(まだ野球ネタ書くのかよ、という苦情は受け付けておりません(笑))
中西投手コーチが注目発言をしています。
「GMを含めてしっかりとプランを出すが、基本はオレが見ていくということになると思う」
「いいところでね。(試合を)選んでいくよ。見据えるのはシーズン」
「素材がいい選手は触らないのが一番。素材勝負。1年目から2桁勝てる能力がある」
中西コーチは「一軍の」投手コーチです。
完全に、一軍帯同かつ先発ローテーション入りを前提としている内容となっていますね。
大卒1位でも一軍キャンプすら帯同しなかった(白仁田、ショウ、二神など)過去の例からすれば、極めて異例です。
高卒ルーキーというと「まずは体力づくり」とか「あわてず、ゆっくり」という育成方針がたてられます。
しかし、藤浪は違う。
地区予選で7月に野球部を引退して、半年遊んでいたような選手であればそれも当てはまりますが
藤浪は夏の甲子園優勝から全日本、そして秋の国体でも優勝しているんです。
そして秋の国体でも150キロのストレートを投げている。
2軍で体力づくり…なんて事を言っているレベルではないと判断します。
そもそも2軍にいても2軍戦で投げたりするわけですから、やる事は同じです。
実力があるなら、もったいつける必要はありません。
試合にも出さず「体力づくり」「下半身強化」などとやっているのは愚の骨頂。
そんな事をやっていて結果伸びた投手を私は見た事がありませんし、試合に出してもらえない程度のそもそも実力不足の選手です。
ちなみに春夏制覇、さらに国体優勝の3冠を達成した選手と言えば
横浜高校の松坂大輔。
松坂は西武に入団して1年目から先発ローテに入り、16勝10敗 2.60
以降、高卒1年目の投手で目立ったところでは
寺原 隼人(ダ) 日南学園 6勝 2敗1S 3・59
ダルビッシュ(日)東北 5勝 5敗 3・53
田中 将大(楽)駒大苫小牧 11勝 7敗 3・82
唐川 侑己(ロ)成田 5勝 4敗 4・85
由 規(ヤ)仙台育英 2勝 1敗 4・55
秋山 拓巳(神)西条 4勝 3敗 3.35
武田翔太(ソ)宮崎日大 8勝 1敗 1.07
釜田佳尚(楽)金沢 7勝 4敗 3.28
さすがに一年間ローテに入ったピッチャーというのは田中マー君くらいのものですが
藤浪の高校時代の実績と投球そのものは決して松坂やマー君と並べても見劣りするものではありません。
改めて見ると、結構一軍で投げていますね。
今年の武田(ソ)の成績が密かにエグイ。
釜田(楽)だってこんなに投げているんです。
しかし、こう見ると秋山の失速はイタい感じですね…(苦笑)。
藤浪が10勝できるかどうかともかく、一軍戦力となることだけは間違いありません。
二軍でじっくり育てる…などとい眠たいことを言っている場合ではないんです。
そういう訳で
今回の中西コーチの発言には心より賛同します。
近年の阪神は実績組を中心にメンバーが固められ、なかなか若いピッチャーの登用がなかった(特に昨年まで)のですが、私もこれで一安心です。
これで一軍ローテは激戦となります。
実績的に能見、メッセンジャーが当確。
そこに岩田とスタンリッジが続きますが、今年の結果(大幅負け越し)から言えばこの二人のローテ確定まではいらないと思います。榎田、久保はもちろん秋山や岩本、歳内、それに小嶋に安藤も同列で競わせればいい。
そして、ある意味「別枠」で藤浪。
高卒一年目から先発当確などという
これまでの阪神では考えられなかったような夢のような事が本当に起こります。
ドラフト一発でこんなに世界が変わるなんて…
まさに
夢です!
タイガース・ドリームです!
一体
どうなってしまうのか~!
あ、明日は北條編やります(笑)。
もし貴方が小関順二氏という方をご存知であれば
貴方はかなりのドラフトウォッチャーだと推察いたします。
※先に言っておきますが3日連続野球ネタにして、この後延々とマニアックな話が続きます。
世の中にはドラフトマニアの方が数多くいらっしゃるようで、ドラフトについてのホームページがあちこちに存在します。
そして中には
高校野球ならば甲子園の大会のみならず地方大会まで観戦し
大学野球のリーグ戦を注視し
社会人野球では都市対抗をチェックするという
スカウト並の情報収集を自らされる方もいらっしゃいます。
その中でも、書籍の出版からコメンテーターとしてのメディア出演など、もはやビジネスとして立ち位置を確立するにまで至ったのが小関氏なのです。
氏の帰納的な分析手法は私も相通ずるところがあり
私もこの道を進めば、小関氏と似たような芸風(?)になっていたかも知れません。
(何を訳の分からない事を言ってるんだ、という批判は受け付けておりません(笑))
氏は今回のドラフトを評し
2012年ドラフト会議を徹底検証!阪神の上手い指名を初めて見た!
と語ったのです。
氏は過去の阪神のドラフトを評価してこなかった。
確かに私も評価していませんし、考えに相通ずるところは沢山あったと思います。
しかし氏の考え方の傾向として
「将来性」ある高校生が好きで
高卒を育てることこそ理想であり、チーム強化の王道である、という考えが根底にあります。
この点については私は考えが異なります。
「将来性」ってなんなのか?
過去の歴史は全て「将来性」=「不確定リスク」であることを示している。
それもそのはず、レベルが高いとは言えない高校野球の地方レベルの実戦において
一部の突出した選手(藤浪や北條などのクラス)を除いて選手の実戦レベルの能力を正確に評価するのは至難の業だと思うのです。
高校野球でさほど目立ってなかった選手がプロから声がかからず
大学に入って4年後にドラフト1位指名される投手が多数いること自体が、その証明でもあると思います。
逆にしっかりとレベルの高い実戦で結果を出し続けた大学生や社会人が実力を評価しやすいのは当然だと思うのです。
特に投手の獲得においては、大学・社会人重視は決して間違いではない。
そこのところは私と考えが一致しない小関氏ですが
今回の阪神のドラフトは氏の考えにも合致して、前述のコラム表題となった次第です。
まあ少々見下されている感があるのが気になりますが(笑)
小関氏をはじめ、客観的に評価されるようなドラフト指名が阪神に全く無かった事だけは確かでして
小関氏も称賛するドラフト指名、というのもまた気分のいいものです。
改めて振り返ると
1位 藤浪 球界を代表するエースに
2位 北條 若くしてクリーンアップに座り虎のプリンスに
何度振り返ってもワクワクする指名です。
こうなると3位以下もいいんじゃないか?と思えてきます。
ここからは妄想ですが(笑)
3位 面母 150キロ連発で勝ちパターンにリリーフに名を連ねる
4位 小豆畑 アッと言う間に正捕手獲得、打撃も意外にしぶとい
5位 金田 ファームの主戦クラスとなり一躍先発候補に
6位 緒方 打撃で評価を上げ、シーズン後半からファームでレギュラー獲得
まあ、本来ドラフトとはこうあるべきなんじゃないかとも思いますが
そうもいかないというのも、阪神に限らず歴史が全てを物語っていますね…。
ドラフトって
本当に難しく…
面白いですね…!
どんどん阪神ブログ化している感もある当ブログですが
今はそういう時なんで(分かる人にしか分かってもらえないでしょうが…)
何卒ご容赦願います(笑)。
最高のドラフトを終え
とにかく今の植田は上機嫌です(^-^)
何せ30年間なかった事です。
もう、どうしていいか分かりません。
こうなったら思い切り精神を開放したいと思います。
早速家族には
「好きなもん買うたるで」
と大盤振る舞い宣言。
しばらくは各地で散財しそうな勢いです。
これって
経済効果ってやつですか…!?
何でも藤浪の阪神入団の経済効果は44億円という試算をした大学のセンセイがいらっしゃるそうで
『開幕から活躍して10勝前後を挙げるという前提での計算。「低迷で減少した観客数増加のカンフル剤になると思われる」とし、観客動員の10%増加を推定した。また「藤浪投手は新人としては過去最高の経済効果をもたらす可能性があると言える」と結論づけた。』
ま、阪神ファンから言わせると
開幕から活躍して10勝前後を上げる ⇒ その期待はしているが、高卒新人としては相当のハードルでもある
観客数動員の10%増加 ⇒ 藤浪効果は間違いなくあるが、それ以上にチーム成績に連動するもの
センセイ、ちょっと読みが甘いですな(笑)。
それよりも計算に入れないといけないのが
来年2月の沖縄・宜野座キャンプです。
ここでトンデモナイ経済効果が出ます。
藤浪の一軍キャンプ帯同は間違いないでしょうから(そうでなければ怒るで、和田カントク!)
当然、大フィーバーです。
もう沖縄、とんでもない事になります。
阪神球団さん、キャンプ中の藤浪専属の広報決まってます?
ABCさん、キャンプ中継の予定できました?
沖縄のガードマン屋さん、今のうちに人員募集しといてくださいよ?
旅行会社さん、ホテルと飛行機取り合いになって大変ですよ?
みんな、沖縄へ行きます。
もう、予約入れとかなアカンでしょう。
この時点で凄い経済効果間違いなし。
それ以前にもドンドン経済効果、あると思います。
早速、私もスポーツ新聞をコンビニで買ってしまったりで経済効果が表れているわけで(笑)
きっとそんなヤツが世の中にたくさんいるハズ。
シーズンオフはスポーツ新聞のトップ記事は阪神ネタじゃないことが多いですが
今オフは連日藤浪、藤浪…コレ、間違いないですね。
新聞も、よう売れるでしょう。
なにせ、阪神です!
絶対に斎藤祐樹どころじゃありません。
ここは日ハムと阪神の違いを見せつけてあげましょう(笑)。
とにかく
エライこっちゃ、エライこっちゃ
ですよ!
感無量、というのは
こういう気分の事をいうのでしょうね…。
阪神ファン歴30年の中におけるドラフトウォッチャー歴24年
長い暗黒時代とともに
ドラフト暗黒時代が延々と続いてきた歴史でした。
それが…
こんな…
夢見るようなドラフトを見ることが出来ようとは…
ドラフトウォッチャーを続けてきてよかった…(T_T)
1位 藤浪晋太郎
過去、ドラフトの目玉を獲得した事そのものが殆どなかったのです。
競合入札でのドラフトの目玉獲得は岡田(元監督)以来…その時はまだ私は阪神ファンではありませんでした。
以降、清原、野茂、小池、松井…、近年では中田、菊池、大石に至るまで当たった試しなし。
逆指名(自由枠・希望枠)時代も、上原・和田・井口・高橋(由)・阿部…そりゃあみんな欲しかった。
巨人とダイエー(ソフトバンク)ばかりに目玉を獲られていったんです。
そんな中、唯一獲得に成功した希望の星が鳥谷でした。
今日の藤浪獲得成功は
鳥谷獲得のインパクトを上回る
まさに岡田獲得以来、実に33年ぶりの歴史的な日となりました…!
楽天の田中将大、また今年の釜田やソフトバンクの武田の例を見ても
藤浪は疑い無く一軍で即勝てるピッチャーです。
そして
大スターです。
球界の人気者となりえる選手です。
来年のキャンプは藤浪大フィーバーとなるでしょう。
これまでいつも他球団のフィーバーを指をくわえて見ているだけでしたが、来年は本当に大変です。
こんなことがあっていいんでしょうか…!?
素晴らしいです!
そして、嬉しいです!
2位 北條
もう、このブログで嫌っちゅうほど書きました。
阪神は、桜井広大以降ホームランバッターを誰一人獲っていないのです。
鳥谷はもちろん、昨年の伊藤隼太も中距離打者です。
そして中距離どころか、
「もういいやろ?」と言いたくなるほど小兵ばかりを指名し続けてきたのです。
毎年、甲子園で活躍した選手を中心に
将来の4番バッターを夢見ることができる野手の入団を期待しては裏切られ…
ドラフトは落胆の歴史でした。
そうなんです。
こんな指名をして欲しかったんです。
キャッチャーは下位でもいいんです。
即戦力のピッチャーも3位以下で十分獲れるし、そこそこチーム内にも揃っているんです。
守備や走力が売りの選手も、もういいんです。
それよりも、夢を見させてくれるバッターが欲しかったんです。
未来のクリーンナップ候補。
しかも、甲子園の星にしてポジションはショート。
阪神で言うと、この手の指名は萩原誠以来、という事になるでしょうか…(プロ入り後の活躍度からは夢のない例えですが)。
ちょうど、一昨日のブログでハッキリ書きました。
私なら北條指名だ、と。
こんな期待通りのドラフトは本当に初めてです…!
3位以下は普通のドラフトです。
即戦力候補のピッチャー獲って、キャッチャー獲って…
2位でキャッチャーを獲る、という失敗ドラフトの見本のような報道があって失望しつつありましたが
結局は4位指名で、報道内容がブラフだったとするならば球団も大したものです。
6位の緒方という選手の指名の意図がよくわかりませんが、まあ何かあるんでしょう。
1位 藤浪 2位 北條
何も甲子園の星だけがドラフトでない事は百も承知の上ですが
藤浪には超越した力があり、北條には今の阪神に無かった夢がある。
ドラフトウォッチャー人生最良の、感無量の夜です…!
「1位はBIG3の中から指名する」
ある球団のスカウトのセリフだそうです。
ドラフトでBIG3という言葉が使われ出したのが、2007年のことと記憶しています。
この年、高校球界でドラフト1位指名候補として突出していた選手が3人いました。
中田翔(⇒日ハム)、佐藤由規(⇒ヤクルト)、唐川侑己(⇒ロッテ)
彼ら3人を指して、いつの間にやらBIG3という呼び名が定着したのです。
そして昨年
大学生で1位指名入札が集まりそうな選手が3人いました。
藤岡(⇒ロッテ)、野村(⇒広島)、菅野(⇒浪人)
彼ら3人を指して「大学BIG3」という呼び名がまたまた使われたのです。
すると今年のドラフト候補を語られる際に
藤浪(大阪桐蔭)、大谷(花巻東)、濱田(愛工大名電)の3人の高校生が春頃から注目を浴びて「BIG3」と呼ばれはじめました。
しかし藤浪が全国優勝、大谷が160キロを出す中で濱田は夏に少し評価を落とし、BIG3というよりも二人が突出する格好となりました。
そこに大学生のバリバリの重複1位候補である東浜(亜大)を加え、高校・大学チャンポンの「BIG3」と呼ぶ人も出てきた訳です(更に浪人中の菅野を加えて「BIG4」とされる場合もあり)。
BIGという呼び方はともあれ
ドラフトの目玉と話題が彼らに集中している事は間違いないのですが
この直前期における大谷のメジャー挑戦表明…
これで一気にドラフトの様相が一変しました。
従来の予想としては
藤浪には指名を公表した阪神、オリックス、ヤクルト
大谷には楽天、西武、日ハム、ソフトバンク、
東浜にはロッテ、広島、DeNA
菅野に巨人
そして中日あたりが福谷(慶応)の単独指名狙いか…なんていう予想ができたのですが
大谷を指名するはずだった球団が
藤浪または東浜に流れるか、競合を避けての一本釣りを狙うことにもなりそうなのです。
こうなると阪神にとっても痛いところですね…。
藤浪がハズレる可能性が高まる上、一本釣りが増えるとハズレ1位候補が減ることになります。
ハズレる事を前提として考えると(なんせ当たった試しなし)
他の1位候補は
森(東福岡)
三嶋(法大)
則本(三重中央大)
松葉(大体大)
松永(大阪ガス)
増田(NTT西日本)
この辺のピッチャーが1位で消えそうなところですかね。
野手は評価が難しいところで
伏見(東海大) 好打の捕手としてのプレミアをどう評価するか
杉山(早大) 六大学のホームラン王だが元・捕手でファーストというポジションをどう評価するか
白崎(駒大) 強打のショートで評価は高い模様
北條(光星学院) 甲子園の星だが1位評価まで届くかどうか
私なら北條指名です。
何度も書いていますが、この手の主軸候補の野手が阪神にはいないんです。昨年1位指名の隼太はともかく、続くのが森田、中谷、未知数ですが一二三くらいで後は小兵ばかりです。
更にワンツーで同じ光星学院の田村も獲りたいくらいです。
逆に若い投手はいるんです。
将来のローテーション候補には秋山、岩本、歳内がいます。
小嶋、白仁田、二神…ドラフト1位の投手も一軍戦力に食い込めないんです。
彼らが出番に恵まれないくらいの状況なんですから、さほど即戦力投手は必要ないです。
藤浪が別格であることは確かですが、ハズレ1位は敢えて野手で行ってほしい。
しかし結局は、三嶋か則本あたりに落ち着きそうな予感も漂うところですが…。
ともあれ、期待して注目します!
金本引退。
もちろん私にも尽きぬ思いも沢山あります。
しかし敢えて
敢えて…
その思いはふっ切りましょう…
誰がどうなっても
私たちは阪神ファンであり続ける。。。
だから敢えて、ここに触れましょう。
ドラフトです。
10/25ですから、もう直前になってきています。
ニュースによると
『すでに球団は大阪桐蔭・藤浪(動画)の1位指名を公言しているが、指名人数に関して中村GMは「最大5人かな」とし、投手中心の指名方針であると明かした。』
まず、「最大5人」の件。
今年の支配下減は11人。
金本、コバヒロ、ブラゼル、城島 、鄭、石川、 蕭、松崎 、横山、甲斐、 野原祐
ブラゼルと鄭の枠はそのまま新外国人の獲得となるでしょうから、実質9人枠が空く事となります。
さらにメジャー入りが確実とされる藤川球児を加えると10枠。
ドラフトで5人という事は、残り5枠残すことになります。
メジャー帰りの西岡、あわよくば福留、さらには五十嵐も視野に入れているのでしょうか…。
プラス、他球団の戦力外枠も予定しているのか。
しかし、私に言わせれば、ドラフトで5人は少なすぎる。
ドラフトというものは、カテゴリー的に言えば
即戦力投手
高校生投手
即戦力野手
高校生野手
捕手
に分けることができます。
指名が5人だと、各カテゴリー均等なら各一人になってしまいます。
改めて
今の阪神に必要な者は何か…?
今年5位に沈んだ最大の原因は…?
23回を数えた完封負けに象徴される得点力不足=野手陣の弱さ ではなかったのか!?
さらにファームにも期待される大砲候補が見当たらない状況を鑑みると
北星の田村や北條のような高校生で長打力のある野手の指名が絶対的に必要なんです。
プラス、大卒の大型野手も欲しい。駒大の白崎という内野手に注目しているようですが、このあたり何とか獲って欲しいところなんです。
なのに
「投手中心」…?
確かに大体大の松葉などは魅力ある投手は確かにいます。
城島が抜け、藤井も先が長くない状況ですから捕手も獲る必要があるでしょう。
藤浪が当るかどうかはともかく、高校生の投手も指名するんでしょうし
それで5枠しかなかったら
一体どこで野手を指名するつもりなんですか??
何度も書きますが
桜井広大以降、阪神に長距離砲の野手は入団していません。
ワクワクするような若手がいなくなって久しいのです。
伊藤隼太は鳥谷以来の六大学のスター1位指名でした。
結果、鳥谷以来レギュラーを獲った生え抜きの野手がいないのが現実です。
私なら
今の状況なら、ドラフトで7人指名します。
内外野問わず、大卒高卒問わずとにかく長距離打者が必要です。
小兵は幾らでもいますから、これ以上獲る意味がないです。
そこで3枠くらい必要です。
プラス、捕手に1枠。
高校生でも大学生でもどちらでもいいので、打撃がいいのが欲しいです。
あと3人が投手です。
即戦力と高校生と両方確保できます。
他の補強は残り3枠で充分です。
西岡の分と、2枠も残っています。
ひょっとして平野がFA流出したらさらに1枠空きます。
この状況で、なぜドラフトで最大5人なのか…?
いずれその結果は明らかになっていくのでしょうが
あの御仁の言う事は
私には全く理解できないことばかりです…。
金本に続き、城島も引退となりました。
いよいよ名実ともに世代交代待ったなしの阪神ですが
今年も終わりに近づいて、かすかな希望の光も見えてきました。
上本、大和の1・2番コンビの定着に加えて
隼太が初ホームラン、野原将が初ヒット、森田も奮闘…と一軍昇格した若手が結果を出す事ができました。
しかし私の注目は…
一二三慎太
この人です。
プロ入り一年目をほぼリハビリで棒に振り
今年が野手転向一年目。
結果、ファームで残った打撃成績は
45打数8安打 .176
寂しい数字のようですが、シーズン最後の方では連日スタメン出場し
ウエスタン最終戦では2塁打を含むマルチ安打。
何かを掴みかけているのでは…と思うのは私だけでしょうか。
ファームは引き続き宮崎でフェニックスリーグに参加します。
昨年、中谷がグッと株を上げたのがフェニックスリーグです。
今の雰囲気からすると、一二三はフェニックスでスタメン出場の機会が多く得られそうに思います。
この秋は
一二三慎太に注目です…!
オリックスの岡田監督が突然解任されました。
3日前に今期限りの退任は決まっていたのですが
今日になって「明日からこなくていい」になった訳です。
(岡田監督のメディア上のコメント)
「契約やからなあ」としながら「3日前、最後までやってくれというのを言われたばかりやからなあ」と、複雑な心境を明かした。
****
急に話をひっくり返されたんで、お気持ちもお察ししますが…
岡田監督は前日の11連敗の後、こんなコメントを残しています。
「ゲームのコメントはないぞ。一回、気持ちが切れたら戻られへんのやろうな。ネジを巻き返すというても無理よ」
歯に衣着せぬコメントは岡田氏の真骨頂でもあり、色んな意味で注目を浴びてきたのですが
そこまで言ってしまうと…ダメなんでしょうね。球団の対応も理解できる気もします。
「無理」と言ってサジを投げてしまい、自らの気持ちも切れて投げやりになってしまっている…と取られても仕方のないコメントです。
こんな状態の人に1日でも監督をさせたくない、と球団が考えても不思議ではありません。
もちろん、当人は投げやりになってなどいないのかも知れませんが
こう言ってしまうところが岡田氏の岡田氏たる所以なのでしょうね。
今シーズン中の岡田氏のコメントの中でも、ものすごく気になったコメントがあります。
中山という投手が度々失点を重ねた際に
「中山は2軍落ちさせるところを『再生させます』って頭を下げてきたから残したけど、だまされたよ」
と、自軍の投手コーチを痛烈に批判したのです。
コーチ本人にどう仰られたのかは分かりませんが、「だまされた」なんていう表現はマスコミに言うコメントとしては過激すぎだと感じました。
また、信頼関係を完全に放棄する内容です。
仲間を信じられないトップって…どうなんでしょう。
このコメント後はさぞかし雰囲気も悪くなったろうな、と推察します。
阪神の和田監督ではありえないような
常に上から目線、歯に衣着せぬコメントが岡田氏の持ち味でもあり、関西ではそれも人気の理由でもあったのですが
今年の岡田監督は行きすぎてしまいましたね…。
しかし、阪神の監督としては歴史に名を残す名監督でした。
また遡れば新人の頃から大人気で、インパクトの強い活躍をして
指導者としても二軍監督として早くから監督候補生と目されてきた
言わば阪神の「エリート」です。
実績で上回る掛布雅之が歩みたくとも歩めなかった道です。
その岡田彰布がこのような形で経歴を傷つける形になるとは
阪神ファンとしては複雑な思いもあるところですね…。
また、あの岡田節を聞いてみたいです。
「そらそうよ」
このところ微妙にメディアを賑わせている
中村GM
早稲田のキャプテンを務めた毛並の良さを買われ、若くして幹部候補生として目されました。
コーチ兼任を経て早めの現役引退、そして二軍監督就任とエリートコースを歩み
90年に満を持して監督就任しましたが…
暗黒時代の真っただ中で苦しい戦いを強いられ、最後はシーズン途中で辞任に追い込まれました。
その後オリックスでGMなどフロント要職を務め、何故か1年だけ監督をしたりして球団経営に関わったのですが
結局オリックスも低迷を続けてめぼしい成果はなし。
経歴だけ見ると輝かしいものもあるんですが(阪神OBとしては、ですが)
しかしこの御仁、私はどうも気にかかって仕方がありません。
ま、過去の事を蒸し返すのはやめておきますが
GM就任後の動きと発言だけ見ても…
阪神は現在、2軍選手に出場機会をある程度均等に与えているが「いい方法ではない。素材を見て、集中的に育てるのがファーム本来の姿」と持論を展開。
⇒この発言に対して、吉竹二軍監督は「均等に与えているわけではない。そのあたりは今後見てもらいたい」という趣旨の発言をしています。
私のような一ファンでもウエスタンの結果やら起用されている選手をチェックしているんですけど…別に均等になっている訳ではないですよ?
確かに幅広くチャンスを与えている感じはありますけども、多くの選手にチャンスを与えて全員を見極めていくのが当然のことと思いますが…。
それと、「集中的に育てる」対象の選手が見当たらないのが現状だと思いますがねえ。一応野原(将)などは「集中的に」チャンスをもらい続けてきましたし。
恐らく自らの目でファームの選手を見て来なかったんでしょうね。
真弓監督も、ファームの選手を見て「生で見た事なかったからね。」なんて発言してましたし…。
両氏に限らず、解説者の仕事も阪神専属みたいなものなんだから、二軍の試合も普段から見るべきだったと思いますが…。赤星氏なんて結構見られてますよ。
むしろ、せっかく一軍に登録したのに出場する事なく二軍へ再降格…なんて事をやっている一軍首脳にこそ問題があると思います。
「ランクを付け、我慢すべきは我慢して使う。将来性のない選手を我慢して使ってもマイナス」との方針を示した。
⇒将来性のない選手って…一体誰を指すんですか?本当に将来性がない選手などがいれば、それは所属していること自体がおかしい。所属するからには全員が将来性に期待する選手であって当然です。
それをチャンスも与えず腐らせる方が余程おかしい。
私に言わせれば、この内容は一軍首脳にこそ言いたい。
世代交替はいよいよ待ったなしの時がやってきています。
ここ数年固定されてきたレギュラーも、いよいよ顔ぶれが変わるときが来ました。
レギュラーを育てるときにこそ、この「我慢すべきは我慢して使う。」ことが必要なんじゃないですか?
控え選手をいつまでも便利屋扱いしたり、悪いところばかりを注意したりしている印象が強いです。
あくまでもOB中心! 来季に向けて着手する“和田改造内閣”の土台が6日、明らかになった。タテジマに袖を通した人物が基本線で、山田勝彦現オリックスバッテリーコーチ(43)の招へいを目指していることも分かった。
⇒山田氏には申し訳ないのですが…キャッチャー・山田の時って阪神が最も弱かったように思えてなりません。矢野が山田からレギュラーを奪って阪神が強くなっていっただけに、どうもこのコーチ人事は疑問です。
OBにこだわるのも分かりますが、コーチの世代って「暗黒時代」の方が多い訳で、正直人材は乏しいんです。
OBなら03年や05年の優勝を経験した若い世代で、ちゃんとチームの事を見てきている人を登用してほしいです。
となると候補は
矢野、赤星、そして金本。
しかし矢野氏や赤星氏はまだまだ解説者ライフを堪能したい思いもあるような気もしますね…。受諾してくれるかどうか、ですね。
金本はいよいよ「その時」が来たんじゃないかと。
いきなり二軍監督なんかでもいいと思います。
ちなみに、もし私がGMならば(妄想)
何よりも真っ先にドラフト候補生を見に行きます。
大学生は秋のリーグ戦が始まっています。
この時点における見極めはかなり重要なポイントだと思います。
まさかないとは思いますが
「ドラフトはスカウトに任せる」などというような発言を御仁がされるような事があれば
いよいよ暗黒時代突入も近いですね…。
既に終戦を迎え、DeNAとの最下位争いがネタになりそうな阪神ですが
さすがにこれだけ負けがこむと、様々な批判も沸き起こってきていますね。
こんな時に多く出る意見が「若手を使え」というヤツです。
しかし、私が何度も当ブログで指摘し続けているように
悲しいかな
使いたくなるような若手が見当たらない。
投手はともかく、野手陣は末期的な状況です。
8月12日に行われた育成試合の結果、見ます?
大阪体育大学に負けてんですよ!?
プロに入りたくても入れない選手が大半の大学生の球を打てず、大学生に打たれる。
結局今の二軍の選手などその程度のレベルでしかないんです。
ちなみに独立リーグなんかにもちょいちょい負けています。
若手を使うどころの話ではありません。ファームは総替えしてもいいくらいです。
これらは決してファームの育成システムの問題ではありません。
全てスカウティングの失敗です。
ここ10年くらいドラフトで指名した野手の中で、主軸を期待される選手が何人いましたか?
私に言わせれば、03年の鳥谷以降ドラフト指名時点で期待されたのは昨年の伊藤準太までいませんでした。
その間、獲った選手と言えば
大卒で岡崎、上本、柴田、甲斐、俊介、荒木
高卒で大和、野原(将)、高濱、橋本
守備や走塁がウリの小兵とキャッチャーばかり。
強いて言えば…の野原(将)が育たずこのザマです。
ちなみに高濱はロッテに人的補償で獲られ、目下イースタンで打率上位にいるようです。
古くは新庄や濱中、そして桜井広大が入団した際には、彼らの打球の飛距離が結構話題になって期待されたものですが
そういった期待の大砲候補が誰一人いなくなって久しいのです。
鳥谷もホームランバッターではありませんし、伊藤準太は確かに大学全日本の4番ですがホームランバッターというイメージではありません。
こんな状況下で、一体どんな若手を使えと言うんでしょうか。
今一軍で「若手」と言われる選手にしても
新井良太が4番に抜擢されました。
彼も29歳になっており、若手などとおめでたい事を言っている選手ではありません。
ちなみに良太は中日からの移籍選手で、阪神がドラフトで指名した訳ではありません。
トレードで来た今成がいきなり一軍の捕手枠に定着しているのが現実です。
このところサードで出ている坂は若いと言えなくもありませんが、移籍選手なのでドラフトで獲った選手ではありません。
こうなると、ここ10年ドラフト指名を担当してきた編成部の責任は極めて重いと言わざるを得ません(ちなみに監督を含めた現場サイドはいつも「スカウトに任せる」としか言わない)。
そんな中
少しでも打開策を、と考えるならば
上本と大和かな…(結局小兵ですが)。
彼らは小兵なのですが、盗塁ができる選手です。
足が速ければ盗塁できる訳ではなく、盗塁には技術と考え方が必要なのだそうです。
平野は足は遅くないのですが、盗塁ができません。
同じく柴田や俊介も俊足の部類なのでしょうが、盗塁ができません。
そんな中、今いる選手の中では上本と大和が盗塁できる選手なのです。赤星氏が断言しています。
いわゆる小兵で俊足、右打者と言う共通点があり同じように見られがちですがタイプは異なります。
上本は小兵ですが小ぢからがあり、たまに長打があります。
守備はさほど上手くはありません。
大和は元々ショート出身で抜群に守備が上手いです。
フライを追う感覚も素晴らしく(この辺は平野にも言えるのですが)、センターとしても一流の守備を見せます。
彼らを常時スタメンで使えば…結構盗塁王を争うかも知れません。
今年の大和の打席数はレギュラークラスの半分程度なのですが、今の盗塁数12を倍にすれば盗塁王争いのトップになります(セリーグは他球団にも盗塁をするレギュラークラスの選手が少ない)。
上本も昨年のデータ(8盗塁)から考えると、規定打席立つなら年間30盗塁はできる計算になります。
これだけ打てず、点が取れない状況です。
新井に送りバントをさせるところまで来ています。
元来、私は出塁もできないのに機動力に期待してもダメだという考えなのですが
事ここに至っては、当面は上本と大和の機動力に期待する方がいいんじゃないかと思います。
それと起用法についてですが
これまで主軸がポジションを占領し続けていたため、若手をレギュラーに固定する必要もなかったのでしょうが
これも考え方を変えねばなりません。
中途半端に若手を使ったところで、将来にはつながりません。
スタメンで活躍したかと思うと、次の試合はベンチスタートだったりする事が度々あります。昨夜もセンターのスタメンは大和ではなく平野でした。
鳥谷とて、岡田監督が辛抱しつつレギュラーとして固定していったのです。
ポジションは与えられるのではなく奪うものだ、なんて言うのは聞こえが良くもっともらしいのですが
ほんの一部の限られた選手を除き、現実はそうなっていません。
桜井広大もレギュラーを掴みかけましたが、ちょっと打てないと「桜井は自分がレギュラーだと勘違いしちゃダメだ」なんて事を言う首脳陣がいたりして結局定着できませんでした(ま、ケガもありましたが)。
まして上本や大和なんていう脇役的な選手は便利屋扱いされやすいのです(守備固めや代走要員、みたいな事で)。どこかで誰かがレギュラーにドンと据えないと、なかなかポジションが獲れない。
何よりも和田監督自身がそうでしたよね。
前年まで4年連続ゴールデングラブ賞を獲っていた名手・平田をさしおいて和田をレギュラーに抜擢・固定したのは当時の村山監督の確固たる信念だったと思います。
金本を筆頭に、これまでの主力選手の先はますます不透明なものになってきています。
統一球の導入で状況は一変しています。
内野安打や盗塁の価値は相対的に上がっていますし、無死または一死で三塁にランナーがいればスクイズありきだと思います。
今の平野の状態から考えて、私はいよいよ上本をレギュラーに固定する時期にきたと思っています。
もしも来季鳥谷がFA移籍する事があるなれば、ショートのレギュラーは100%大和です。
現有戦力で若手の話をするならば、そんなところです。
しかしそれは当面の話であって、5年後を見据えた話ではありません。
本当はホームランを打てる選手が育ってほしいのですがね…。
沖縄キャンプの方も、2クールを消化して
明日から練習試合が始まります。
明日は日本ハム戦。
次いで14日、18日、22日…。
あの~
紅白戦はやんないんですか…?
去年のブログでも書きました。
紅白戦やるには人数が少ない…?
一軍メンバー決めるときにわかるでしょう!?
紅白戦なんだから、別に両軍かけもちしてもいいんですよ。
臨時代走、再出場もオッケーでしょう。
確かに外野などは金本、マートン、桧山を除くと
伊藤準、田上、俊介、中谷の4人だけ。
林や浅井を入れときゃいいのにねえ。
まあしかし、逆に大和や良太を外野で使うとかのチャンスでしょう?
人数が足りないなりの方法を考えれば可能だと思うのですが。
毎年、安芸で二次キャンプをしていたときは、一、二軍が合流する20日ごろに紅白戦が行われたのですが
今年は、それすらも無いんですか?
二軍キャンプから外野手を呼んだらどうですか?
日本ハムでは、ソフトボール出身の大嶋という選手がホームランを打って話題になりました。
この話題も紅白戦で打ったからこそ、です。
ロッテでは早々に藤岡を始める―キ―たちが紅白戦で「初登板」を果たしています。
やってる球団はやってますよ。
結局は、実戦でしか計ることはできません。
そしてその実戦も、雨で流れることも多くありますし
3月も中盤からは一軍メンバーでしょう?
若手を試す、なんて何試合もありませんよ。
「若手は競争だ」とかってなんだかんだ言いながら、一試合投げさせて、ハイ終わり、のパターンですか?
競争の機会自体が全然ないんですけど。
鶴、若竹、秋山、小嶋、筒井、白仁田、二神、伊藤和…
試してみたい投手はいくらでもいると思うのですがね。
やりましょうよ…、紅白戦。
テレビのドラマは各クールに1本見るか見ないか…という植田です。
昨年は年間で「BOSS」、「スクール!」、「謎解きはディナーの後で」を見たくらいです。
「ミタ」は見た事ありません。
今思うと「マルモの掟」は見たら良かったかな~というカンジですね(スペシャルだけ見た)。
で、今回のクールは何も見ていないのですが
一昨日、ふと点けたテレビで見かけたドラマが気になりました。
「タイトロープの女」
池脇千鶴さんと高岡早紀さんが出演されています。
池脇千鶴さんは「ほんまもん」のイメージが強いです。
昔会社勤めをしていた頃、昼休みに時折見ていました。
高岡早紀さんは…昔と印象が違いすぎて別人のようです(笑)。
池脇千鶴さんが演じる主人公が中小企業の社長であった父の死に際し、ピアニストを辞めて家業を継いで社長になる、というストーリー。
ところが、昔はよかったその会社も今は傾き、大変な状況で…
そんなお話です。
7年半前の私と…少し重ね合わせて見てしまい
ついつい引き込まれてしまった訳です。
一昨日のは前話の再放送で、昨日の放送でその続きを見ました。
主人公の由梨は就任早々、過去の粉飾決算が明るみになって銀行融資がストップ、資金繰りのピンチに追い込まれます。
何とかしないと…と悩んだ末に
得意先に支払いの前倒しを頼んで断られ
取引先に支払いの延期を頼んで信用不安を引き起こし
従業員にも突きあげられて、八方塞がりになってしまうのです。
世間知らずのお嬢様だから…という部分も多分にありますけれど
何か7年半前の自分と重ね合わせて引き込まれました。
私の場合は、もっと恵まれた環境だったのだと思いますが
それでも、それなりに色々ありましたから…。
この先、主人公と会社が何をきっかけにどう変わっていくのか…が楽しみです。
家内には
「何でこんな暗いドラマ見てんの?」
と言われましたが…。
もちろん私が沖縄へ行く訳もなく
阪神の一軍キャンプのお話です。
沖縄メンバーが発表されたときに、メンバーを見て今年の投手陣の構想を書く…というパターン。
もう3年目になりますので恒例のこととしましょう(笑)。
さて、今年のメンバー
渡辺、榎田、能見、藤原、安藤、伊藤和、二神、筒井、岩田、藤川、秋山、福原、小嶋、久保田、久保、小林宏、西村、鶴、若竹、メッセンジャー、スタンリッジ、白仁田
ちなみに昨年のメンバー
渡辺、榎田、能見、藤原、蕭、筒井、岩田、藤川、福原、小嶋、久保田、久保、ジェン、下柳、鶴、メッセンジャー、スタンリッジ、川崎、加藤、小林宏
昨年からの落選組は
蕭、ジェン、川崎、加藤
ジェンは昨年のファームで活躍した筆頭だったのですけどね。
蕭にしてもジェンに次いでリーグ2位の防御率。
この二人が評価されないっていうのも、どうなんやろう~とう感想。
選出組では
安藤、伊藤和、二神、秋山、西村、若竹、白仁田
違和感があるのは二神と白仁田ですね。
ドラ1ですが、二人ともウエスタンの実績は殆どなし。
特に二神は…???
ルーキーの伊藤和、若竹あたりに期待したいところです。
さて、そんな投手陣ですが
先発ローテーションは
能見、岩田、メッセンジャー、スタンリッジ
の4人が実績からの当確組。
まあ、何があるか分かりませんので脱落者が出る可能性はありますが。
残りの先発枠で争うのが
榎田、コバヒロ、安藤、小嶋、秋山、鶴、若竹、
となります。
榎田が有力。
コバヒロは正念場ですね。
安藤、小嶋はリリーフで見てもいいのでは。
もちろん秋山、鶴、若竹のブレイクにも期待したいです。
先発は6番目になると交流戦で出番がありませんし、雨で流れると登板がとんだりするため
特に前半戦は実質5人でローテーションが回ります。
この顔ぶれだと外国人の二人も調子が悪いとすぐに外される可能性もありますよね…。
そしてリリーフ陣ですが
クローザー 藤川球児。
そこへつなぐセットアップには先発から転向と言われる久保。
後は
実績を重ねてきた渡辺、昨年リリーフで株を上げた福原、復活を期す久保田
このあたりで調子の良い者が勝ちパターンに入るでしょう。
そして左の枠で藤原と筒井、先発から漏れたら小嶋が争う。
更に一昨年よ再びの西村、ルーキーながら上々の評判を得た伊藤和。
投手陣は揃っています。
しかし、そんな中でいかに次世代の選手を育てるかも重要。
新任の藪コーチがどのような起用をすすめていくのか、注目です。
そして
敢えて私はここに、あと一つのピースを加えたい。
井川慶。
あのポスティングから5年。
ヤンキースとの大型契約がとうとう終了する井川に米球団からのオファーはまだないという。
国内ではオリックスや楽天が獲得に積極的だと伝えられている。
現段階で阪神獲得の話は聞こえてこない。
なぜ?
どうして阪神は三顧の礼を持って井川を迎えないのか…??
引き続き五十嵐亮太を狙っているとの情報もあり、球団は消極的な発言に終始している模様。
井川にとって存在の大きい古巣ではなかったのか?
アメリカに行っても井川は毎年のようにオフには球団事務所を訪れていたじゃないか?
球団だって井川のおかげで巨額の入札金を得たじゃないか?
井川が帰るところは阪神ではなかったのか…?
井川慶は
あの小林繁以降途絶え、約20年ぶりに現れた「阪神のエース」だったではないか!
もちろん03年、05年の優勝の大功労者だった。
井川が抜けてからの阪神は絶対的なエースを失い、優勝を逃し続け苦戦が続いてきた。
もちろん大リーグ挑戦が「失敗」し
故障もしつつマイナーでそれなりの実績を残すにとどまった井川に対して
評価は難しいのでしょう。
評価はイコール金額に関わりますから、経営的にも大きな判断となる。
しかし
オファーの金額など安くてもいいんじゃないか?
金額問わず、結果はどうあれイの一番に手を上げることこそが阪神と井川の関係なんじゃないのか?
球団は何をカッコをつけているんだ!
…
沖縄キャンプと話がそれましたね(苦笑)。
それにしても
あ~
沖縄行きたい~(笑)!
センター…と言えば
昨年は柴田の躍進があり、俊介が追い越された格好で
今年はさて、ドラ1の伊藤準太がセンターとしてはどうなのか…?
じゃなくて
センター試験ですね!
このところ3年間続いてしまったネタふりをしている
センター元年受験生、アラフォーど真ん中の植田です!
センター試験と言えば
えーっと…
まあ、いいか。この話。
今年は元の話に戻りましょう(笑)。
それよりもハヤタですよ、伊藤準太。
慶応大学卒のドラフト1位(正確には一巡目)入団のゴールデンルーキーです。
大学全日本の4番も打った、鳥谷以来のスター候補。
ポジションは外野。
ここで阪神の外野事情は、というと
マートンが不動のレギュラーです。
一昨年はセンター、昨年はライトでの出場が中心でした。
マートンの守備についてはセンターはそれなり、という感じで
ライトもしくはレフトが無難なところです。
そして極めて不透明なのがレフトの金本。
肩のケガの影響もあって、2年続けての低迷。
いよいよ引退をかけてのシーズンとなります。
正直、守備はもうシンドイ。
バッティングについては、打率こそ低迷したものの昨年チーム4位の本塁打数なんですよねえ。
しかも打席数が少ない中での本数と考えるなら、新井とそう変らない本塁打率という事になるんです。
しかも昨年後半に肩の調子もあがって打撃も上向いたという状況もあって
華麗なる復活を遂げるのか
イッキに戦力から離れてしまうのか
どちらとも考えられる訳です。
他の選手にしてみれば、レフトが空くか空かないかは大きなポイントとなりますので
ハヤタにとっても影響が出そうな部分でもあります。
レフトが金本、ライトにマートンが順当なところとして
残るのがセンター。
冒頭のように、昨年は柴田が出てきました。
218打席立って、.271を残しています。
ライバルの俊介は、というと
205打席で.242で一昨年より数字を落としてしまいました。
まあ、似たタイプの選手でして
足は速いけど盗塁がそうそう出来る訳ではなく
小粒な打撃ですがバントなどが特に上手い訳ではなく
守備の上手いキャラのように見られやすいですがミスも目立つ
というキャラかぶりの二人。
柴田が左で俊介が右という違いと
強いて較べるなら打撃は柴田、守備は俊介の方が上回る印象があります、
昨年の流れからいうと引き続きこの二人のセンター争いになる訳ですが
そこでハヤタ、という事になります。
ただ、ここが私もリサーチ不足なところでして
外野と言っても慶大での主なポジションはライトだったという曖昧な情報を耳にした程度で
プロでセンターを任せられる水準の動きができるのか…?
そこが問題です。
また、首脳陣の考え方が大きく問われる部分になると思うのです。
あの松井秀喜も高校時代までは主にサードでしたが、プロ入り後センターに転向しました。
当時の長島監督の決断だったと思うのですが、結果的に決して下手な守備ではなかったと記憶しています。
ハヤタをセンターとして育てる、という信念を和田監督はじめ首脳陣が持てば
それなりの結果がついてくると私は思うのです。
岡田監督が鳥谷をショートで育て上げたように。
また岡田監督自身が大学時代のサードからセカンドに転向したように(サードには掛布がいた)。
現在の金本の立場と状況を考えるに、今年のハヤタはそれて行くべきです。
それとも、金本を外してまでハヤタを使うという大英断をするか。
この辺り、金本次第で大きく変わってくるところです。
そして将来の外野陣としては
昨秋に評価を上げた中谷と野手転向を決めた一二三がいます。
もちろんまだまだ未知数の二人ですが
ファンの妄想としては伊藤準、中谷、一二三の外野陣は夢があります。
ついでに秋山も外野手転向した方が更に夢があるのですが…!?
ソフトバンクの和田がFA宣言して大リーグ挑戦、そして同じく杉内がFA宣言して巨人移籍濃厚のようです。
二人ともダイエー時代からホークスを支えてきたWエースです。
私にとっては、あの03年の日本シリーズで煮え湯を飲まされた二人ですので、あまり印象は良くないのですが
ま、他球団の事なのでさほどの興味があるわけではありません。
それにしてもホールトンも含め3人のローテーション投手が流出したら、チームとしては大変な事ですね…。
ま、しかし
それも一つのバランスのようにも思います。
阪神が暗黒時代のさなかドラフトでの有望新人を願う中
それをあざ笑うかのように当時のダイエーは有望選手を獲得してきました。
93年に東都のスラッガー・小久保を逆指名で獲得
94年の城島は大学進学を突如翻しての単独指名、入団
96年に井口を逆指名で獲得
00年は山村、山田の1位級二人を自由枠で獲得(⇒この二人は活躍しませんでしたが)
01年は寺原を抽選であてた上、1位級評価だった杉内を囲い込んで3位で獲得
02年は和田と新垣の1位級二人を自由枠で獲得
この辺までもう、やられたい放題だった訳です。
早稲田の和田なんて、今なら間違いなく抽選です。4球団くらいきていたと思います。
(当時の評価で言えば木佐貫(⇒巨)も競合クラスの評価。永川(⇒広)、久保(⇒巨)、加藤(⇒オ)あたりも評価が高かった。ちなみに阪神も和田、木佐貫獲得を目指したが敗れ、杉山、江草が自由枠。下位で久保田、後に久保(⇒社会人⇒ロ)が合流。)
結果、順調に主力選手を獲得してホークスは投打とも豊富な陣容となり
今にいたるまで黄金期となっていったのです。
テレビで解説者が「ホークスは松坂世代(⇒和田、杉内、新垣)でローテーション組めますからね~」なんて気楽に言っているのを、私などは地団駄踏む思いで聞いていたものです。
そりゃあ、和田獲りたかったって…。
杉内も全日本に名前を連ねたれっきとした逆指名候補だったんです。
新垣なんて高卒時点でオリックスが1位指名した投手でしたし。
それら全部ダイエーに獲られていったんです。
何で巨人とダイエーばかり…、そう思ったもんです。
そんな経緯のあった和田と杉内がホークスを去るときが来たようです。
当時の私の思いからすれば
ドラフトであれだけいい思いをしたんだから
その反動もあっていいんじゃないかと…それが先ほど書いたバランスという意味です。
ドラフトウォッチャーの阪神ファンの戯言でした…。
こんなタイトルの本を見かけて
手に取らずにはおれなかった植田です…。
コンビニに売ってました。
パラパラとめくり、購入即決。
1980年以降の歴代ドラフト1位(逆指名、自由枠、希望枠含む)の選手について詳しく書かれた本です。
中田良広からはじまり
あの源五郎丸洋、木戸克彦、中西清起…、懐かしい話も色々。
しかし
安藤優也に関する記述で引っ掛かる部分が。
「入団後、04年までは主に中継。それもJFKにつなぐ役割だった。」
うーむ、これは当時の事を全く知らない人が書いたんだなあ、と残念に思いましたね。
安藤は1年目にチョコチョコ先発したりしていましたがパッとせず
2年目の03年に開幕当初から中継起用され、アウトローに147キロ位のストレートをビシビシ決めて一躍セットアッパーに躍り出ました。
当初抑えを期待されたポートというピッチャーがサッパリでしたが、ジェフ・ウィリアムスが快刀乱麻を見せて抑えに定着。
しばらくしてポートに代わって獲得したリガンというピッチャーが勝ちパターンに加わり
リガン - 安藤 - ウィリアムス
という勝ちパターンの継投を星野監督が作りあげたのです。
そして、優勝。
安藤は主力として大いに貢献したのです。
JFKは未だ存在していません。
ちなみにこの年、前年プロ初勝利を上げたばかりの「F」の藤川は未だ一軍に定着できず。
「K」の久保田は新人で先発としてデビュー。シーズン後半は故障で離脱しています。
そして安藤はその活躍を買われて、アテネ五輪候補に名前を連ねます。
明けて04年、前年同様セットアッパーとして起用されますが03年のような快投とは行かず打ちこまれることもしばしば。しかしアテネ五輪代表選出は既定路線であったため、安藤は五輪代表メンバーとしてペナントレースを離れることとなりました(オリンピックでは目立った活躍はなし)。
同じくウィリアムスもオーストラリアの五輪代表としてチームを離れます。
そして、リガンも故障離脱。
手薄となったリリーフ陣の再構築のため
久保田と藤川球児が岡田監督に認められ、リリーフとして定着したのです。
この年はJFKの原形が作られつつあった、という段階で、ハッキリとJFKが確立するのは翌05年からなんですね。
ですから
安藤はJFKにつなぐ役割を果たした、という文言は事実に当てはまらない。
失礼いたしました。
つまらないイチャモンを付けてしまいましたが
本としては私の知らない事も多々あって
すごく面白かったんですけどね…!
それにしても源五郎丸氏がその後造園業に関わっていたとは(今は違うようですが)驚きでした。
今すぐに当社にお越しいただきたい位ですが…(笑)!
秋季キャンプに参加していない鳴尾浜組はニュースになる事も殆どないのですが
投球練習のできない一二三が野手として守備練習に参加した、とのニュースを私は見逃しておりません…!
待ってました~!
間違いなく、大きな一歩です。
ブログで何度も何度も書きましたけど
外野手 一二三
これを私は熱望しています。
これにより
故障でピッチングのメドも立たず、全く先が見えない計算外の投手が
期待の若手野手に一変するのです。
今のところ「モチベーションの維持のため」という但書きがついているようです。
肩を痛めて投手としての練習はリハビリや走り込み位しかできない、という中で
少しでも「野球」に触れさせる事によって気分が滅入らないようにしよう、という事ですね。
球団としては投手という基本路線は変えていない訳ですが
それにしても、これは大きな一歩になるでしょう…!
一二三本人がどう考えるのか
そして球団、首脳陣の考えもあるのでしょうが
私としては、ハッキリ予言させていただきます。
一二三慎太は遅かれ早かれ野手に転向する選手です。
確かに甲子園の準優勝投手です。
サイドスローでMAX150㌔を出したのも事実です。
しかし
甲子園での投球をよくよく見ればわかります。
常時の球速は130㌔台でした。
コントロールはアバウトです。
ストレートはシュート回転しており、右打者のアウトローに決めることができません。
タイプ的に中継ぎとしてやっていくなら道はあるかも知れません。
しかし、ローテーション投手としてバリバリ勝てる投手になるイメージはできないのです。
下手をすれば肩痛の影響で球威が戻らないかもしれない。
そうすると、ますます地味なピッチャーでしかない。
一二三慎太よ、それでいいのか?
ルーキーの中谷は捕手から早速外野に転向しています。
転向は早ければ早いほうがいいと思います。
中谷、一二三、そしてドラ1の伊藤準。
俊介、柴田、といかにも粒の小さい次世代候補。
それがイッキに魅力あふれる次世代候補の誕生となる。
これからの一二三に注目です…!
今年もまた、あの日がやってまいりました…。
そう
ドラフト会議。
私が高校生の時には
学校を自主休校して見守った、あのドラフト会議です。
流石に昔ほどのドラフトマニアではなくなった今も、まだなお特別な気持ちで迎える日です…。
私がこれほど気をもんでいる位ですから、球団にとってこれ程大事な事はないと思うのですが
現場の監督の中には時々「ドラフトは編成、スカウトに任せる」などと言う人もいます。
今年も某球団の新監督に決定している方がそうコメントされていますし
真弓監督も就任時に同内容の発言があったように記憶しています。
それではチームも強くならないのでは…と思う次第です。
星野監督などはドラフト会議では血ををたぎらせているイメージです。
星野監督の中日時代には、「あ~、やられた~!」というようなドラフトも度々あったものです。
先日、阪神のオーナーが生え抜きの野手が育っていないことに触れて
「素材が悪いのか、育て方が悪いのか」と嘆いておられましたが
それに関しては、ぜひとも当ブログのドラフトに関する記述を印刷して渡してほしいものです(笑)。
獲っていないんだから、育つはずがありませんわね。
今年のドラフトでは慶応大学の4番でキャプテンの伊藤選手を指名するようです。
ようやくです。
六大学を代表するスラッガーの指名となります。
このタイプはいわば、鳥谷以来の指名ですね(一度早稲田の外野手・松本を指名して抽選で外れましたが…松本はスラッガーというのとは少し違う。ちなみに同級生だった上本も似たような評価だったと思う)。
伊藤がレギュラーを獲れるのか、そしてどこまで伸びるのかは分かりませんが
このような指名こそが何年も前から必要だったのです。
しかし、ここに来て伊藤の評価がやや落ちて(確かに秋は今ひとつだった)東洋大の藤岡や東海大甲府の高橋に鞍替えか…という観測もあるようです。
それも当たればいいのですが…外れて高卒投手という指名だけは絶対にやめてほしい。これこそ大失敗ドラフトです。
私なら絶対に伊藤で行きます。
万が一伊藤でないのならば、東海大の菅野で行くべきです。それならクジにあたって入団拒否でも納得ができる。
更に問題は2位以下です。
ここでも失敗を繰り返してきたのが阪神です。
失敗例としては
捕手 チームの正捕手は一人だけで、控えばかり獲っても戦力アップにならない
打撃の良い捕手を何度も野手転向させてきた歴史あり
高卒投手 実戦で数字の評価が難しいため、リスクが大きすぎる
菊池雄星でも未だ戦力になりきれていないのが全ての象徴
俊足野手 いくら足が速くても塁にでなければ役に立たないし盗塁の技術がないと実際走れない
柴田、俊介、田上、上本、大和、甲斐、荒木…これ以上要りますか?
必要なのは長打力のある野手です。
大卒・高卒問わず、そして高卒ならば投手の野手転向をしっかりと見定めねばなりません。
そして投手は大学・社会人です。
実戦で結果を出しているピッチャーは、スピードだけでなく変化球を含めた決めダマを持っており、コントロールもある程度あるものです。
高卒でMAX145㌔などというタイプは実戦での「投手力」は未知数です。そして評価する人の主観で指名されていくので結構下位でも残ります。育成含めた下位で十分獲れますので上位の枠を使うのはもったいないのです。
私として気になるのは
東大阪柏原の石川という外野手
帝京の松本という内野手
都市対抗で完全試合を達成したJR東日本東北の森内投手などはうってつけです。
全体的なイメージでは内外野の大型野手を二人、後は大学、社会人で実績のある投手を二人、5位以下と育成で高卒投手を何人か獲る、というのが私のドラフト戦略。
毎年やや落胆して終わるドラフト会議なのですが
さて今年はどうなることやら…
消化試合シーズンたけなわ
しかし
こんな時期にこそホットな話題もある訳です。
白仁田が一軍に初昇格しました。
ご存知の方はコアな阪神ファンです。
白仁田寛和。
大学社会人ドラフト1位で入団。
福岡大では榎田の先輩にあたります。
大学3年時にその投球が注目され、一躍ドラフト1位候補に躍り出ました。
4年時に故障して秋のシーズンは登板なしだったのですが、阪神が故障持ちというリスクを取って指名。
以降一軍登板ゼロ。
さらに二軍でも殆ど戦力になっていません。
今年はウエスタンリーグで10試合、0勝3敗2S 13回2/3 防御率5.93
消化試合となって若手にチャンスを、というのは当然ですが
若竹、横山、清原、上園…他に昇格させるべき候補がいる中で
なぜ白仁田がここで一軍に昇格なのか…?
普通ではありえない判断です。
本気で白仁田に期待して…という判断ならば
一、二軍双方の首脳陣の見識を疑わねばなりません。
他の選手が腐ってしまいます。
もう退任するとは言え、真弓監督並びに久保コーチの資質に大きな問題がある事になります。
しかし
そうではないのかも知れません…。
以前、早稲田のキャプテンで東という捕手がいました。
鳥谷の2年先輩にあたります。
大学でも目立った実績もなかった東が何故かドラフトで指名されて阪神入団。
2年後に鳥谷の自由枠入団が内定した後にわずか2年のプロ生活を終えて現役引退。
その後、阪神の球団職員として今も勤められています(はず)。
鳥谷獲得に向けての布石だったのか…と考えられる処遇です。
そして東は二軍でも目立った成績は残していませんでしたが、引退直前に一軍登録されてベンチに入りました。
引退が決定していて、言わば「思い出づくり」のベンチ入りだったと推察します。
今回の白仁田昇格について
この東のときの事が頭によぎります…。
先日の戦力外通告には入っていなかった白仁田ですが
成績的には何とも難しい状況とも言えますし
もしや現役引退…?
それにしても特別な処遇とも言える扱いですが
何か事情があるのでしょうか…?
そんなマニアックな話題もまた
消化試合シーズンなのです…。
真弓監督が退任して
後任は梨田氏に内定ですか…?
私は和田監督がいいと思うのですが
梨田新監督ならば和田ヘッドコーチ、という事になるのかも知れませんね。
真弓監督という方は
どこまでも「職人」だったのだろうと推察します…。
現役時代は一流の打撃職人でした。
職人らしく自らに厳しく、他人の事を悪く言ったりすることは一切なく
そして率先してリーダーシップを取ることもなかった…。
「オレが、オレが」という人間ではないのです。
現役を引退した彼は、職人としての道具を置いて人当たりのよい人間になりました。
奇しくも梨田氏と共にユニフォームを着た近鉄ヘッドコーチ時代には
ヘッドコーチとしての存在感の薄さが囁かれていたとも。
ABCの解説者として解説を聞いていても
実に柔和でいいのですが、「当り障りのない」話に終始していました。
きっと笑顔も絶やさず仕事をされていた事と推察します。
しかしABCで阪神専属のようなポジションにありながら、阪神の若手選手について詳しい訳ではなく、ドラ1だった白仁田を監督就任後に「生で見た事なかったから」と言う始末。
現在解説をしている矢野氏などは、解説席で猛烈に悔しがったりしている様が伝わったりしていますし
もちろん現役選手について詳しいことは言うまでもありません。
解説者時代の真弓監督の言動から、私も監督就任に一抹の不安を感じていたものです。
果たして真弓監督は監督として「当り障りのない」言動に終始する方でした。
抗議に行かない、マウンドに行かない、選手を叱らない。
采配はコーチ陣任せでした。
任されたコーチはコーチだけに実績ある選手に対する遠慮もありましたでしょう。
そして昨年オフにコーチ陣を切ることがなかったのも、ある意味「当り障りのない」行動だったのです。
ファンの「辞めろ」コールにもじっと耐え
事実上の解任となった事にも
「これだけの戦力を預りながら、結果を残せなかった。」と、
どこまでも潔く、そして「当り障りなく」退かれます。
人間としては素晴らしい方でした。
しかし、トップに立つということは簡単な事ではなく
求められるものが完全に違うのです。
我々の業界に置き換えても
腕利きの一流エクステリア職人さんと
エクステリア専門会社の社長に求められるものは全く異なります。
梨田氏については阪神ファンの私には縁がなく、よく分かりません。
チームの事を全くと言っていいほど知らない事に一抹の不安もあるのですが
この不安が的中しない事を祈りたいですね…。
秋らしい話題を一つ…。
桜井広大に戦力外通告がなされるとの報道がありました。
同じくフェニックスリーグへの派遣を見送られたとのことで葛城、杉山、阿部にも戦力外通告がなされる模様とのこと。
今年一度も1軍に上がっていない桜井は2軍戦の出場も少なく、しかも守備には殆どついていません。
昨年手術したヒジがダメだったようですね。
桜井の退団は仕方ない事だとは思いますが
何とも今後の阪神の「闇」を象徴するかのような気がしてなりません…。
このブログでも何度も書いていますが
桜井は阪神の、言わば「ラスト・長距離砲」でした。
新人の頃からバツグンの長打力をみせて周囲の期待を集めた選手というのは
新庄(89年)、濱中(96年)、そして桜井(02年)…、以降は出てきていません(92年の萩原を加えるか迷うところですが)。
他の選手はドラフト時の寸評を見ても
「1、2番タイプ」「守備は即戦力」「俊足巧打」の選手ばかりが並び続けました。
今年辛うじて初打席初ホームランをやってのけた森田が出てきたかな…という状況ですが、桜井広大がかつて見せた輝きや魅力には到底至っていません。
そんな期待の星が一つ墜ちました。
オリックスからヤクルトに行った濱中も今年で引退。
いかに阪神生え抜きの大砲が育っていないか…未だ暗黒時代から続く歴史です。
もはや非常事態です。
一二三に野手転向してほしい件は先日も書きましたが
秋山も今の投球なら並の投手どまりです。
野手転向を考えるなら早い方がいい。
輝きを放つ期待の星が次に出現するのは
一体いつになるのでしょうか…。
野球ネタも余り続くと不評を買うのかも知れませんが
サンスポで「阪神、今秋ドラフト“高校生捕手”リストアップ 」などという記事を見かけました…。
書かずにおれないので書きます。
ちょっと待て。
高校生捕手は原口、中谷と2年続けて獲ってきているじゃないか?
それも二人ともがそこそこの実績を上げてきているし、昨年の中谷などは相当上位で獲っているんだろう?
なぜ、更に高校生捕手なのか?
正捕手はチームに一人しか存在できない。
同じように高卒捕手として高評価(=高順位)で入団した狩野はウエスタンで首位打者を獲ったほどの「打てる捕手」であった上に俊足でもあるという、貴重な正捕手候補だった。
狩野は矢野という絶対的な正捕手に衰えが見えたときに正捕手に一瞬近づいたものの、すぐに城島が入団して正捕手の座を完全に否定されてしまったのだ。
城島獲得はもちろん素晴らしいことだし、その結果としての狩野のポジションについてはタイミングが悪かったとしか言えない。
捕手を指名して育成すると言っても、このような事が起こるのだ。
狩野に限らず、過去に「打てる捕手」だった北川や関川、塩谷らはトレード先で活躍。浅井も結局野手転向。現状、岡崎もなぜか干されている状況になっている。
レギュラーになれるチャンスが、その実力以上に縁やタイミングが必要なのが捕手である。
原口なら原口、中谷なら中谷と決めて育成していかねば正捕手など絶対に育たない。
捕手の指名というのは、そのような事情を見極めた上で行うべきものたと思う。
しかし内外野ならチャンスは幾らでもある状況だ。
このところ内外野の野手は小粒な選手ばかりが入団している。
次世代のレギュラー候補に名前が挙がるのが
上本、柴田、大和、俊介…
何ともワクワク感がない。
森田は面白いがファースト専門だと守備がネックとなる。
数年前なら桜井広大や林威助が外野のレギュラーとして主軸に育つ事を夢見たものである。
また、だからこそ濱中を放出したのだろう?
しかし桜井広大が輝きを失い、林も若手と言えない年齢になった今
若手に期待できる選手は皆無なのである。
万が一鳥谷がFA流出したらショートは大和がレギュラーだろうが、控えが全くいなくなるのは今季既に露呈した。
外野など数年後はガラ空きと言ってもいい。
この状況でまだ高卒捕手を獲ろうなどという発想が私には全く理解不能である。
投手も獲るに越したことはないが、ある程度の投手ならいつでも獲れるし緊急性は低い。
能見、岩田、久保の3人はまだしばらくは計算できるだろうし、榎田は先発転向で頑張って欲しい。若手の中でも秋山、若竹など期待の投手がまだいる。
今年のドラフトではようやく慶大の外野手・伊藤を1位で指名するという流れになっているが、高卒でも絶対に内外野のスラッガータイプを獲るべきなのだ。
そもそも、伊藤をクジで外したら…なんて
想像したくない最悪のシナリオですね…。
このところ猛烈に右ヒジが痛い植田です…。
痛みの原因は
子供の運動会で綱引きに出場し、全体重をかけて綱を引っ張ったから…!?
プロ野球のピッチャーなら完全に登録抹消の痛みです(笑)。
で、そのプロ野球ですが
昨日ウエスタンリーグは日程終了。
最終戦で完封負けした吉竹二軍監督は
「今年を象徴するようなゲーム」と評したとのこと。
貧打続きは二軍も一緒です。
二軍で最も打席に立たせてもらった選手が
野原(将).233 4本
そりゃ、点取れませんわな。
俊足が売りの二人も多くのチャンスをもらいました。
荒木 .236 0本 11盗塁
田上 .245 0本 11盗塁
塁に出なければ俊足は売りになりませんし、得点力も大して上がらないことの証ですね…。
しかし
ここに来て一部に若手が結果を出してきたようです。
森田 .246 7本
一軍デビュー戦でホームランを打ちました。ただしポジションがファーストなので一軍のレギュラーは遠いですが。
藤井(宏) .304 2本
3年目の育成選手なのですが、打撃成績とともに特筆すべきはポジションがショートだ、という点です。これでポスト鳥谷の候補に躍り出ました。
原口 .329 2 本
中谷 .261 0 本
いずれもキャッチャーで原口は高卒2年目、中谷は高卒ルーキーです。小宮山もいいのですが、ポスト城島はこの世代に期待したいです。
どうも野手は高卒の方がスケールの大きな選手が獲れる感じがしますね。
このところの大卒選手は小粒な選手ばかりでしたので…。
そして、今一度書きましょう。
一二三慎太はすぐにでも野手に転向せよ。
肩を痛めて今年一度の登板もできなかった計算外の投手が、イッキに期待の若手野手になると思うのですが…。
監督の責任ではありません。
ドラフトで打てる選手を獲得してこなかった編成部の責任です…と言いたいところですが
どうもクライマックス進出すら怪しくなってきた阪神ですが…
いずれにせよ真弓監督は留任してコーチ陣にメスが入ると囁かれはじめました。
阪神のコーチ陣は
85年の優勝時の主力メンバー 真弓 木戸 中西 吉竹
暗黒時代の主力メンバー 和田 久保 八木 久慈 山脇 島田宗 遠山 伊藤敦
03年の優勝時の主力メンバー 片岡 藪
現役時代は控え等 吉田康 岡 風岡 永尾
他球団出身等 山口 高橋光 中村豊 筒井 立石
微妙にどちらに入れるか迷う方(八木は03年の主力に入れてもいいかな…と)もいらっしゃいますが、こんな所です。
同じくくりでコーチの候補を考えると
85年の優勝時の主力メンバー 掛布 バース 北村 池田 山本和 平田 佐野
暗黒時代の主力メンバー 新庄 亀山 湯舟 仲田 葛西 関川
03年の優勝時の主力メンバー 赤星 矢野
現役時代は控え等 畑山 野口
他球団出身等 ???
現在は現役選手 金本 桧山 下柳 坪井
85年メンバーではもはやバースを監督にして話題づくりにする位しか残っていないようです。
平田氏は監督候補の一人なのでしょうが、まだ二軍監督を退任されて一年ですからね。
暗黒時代のメンバーは…スカウトになられている葛西氏はいつか現場復帰があるでしょう。
期待はやはり03年のメンバー。しかし矢野氏も引退して1年ですし、赤星氏もまだ若い。
まあコーチだけになかなか華やかな人選とはなりがたいところですが
どうも人材不足ですかね…。
ABCラジオで野球を聴いていても、矢野氏以外はコーチとしてはもはや苦しい大御所ばかりです。
と、なると
やはり矢野さんですか。
他球団出身でご縁のある方がいらっしゃればいいのですが…。
「おはようパーソナリティ道上洋三です」が面白いことになっていますね…!
道上氏が夏休みを取られるのは例年どおりなのですが、今年は2週間の休みということで
先週はABC実況アナの大御所、中邨雄二氏がピンチヒッターだったのですが
今週は何と、桑原征平氏。
そしてアシスタントが日替わりになっています。
本日は磯部公彦さん、そして昨日は
「あれ、これ誰や~?」と思って聞いていたら
何と、兵藤大樹さんじゃないですか~!
金曜日の「ほわ~っとええカンジ」、大好きです。
日常の話を見事にオチをつけて突っ込む話術は見事という他ありません。
運転の時間に余り当らず、殆ど聞く事ができませんでしたが
通常では考えられない組合せの豪華メンバーですね!
続いて井之上チャルさん 憧れの(?)征平さん相手にどのように喋るのか?
そして安井牧子さん 征平さんの永遠のライバル(?)妹尾さんのパートナーと果たして…!?
最後に桂吉弥さん 土曜も全開のノリがどこまで…!?
今は高校野球のため放送休みとなっている方々ですが
通常放送再開がまた楽しみです!
7月も今日で終了。
先日ブログで書いた我が母校、畝傍高校は準決勝で敗退していまいましたが
全国で続々と甲子園出場校が決まってきています…!
いつもそうですが、明日大阪代表が最後に決まります。
センバツは余り興味を示さない私ですが
選手権はABCラジオで中継しますので、ABCのリスナーである私は毎日のように聞き続けます。
そしてABCでは「高校野球応援ソング」というものがありまして
昨年はファンキーモンキーベイビーズの「あとひとつ」だったんですね。
サビの部分はもう、何十回も流れますので
普段音楽を聞かない私にも思いっきり刷り込まれました…。
しかし、この歌は
いい歌でした…!
そして今年の応援ソングは
川上ジュリアさんの「ずっとここから」。
川上ジュリアさんの事は全く知らないのですが、まだ若い子なんですね。
歌はまだ少ししか聞いていないのですが、いい感じの歌です。
私にとって、間違いなく「今年の歌」とう位置づけになるでしょう…!?
さあ、いよいよ
夏本番ですね~!!
なでしこジャパンの優勝…
ヘソ曲がりの私は当然そのようなネタは書かず(今日は書く人多いやろなー)
こういう時に敢えて阪神の、しかもマニアックなネタを書きましょう(笑)。
昨日はホームラン5発で横浜に爆勝…、だった訳ですが
ここで1人の選手に厳しい結果が出ています。
加藤康介 背番号63
昨日の試合は12-9だったのですが
9回裏に入る前は12-7でした。
5点リードのセーブのつかない場面。
ベンチは当然藤川の温存を考えます。
福原、渡辺は登板済。勝ちパターンの榎田とコバヒロも投げました。
ベンチに残っていたのは藤川以外は加藤と川崎の二人。
実はこの二人には共通点がありまして
共に左投手。
そしてロッテ出身。
「左の中継ぎ」は希少価値があり、実績に若干付加価値が付きますので
両投手とも移籍入団となった投手です。
加藤は直近2年は横浜で「左の中継ぎ」ポジションにいたのですが、昨年戦力外通告となっていました。
移籍入団ということもあり、日が当りにくいポジションのなかで共に開幕一軍とはなりませんでしたが
一軍投手陣の「入れ替え枠」が小嶋、若竹、西村などを経てチャンスが巡ってきた、という訳です。
ここで「入れ替え枠」付近にいる投手の2軍戦の結果をみてみましょう。
63 加 藤 24 試合 22 1/3 3.63
49 若 竹 23 試合 26 0/3 1.38
68 横 山 23 試合 23 2/3 1.52
15 藤 原 23 試合 22 2/3 1.99
62 川 崎 20 試合 20 2/3 0.87
56 阿 部 19 試合 22 1/3 2.42
16 安 藤 14 試合 41 0/3 2.20
29 小 嶋 4 試合 18 1/3 2.95
43 西 村 15試合 13 0/3 0.69
川崎が安定しています。
ここに来ての一軍入りも頷けます。
しかし、先日のヤクルト戦で失敗がありました。
「入れ替え枠」は厳しいです。
小嶋や若竹、西村は1、2度失敗すると降格になりました。
(ちなみに久保田は何度失敗しても降格しませんが…。)
未昇格組では同じ「左の中継ぎ」の藤原が控えています。
阿部や横山も頑張っています。
若竹などは奪三振率も高く本来ファームでは格の違う投手ですので、再昇格も期待されます(今季のスタート時点では鶴よりも高評価だった筈)。
また「先発の入れ替え枠」で失敗した安藤がリリーフでの復帰を目指しているようです。
対して、加藤康介の二軍戦の結果は相対的に抜きんでたものでもなく
私にすれば加藤の昇格は逆に驚きでもありました。
そんな中…
加藤康介が昨日、5点リードの9回に登板しました。
一軍では今季2試合目の登板です。
結果、2失点。
ランナーを残して温存したかった藤川球児が出て行くことになりました。
見切られるのが早い「入れ替え枠」で、加藤が残っていくには極めて印象の悪い結果となった訳です。
加藤にとっては更に厳しい結果が待っているかも知れません。
派手な勝ち試合のウラで、このような事も起こっているのですね…。
ちょっとマニアック過ぎましたかね!?
最近の戦いぶりから感じたこと。
●福原
持ってないな~。今シーズンは球威もあって大抵抑えてるんですが、勝負弱いです…。
●鶴
あの場面でストライク投げられないと一流にはなれません…。
●岩田
ここに来て凄みが出てきた。エース候補ですね…!
●コバヒロ
よそ行きのピッチングでは打たれますね…。
●榎田
ちょっと登板過多じゃないかと。昨年の西村が頭によぎる…。
●マートン
エンジン全開ですね~。来年以降も残ってもらう方策を考えてほしいです。
●浅井
ようやく出番に恵まれてきました。レフト、センター共狙い目、レギュラー奪取のチャンスです。
●藤井彰
美味しいなあ~。それに、上手い!
●平野
去年ほどじゃないにせよ、打率上位。選手間投票で球宴選出もされ、完全に一流の仲間入りしましたね。
また雨…の話は置いといて
阪神の話でも書きますか(笑)。
それにしても
統一球の影響がこれほどとは思いませんでしたね。
プロ野球そのものが大きな変換点を迎えたといえば大げさでしょうか。
阪神も何度も完封負けを食らっていますが
ダルビッシュの連続無失点記録
広島の連続無得点記録
いずれも統一球の影響と考えざるを得ない。
今年に入って打撃成績を大幅に落とした選手は数知れず。
阪神では
金本、城島、ブラゼル
他にも小笠原(巨)、森野(中)、和田(中)、カブレラ(ソ)…
岩村(楽)なども以前の打棒は復活しませんでした。
それに対してパリーグを中心に防御率1点台の投手が続出しています。
統一球の是非はともあれ
この「変化」に対応する必要があります。
これまでの打撃に関する考え方を改める必要がある、とあるプロ野球OBが仰られていました。
逆に言えば、その対応ができる選手が勝ち残っていくべき選手です。
ヒットやホームランの確率が減るならば、相対的に「四球」の価値があがります。
選球眼の良い、更に言えば「読み」ができる選手、またファウルで逃げることのできる選手も重要です。
内野安打やバント安打も価値が上がります。
投手側で言えば、無駄な四球を出すアバウトなコントロールの投手は勝てなくなってくるでしょう。
そして、ロースコアの接戦が多くなりますので
ベンチワークの重要性が高まっています。
下馬評高かった阪神が借金生活ですし
あの重量打線の巨人が得点力不足に苦しみ
中日も主軸の森野や和田が低迷する中
その中日が交流戦で勝ち越し、そしてセリーグ首位はヤクルト。
この辺りにもヒントが見いだせそうです。
今後の選手起用や選手の獲得の方針に
首脳陣がどれだけ「頭」を使えるのか。
ポスト真弓を含めてそのような人材をどの辺りに求めるのか。
プロ野球にも「マネジメント」能力が問われる時代ですね。
江草と西武の黒瀬という内野手のトレードが発表されました。
どうなんでしょうねえ・・・。
実績や年棒の比較からすれば、「格差トレード」だとも言えます。
上本が本職でないショートを守らざるを得ない、という程の内野手の突然の不足に動いた阪神側が
少々足下を見られた感もあるトレードです。
私も当ブログで再三「江草先発論」を語ってきました。
江草は1年だけ開幕ローテーションに入った年があり、その際に完封目前の快投を演じています。
その後少し調子を落とすとすぐに先発から外されてしまいましたが、5月末までに5勝をあげていた訳ですから
年間通して我慢してローテーションで使えば二桁勝てるピッチャーに育っていたと思うのです。
それが何故か・・・
どんなに先発が不足しても、どんなにリリーフで好投を重ねても
彼には先発のチャンスは巡ってきませんでした。
確かに昨年くらいから江草のピッチングは内容が悪くなってきていますが
それ以上に、どうも首脳陣の覚えがめでたくなかったような印象がありますね・・・。
どんな時代にも、冷飯を食わされる選手はいるものです。
野村監督時代には藪や今岡、和田などの主力選手が使われなくなっていました。
星野監督時代にも福原、上坂など野村監督のお気に入り選手が逆に活躍できなかったりしました。
今もそうです。
真弓監督はあまり色がないので、選手起用の実質は木戸コーチや久保コーチなどの意向になっているのかも知れません。
投手では特に扱いがひどいのが上園。
新人王まで獲得した投手ですが、チャンスはなかなか与えられず先発登板していても早めに降ろされるケースが目立ちました。
野手では浅井の評価が低い気がします。
捕手の岡崎なども一軍に上げてもいいように思うのですが…。
いずれにせよ
期待していた江草のトレードは残念です。
西武では藤田太陽以上に活躍することと思います。
藤田太陽と交換で来た水田という選手は、殆ど印象を残すこともなく新井良太に代わりましたが
江草と交換で来る黒瀬には少し期待をしたいと思います。
ショートも守れる内野手ですが、守備型の選手ではなく打撃型の選手というのがいいです。
ドラフト時には同級生の坂以上の評価をされていたようですから・・・!
サヨナラ負けの件は置いといて…
昨日、阪神は勝ちました。
オリックスに。
二軍ですけど(笑)。
まあ、昔から
負けたときは二軍の結果を見て、勝っていたらそれで気持ちを切り替えています。
ともあれ少し驚いたのは
昨日、二軍の4番を務めたのが
中谷。
ほぉ~っ、と感じた方は植田に連絡ください。
ぜひ私と阪神タイガースについて語りましょう(笑)。
昨年のドラフト3位、しかもキャッチャーです。
ちなみに目下、二軍の4番は主に桜井が務めていますが
本来その位置にいるべき野原(将)、今年奮闘中の森田、ベテランの葛城なども控える中
本来出場機会すらなかなか掴めない立場の高卒キャッチャーが
4番ですか・・・。
指名打者なので、まさにバッティングに期待されているということですね。
これまでにない起用ですね、吉竹二軍監督。
そして期待に応えて中谷は4打数2安打。
中谷は九州No.1キャッチャーという触れ込みで昨年のドラフトで指名されました。
この順位で高卒キャッチャーを指名することは個人的には否定的なのですが、かなりの期待があったのでしょう。
当ブログでも何度も書いていますが
若手野手はとにかく小粒な選手ばかりです。
現在の二軍の主軸は
上本、柴田、田上、荒木・・・、いずれも俊足が売りの選手。
クリーンアップ候補が見当たらない。
そんな中にあってバッティング期待の高卒ルーキーがいる、というだけでも近年に無かったことですね。
この中谷以外にも、今年の高卒ルーキーに穴田という選手もいます。
更には育成で3年目の藤井、そして前述の森田…。
この辺りの高卒4年目までの野手に少し光が見えてきたような、きていないような。
私としては、ここに1人の名前を加えたい。
一二三慎太。
ご存知昨年の夏の甲子園準優勝投手。
しかし投手としては、早速ケガで出遅れてしまっています。
ここまで実戦の登板機会はゼロのはずです。
投手陣の層は厚い阪神にあって、投手・一二三に対する期待は相対的に低い。
投手として勝負したい本人の想いがどれほどか、計り知ることはできませんが
野手転向の決断は早ければ早い方がいいと私は思う。
この決断によって、イッキに期待の強肩強打の「外野手・一二三」が誕生する。
想像したらワクワクしませんか?
打線が不調で苦しい戦いが続く阪神ですが
このところ良い仕事をしてくれているのが
福原
ですね。
昨年あたりから確かに球威が戻ってきた感じがしますし、結果も出しつつあったのですが
昨年終盤の勝負どころで好投の久保を継いで逆転負けを食らった際は、継投ミスと言われてしまっていました。
そして今年は延長戦で中日の和田に打たれてサヨナラ負け…。
あ~あ、持ってないな~、と言う流れだったのです。
しかし、真弓監督及びコーチは信頼を保っているようで
サヨナラ負けの後も二軍落ちすることもなく登板を重ねています。
昨日は4点差の9回の「抑え」として登場しました。
まだ僅か4回3分の2ですが、9奪三振が球威の証です。
同じポジションの渡辺は5回で2奪三振、久保田は5回3分の2で2奪三振です。
リリーフなので登板時の試合局面や相手の打順の巡りなどもあって単純比較はできませんが
このままの結果が続けば久保田のポジションを奪ってもいいような数字ですね。
福原は藤川球児と同期入団です。1位球児、2位金澤、3位福原でした。
3人の中で最年長でもあったのですが、逆の順位で戦力になっていくと言われ、そのとおりになりました。
暗黒時代末期の野村監督に重宝され、1年目からリリーフでフル回転、以降先発も含めて便利屋的な使われ方でした。
優勝した星野監督の時代は故障もあったのかも知れませんが、一転して不遇の時代でした。
岡田監督には先発ローテーション投手として復活し、2度の二桁勝利。
このころは巨人の桑田のような大きなカーブが面白いように決まっていました。
しかし近年は肝心なところで故障したり、次第に球威やキレも落ちて低迷。
あの赤星引退の引き金となった試合でマウンドにいたのは福原でした。
チーム内でのポジションはどんどん無くなっていきました。
しかし
昨年後半からの福原は
力強い速球でビシビシ押す投球が戻ってきました。
気迫が前面に出るタイプではなく
何か物足りなさを感じさせやすいピッチャーですが
この投球が続けばKKK(トリプルK)の一角を奪っていくかも知れません。
正直私の投手陣構想(?)でも
福原の名前は入っていませんでした・・・、申し訳ありません。
おかげ様で、投手陣は強力です。
何とか打線がつながってくれたら、戦前の予想通り十分優勝が狙えます。
そのためにも
マートン&ブラゼル、頼むで!
カウントダウン:当ブログ2000本投稿まであと3本!
プロ野球開幕前夜。
開幕の時期について色々と問題もあり
どれくらい盛り上がっていくのか不透明なところですね。
そんな中
開幕前とあってマスコミでは順位予想たけなわです。
阪神、やたらと優勝候補に挙げられてます…!
まあ、そんなに簡単にはいかないでしょうが
投打ともに顔ぶれが揃っているのは事実。
私的にそれぞれのキーマンを挙げてみますと
投手では岩田
野手では平野
ですね。
キーマン、ということは言い換えるなら不安要素です。
それぞれキャリアハイのレベルの活躍を期待してしまうのですが
逆に大きく下ブレもあり得るのではないか、と。
ローテーションの能見と久保は信頼も大きく、スタンリッジもそこそこやってくれるでしょう。
メッセンジャーと下柳が年間通してローテーションに入れないのは折り込み済で、その時は榎田、鶴、秋山、小嶋などの出番です。
レギュラー陣も新井、鳥谷、ブラゼル、マートンなどは心配が少ない。金本、城島の二人が故障明けで不安がありますが、金本は昨年も苦しかった訳で、バックアップに林が控えています。城島は…やってくれるでしょう…!
そんな中
岩田は開幕ローテーションに入っていますが、オープン戦ではピリッとしていません。
ヒジ痛からの復活を期している訳ですが、10勝した年のような輝きを取り戻せるのか…
不透明なところです。
平野は昨年が良すぎた感。
打率.350は幾らなんでも続かないとして…3割程度を年間通じて打てるのかどうか…?オープン戦の不調を見るに、下手すれば.250なんてことになるリスクもありそうです。
そうなると打線の足を引っ張る形になってしまうのですね…。
昨年の得点力は1番マートン、2番平野の活躍による所が大きかったですから、平野の所は得点力に大きく響いてくると思います。
岩田が復活して盤石な投手陣を形成するのか?
平野が打ちまくって昨年並みの強力打線を再現できるのか?
そう簡単には行かないのが普通でもあり
その場合のリスク管理も当然必要な訳です。
二人のキーマンの働きに注目です。
ロッテ・高濱の情報がプッツリと途絶えてありませんね…。
移籍後のオープン戦2試合はノーヒットだった、という情報が流れてから以降の状況は全く伝わってきません(まあ、この状況だから当然なのですが)。
ま、旬は去ったということですね(苦笑)。
一軍帯同はしているんでしょうかね…?
私としては全くの予想通りですけど
人的補償の際にあれだけ騒がしかったのはどこへ行ったのやら。
「なぜ期待の若手をプロテクトしていないのか」
という後出しの暴論やら
「高濱は10年に一人の逸材だ」
という在り得ないレベルの極論までありました。
二軍でも試合に出るのもままならず、2割に満たない打撃成績でしかも故障持ちの選手です。
まず一年間二軍で結果を残してから語るレベルになると思っていたのですが
まさかロッテが獲るとは…
余程内野手が不足していたんでしょうねえ。
私はプロテクトから漏れていたかも知れない実績のあるピッチャーを獲られるだろう、と予測していました。
推測ですが藤原、筒井、上園、杉山、福原あたり。下手すれば江草だって漏れていたかも。若竹や阿部もそうですし、ドラ1の二神や白仁田は当然漏れていたでしょう。
野手でも高濱どころか沖縄キャンプ組の野原(将)だって漏れていたんじゃないでしょうか…?
あのタイミング(紅白戦前のリスト提出)で高濱のプロテクトなど、どうやっても考えられなかったのです。
ちょいと結果を出しただけでマスコミが大々的に取り上げて、実態以上の期待をあおってしまう…、阪神では時々ある事です。
あの高濱騒動も
マスコミによって作られた一過性のバブルだったのではないでしょうか。
もちろん
コアな阪神ファンの私としては
ロッテ・高濱をウォッチし続けますが…。
セ・リーグは25日に開幕するとのこと。
これは、かなり意見が別れるところでしょうね。
ヤクルトの球団事務所には抗議の電話が殺到したそうです。
元気な者は元気を出して行くべきだ、と思うので私は開幕に賛成ですが、問題は電気ですね…。
計画停電や、その影響による交通機関の問題がある中で対象外区域の東京ドームや神宮球場でナイター開催するのはヒンシュクものです。
早速、政治家からも反対意見が出ているようです。
しかも横浜スタジアムは停電の恐れがあるんじゃなかったでしょうか…?
ちなみに私は「被災者に勇気を与える」という論調には相当違和感を感じます。
野球を見て勇気をもらう…
って、どれだけあるんでしょうか…?
野球が与えてくれるのは、勇気というより楽しみであり、笑顔なんじゃないかと私は思います。
そういう意味で結論的には開催に賛成なのですが。
また違った点として「被害が拡大していく中で、今はまだそんな時期じゃない」という人はセンバツ高校野球開催についても同じ意見なのでしょうか…?
高校野球となると賛成派が多いように思います。
高校野球はいいけどプロ野球はダメ、というのは理屈の付けようもあるかも知れませんが筋が違う。
私の意見としては
みんなが元気を出して行くべきなので、私は基本的には開催賛成です。
しかし、電気の問題は大きい。
電気の問題が余りない中部以西は可能だと思いますので、関東以外で開幕出来ればいいんですけどね。
とは言え、現実的には各球団の経営があるのでそれは無理でしょうか…。読売が関西で主催ゲーム、なんて実際はないでしょう。
ナイターを避けてデーゲーム、と言っても
東京の球団も収益激減になるでしょうから
なかなか譲らないかも知れませんねえ。
色んな論点が入り混じる訳ですけど
さて、どうなりますか。
さて、このところ投高打低ながらオープン戦で勝利を重ねている阪神ですが
オープン戦で主力の打撃が低調なことぐらいは、別にどうということはありません。
しかし、一方でチームの根幹の問題がやはり露呈されています…。
今年から始まった大学との交流戦において
二軍があやうく近大に負けかけました。
上本の逆転サヨナラホームランで辛うじて負けを逃れた、という体たらく。
今年の近大にはドラフト1位候補の中後というピッチャーがいて、彼がソコソコの好投をしたことを差し引いても
あまりにもヒットを打てていない。
メンバーは以下のようでした。
(1)上本 セカンド
(2)荒木 ショート
(3)野原将 サード
(4)浅井 センター
(5)狩野 レフト
(6)ベキオナチDH
(7)中谷 キャッチャー
(8)田中 ファースト
(9)黒田 ライト
投手:清原
浅井や狩野がいて、このザマか…とも言えますし
荒木、中谷、田中、黒田、と言った顔ぶれは本当にプロレベルの選手を獲ったのか?という疑問すら感じてしまいます。
ピッチャーの清原にしても然り。
厳しく言うなれば
この程度の二軍ならば総替えしてもいいんじゃないか、と思ってしまいます。
続いての立命館戦は5-2で貫録勝ちだったようですが
それにしても物足りない。
(1)上本 セカンド
(2)藤井宏 ショート
(3)野原将 ファースト
(4)浅井 センター
(5)狩野 レフト
(6)橋本 キャッチャー
(7)ベキオナチ ライト
(8)田中 DH
(9)穴田 サード
投手:吉岡
のメンバーで
育成の藤井宏が4安打したとのこと。
これは数少ない明るいニュースでしょうか。
しかし他は何やってんだ、とも感じます。
だいたい4番と5番はキャッチャーからのコンバート組ですし、いかに野手の主軸候補をドラフトで獲ってこなかったのかが表れているメンバーです。
ベキオナチについては全く謎ですが…。
紅白戦で結果を出した4年目の高浜に期待が集まっていますね。
非力な若手選手ばかりにあって、久々に現れたホープだけに期待が過剰なような気もしますが…。
しまいにはロッテに人的補償で獲られる、なんて声も聞こえてきます。
しかし
私に言わせるなら
仮に人的補償が高浜ならば
まぁ、良しとすべきなようにも思いますね。
確かに高浜は高校生ドラフト1位の選手です。
中田翔のハズレ1位とは言え、中田・唐川・佐藤(由則)のBIG3に続くドラフト1位候補だったわけです。
しかし、3年間一軍出場なし。
二軍でも満足に試合に出ることができなかった、
その理由は足の故障。
非凡な打撃センスと、強肩で鳴らしたショートの守備は確かに魅力溢れる選手です。
しかし、これだけ故障がちだと…
例えば今年また故障する可能性も高い。
誰がプロテクトから漏れているかは分かりませんが
例えば江草や上園のような実績あるピッチャーを獲られる方が遥かに痛いです。
久保 能見 岩田 下柳 秋山 久保田 小林宏 藤川 渡辺 安藤
城島、藤井
鳥谷、平野、新井、関本、大和
金本、俊介、浅井、桧山、林
この辺りがプロテクト当確として、後6人しかプロテクトできません。
投手で 小嶋、江草、西村、福原、杉山、上園、筒井、川崎、鶴、 簫、川崎、加藤、若竹、阿部
野手で 小宮山、岡崎、狩野、上本、新井良、葛城、坂、柴田、桜井
この中でかなりの選手がプロテクトから漏れていることになります。
ピッチャーは結構な顔ぶれになっているはず。
私が阪神なら
小嶋、江草、西村、上園、鶴の5投手と坂をプロテクトします。
更に言えば桧山をプロテクトから外して上本をプロテクトするか。
そして
もし私がロッテなら
実績なしの故障持ち選手を獲るよりも
ピッチャーで漏れたところか
狩野を獲りますかね…。
もちろん高浜に期待はしています。
関本も若いころは故障がちでしたしね。
しかし
まずは故障せずにウエスタンで首位打者獲るくらいの活躍をしてからです。
狩野は首位打者獲ってますからね…!
私はもちろんテレビドラマなど見ない人間ですが
先日家内が見ていドラマを何気なく横目で見ていると
ビビビッと来た(?)セリフがありました。
学校の先生が業務後に飲みに行っている場面で、ある女性の先生がこう言ったのです。
「はがゆいな、キリハラ」
えっ…?
今のちょっと不自然なセリフって…
あの、数々の名セリフを残してくだった
我らがギレン・ザビ総帥の名セリフでは…?
ソーラーレイの発射により、自分の父の乗るグレートデギンを沈めたギレンに対してキシリアが詰問したことに答えた一言です。
「はがゆいな、キシリア。父がグレートデギンを手放すと思うのか?」
もちろん、ガンダムファンの方なら知っていますよね~!?
で、家内に
「これ、ガンダムのセリフやねんけど。」
と言うと
「ああ、あの先生、ガンダムマニアっていう設定やわ。」
ええ~っ!?
そんなドラマがあるんですか~?
見たいです!
ストーリーに興味はありませんが(笑)。
「スクール!!」というドラマなんですね…。
私たちの世代狙いですかね~!?
そうなると、私の好きなあのセリフもやってほしいですね~。
名将、ランバ・ラルの名セリフ。
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」
これでしょ、やっぱり(笑)。
最終クールに入っている阪神の沖縄キャンプの話ですが
毎年疑問に思うことがあります。
練習試合など、実戦形式に入っている阪神キャンプですが
阪神はまだ、紅白戦をしていません。
沖縄キャンプでは
紅白戦がないんですね。
人数に都合があってか、紅白戦は沖縄組が安芸に移動して、1・2軍が合同キャンプになる期間しか行われないんです。
しかし、合同キャンプも僅か1クール(3日間)程だけで安芸組は早々にキャンプ打ち上げとなるため
安芸での紅白戦も数えるほどしかありません。
実戦の機会が少ない。
オープン戦も始まるというものの
開幕が3月の最終週ですので、中旬からは主力野手組の調整になります。
主力投手は数度の登板が必要ですので、3月初旬から登板し始めます。
さらに、雨で中止になったりなんかすると
主力の機会も不足してしましい、教育リーグに出たりしている。
すると
「若手」のテスト、競争の機会なんて
実はかなり少ないんですね。
そんな数少ないチャンスに短いイニングを抑えて
競争に「勝った」ピッチャーがシーズンに入って登板するのですが
いざ先発するとなると、やはり結果が出なかったりするものです。
若手ではありませんが、昨年のフォッサムなどが典型例です。
紅白戦が合同でしかできないならば、もっと合同の期間を取るべきです。全期間全員キャンプでもいいと思いますね。
もしくは沖縄組の数を増やして紅白戦ができる人数を確保すべきです。
紅白戦ですから、極端な話メンバーも紅白かけもちもありですし、再出場もオッケーでしょう。
今は育成枠もありますし若手の出場枠も不足気味なのです。
さらに言えば
高卒新人などが「体づくり」「将来を見据えて」などと称して試合出場機会に恵まれないのも、いかがなものかと思います。
高卒で大学へ進み、実戦登板の中で成長する選手はいくらでもいます。実戦でしか身につかないことは幾らでもあると思うのです。
そんな意味でも
もっと紅白戦が必要じゃないかと思うんですね…。
先発ローテーション枠は
実績組の久保、能見、スタンリッジ、岩田が既にポジションを確保しているようです。
後二人。
続くのが秋山と下柳。
そしてメッセンジャーか、ジェン・カイウンか。
今テストしている小嶋、榎田、鶴、簫。
安芸組で言うなら上園、若竹あたりにもチャンスがあってもいい。
はたまた、杉山や江草はどうなのか。
リリーフ組もいますので、登板回数やイニングは多く残っていません。
ですから
やりましょうよ、紅白戦…。
さて
先日の宣言どおり(!?)
書かせていただきましょう。
今季初実戦となるヤクルトとの練習試合
負けたようです…。
0-5
詳細は不明ですが
散発3安打だそうで。
野手はレギュラークラスは出ていませんが
逆に言うと如何に控えや1軍半の若手の打撃が弱いかを露呈してしまいましたね。
ドラフト政策のツケです。
守備だの足だの、そんなタイプの選手ばかりになっているのです。
上本 大和 俊介 柴田…
非力なピストルばかりです。
期待するとすれば
辛うじて成長の跡が見えてきた野原(将)くらいですね。
それと、坂。
ちなみに坂は移籍なのでドラフトで獲ったわけではありません。
こう言っちゃなんですが
レギュラークラス以外はピッチャーばかりをプロテクトすべきですね(もうロッテに出してますが…)。
いくら足が速くても
塁に出なければ殆ど意味をなしません。
昔、高波という選手がいました。
かなりの俊足でしたが、彼のプロ通算打率は1割台に終わりました…。
いくら守備がよくても
2割5分も打てなければ結局は使ってもらえません。
昔、曽我部という選手がいました…。
とんでもない強肩でしたが、粗い打撃が通用しませんでした。
真弓監督が時折
「守備重視。打撃は水ものだけど、守備は波がないから。」
などと仰られてますが
守備はバツグンでも、2割そこそこの打撃で使い続けますか?
過去、阪神でそのような起用を見たことがありません。
高波も曽我部もレギュラーは獲れませんでした。
守備重視ともされるショートの久慈照嘉で2割5分程度の打率でした。
「自衛隊」などと呼ばれることもあった平田勝男でも2割6分打っていたのです。
いくら守備がよくて足が速くとも
2割そこそこの野手、特に外野手はレギュラーになれません。
小耳にはさんだ話では
「次のドラフトでは核になる野手が欲しい」と監督が希望したそうで
慶応の伊藤選手などが候補か、と言われています。
ハッキリ言います。
5年遅れています。
気付くのが遅すぎです。
まともに大砲候補と言える野手を獲得したのは
02年 林(リン)
01年 桜井
これ以降ないのですから。
大砲以外でも、打撃の良い選手はこの10年間鳥谷以外に入団していません。
結果として、鳥谷以外の主力野手は移籍組と外国人になっている。
ここで将来の阪神のために、敢えて書きましょう。
秋山と一二三は野手に転向せよ。
これしかありません。
いきなり4勝した秋山はまあ、確かに極論ですが
一二三の昨夏甲子園で準優勝したピッチングを見ても、あのシュート回転の球がどうもプロで出世するボールに見えんのです。
もちろん、野手転向なら中途半端にサードなどさせてはいけません。
濱中や新庄もそれで遠回りしました。
日ハムの中田翔も同じです。
当然、外野1本。
疑問と不安に包まれる一二三「投手」が
イッキに期待の一二三「選手」になる。
案外、遠くない話かも知れませんよ…。
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二日続けてブログタイトルにちょい古のヒット曲名をつけたりしましたが
もうネタ切れですのであしからず(笑)。
そもそも
私は音楽をあまり聴かない人間なものですから…。
流行りの歌など殆ど知りません。
トイレの神様は紅白歌合戦でも聴かず、今年になってからラジオで聴きました。
昨年覚えたというかまともに知った唯一の曲は
「あとひとつ」
ファンキーモンキーベイビーズでしたか。
このグループの事も知りませんでしたが、名前を聞くたびに
「モンキー?猿?ベイビー?赤ちゃん?意味不明の名前やな」
などと思った記憶があったくらいです。
しかし
この曲を何度も何度も聴くことになったのが
夏の高校野球
ABCのテーマ曲だったんですね。
御存じ、私はABCラジオのちょいヘビーリスナー。
MBSのセンバツは聴きませんが、ABCの選手権は毎日聴きます。
こんないい歌を歌う人たちだったんですね…。
(その後テレビで見たときに後ろで手を振っているだけの人がやたらと気になりましたが。)
こんな曲は大好きです。
少し前に流行った「コンティニユー」は特にお気に入りです。
愛だの恋だの、そんな歌にはピンときません。
訳のわからない英語の歌詞まじりの歌にもちょっと閉口。
「あとひとつ」のような応援ソングの方がニーズあると思うし、世の中が元気になっていいと思うんですけど
曲を作る人たちは違うのでしょうかね…?
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昨年に続いて
また同じネタをいっちゃいましょうかね…。
阪神の沖縄キャンプメンバーの発表です。
今年(20人)
渡辺、榎田、能見、藤原、蕭、筒井、岩田、藤川、福原、小嶋、久保田、久保、ジェン、下柳、鶴、メッセンジャー、スタンリッジ、川崎、加藤、小林宏
昨年(20人)
渡辺、金村曉、能見、藤原、安藤、杉山、二神、蕭、筒井、岩田、藤川球、江草、福原、久保田、久保、上園、
下柳、西村、メッセンジャー、フォッサム
一昨年(18人)
渡辺、金村曉、安藤、岩田、藤川、江草、アッチソン、福原、久保田、上園、下柳
白仁田、石川、ウィリアムス、阿部、黒田、玉置、リーソップ
人数は昨年と同じ。
当然ながら、早速コバヒロが名前を連ねているところが新鮮です。
問題は人的保障で誰かがロッテに取られるか、というところです。
昨年メンバーからの落選組が
安藤、杉山、二神、江草、上園、西村
さらにサプライズ落選の秋山。
故障明けのリハビリ等もあるようですが
杉山、江草、上園らへの評価と期待が下がってきている感じですかね。
しかし一昨年に能見がブレイクした際、同様に二軍スタートとなりました。
特にこの3人の巻き返しに期待したいところです。
逆に選出組では
ジェン、川崎、加藤
この辺り、やや違和感あります。
川崎や加藤は、まさかコバヒロの話し相手のため…?
ともあれ
岩田、能見、そして秋山と続いたピッチャーのブレイクに続く者が表れてほしいです。
期待どころは榎田、蕭、鶴、そして何故か秋季キャンプで評判を上げた小嶋。
先発ローテーションは久保、能見、スタンリッジ、岩田が有力。
次いで期待の大きい秋山。
6人目の枠に実績組の安藤と下柳。
ここらへんとの争いになりますね。
となると、メッセンジャーが再びリリーフなのか…?
リリーフ陣は
藤川、コバヒロ、久保田、渡辺が有力。
左がいないんで、江草、藤原、筒井、川崎あたりで二人くらい使うのでしょう。
小嶋リリーフもあるかも知れませんね。
じゃ、榎田は?メッセンジャーは?
一軍の枠はそれなりに競争が激しいようです。
この時期はいつも期待が膨らむ楽しい時期です。
いや、ホンマいつか沖縄行きたいです(笑)。
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ABCラジオの看板番組
「おはようパーソナリティ道上洋三です」の
名アシスタント、秋吉英美ちゃんが番組卒業となるんですね…!
これまた、何とも残念…。
英美ちゃんのアシスタントとしてのトークは
正直素人っぽいところがありますけれど
誰にも負けない彼女の最強兵器がありました。
そう、あの「歌」です(笑)。
あの独特の(!?)歌唱力は、聞く者を
「ほわーっと、エエ感じ」にさせてくれるのです。
昨年は
あの「マートンの歌」
に笑い転げさせていただきました。
ま、歌声もさることながら
実は私個人的に少々の思い入れもございまして
12年前の英美ちゃんのデビュー当時の事を思い出すのです。
12年前、前職の会社で一時的に自動車通勤をした頃があり
そのとき初めて「おはようパーソナリティ」を聞きました。
ちょうど、高野あさおさんが卒業されて英美ちゃんがおはパソにデビューした頃。
実は私は慣れない仕事への配転があって苦しい日々を送っていた頃でした。
そんな時、英美ちゃんが慣れないながらも一生懸命にラジオでしゃべっている様子を聞いて
「この子も若いのに慣れない仕事で、こんなに頑張ってるんやなあ…。俺も頑張らんと!」と、励まされたのです。
しかし当時ラジオを聞いていたのは1年に満たない期間で、間もなく英美ちゃんの声を聞く機会はなくなりました。
そして8年以上を経て
今の仕事をするようになって再び車でラジオを聞くようになり
また、あの英美ちゃんの声と再会することができたのです。
「英美ちゃん、まだ頑張っていたんやなあ。随分と人気者になったんやなあ。」
と、デビュー当時も思い出して懐かしい気分になりました。
結婚もされて、子宝にも恵まれての卒業ということで
大変おめでたい事なのですが
ABCラジオのリスナーとしては、とても残念です…!
最後の放送は4月1日。
残り僅かですけど、最後まで聞きたいと思います(あくまで移動中に聞くだけなのですが)。
あの歌も、また聞きたいですが
シーズンオフには無理ですかね!?
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今朝のスポーツ新聞にて。
阪神のドラフト5位指名の荒木選手が一面トップでした。
「荒木」というと中日の荒木選手のイメージが強く、まだちょっと違和感があるのですけど
こういった新人選手の加入が新鮮な空気を呼んでくれていますね。
荒木選手は50m5秒7とのこと。
ホンマかいな…という位の数字ですが、俊足であることは確かなのでしょう。
今年の野手指名は3位が高校生のキャッチャー、5位に荒木選手でした。
またしても大砲候補の獲得はなく
暗黒時代のピストル打線が頭によぎります…。
と、思っていたら
荒木選手と握手している阪神のスカウトが
平塚…!?
いや、いい選手だったんですよ。
しかし、あの頃
4番 平塚
余りにも寂しすぎる打線でした…。
そう思っていたら道上洋三氏もラジオで同じ新聞を見て
「あれ?平塚さんやん!」
道上さん、さすがのタイガース党ですね…!
魂を込め続けてきたホームページをご覧ください。
↓
さて、ドラフトが近づいてきました。
プロ野球ファンの私、実は元・ドラフトマニアです。
高校野球は甲子園のみならず予選の段階からドラフト候補をチェック。
大学野球の結果も常にチェックし、日米大学野球選手権の日本代表などは徹底マークです。
社会人は今より昔の方が隆盛で、オリンピックをはじめとする国際大会は社会人のメンバーが名を連ねていました。もちろん国際大会の日本代表はドラフト1位の宝庫となります。
そうして普段から情報を収集しつつドラフト前には各球団の指名情報にも注意して
ワクワクしながらその日を迎えます。
高校時代にドラフト見たさに学校を宣言して休み、翌日先生に呼び出されたことも良い思い出です(笑)。
しかし、概ね落胆とともに終わるのが阪神のドラフト。
1位抽選は11連敗。
その年の目玉を獲得した事など殆どありません。
自由枠(当時は希望枠だっけ?この違いが分かる人はマニア)で鳥谷を獲得したのが唯一と言ってもいい勝ち組ドラフト。
もちろん、あくまでドラフトの段階での評価であって
その後プロに入ってからの活躍如何は別の話ですが。
さて、今年のドラフト。
早大の大石、斎藤、中央大の沢村の3人が競合候補のようです。
阪神は大石で5球団程度の競合が見込まれていますね。
ま、ハズレるでしょう(苦笑)。
問題はその後です。
即戦力投手が欲しいのは解りますが
二神、藤原、揃ってダメでしたよね。
ショウも白仁田も未だ一軍で投げてません。
簡単に即戦力は獲れないものです。
とにかく故障持ちは絶対にダメです。
そして何よりも
野手の指名が大事です。
ここ数年の中でも
藤川俊、柴田、上本…
1、2番タイプばかり。
桜井広大以来、大砲候補を全く指名していないのです。
毎年秋季キャンプの話題になると
「若虎、地獄のキャンプ」みたいな話題になります。
今年は片岡コーチが「若手を鍛える」と意気込んでいらっしゃるようですが
名前が挙がってくるのが
藤川俊、上本、坂、大和…
いかにも粒が小さい。
クリーンアップ候補が全くいないんですよね。
「守備、走塁は即戦力」的な選手ばかり獲ってきている。
それが過去のドラフト指名のツケです。
去年も似たようなことを書いたように思いますが
いい加減、阪神のスカウトや首脳陣も考えて欲しいです。
長打力のある野手が高校生の中に必ずいる筈。
PLの観野や吉川なんて、何か期待させるものを持っていると思う。
昔のようなマニアックなレベルではありませんが
何かワクワクするドラフトの日が、また近づいてきました…!
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↓
マートンがイチローに並ぶ210安打を達成。
何とも素晴らしい記録です。
そして
その翌朝である今朝
アノ歌を聞く事ができました。
アノ歌を聞くのは今日で二度目です。
改めて
最高傑作です…!
そう
あの
マートンの歌 by 秋吉英美
マ~トン マ~トン マ~トン
遠くで 呼んでる 声がする
打てよ マートン 僕のところへ
打てよ マートン 私のところへ
(以下略)
朝から笑いながら車を運転する私をすれ違いで見た人は
不審に思われたかも知れません(笑)。
この歌を初めて聞いて以来
耳について離れず
ついつい口ずさんでしまいます…。
まさに最高傑作です。
願わくば
阪神がクライマックスを勝ち抜き
日本シリーズを制覇したりなんかして
日本一特番などで歌ってもらい
英美ちゃんの歌を映像と共に見てみたい(笑)!
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↓
始まりましたね!
夏の高校野球。
春のセンバツもありますが、夏の甲子園は私にとって特別です。
その理由は…
私がABCラジオのヘビーリスナー(?)だから(笑)。
車のラジオはABC固定。
もちろん常にラジオという訳ではありませんが、私は音楽をあまり聞かない人間です。
「おはパソ」⇒「ドキハキ」⇒パワフルアフタヌーン枠⇒「ぴたっと」
とワイド番組を全て聞き、夜はプロ野球。
そんな日常が
突然、高校野球に替わります。
高校野球ファンではないので、センバツはMBSなのでわざわざ聞きません。
ABCのリスナーとして、高校野球を聞くのです。
ヘビーリスナー(?)なので、実況アナの声が大抵聞いただけで分かります。
伊藤アナと中邨アナの大御所お二方の見事な実況。
清水アナ、枝松アナ、山下アナ、高野アナ…、皆さん声だけで分かります。
そして何と言っても
岩本計介アナ。
奈良県桜井市出身。
プロフィールによりますと私の中学と、そして大学の後輩でもあります!
小学校は不明なので同じかどうかわかりませんが
案外どこかですれ違った事があったりして!?
と、密かに実況アナの聞き比べをしつつ高校野球を楽しむのがABCリスナー流です。
皆さん
甲子園、暑いですけど頑張ってくださいね。
魂を込め続けてきたホームページをご覧ください。
↓
阪神・ブラゼルが凄いですね…!
本日30号ホームランをかっとばし、とうとうオールスター前の30発を達成。
まさに
あの
バースの再来…!?
バースが去ったのちの暗黒時代の阪神においては
外国人のホームランバッターは皆無に等しい状況が続きました…。
暗黒時代初期こそ
後にメジャーでホームラン王となるフィルダーが38本
ヤクルトで活躍したパリッシュが28本(いずれも植田の記憶データベースによるので間違いあればご容赦)
と、それなりの活躍はあったのですが
以降はサッパリでした。
オマリーやパチョレックが活躍したりはあったものの、ホームランは20本前後。
後は10本行けば良い方、20本が数える程という惨憺たる状況の連続。
(グレン、クールボー、ジョンソン、ハンセン、タラスコ、ディアー、グリーンウェル、パウエル、フランクリン、クルーズ…あかん、書ききれん)
暗黒時代を脱した星野監督時代のジョージ・アリアスが久々に30本塁打をマークしました。
しかし、それ以降も外国人野手はシーツが少々踏ん張った以外は目立った活躍はナシ。
キンケード、スペンサー、フォード、メンチ…
そこへ来て、今年のブラゼルの爆発(マートンも大当たりですが)。
どう考えても50本ペース。
ハッキリと、バース以来です。
切に願います。
どうか、このままブラゼルに故障等なく最後まで突っ走って欲しい。
そうすれば、必然彼が阪神を優勝に導いてくれるだろう。
バース以来、四半世紀を経て
阪神は、また素晴らしい選手に巡り合えましたね…!
魂を込め続けてきたホームページをご覧ください。
↓
先日の広島線で
ABCラジオにて我らが福本豊氏が絶好調でした(笑)。
ショート方面にボテボテのゴロを打った桜井広大。
おっ、内野安打かと思いきや
足が遅くアウトに。
福本氏「セーフになれよなあ~!」
居酒屋解説炸裂です(笑)。
打撃好調の赤松(広島)を迎えて
実況アナ「赤松に穴は見当たりますか?」
福本氏「…。」
「え?穴?」
「わからん!」
実況アナ「殆ど穴がないようですね…。」
アナウンサーも気の毒です(笑)。
伝説の名言
「タコ焼きみたいでんな。」(0対0のスコアボードを見て)
またやってくださいね、福本さん!
クリッククリック
↓
最新の施工事例をご覧ください。
↓
一進一退の今年の阪神ですが…
先日、金本の代役出場の狩野がホームランを打ちましたね。
それはそれで良かったんですけど
手ばなしで喜んでいるような話ではなく
私的な意見を申し上げるなら
なぜキャンプのときに外野手としての練習をしていなかったのか?
昨年レギュラーを奪取した狩野も
城島が加入して出場機会が激減するのは分かり切ったこと。
シーズン始まってから外野練習、なんて後手を踏んだ対応ではなく
先を読んで動くのがマネジメントというものじゃないですか?
そもそも、キャンプって何なんだって
いつも思います。
そしてキャンプからオープン戦の期間の捉え方が
どうも受身の場当たり的なマネジメントしか見えてこないんですね。
オープン戦は限られた試合数しかなく、雨で中止になったらピッチャーの調整登板の機会が足りなくなるのは折り込むべきだと思うのです、
「競争だ」とか言いながら、競争のための登板機会も少なければ主力の調整登板も不足気味。
毎年同じようなこと繰り返してます。
もっとキャンプで紅白戦組めばいいんちゃうん?
それがマネジメントなんじゃないかなと思うのですがね…。
こちらは私の太く、いや不徳の致すところです…
↓
「よくある質問」アップ完成です!
↓
昨年に続き
またまた「激動」
ですね…。
ABCラジオのお話です(笑)。
私は音楽を余り聞かないので車で移動する際は無音もしくはABCラジオが多いのです。
で
「元気イチバン!」が今春終了とのこと。
昨年の「全力投球!」に続いて好きな番組だけに寂しくなりますね…。
この番組、何が好き
かというと
「ハナウタ人生」
です(笑)。
午後3:30にスタートする番組なんですけど
開始と同時に
「元気イチバン!」(小川恵理子さん)
「芦沢誠で~す!」(芦沢誠アナ)
というドナリがあって
流れてくるオープニングテーマ曲が
「ハナウタ人生」
アシスタントの小川恵理子さんが歌っておられる歌です。
作曲は木曜レギュラーのばんばひろふみさん、という曲。
もちろん小川さんはプロの歌手ではないので
何ともほっこりした雰囲気の曲です。
イントロにも何故か和むんですね。
午後3時半という昼下がりの何とも微妙な時間帯に
このホノボノとした雰囲気を感じると(もちろん毎日聞くわけではありませんが)
ちょっと得した気分になるになるんですね。
残念なニュースではありましたが、朗報もありました。
なんと
「桑原征平 粋も甘いも」が、現在の木曜日に加えて水曜日もスタートするというのです。
この番組は
傑作です(笑)。
全力投球亡きあと、ABCラジオの中で私が腹を抱えて笑う唯一の番組。
桑原氏の悪ノリキャラが存分に生かされた素晴らしい番組です。
そして、水曜のアシスタントは小川恵理子さんになったんですね。
そうか~
それだったら
水曜日のオープニングテーマ曲は「ハナウタ人生」にして欲しいですね!
ABCラジオにメール送ろうかな(笑)。
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ガーデンルームキャンペーンやってます。
↓
西武・菊池雄星投手の評判が芳しくないですね。
当面、二軍で力試しとなるようです。
高校生の投手とは、そういうものです
過去の例は枚挙に暇がありません。
もちろん、菊池投手はまだまだ可能性を秘めているとは思いますが
これが「将来性」という名の「リスク」です。
ドラフトについては、この点を絶対に踏まえねばなりません。
ですから私は菊池指名に反対だったのです(ま、結局指名した訳ですが)。
対して、阪神・秋山投手の評判は二軍ながらも上々ですね。
こちらは楽しみになってきました。
秋山はドラフト4巡目。
リスクを取るのは下位指名でいくべき。
こちらは素晴らしい指名でしたね。
二神の評判もいいですが、藤原もいるし(故障で出遅れましたが)秋山や田上、また藤川俊など今年のルーキーは期待を持たせてくれそうですね!
おや?反転の兆しが…?
↓
ガーデンルームキャンペーン、スタートですね! ↓
沖縄・宜野座キャンプの参加メンバーが発表されました。
新聞紙上の注目はルーキーが抜擢されるかどうかに集まっていましたが
大方の予想通り二神と藤原が選ばれています。
昨年はここで杉山と能見が外されたわけです。
今年(20人)
渡辺、金村曉、能見、藤原、安藤、杉山、二神、蕭、筒井、岩田、藤川球、江草、福原、久保田、久保、上園、
下柳、西村、メッセンジャー、フォッサム
去年(18人)
渡辺、金村曉、安藤、岩田、藤川、江草、アッチソン、福原、久保田、上園、下柳
白仁田、石川、ウィリアムス、阿部、黒田、玉置、リーソップ
ちょうど、ルーキー二人分の枠が増えたような形になりました。
それ以外では前述の杉山と能見に加えて昨年はキャンプ後加入の久保、さらに蕭、筒井、西村が昨年と変わって沖縄メンバーに名前を連ねています。
逆に阿部、石川、白仁田、黒田、玉置の5人が今年は落選したのと外国人投手が一人減ですね。
ルーキー以外は概ね順当な印象です。
逆に昨年の「白黒」コンビの抜擢はちょっと…という印象でしたね。
実戦での結果が出ていないのに秋季キャンプのブルペンで作り上げられてしまった「期待の若手像」の典型的なパターンでした。
逆に今年は昨年の秋季キャンプで目立った選手が乏しく、過度の期待を寄せられた投手はいません。ですので順当に見えるところでもあります。
強いて言えば
西村>阿部
に少々疑問を感じなくもない。
実績では阿部が遥かに上回るのですが、今回の逆転が昨秋の評価なのかも知れません。
ルーキーについては未知数の部分が多いのは言うまでもないのですが
やはり大学・社会人で上位の投手は当然一軍クラスの選手として期待するのが当然だと思います。結果は別として、そのためのドラフト上位です。
過去の大社のドラフト1位は
葛西、湯舟、藪、舩木、藤田、安藤、能見、小嶋
と1年目から大抵1軍で投げていたのです(その後どうかは別として)。
それが
08年 白仁田
09年 蕭
2年続けて1軍登板すらゼロです。
ハッキリ言って異常です。
何のためのドラフト1位なんだ、と(現行制度では正確にはドラフト「1巡目」ですが)。
そういった意味でも、今回のメンバーで密かに私が期待しているのは蕭一傑投手なんですね。
余り話題にもなっていませんが、昨年のウエスタン最多勝投手です。
球そのもの以上に、実戦で勝てる、という何よりの証明です。
これで、二神や藤原が活躍してくれたら…と
いつもながらこの時期は期待が膨らむ季節ですね。
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昨日から突然右の肩が痛くなりました。
痛くて夜中に何回も目が覚めてしまいます。
(お前の肩など、どーでもいいって?)
すると、思い出しますねえ~。
濱中治。
赤星、今岡と並んで阪神生え抜きの人気者でした。
期待の和製大砲として早くから頭角を現し、着実にスター街道を昇りました。
あの優勝した2003年は開幕から4番バッターとしてガンガン打っていたのですが…
右肩の故障。
結局その年は55試合で11本塁打、48打点ですから
あのまま年間通して活躍していたら、すごい成績になっていたところです。
その後は故障との戦いが続き
2006年に3割20本をマークして自己ベストの輝きを取り戻すも
2007年に大不振に陥り、そのオフにトレードでオリックスへ移籍しました。
以降、目立った活躍がない状況です。
濱中個人のこともさることながら
誠に残念なのは
濱中以降、阪神で和製大砲と言える素材が
未だ桜井広大ただ一人、という状況にあることです。
攻守にまとまっているニューリーダーの鳥谷は成長しましたが
スケールの大きいバッターがいません。
今年のドラフト指名の野手組も
甲斐、藤川、いずれも守備や足が先行する選手です。
なぜ1、2番タイプばかり集めるのか…?
4位の秋山に野手転向してほしい位ですが
阪神のドラフト戦略には疑問が多いです…。
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赤星引退ね…。
矢野が正捕手でなくなり
そう遠くないと思われる金本の引退とともに
今年から来年が阪神の歴史が大きく変わるタイミングなのでしょうね。
野村監督の時代まで続いた暗黒時代から
星野監督・岡田監督と続いた、ある意味輝いた時代となり
今後、どうなってしまうのか…?
キーマンはもちろん城島であり
そして新井。
野手で生え抜きのスターは鳥谷くらいですね。
赤星に代わるセンターは、浅井、平野、柴田、新外国人あたりの争いで
来年はそれなりに戦えるかも知れませんが
問題はその後です。
野手陣の強化が急務なのに
今年のドラフト指名は
3位 甲斐 身体能力の高さ、強肩を生かした外野守備は即戦力
5位 藤川 3拍子揃った外野手だが、入団交渉難航中
6位 原口 スローイングに定評のある捕手
って
あの~
なんで、クリーンアップ候補生を獲らないの??
このまま下手すりゃ暗黒時代が再来しますよ。
覚えてます?
「四番 平塚」
ホームラン20本打つ選手が誰もいないピストル打線。
野手のオールスター出場もベストナイン選出も殆どいない状態。
生え抜きのスターと言えば話題先行の新庄と脇役としての名プレイヤー・和田くらいでしたか…。
他球団にも誇れる生え抜きのスターの登場は
まさに赤星、今岡の活躍まで待たねばならなかったのです…。
赤星選手は
僅か9年の在籍。
暗黒の野村監督が最後に獲得して育てた選手でしたが
その後の輝ける時代の象徴として輝いた選手でした。
「短い」間でしたが
ファンに夢をありがとうございました。
下位低迷の植田に救いのワンクリックを…
↓
「シンボルツリーの選び方」が大反響!
↓
「全力投球!妹尾和夫です。」が終わって、どうにも寂しいABCラジオなんですが
土曜日に「楠淳生のやんちゃなウィークエンド」という番組が始まりまして
これが、なかなか面白いです。
楠さんは局アナで野球中継でお馴染み。
福本豊氏とコンビを組んでの「居酒屋中継」で名を馳せた(?)名物アナ。
その楠さんがアナウンサーらしからぬ関西弁丸出しで繰り広げる軽妙トークが面白い。
もちろんずっと聞いてる訳ではありませんが、土曜日の移動の際の密かな楽しみなのです。
アシスタントのセシリアさんという方はよく存じ上げないのですが
昨日、セシリアさんの書評コーナーみたいなのがありまして
推理小説を紹介されていました。
推理小説…、皆さんお読みになられてるんですかね?
学生時代は時々読んだかな。
西村京太郎トラベルミステリー、内田康夫の浅見光彦シリーズとか。
しかし、このところの植田はビジネス書を読むこと自体も絞り込んでいる状態でして、推理小説などは全く読むことがありません。
しかし
番組でセシリアさんがストーリーを紹介されていって…
その結末やいかに…?
って
気になって、しゃーないやんかー(笑)!
家内に話すと、結構お気に入りの作家だったそうで
早速、買ってもらうことになりました(苦笑)。
凄まじいマーケティング効果。
これも参考にさせて頂きます…。
ちなみに、その本とは
高野和明著「グレイブ・ディッガー」
という作品。
皆さん、知ってます?
エクステリアのカテゴリーに入らずちょっと異質な集団の中で闘っているアウトローな植田です。
↓
今日は仕事に関係ない内容でしたが、こんな会社をやっている植田です。
↓
ドラフトとなると
やはりブログに記さねばなりますまい(誰もそんなこと期待してない?)。
菊池雄星君が外れたのは折り込み済。
このときにも書きましたが(えらい力作書いてましたな)
菊池君が松坂やダルビッシュ、田中マー君になる保証はどこにもなく
甲子園最速を記録した寺原(⇒ダイエー、横浜)になるかも知れませんし
左腕で150キロの辻内(⇒巨人)の例もあるわけです。
古くはデビュー戦ノーヒットノーランの近藤(⇒中日)という投手もいました。
高校生の投手とは、そういうものです。
高校野球における実戦の結果は、その実力を測りにくい面があると思うのです。
また故障でもしてしまうと、そこまでです。
それに対して、レベルの揃った大学球界での実戦での実績というものは
ある程度目安になります。
東京六大学リーグの法政大・二神
関西学生リーグの立命館・藤原
いずれも、実戦での実績があります。
その裏には単なるスピードガンの数字ではなく
コントロール、球種、決め球、精神力など様々な要素が裏付けとして存在するのだと思います。
この二人には、そういう意味で強い期待ができそうです。
結果として素晴らしい指名ができたようですね。
逆に言うと
4位、秋山。
1位候補との声もあって、当人は4位まで指名されなかった悔しさがあった、とのこと。
実際、大化けするかも知れませんし
また、その逆もありうる。
「将来性」という名の「リスク」。
そういう意味では4位という順位も私は頷ける。
今ドラフトでは菊池君以外は競合がなかったようですね。
ある意味、豊作だったのでしょう。
多士済々の中で各球団がそれぞれの評価をして、それぞれの補強ポイントを絞っていくと
殆ど競合しないんですね。
結果として、下馬評の高かった選手の指名順位が低かったり
はたまた指名漏れとなったり
これも、縁。
球団と、そして候補選手の様々な思惑が交錯するドラフトというヤツは
今なお、やはり奥深いですね…。
城島選手、阪神入りですか…?
それともやはり、ソフトバンク復帰なんですかね。
城島選手と言えば
高校通算70本塁打のキャッチャーとして
ドラフトの目玉候補だったのですが
早々に駒大進学を打ちだしてプロ入り拒否を宣言していたところ
ダイエーが強硬1位指名。
後はよくあるパターンで
王監督が出馬 ⇒ 翻意
結局ダイエー入団となった次第でした。
ダイエーのドラフトと言えば
小久保、井口、和田、新垣、杉内、山田(秋)、山村 …
その他
やりたい放題状態だったわけです。
成功した選手も失敗した選手もいますけど
そりゃ、強くもなるって…、と阪神ファンとしては地団駄を踏む思いだったのです。
ドラフトで若干ダーティーなイメージを残した城島選手はある意味、その象徴でした。
そして、迎えた2003年の日本シリーズ。
敵としては何とも不敵な面構えが憎たらしい怖い存在で
日本シリーズも結局敗退…。
ここでも煮え湯を飲まされたわけです。
これが私の城島選手に対するイメージ。
以降のメジャー挑戦については、さほど興味はありませんでした。
そんな、決して良いとは言えない城島選手への印象も
阪神に入ってくれると言うのなら
全て忘れます!!
ぜひ、入団してほしいです。
さらに、井川慶。
もういいだろう?
阪神に戻ってきてください。
今ならきっとファンも温かく迎えてくれます。
さて、どうなるか…。
雨、そして台風…
CS進出を賭けた最後の戦いに、どういった影響を与えるのか
なんて呑気な話をしている場合ではありませんが(過去最大級の台風らしい!?)
やはり直接対決が全てを決めることになるのでしょう。
で、阪神ネタを少し。
駐日の立浪選手など引退する選手がニュースになる季節でもあるのですが
もちろん阪神にも引退する選手がいます。
今のところ阪神では
まず何と言っても
田中秀太。
名門・熊本工業出身。高卒からのプロ入りで阪神ひと筋の古参。
身体能力の高さに定評があり将来を期待され、野村監督時代にレギュラーを奪取しかけた。星野監督時代にはスーパーサブとしてのポジションを確立して優勝にも貢献。しかし岡田監督時代に出場機会が激減して晩年は二軍生活を余儀なくされた。しかし明るいキャラクターからチームメートからもファンからも親しまれ、今年限りで惜しまれつつ引退。
監督によって、こうも処遇が変わってしまうものです。
そうは言っても、これだけの期間在籍できるだけでも凄いことです。
きっと彼ならプロ野球界と関わりのある仕事ができるのではないでしょうか。
そして個人的に残念なニュースが
中村泰広。
我らが奈良県出身、郡山高校、慶応大学、日本IBM野洲を経てプロ入り。
入団時からルーキーの中では頭抜けた存在として一年目から一軍でチャンスを得たが、結果を出せずに低迷。金村(暁)となぜか実績の大差がありながらトレードで日本ハムへ移籍したが、1年で退団。今年は古巣阪神で育成枠での復帰を果たしたが、左ヒジの故障が癒えず引退。
彼は私が学生時代に先生として勤めた塾の生徒でした(私の直接の教え子ではありませんが)。このブログにも何度か書きましたが、応援していただけに本当に残念です。
次なる人生は、もう決まっているのかも知れませんが
地元・奈良に戻って当社に勤めてほしいくらいです(そりゃ、無理か)。
あと、発表済のところでは
藤原通。
立命館大学からのプロ入りでしたが、プロでは一軍で出番が得られず特徴が出せませんでした。
また、戦力外通告されたのが
辻本賢人。
15歳でドラフト指名、という話題だけで終わってしまいましたね。
「将来性」という名の「不確実性」で選手を獲得するのはリスクが高いという例になってしまいました。この辺りは球団の編成も反省が必要なところでしょう。
そして
前田忠節。
沖原とのトレードで楽天より入団した選手です。
沖原は既に引退しましたが、一軍選手だっただけに全く一軍で使えない選手とのトレードは理解に苦しみます。最近、こんなトレードが多いです。
広島に行った喜田剛の交換相手も殆ど一軍で出番のないまま既に解雇されました。
あと、注目されるのは
ウィリアムスですか…。
星野監督で優勝した2003年に入団。当初、ポートという投手が抑えでウィリアムスが中継ぎだったのだが、ポートがサッパリでウィリアムスが凄かったので開幕後間もなく抑えに納まった。その後久保田や藤川が抑えに回って再びウィリアムスは中継ぎに戻って安定して活躍した。外国人投手で7年に渡っての在籍と活躍は球団史上でも他に例がないという大功労者。
故障もあって、来年の契約は難しそうな雰囲気です。
切れ味鋭いスライダーのイメージも強いですが、実際はストレート一本やり的な配球も多かったですね。晩年はコントロールにも苦労していた印象でした。
それと
今岡誠。
未だ何も発表されていません。
彼については後日語りましょう。
選手の総数が決まっていて、毎年新しい選手がドラフトで入団するだけに
とんでもなく厳しい競争世界です。
時に球団批判をする人もいますが
こればっかりは仕方ありません…。
また新たな顔ぶれになる来年の阪神タイガースに期待しましょう!
先日は福原投手が炎上…。
炎上続きでローテ失格、そして2軍落ちというパターンにハマってしまいましたね。
今、阪神の先発ローテーションは
能見・岩田・久保・安藤・下柳
プラス、6番目の投手です。
この6番目が定着せず
福原の前は阿部、筒井、金村暁、久保田、杉山…と入れ替わり立ち替わりとなっています。
6番目が出てきてくれたら…、と誰しも思うわけですが
実際のところ、これまた贅沢な話かも知れませんね。
6人の先発ローテーション投手が安定しているチームなんて…
滅多にありません!
あったら優勝しています。
そもそも、6番目というのは微妙な立場です。
6連戦が普通ですので、中6日で一週間に1回の登板、というのが今のプロ野球では定着しています。
ところが、中6日で回転していると
この「6番目」というのはビミョーな立場になります。
開幕して何度か登板のチャンスがあるものの
「雨」が降ると6番目は、とばされます。
そうこうしているうちに、交流戦が始まると
6番目が必要なくなります。
で、オールスターでリセット。
ようやく8月から出番が増えて…というパターン。
だから、あくまで流動的な枠なんですね。
むしろ他の5人が定着しているだけで上々です。
そんな中で
敢えて言うなら
江草。
私はコレだと思う。
江草の今のポジションには筒井でも西村でもいいし、阿部だって元々こなしていた役割です。
シーズン前から江草先発を提唱しているのですが…
誰か真弓監督に伝えてもらえませんかねえ(笑)。
菊池雄星君の花牧東高校が激闘の末、準決勝に進出しました。
菊池君は途中降板となりましたが…
この夏は菊池君一色のムードですね。
プロ野球界もこぞって菊池君を称賛しているようです。
「松坂以来の大物」とか「20年に一度の逸材」とか。
ダルビッシュも田中マー君もいますけどね。
藤川球児だって、凄いですけど。
過去20年も遡るとなると結構、多士済々だったのではないかと。
阪神も菊池1巡目指名…?
私に言わせれば
トンデモないです。
絶対に野手重視で行くべきです。
次世代の野手が、とにかく全くいないのです。
03年くらいのドラフトから振り返りましょう。
野手のみをピックアップします。
03年 鳥谷 不動のレギュラー
小宮山 捕手として強肩の評価は高いが打撃は一軍レベル遠い。
庄田 シュアな打撃は定評あるが、長打が少なく一軍定着ならず。
04年 岡崎 今年ポスト矢野争いに頭角を現したが狩野に及ばず。
大橋 既に退団
赤松 広島へ移籍
高橋 期待されたが故障等もあり二軍で打撃が2割に満たない。
05年 大和 今季一軍定着を果たす。守備は一軍級も打撃は非力。
06年 大城 守りと足が売り。打撃は非力で二軍で2割に満たない。
野原(将) 現在、二軍の主軸を打つ。中距離タイプ。
橋本 捕手としての守りも打撃も課題多い。
07年 高濱 故障がち。強肩のショートとして期待されたが外野手に。
森田 二軍でも打撃、守備ともに目立たず。
田中 育成枠。二軍での出場も少ない。
08年 柴田 俊足・巧打の赤星タイプ。
上本 俊足・巧打の二番打者タイプ。
野原(祐) 育成枠。パンチの効いた打撃に期待。
藤井 育成枠。二軍での出場も少ない。
03年以降、レギュラーを獲ったのは鳥谷のみ。
見渡してみると、とにかく1、2番タイプばかりなのです。
今、売り出し中の大和もそう。
将来のクリーンアップ候補…という選手が見当たらないんですね。
野原(将)?
同じころの関本はもっと打ちまくってました。
そして、この中で太字が高卒選手です。
高卒に限れば…
野原(将)以外、二軍で主軸すら打てていないのが現状です。
まさに
誰もいない。
だから、今なお桜井ばかりが期待されるんです。
桜井以降、高卒の長距離バッターは全くと言っていいほど入団していないのです。
なんでなん?
1、2番タイプは…もういいでしょう?
大卒や社会人出身の選手は、入団後すぐにチャンスを掴まねば
すぐに年齢を重ねて30歳くらいになってしまいます。
林や浅井、庄田などがそうです。
これ以上、主軸候補の野手獲得が遅れると
暗黒時代再突入が頭によぎってくるのは
私だけでしょうか…?
他球団が菊池指名に走るなら、今こそチャンスです。
明豊の今宮君を野手で獲りましょう。
そして、即外野に転向させて早い段階で一軍を経験させるのです。
「将来のスター候補」などとしてサードをさせるより、その方が早くチャンスを与えられます。
日ハムの中田翔がプロとして出遅れたのはサードをさせたからです。
絶対に外野一本で勝負させるべきだったと思います。
阪神でも、過去に新庄や濱中にサードをさせて遠回りさせた実績があります。
今宮君に限らず、大砲候補は必ずいるはずです。
高校通算50本塁打、みたいな選手を長いこと獲得していません。
野原(将)で30本。高橋(勇)が37本。
いずれも長距離砲、という評価を得ることができていません。
これ以上、世代の隔絶を大きくするわけにはいきません。
菊池君がダルやマー君のような投手になる可能性は十分にありますが
寺原にとどまるかも知れません。
同じ左腕で辻内の例もあります。
それが、高校生投手の指名なんです。
今こそ
阪神のスカウトや編成の方たちは考えるべきです。
世間話程度のお話ですが…
中田監督が解任されました。
ご存じでしょうか…?
中田良広氏。
我らが阪神タイガースのOBです。
ルーキーイヤーから大活躍、「和風トラボルタ」と呼ばれ今で言う「イケメン」で人気でした。
間もなく肩を痛めて暫く活躍が無かったのですが
徐々に一軍で中継登板するうちに勝ちが付いても負けが付かず
あの昭和60年に先発投手として打線の援護を受けて勝ち続け
結局18連勝の記録を5年がかりで達成。
その後再び低迷するも、ある年リリーフで復活。
その年、野田(後にオリックスで活躍)の代役でオールスターに出場しました。
何せ暗黒時代の阪神、オールスターに出る選手自体が殆どいない時代です。
代役とは言え「あの中田がオールスターにねえ~」と不思議な思いで見たオールスターゲーム。
しかし、プロ野球の世界は非情です。
登板した試合で中田はメッタ打ち…(だったハズです(涙))。
そんな「記録にも、記憶にも残る」中田氏が監督を務めていたのが
関西独立リーグの神戸9クルーズ。
と、いうより
女子高生ピッチャーの「ナックル姫」吉田えり投手が所属するチームの監督
と言えば御存じですよね?
その監督の座を解任された、というのです。
解任の経緯は色々あるでしょう。
私は経営者だけに球団や社長の思いもわかる気がします。
ただ、選手たちは反発しているとのこと。
吉田えり投手は体調不良を理由に横浜の実家に帰って退団必至となってしまいました。
あれだけ話題をかっさらった「ナックル姫」も
これで、あまりに早い結末になってしまうのか。
監督が解任されても頑張り続ける方が、結果自分のためにもなると思うのですが
決めるのは自分ですし、そんなに簡単に片づけられることでもないのでしょうね。
関西独立リーグも大変なようです。
スポーツですが
これも経営ですから
簡単ではありません…。
来年の大河ドラマは「龍馬伝」ですね。
福山雅治さんが龍馬役です。
私にはチィ兄ちゃんのイメージが強すぎるのですが…。
で、他のキャストも発表されたとのこと。
初恋の人、平井加尾役に広末涼子さん。
「竜馬がゆく」で言うところの、お田鶴さんですな。
阪神の藤川球児と同級生、というのが広末涼子さんのイメージ。
千葉道場の佐那子役に貫地谷しほりさん。
こちらは「竜馬がゆく」では平仮名表記で「さな子」さん。
この方は…スイマセン、知りません。
「ちりとてちん」のヒロインだ、と家内に聞かされたのですが
一度も見たことがないもので(苦笑)。
妻のお龍役は真木よう子さん。
同じく「竜馬がゆく」では平仮名で「おりょう」。
この方も…スイマセン、知りません。
と、いうか私が芸能人を語るほうが間違ってますね(笑)。
が
注目のキャストが一人いらっしゃいました!
勝海舟 武田鉄也
江戸っ子の勝を九州男児の武田鉄也さんが演じるギャップはどうなんだろう、と思いつつも龍馬ファンの武田さんならではの勝海舟に期待ですね。
今の「天地人」も見ていない私ですが
「龍馬伝」は見ますよ!
多分…。
まあ~
今年の阪神は弱いわけですが
ここらで一ファンの戯言にお付き合いください(笑)。
久々に「当たった」感のあるブラゼルの加入がありましたが…
やはり得点力不足が明白です。
野手の方は、危機的な状況に向かっています。
金本に頼れるのは今年あたりが最後かも知れません。
主軸となるのは新井、赤星、そして鳥谷なんですが
彼らだけでは如何せん迫力不足、コマ不足です。
そして、何といっても最もまずいのが
次世代のレギュラー候補が全く見当たらないことなんですね。
「もっと若手を使え!」的な意見もファンの中であるようです。
弱いときは必ず出てくる意見です。
しかし、私に言わせれば使いたくなる若手野手が存在しません。
ウエスタンリーグの打撃成績を見れば一目瞭然です。
ファンの中では桜井を推す声も根強いようです。
ハイ、私も入団当時より期待をしておりました。
しかし、既に「使った」結果が出ています。
強いて言えば新人の柴田でしょうか。
しかし、柴田は完全に「赤星タイプ」です。
レギュラーを取っても打線は小粒なままです。
赤星を上回る成績で赤星を押しのける状況でしか、チームの得点力向上は望みにくい。
キャンプで評判の良かった上本しかり。
関本が更に小粒になるだけの話です。
他は…?
野原(将)?野原(拓)?
桜井、林、葛城の方が遥かに上です。
若さ以外に起用する理由が何処にもありません。
ところが、それに対して投手陣はいいんですね。
今年に限らず先を見通しても、投手陣は結構なレベルを維持できていくと思います。
エース不在(安藤には悪いですが、敢えて書きます)はあるものの、先発・リリーフ共に水準以上のものはあります。
岩田がいます。
江草は先発で勝てるピッチャーです。
能見、杉山もいます。
久保田の先発にも期待したいです。
阿部もチャンスあります。
若手でも
小嶋達也が復活してきました。
蕭一傑が実績を積んでいます。
西村憲もいい投球を見せてくれました。
台湾のジェンも使いたいものです。
これらの投手が昇格せず、桟原将司が一軍に昇格するくらい実は層が厚いのです。
外国人(ジェン除く)の投手に枠を使う必要は少なく、ピッチャーこそ若手をどんどん使っていくべきなのです。
明らかな「投高打低」の現状。
こうなったら
前にも書きましたが、外国人野手を何人か獲るしかない、と思うのですね。
その間に、しっかりとレギュラー候補の野手獲得を進めることが急務です。
このような状況で大事なドラフトの上位指名に
キャッチャーなど獲っている場合ではありません(例:浅井、岡崎…古くは中谷)。
「将来性」という名の「不確実性」の高いピッチャーも今は要りません(例:鶴、古くは安達智次郎)。
「足と守りは即戦力」ではチーム力は向上しません(例:高濱、柴田、上本…古くは的場)。
絶対に打撃重視です。
そして、究極の補強は
松井秀樹獲得希望
これしかない。
ABCラジオの「全力投球!妹尾和夫です」が終了するんですね。
移動の際は時折聞いていただけに残念。
メロンパンサンド、バカ売れしたのにね。
新たに「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」が移ってくるとのこと。
三代澤さんは奈良の人ですし、好きなんですが
後釜には桑原征平さんを期待していたので残念。
征平さんの「粋も甘いも(通称スイアマ)」内「征平の私は忘れない」がとにかく好きでして…
運転中に腹かかえる程笑ったのもスイアマだけです。
ただ、流れは経費節減。
それで局アナの三代澤さんになったんですかね。
取りあえずスイアマは残ったのでよかったなあー!
(あ、あと日曜日の「気分はトレンディ」復活もちょっと嬉しいかな)
珍しく、音楽を聴きながらブログ執筆中です。
便利なもので、パソコンで聴きながら作業ができてしまうんですねえ。
とにかく私は音楽というヤツに興味が薄いんです。
流行りの歌?
全く知らない。
最近の曲で知っているのは「CONTINUE」だけ。
(この曲はすっかり覚えましたが!)
洋楽?
興味持ったことナシ。
楽器?
何もできません。
そんな私が聴いている音楽とは…
「想ワレ」という女性デュオのCDです。
実は
ひょんな御縁から
4年前のフェアで、彼女たちはリーフユニティで唄ってくれたんですね。
その御縁もあって、新しいCDを私に送ってくれたのです。
「頑張って頑張ったその日の夜は僕に明日をくれる」
「ありがとう ありがとう ここにいることができて」
こんな詩を書く、純粋で真っ直ぐな2人です。
こうやって「続けている」ことが何より素晴らしいことですね。
あれから4年間。
音楽の世界のことはわかりませんけど
続ける苦労も大変なハズ。
CONTINUEにある
負けたら終わりじゃなくて
止めたら終わりなんだよね
どんな夢でもかなえる魔法
それは続けること
この詩どおりに頑張っている2人です。
陰ながら(って、本当に音楽聴かないヤツが言うのもなんですが)
夢がかなうよう応援しています。
その割にフェアの際は音楽を流しているリーフユニティのホームページはこちら
キャンプたけなわです。
そろそろ野手編を書いておきましょう(って誰も待ってないか)。
1.赤星 センター
2.平野 セカンド
3.鳥谷 ショート
4.金本 レフト
5.新井 ファースト
6.メンチ ライト
7.関本 サード
8.矢野 キャッチャー
ここらへんが順当なところです。
ライトに林と桜井が絡んできますが
メンチが掘り出し物であることを願いたいです。
ただ
ハッキリ言って
巨人に大きく見劣るのは得点力です。
最大の問題がここにあります。
レギュラー野手8人のうち、6人が額面通りならOKでしょう。
全員が好調、ってのは無いとして
6人好調、2人イマイチ、くらいなら十分戦える。
去年の前半もそんな感じだったのです。
フォードと今岡を除いて好調だったので、それなりの得点力でした。
しかし
新井が故障
鳥谷ジリ貧
平野も前半の勢いなし
で
赤星、金本、関本くらいになっちゃったわけです。
結果、得点力激減。
03年の優勝時なんか
今岡、赤星、金本、浜中、片岡、アリアス、矢野、藤本
と、ほぼ全員好調だったわけです(開幕当初浜中がやや出遅れたのと金本がつなぎに徹して目立たなかったですが)。
結果、前半戦はほとんど勝ってました。
逆に88年の歴史的最下位時は
真弓、田尾、掛布、岡田、柏原などが揃いに揃って不振。
バース一人ぼっち状態でした。
そういうこともあるんです。
そんなわけで
開幕から9人中何人が好調をキープできるかが勝負となります。
そしてやはり、長打が打てるバッターに依存する部分は大きくなりますから
ポイントは新井、そして金本でしょうね。
あと、時折あるんですけど
矢野が打ちまくるとか。
基本的にメンチには淡い期待だけです(苦笑)。
もう、この次元の話になると監督云々ではありません。
メンバー的には誰が考えてもこんなところでしょう。
そりゃ、林や桜井には期待しますが・・・去年ダメだったものが簡単によくなると考えるのは楽観的すぎます。
後は将来のことを考えて
キャッチャーをどう育てるか。
ポスト矢野は狩野が本命かな。
新戦力としては
ルーキーの柴田。
足が速いのだけは期待はずれはないでしょう。
バッティングがよければライトは簡単に取れたりして。
こうやって考えると
得点力不足は否めないかも、です。
やっぱり外国人野手はもう一人いると思うんですけどねえ…(バル除く)。
ちょっと久しぶりに阪神ネタです・・・。
興味ない人は読まれないでしょうが。
間もなくキャンプイン、ということで
試合に負けることもなく良いニュースばかりが飛び交う季節となりました。
今日は投手陣の話なんですが(野手編もあるんかい、と仰るなかれ)
不安一杯です(苦笑)。
依然として、エース不在です。
球団に対して切に願います。
頼む、井川をもう一度復帰させてくれ。
ともあれ先発陣の顔ぶれは、というと
安藤、下柳、岩田
今年はこの三人が実績組となります。
開幕ローテは怪我がなければ当確。
期待より不安の方が大きいですな。
安藤は昨年くらいがベストの気がしたりして。
下柳は40歳越えてるし。
岩田は・・・続けて実績を残せるレベルに昇れるのか?
逆に期待は
久保田。
馬力あります。
キャッチャーのリード次第かも。
そして現状から言うと
実績のある福原
昨年の印象が未だ強い石川
の6人がリードかな。
しかし私の期待は
金村暁
0勝なんてこと、本来ありえないクラスのピッチャーの筈なんですがねえ。
そして
上園
昨年も4勝したんですけど、出番に恵まれなかった感が強い。
そして、ここに続くべき
杉山、能見
一軍メンバー漏れ(涙)。
昨秋のキャンプで目を引いた白仁田、黒田といった実績ゼロのピッチャーに弾き出された格好です。
白黒コンビに期待はしていますが、どうなんでしょうね。
特に白仁田に期待かな。大学3年時は凄かった(らしい)ですから。黒田はアマチュア時代の実績がなく、ブルペンの球だけの期待は無理があると思います。
それにしても杉山、能見・・・いずれも元「自由枠」ですね。
彼らがブレイクする可能性も充分にあると思うのですが
首脳陣の見方がそうなった以上、難しいですね。
この場合、例え二軍で結果を残しても一軍の起用法は厳しくなることが予想されます。
リリーフ陣はどうか。
JFKから久保田が抜けましたが
昨年終盤戦では既にJAFになっていました。
アッチソンには引き続き期待大です。
後は渡辺、江草、そして阿部。
普通に考えるとそうなりますが・・・
私的には江草先発希望。
今のポジションは勿体無い気がします。江草は上手くはまればエース候補だと思います。
江草のポジションに杉山でどうですか?
また、ここに白仁田いけるかも。中村泰の復活なんてドラマティックですよ~。
ハシケンあたりも過去努めていた役回りですしね。
絶対的なエースこそ不在なものの、トータルではピッチャーはハイレベルの陣容です。
ただし優勝、となると軸になる先発ピッチャーが3人以上いる。
昨年の3人ともが続けて軸になることはないでしょう。
実績を続けて残すことが難しいのは過去から明らかになっています。
と、なると
久保田、福原、石川、上園、金村暁
あたりのいずれかがローテの軸として10勝をあげることが必要となります。
可能性は充分にあると思うのですが・・・
今は期待を膨らませて楽しみましょう。
さて、我が阪神タイガースは横浜・三浦を取り損ねて目ぼしい補強がないところです。
そんな中、中村泰広投手の復帰が決まりましたね。
阪神ファンの方ならご承知のとおりですが
昨年、金村暁投手とのトレードの際に日本ハムへ移籍した投手です。
これもご存知のとおりですが
奈良県出身。
そして
稲田塾出身。
植田が学生時代に熱血先生をやっていたころ、直接教えてはいませんが彼は別の校舎に在籍していました。
リトル時代は阪神・関本とチームメイト。
県内公立高校の御三家の一つ、郡山高校に進学。そして甲子園出場。
大学は慶応大学に進み、オリックスの山本省吾と並び主軸で活躍。
大卒後、社会人の日本IBM野洲に進みドラフト4巡目で阪神入団。
ドラフト時の評価は「自由枠でも」という勢いだったが、阪神の囲い込みで4巡目での指名(ちなみに久保田も同様に5巡目指名)。
入団時の自主トレでは仕上がりで他の新人との格の違いを見せてキャンプでは一軍帯同のスタート。
しかしシーズンで登板すると緊張の余りかストライクが突如入らなくなる、という症状が頻発して目立った活躍はなし。
2007年のシーズンは開幕からビハインド場面の中継ぎでの好投が続き、先発初登板初勝利を果たす。しかし二軍では好投を続け、その能力の高さを見せ付けていた。
そしてオフにトレードで日本ハムへ。
通算88勝の金村とは実績でも年棒でも比べものにならないトレードだったが、
金村が前年に監督批判を行った上に成績に陰りが見えていたこと
金村がFA権を取得していてトレードの先(つまり阪神)には移籍リスクがあること
などの点と
日本ハムが中村の能力を二軍の実績等から高く評価したことが相まって
トレードが成立したのでしょう。
そして移籍初年度の今年・・・
ヒジの故障。
日本ハムの見切りも早く、今オフ戦力外通告。
そして、トライアウト受験。
阪神へ育成枠で入団となったのです。
私の場合、完全にひいき目で彼を見てしまいます。
何せ、私が作った模試や演習プリントを彼がやっていた筈。
その潜在能力は、こんなものじゃないと信じています。
そして、そして。
トレードの相手だった金村投手。
金村投手にも来年は期待したいです。
試合で勝てる、ということは実績が物語っています。
期せずして、一年前のトレードのペアが同じチームとなりました。
中村泰広投手はヒジの具合次第ですが、この二人が投手陣の大きな期待です。
奈良でシンボルツリーを探すなら リーフユニティの植田でした!
秋季キャンプで真弓新監督が白仁田投手を絶賛したようですね。
まさに
まさに
陥りやすいパターンに真弓監督もはまったようです。
ハッキリ言ってこのパターンで活躍した試しは殆どありません。
真鍋以来、毎年のように若手投手に期待がかけられ続けてきた歴史があります。
ちなみに昨秋期待が持たれた正田投手は今年戦力外通告を受けてしまいました。
そんなもんです。
白仁田投手は昨年の大学生ドラフト1位。
春先まではバリバリのドラフト1位候補でしたが、肩を痛めて大学4年秋は登板なし。
「故障持ち」となって各球団1位指名を見送り、大場投手(→ソフトバンク)のクジを外した阪神がハズレ1位で指名した投手です。
ルーキーイヤーだった今季は慎重を期したこともあってか、1軍登録はゼロで2軍でも登板は僅か。
その白仁田が大学の頃の輝きを取り戻せているのか?
ファンでも気になっていたんですが
「解説者時代も生で見たことなかったからね」
って・・・。
ほぼ阪神専属の解説者なら、そういうところを見て欲しいんですけどね。
ビジネスでもそうですが、目の前の事象を受動的に見るだけじゃなく、能動的に考えて見ていくことが必要なんじゃないかと。
もちろん、白仁田投手には期待しています。
決して新聞報道には騙されませんが、頑張ってほしいです。
しかし、私ならこう言います。
「実戦で抑えてナンボですわ。少々ブルペンでいい球投げても簡単に抑えられないのがプロ。その辺は矢野に聞いたらすぐ分かります。」
それにしても、ウエスタンの実戦で実績を挙げた鶴投手がなんで秋季キャンプメンバーに入らなかったんでしょうかね。
順番から言えば鶴投手の方が先のはずですが・・・。
今日はドラフト会議の日。
阪神はまたまたクジ運に恵まれず。
以前ちょこっとブログに書いていますが
私は阪神ファンであると同時にドラフトマニアでした。
高校二年のときはドラフト会議のテレビ中継を見たくて学校を「明日ドラフトやから、休むわ。」と宣言して休んだことがあります。
翌日担任の先生に呼び出されました。
担任「おい植田、昼休みに音楽室に来い。」(担任は音楽担当だった)
私は恐る恐る音楽室に行きました。
担任「お前、昨日何しててん?」
植田「あ、はい、自宅待機してました。」
担任「ドラフトやろ。」
植田「はあ、絶対見たかったもんスから・・・。」
・・・その後暫く説教タイム・・・
優しい先生だったのでよかったです(笑)。
ちなみにその年のドラフトで故パンチョ伊東氏は高らかに読み上げました。
「第一回選択希望選手、阪神、中込伸、19歳、投手、神崎工業高校」
ま、練習生やってましたので結果分かってたんですけどね。
どんだけ凄いピッチャーかと期待したのですが・・・。
実は今日、ゴルフのお誘いがありました。
思えば3年前にこんなブログを書いたっけ・・・。
今もなお輝く、この時の私の自己ベストスコア
103
しかし今日のお誘いの返答は
「スイマセン、もうゴルフ引退しよかな、思てますねん・・・。」
思えば18歳の頃から始めたゴルフでしたが
3年前がピークでした。
いつまでも若いと言ってもらえる齢でもなく
齢を重ねてまで下手なゴルフを続けるのもどうかと・・・。
さらに昨年足をケガしてしまい
それ以降一度もコースに出なくなってしまいました。
もちろん練習も一切していません。
と、いうわけで
引退を決意いたしました。
今後万が一ゴルフをすることがあったとしても
笑って許してくれるメンバーでお願いします(笑)。
終戦。
選手はじめ、現場は最善を尽くしたことは間違いないと思います。
ファンとして一点だけ書かせてください。
ここ数年ずっと気になっているのが
「外国人野手」
です。
2003年はアリアス、2005年はシーツが活躍しました。
今年の巨人にはラミレス、李スンヨプと並んでいます。
西武のブラゼル、ボカチカも脇役になっていますが20本塁打以上打っています。
得点力不足は外国人野手の差が大きい。
確かに外国人野手の「当たり」を引くのは難しいでしょう。
過去の歴史も、他球団の例も全てがそれを物語っています。
バース以降、あのジョーンズから書いていくと一日のブログで書ききれないです(苦笑)。
しかし
そんなことは百も承知の上のはずなのに
なぜフォード一人なのか?
育成枠のバルディリスは当然、別でしょう。
一人だと、その一人がハズレだとゼロになります。
ある意味、この結果(優勝を逃したことじゃなくてフォードがダメだったことね)は相当の確率で予想できていたことです。フォードを獲ったことじゃなく、フォードしか獲らなかったことが問題なんですね。
極端な話、3人並べるくらいのつもりでスタートして1人が活躍するくらいに考えるべきじゃないのか?3人いるんだから「誰か1人が活躍する確率」はグンと上がります。
1人の選手が「アタリ」の確率が20%だとすると
80%ハズレます。
これがA、B、Cと3人いれば
全員がアタリの確率は 20%×20%×20%=0.8%
2人アタリで1人ハズレの確率は 20%×20%×80%×3=9.6%
1人アタリで2人ハズレの確率は 20%×80%×80%×3=38.4%
合計 48.8%
これで
約5割の確率で「誰か1人以上はアタリ」になります。
ちなみに私、数学の確率は得意でした。
ま、一言で言えば「数打ちゃ当たる」って話なんですが・・・。
70人枠に規制はないので何人獲ってもいいんです。
一軍枠は4人(野手3人まで)ですが、野手全員がアタリのことは殆どないので投手の枠はちゃんと確保できるでしょう。
オリックスがローズ、カブレラ、ラロッカと並べて「ビッグボーイズ打線」なんて言ってましたが、3人とも活躍することはないと思っていました。しかし、逆に総ハズレはないと考えられました。結果的には2人が活躍しました。
外国人野手1人ってのは、経営では当たり前の「リスク」感覚がどうも乏しく感じられるんですよね。
ま、カネの問題があるのも承知しているところですが・・・。
来季に向けての課題は、ズバリそこだと思う。
野手3人(バル除く)。
ポジションはもちろんライトとサード。
外野は2人でもいい。
なんて、思うのですがね・・・。
「あなたとは違うんです」
えらい、流行ってるみたいですね。
流行語大賞の候補だとか。
実は私が好きな言葉もコレに似ています。
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!!」
すいません、ちょっと使い方も違いますね(笑)。
あと、こんなのも好きです。
「坊やだからさ」
名台詞多いっすねえ~。
奈良の庭づくり専門店 リーフユニティ 植田でした~!
奈良の庭づくり専門店 リーフユニティ 植田です。
北京五輪の野球は準決勝敗退。
残念な結果に終わりました。
さて、問題はここから。
銅メダルを取れるかどうかは別として
今後しばらくの間湧き起こってくるのが
星野監督批判。
代表選出から采配まで。
そして
個別の選手批判。
WBCのときは逆転優勝できたので
王監督批判がでませんでした。
WBCでも予選から韓国に連敗しての準決勝。
三たびの韓国戦でした。
もし、あの試合で負けていたら
もし福留の2ランがなければ
王監督の責任論が起こったでしょう。
不振だった福留は戦犯扱いだったかも知れません。
出場を辞退した松井秀樹にも批判が及んだかも知れません。
他国を見下したイチローの言動も問題視されたかも知れません。
WBCでは優勝して全ての批判が消滅したのです。
他人の責任は追求したがるのが今の日本の風潮。
星野監督と一部の選手の今後が心配です。
五輪のことなど忘れて
阪神優勝に向けて応援しよう!
オリンピックがあろうと
高校野球をやっていようと
我が阪神タイガースのことを一番に考えるのが
真の阪神ファン。
と、いうわけで本日のブログは阪神ネタにしましょう。
今日は監督の話。
現・岡田監督が監督を勤める期間が長くなってきました。
04年からなので、今年が5年目。
4位、優勝、2位、3位、そして今年は優勝(確定)。
当然来年も契約継続でしょう。
と、なると6年目に突入ですね。
来年一年を全うすると、私の知る限り最長記録となります。
阪神の監督と言えば2~3年で後退するのが普通でした。
吉田監督は85年に優勝して87年に最下位に沈むと退任。
今もラジオで解説を聞いていると、実に温かい人柄の好々爺です。
優勝は良かったんですけど、87年の負けっぷりは凄かったです。
長きに渡った暗黒時代の中でも、突出した弱さでした。
村山監督は就任時は派手な勢いでしたが、僅か2年で退任。
バースも掛布もこの時期チームを去りました。
若手に期待するのはいいんですけど、いかにも小粒でしたね。
中村監督は90年から95年の途中まで、と私のファン歴では最長。
早稲田のキャプテン、二軍監督と監督候補路線で来た人です。
はじめの2年は相も変らぬ暗黒時代だったのですが、92年に一変。
革変した仲田を中心に突如投手陣が強力になり、優勝しかけました。
監督としては別段目立つことのない方で、マスコミの批判も少なかったようです。
藤田平監督は短命でした。
冷徹な言動はファン、マスコミの共感が得られず、新庄までも造反劇を起こす始末。
正直私もこの時代は期待が持てず、一番辛い時期でした。
97年から再び吉田監督が復帰しますが、僅か2年で退任。
思い起こすのはグリーンウェルのことくらいですかね。
野村監督時代の99~01年は3年連続最下位。
楽天監督の今、野村氏のボヤキはもはや周囲に温かく見られていますが、当時の阪神ではそうはいきません。
色んな意味で巡りも悪かったんでしょうが、3年連続最下位はひどい。
それまでの暗黒時代も時折5位になってたんですけどね。
そして暗黒時代に終止符を打って下さったのが星野監督。
しかし星野氏も在籍期間は2年だけでした。
03年にぶっちぎりで優勝して身を引いた星野氏は、その後人生で最高潮の時を迎えられたことでしょう。それがジャパンの監督就任に繋がります。
思い出話はこれくらいにして
岡田長期政権は今しばらく続くのでしょうが
その後はどうなるのか?
普通に見渡せば
平田二軍監督。
木戸コーチ(前二軍監督)。
二人とも選手としての実績は地味ですが、明るいキャラクターで候補にあがります。
そして生え抜きのスター、和田コーチ。
個人的には大好きです。是非やってほしいです。
OBとしてはこれくらいですかね。
何せ、暗黒時代のOBですから、スター選手が殆どいないのです。
掛布氏、真弓氏といった大物は球団と縁が少ないようです。
田淵氏というビックリ箱も一部でささやかれているようですが・・・。
思い切って矢野か金本が監督なんてどうですかね?
中日戦3連勝。
空気が変わった。
3連戦の前は中日と6.5ゲーム差。
この7月に直接対決が9試合行われる。
この9試合を仮に4勝5敗で終えて
他のカードが中日と五分だったとすれば
7月終了時点で5.5ゲーム差となる。
6月終了時点の6.5ゲーム差と
7月終了時点の5.5ゲーム差。
圧倒的に後者が有利である。
残り試合の数が大きく違うのだ。
6月終了時点で残り70試合。
7月終了時点で残り45試合。
7月終了時点の星勘定をすれば
いかに逆転が困難になるかがわかる。
ま、それゆえに今月中のマジック点灯もありえるのだが・・・。
今月残り6試合直接対決がある。
1勝5敗で他カード五分なら残り45試合で5.5ゲーム差。
マジックは別として、いよいよ優勝が大きく現実的なものとなる。
ヒーローインタビューの中にも「優勝」を意識した質問やコメントが
出てきている。
広澤コーチのブログにも「今月」と書かれている。
皆、その空気の変化を感じているのだろう。
ま、問題はクライマックスシリーズだけやな。
ちなみに今年のCSは優勝チームが1勝のアドバンテージあり。制度の良否は別として、昨年のセ・リーグ優勝チームがCSで負けて日本シリーズ出場を逃したことによる変更である。
今年については
ラッキーやね。
今年のCSで昨年の某優勝チームが
1勝のアドバンテージが響いて敗退したら
「この制度はよくない」
なんて
言わないでしょうね!
2010年の大河ドラマは「龍馬伝」ですね。
ありがち小市民の龍馬ファンの私としては
とりあえず見たいですね~。
とは言うものの、NHK大河も続けて見たことがあまりありません。
最近では・・・
ないな。
ううーん。
「葵・徳川三代」かな。
かなり前ですね。
「新撰組」も期待したんですけど
2~3回見ただけでした。
龍馬をやるからには
NHKさん、頑張ってくださいよ!
まだまだ先の再来年の話ですけど
楽しみですね。
野球の北京五輪最終候補が発表された。
それにしても危険を感じるのが
星野仙一監督の「上原信仰」だ。
昨年のアジア予選の韓国戦、僅差のゲームの最終回に上原が登場した。
それまでの緊迫したムードと裏腹に、上原は自身の投球の真骨頂であるストライク先行であっという間に相手打者を追い込み抑えきったのである。
そのときの投球を星野監督は大絶賛した。
確かに国際試合、大舞台で上原は強い。
そしてベンチで見ている監督からすれば
「無駄なボール球がない」「とりあえずストライクを投げられる」上原の投球に安心感があるのもわかる。実は私も韓国戦の上原の投球を見たときに感じたことである。
しかし
今年の上原の状況から、それでも上原を起用することに多大な違和感を感じるのは私だけではないだろう。
何でもそうだが
「過去の延長に未来はない」のである。
プロ野球のレベルの中で特に投手については2年続けて活躍することすら難しい。
今年の上原は明らかに昨年の状態より悪いのは明らかであり、それは決して珍しいことではないのである。
リーグ戦でまともに投げられない状態が続いている上原が五輪本番に復活する可能性はゼロではないが、根拠は何処にも存在しない。
実績にすがって根拠のない期待をするよりも現在リーグ戦で結果を出している選手を起用するのが正しい判断だと私は思うのだが如何であろうか。
もちろん上原復活の可能性もあるだろう。
その場合は星野監督の眼力には恐れ入ることになる。
いずれにせよ
私にとってのオリンピックは当然ながら野球が一番の興味である。
普段から興味のない柔道や水泳、さらにはレスリング等を見ることはないだろう。
こうも強いと書きたくなるってもんです。
そう、我らが阪神タイガース。
朝イチから現場へ行くときは
ABCラジオで道上洋三氏が六甲おろしを歌っておられるのを聞きます。
聞いていると
笑いが止まらず・・・また思わず涙が出そうになるときも。
こうも独走体制に入ったら
何かと比較されるのが2003年星野監督のときの優勝。
しかし
あの時はこの頃からも凄かった!
6月からオールスターくらいまで殆ど負けない。
何せ7月にマジックが点灯したんですから!
思い起こせば
当時私は金融機関で国債マーケットをウォッチしていたころ。
当時の国債相場がまた、強くて強くて(価格が上がる=金利低下ってことね)
いったい、どこまで金利下がるんや?
金利って消滅することあるんかいな?
みたいなマーケットの空気だったんです。
(当時の長期金利の史上最低記録0.43%も目の当たりにしました。)
で、2003年6月ごろのお話。
証券会社の担当者さんと毎日のように電話で相場についてお話します。
どこまでも強い相場が当時の話題。
担当「植田さん、相変わらず強いですねえ~。」
植田「ホンマ、強いスねえ。やっぱり赤星がねえ・・・」
担当「そっちの話ですかあ!?」
などとバカな話もしておりました。
相場の方はその後急落、阪神も夏のロードと優勝前の足踏みでペースダウンとなりました。
さて、今年は如何に?
ま、問題はクライマックスシリーズだけやな。
昨日の巨人―阪神戦で観客席のファンがラミレスのホームラン性のボールを妨害したとの「疑惑」がありました。
そのことを肯定するわけではありませんが、その話は置いておいて
このプレーを判定した真鍋塁審。
コアな阪神ファンならご存知のとおり。
高校卒業後、ドラフト下位(私の記憶データベースでは5位)で阪神に入団したピッチャーです。
時代は85年に阪神が優勝したその翌々年のオフ。
すさまじい負けっぷりで歴史的な最下位に沈んだ年のオフ、吉田監督に代えて村山実監督が登場したときの話です。
誰しも「若手の登用」を突破口に考えたがる中、秋季キャンプで村山新監督の目にとまったのが真鍋投手でした。
秋に行われた巨人とのオープン戦で、それなりの好投(私の記憶データベースでは2回無失点)を見せてくれたのです。
大絶賛の上、期待を込めて背番号20をもらった真鍋投手。
監督の期待、マスコミあおりを受け、私もすっかり期待してしまいました。
翌年はアメリカ留学メンバーに選出されました。
(あの代打の神様・八木裕もこのときアメリカ留学していますね)
ところが留学中に肩を痛め、その後は忘れ去られる存在になっていったのです。
しばらくして審判になったと聞いたとき、「へえ、あの真鍋がねえ~」とファンは思ったものです。
それ以後の教訓です。
実績のない若手投手への期待は信じない。
ブルペンで見ると実力以上の期待をしてしまうものなんです。
ちょっと前にも加藤という投手や田村という投手が秋季キャンプで期待されましたね。いずれも数年内に退団しています。
まさに真鍋氏に学んだ強烈な教訓でした。
プロ野球のキャンプが真っ盛りですね。
この時期ならではのホノボノとしたムードもある中、あっという間にオープン戦、開幕となだれ込んでいくものです。
で、今年の阪神は?
すいません、今日だけ語らせてください(笑)。
結構、狙える。
新井の加入はメチャでかいです。
昨年の貧打の中でも象徴的だったのがシーツ。
今岡が取り上げられるケースも多いのですが、これはスター選手の分余計に責められていた感もあります。
実際はシーツのところが痛かった。
シーツのところが新井に代わります。
この差が如実に表れると思います。
問題はライトですね。
全く未知数のフォードが掘り出し物的な活躍をするか、桜井がレギュラー定着してガンガンホームランを打つか、林が復帰して大活躍するか…どれかが欲しい。
ライトさえ活躍すれば打線はこれでOKです。
鳥谷、赤星、関本はそれなりにやってくれるでしょうから。
キャッチャーは矢野と野口の併用でいいと思います。
投手陣はどうか。
とっかえひっかえが続くのはやむを得ないですね。
とりあえずオープン戦で結果を出した者が開幕ローテになるんでしょうが、大抵一年も続きません。どうせ一ヶ月ごとに顔ぶれが代わります。
実績組は下柳、金村暁、安藤、福原、上園、ボーグルソン
未知数のアッチソン
期待したい杉山、江草、能見、小嶋、岩田、正田、橋本健、太陽
上園の再現を期待の白仁田、石川。
…やはり井川は偉大だったっすね。
エースの登場はまだ先になるでしょう。
しかし、他球団も似たようなもんですよ。
巨人のエース上原は五輪予選で星野監督に絶賛されて名をあげましたけど、抑えをやる前の2年間二桁も勝ってませんから。
内海?木佐貫?高橋尚?簡単に続けて好成績あげられませんって。
巨人が他球団から獲った外国人選手が額面どおりに働いた例も少ないしね。
中日には絶対的エース川上がいます。
朝倉、中田、小笠原、山井…こっちの方が手ごわいな。
しかし、なんと言っても福留が抜けました。
和田が入ったとはいえ、やはり戦力はダウンだと思います。
ってことで戦力、成績の昨年比上乗せが期待できるのは阪神ということになります。
優勝争いが混戦になれば十分に狙える、と踏んでいるのです。
最大の問題はJFKもいつまでも絶対じゃないという点。
早い段階で久保田を先発転向させて、渡辺をセットアッパーに据えたいところです。
それと太陽あたりをリリーフで適正を見出せたらな、と思ったりしています。
なんにせよ、好き放題に構想と夢を膨らませるのがキャンプの時期。
これもプロ野球ファンの楽しみであり、年中行事ですね(笑)。
またまたABCラジオの話なんですけど
夕方に「ぶっちぎりベースボール」という番組があります。
野球解説者が日替わりで登場するんですけど、ある曜日の担当が
湯舟敏郎氏
なんですね。
ドラフト1位入団。
暗黒時代のエース格のピッチャーです。
ノーヒットノーランを記録した実績もあります。
で、引退後コーチ職なども経て解説者をされているのですが、正直解説は聞いていて「?」と感じるときもあったりします。
解説と言えば福本豊氏のたのしい解説や一枝修平氏の理論的な解説が好きです。
掛布雅之氏の解説も上手いですよね。現コーチの広澤克美氏や木戸克彦氏もよかった。
しかし!
この湯舟氏、番組内のフリートークでは滅茶苦茶面白いんですよ。
会話の中ではところどころにボケをかまして場を盛り上げてくれるのです。
いや~、知らなかった。
このキャラクター。
確かに身近にもありますね。
おしゃべり好きな人が人前では上手に話せなかったりとか。
この憎めないキャラで更に活躍されるでしょう!
「地域の人100人にリーフユニティを語る」
11人目。
打ち合わせの連続の一日。
ユーザーのお客様との打ち合わせは本当に楽しいと感じる植田です。
さて今日は阪神タイガースの話題を。
広島の新井選手がFA宣言し、阪神入りが囁かれています。
多分、阪神に来るのでしょう。
ファンの中では色んな意見が出ているようです。
「今岡がいるのに新井を取ってどうするんだ?」
「桜井や林を育てていくべき」
今岡や桜井や林がいても貧打線でした。
来年、突然変わるなどというのは甘い妄想です。
暗黒時代を思いかえせばすぐにわかります。
「広島から金本、シーツを取ってまた取るのか」
「巨人と同じじゃないか」
FAという選手の権利を実現した制度自体を否定する内容です。
せっかくFAの権利を取得したのに、このような論調で移籍の自由を妨げられては選手もたまったものではありません。
むしろ、FAについては補償(金銭・人的)の問題もあって一握りの選手しか活用できない制度の方が大きな問題です。
広島から続いているのは単なる巡り会わせにすぎません。
巨人に対しては、使いにくいFA制度のなかで結果的には無駄の多いFA投資を重ねてきたという印象があるだけです。
無駄でないFA投資ならビジネス上の成功です。
阪神ファンの誰もが金本選手に感謝していますよね。
まあ、ファンなんだから思ったことを言っていて良いんですけど。
今日も一日走り回りました。
車で走るときは音楽を聴く人も多いと思います。
が、私に音楽という趣味はありません。
流行りの歌を聴くなどということは大学生時代まで遡らないといけないくらい。
しかも、今の社用車にはCDもMDもプレイヤーがありません(いらんけど)。
基本的には現場のことや営業案件、スタッフへの指示事項などを考えながら運転しています。
一つだけ懐かしい曲のカセットテープを積んでいて、ちょっと前までは時折それを聴いていました。
しかし、今はそれも殆ど聴かなくなりました。
それに取って代わったのが・・・
ABCラジオ
です。
「おはようパーソナリティ道上洋三です」
「全力投球!妹尾和夫です」
タイガース党の道上氏とアシスタントの秋吉英美ちゃん
いじられキャラの妹尾氏とアシスタントの高野あさおさん。
ほのぼのとした雰囲気で良いですね。
ちょっと癒されます。
テレビを見ることが殆どなくなった今、たまに気分転換で聴くラジオの良さを再発見しました。
関係ないけど、朝日放送って就職活動時に面接で落ちたな・・・。
私が阪神タイガースのコアなファンであることは時折ブログでも書いています。
敢えてクライマックスシリーズについては触れません。
ただただ暗黒時代を振り返れば、何と良い時代になったことかと感じます。
あまりにも弱かった暗黒時代。
ここからは振り返りながらいつもと違う文体で書きます。
*****
85年優勝時のスター選手が次々に離脱し、また輝きを失う中で俺はドラフト新入団選手に期待をかけていた。
他球団ではドラフトで入団した選手が次々大活躍する。
西崎、阿波野、野茂、佐々岡、佐々木、古田・・・。
しまいに俺は高校、大学、社会人の野球までウォッチするドラフトマニアになってしまった。高校のときは学校を宣言して休んでドラフトを見守った。
しかし阪神は・・・。
ドラフトの目玉、といった選手が取れた試しがない。
野田、葛西、湯舟といったハズレ1位の即戦力投手たちはそれなりに頑張るのだが、スター選手とまでは行かない。
そして導入された逆指名制度(以降、自由枠→希望枠)。
上原(巨)も二岡(巨)も欲しかった。
和田(ソ)も木佐貫(巨)も良い選手なのは誰でも知っていた。
井口(元ソ)は東都のスター。
高橋由(巨)なんて六大学のホームラン記録保持者だ。
どの球団も欲しかったドラフトの目玉たちである。
しかし、ドラフトの目玉は巨人とダイエー(→ソフトバンク)にしか行かない時代が続いた。ドラフト1位級を平気で二人かっさらわれたりしたのだ。
阪神は、というと藪、今岡、安藤、太陽、舩木が有力候補だったくらいで目玉とは全く縁がない。失望のドラフトが続いた。
なぜだ?
なぜ特定の球団だけがドラフトの目玉を獲得するのか?
こっちは万年最下位なんや、たまにはええ選手くれよ!!
ドラフトの事情も知らん奴がテレビなんかで
「ダイエーは若いピッチャーがいいですからね!」などとほざく。
おいおい、和田と新垣と杉内のドラフトの経緯知ってんのかい!
そんだけ取れたら、そらピッチャーええやろ!
などと俺は心で叫んでいた。
しかし
星野監督誕生とともに阪神のドラフトに光が差したのだ。
そして2003年、阪神が優勝した年のドラフトの目玉こそが―
六大学の三冠王を獲得し、しかもポジションはショート。
そう、早稲田大学の鳥谷敬である。
どこの球団も打てるショートが欲しい。
様々な球団が自由枠での争奪戦を繰り広げる報道、噂が流れる中俺も祈るような思いで経過を見守ってた。
そして阪神が優勝を決める直前、確か9月の10日すぎだったと記憶している。
優勝目前のフィーバーに沸くスポーツ紙の4面くらいに小さな記事が載っていた。
「鳥谷、阪神へ」
歴史的なニュースであった。
東京出身の東京育ち。
その直後に誕生する岡田新監督の後輩だから、などと取ってつけたような理由は考えにくい。
その2年前のドラフトで早稲田のキャッチャーで東という選手を獲得していたことを知るファンは少ないだろう。大学では目だった成績を残していない東捕手の獲得がどこまで影響したのか。
いずれにせよ、ドラフトの目玉が阪神に入団した。
はっきり言って、当の岡田彰信を6球団競合の上獲得して以来であろう。
鳥谷という選手を見るとき、常に私はその経緯が頭から離れない。
クールな性格もあって阪神ファンからは厳しい意見も聞かれる選手だ。入団後の成績は伸び悩んでいるとも言われる。
阪神を選んだ鳥谷本人の今の思いはわからない。正直、鳥谷はFAで関東の球団に移籍するのかもしれない。
しかし、俺は鳥谷敬をずっと応援したい。
ありがとう、阪神を選んでくれて。
そして現在ドラフトから希望枠が撤廃され、入札抽選になっている。
来月の大学・社会人ドラフトの一巡目も間違いなくクジ勝負だ。
ドラフトの目玉の行方は―
もう過去のような悔しい思いをすることはないだろう。
後はクジ運を願うばかりである。
やってますねえ、高校生ドラフト(仕事もせんと何やってんだ?)
阪神タイガースは中田翔をクジで外したようですね。
ドラフト1位をクジで当てた試しがないんですな。
清原も松井もハズレ。
史上最多の8球団競合の野茂も小池も当然ハズレてます。
去年の堂上も外したし、川島という投手も外してましたね。
当たったのは20年以上前に嶋田章弘を当てた時まで遡ります。
今の岡田監督も6球団競合で当たったりしてたんですけどね。
で、今年もハズレ。
はあ~、優勝も逃したし明るいニュースを期待したんですけど。
しかし
ハズレ1位・高濱(横浜高校)。
前評判の高かった内野手取ってるじゃないですか!
ハズレ1位は活躍してますからね
ちょっと楽しみかも。
仕事のことじゃないんですけど、そろそろ書かずにはおられない状況になってきました。
そう、我らが阪神タイガースです。
盛り上がってきましたねえ~!
驚異的な追い上げから一気に追い抜きました。
あまりの快勝続きに
ABCラジオの朝の番組「おはようパーゾナリティ道上洋三です」を思わず聞いてしまいました。
道上洋三氏も絶好調です。
おかげで朝から爽快な気分で仕事をスタートできました。
10連勝は25年ぶりとのこと。
25年前の10連勝目の試合、阪神の代打・永尾がサヨナラヒットを打ったんです。
サンテレビで見ていたその試合、今でも覚えています。
この年こそが私が阪神ファンになった年。
一番 ショート 真弓
二番 センター 北村
三番 レフト 佐野
四番 サード 掛布
五番 セカンド 岡田
六番 ファースト 藤田
七番 ライト ジョンストン
八番 キャッチャー 笠間
ピッチャー 小林 工藤 伊藤 益山
代打 永尾 川藤
こんなカンジでした。
このあと、11連勝までしました。
掛布が山本浩二と争ってホームランと打点の二冠王になりました。
永尾が代打でスゴイ打率を残しました。
工藤と伊藤が初の二桁勝利を達成しました。
岡田がプロ初の3割を打ちました。
それが私の阪神ファン一年目の想い出。
あれから25年。
書ききれない想いとともに、25年。
96.HPキーワードカイゼン
カイゼンのヒントはあちこちにあるものです。
あと4つ。
昨日大阪から戻ってくる際に、西名阪自動車道の香芝サービスエリアにトイレ休憩で立ち寄りました。
フードコートがやたらとお洒落です。
たこ焼きも高級に見えるから不思議です。
パン屋の「リトルマーメイド」も入っています。
そして一番驚いたのが
タイガースショップ
です!
サービスエリアにタイガースショップとは・・・!
新鮮というか。
大胆というか。
ついつい衝動買いをしそうになってしまいました(笑)。
奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。
「バースのバス」ってご存知でしょうか?
近畿自動車道を走っているとカンバンがあるのです。
何度か目にしているハズなんですが、今日改めて目に付いたのでブログネタになりました。
ランディ・バース
間違いなく阪神史上最強の助っ人外国人。
「神様、仏様、バース様」
とも言われる。
もう20年(!)も前の話になるんですねえ。
それだけの時を越えて特別の想いを持って語られる存在なのです。
とにかく、滅茶苦茶に打ってくれました。
主に3番バッターだったので、初回にいきなりホームランを打ってくれました。
2年連続三冠王。プロ野球最高打率。
ファミコンゲームでも凄まじい打棒でした。
嗚呼、ランディ・バース。
バース退団後、様々な外国人選手が入ってきては出て行きました。
その誰もがバースには全く及ばず、今後もバース級の助っ人は出ないかもしれません。
「バースのバス」
私たち古い阪神ファン以外には見向きもされない商品でしょう。
しかし、私たちは遠い目になって何か嬉しい気分になるのです。
「バース」と聞くだけで。
それが「バース」です。
奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。
阪神タイガースのルーキー小嶋投手が初勝利をあげました。
ポスト井川の一番手として頼もしい限りです。
小嶋投手は今回諸悪の根源とされた感のある「希望枠」での入団です。
話は3年前のドラフトに遡ります。
遊学館高校で甲子園に出場し、左腕ということもり一躍注目の存在になった小嶋投手。
当時から阪神入りを希望していた彼でしたが、阪神は自由枠(昨年までの希望枠)で早大の鳥谷の獲得に成功。
自由枠行使のため阪神の一巡目の指名権がないところへ中日が一巡目の指名を狙ったため小嶋投手は3年後の阪神入りを目指して社会人・大阪ガスに入社したとされています。
しかし、社会人野球で小嶋投手は注目されませんでした。
特にプロ入り解禁となる昨年度はケガもあって出番すら少ない状態。
社会人野球の実績からは、とても希望枠で獲得する選手たり得なかったのです。
特に注目するプロの球団もなかった状態だったのです。
しかし、やはりと言うべきか。
阪神は希望枠で小嶋投手を獲得しました。
経緯はともかく。
ドラフト通の目から見れば小嶋投手の活躍は期待薄だったのです(将来性はともかく)。
それがナント。
自主トレの持久走でも快走に始まり、キャンプ・オープン戦でも結果を積み上げあれよあれよの開幕カード先発。
そして勝利。
まさに、嬉しすぎる誤算。
プロの、阪神の水がピタッと合ったということなのか。
高校時代から注目されたポテンシャルが証明されたのか。
ともあれルーキーの活躍に今後も期待です。
奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。
2月1日はプロ野球のキャンプインです。
早速、明日のスポーツ新聞を楽しみにしている植田です。
キャンプでは景気の良いニュースばかりが紙面を賑わしてくれます。
ファンとしては楽しい季節です。
去年も同じようなことをブログに書いていたのですが、シーズンの結果と殆どリンクしないんですけどね。
ともあれ、今年の阪神は?
厳しいですな。
理由はもちろん、エース井川の流出。
井川というピッチャーは阪神が20年ぶりに手にした「エース」だったのです。
1980年代前半に阪神のエースだったのが…
小林繁
でした。
江川とのトレードで阪神にやってきて悲劇のヒーローとして大活躍。
しかし、彼は若くして自身の限界を感じてエースのまま引退しました。
以降、2000年代前半に井川が登場するまで20年間阪神はエースがいなかったのです。
一時的に「エース」ともてはやされたピッチャーはいました。
しかし、その活躍は3年も続かない。
オールスターに選ばれることも殆どなし。
1985年の日本一のころ
池田がエース格でした。
しかし阪神は最下位に沈んだ87年以降は泣かず飛ばず。
1980年代後半の第一期暗黒時代
キーオがエース格でした。あのカーブは良かった。
仲田幸治は毎年期待されながらダメでした。
1992年の優勝争い
仲田幸治が「突然変異」の大活躍で14勝。
しかし翌年には元通りでした。
1993年~94年ころ
湯舟がエース格でした。
しかし年々球威が落ちていきました。
1995年~98年ころ
藪がエース格でした。
好投するものの、打線の援護がなく終盤崩れるパターンでした。
1999年から2001年
藪を含めて全滅状態。
エースどころか10勝できるピッチャーがいませんでした。
そして…2001年に9勝を挙げて台頭してきたのが井川慶投手だったのです。
以降は5年連続の2桁勝利。
阪神は20年ぶりに他球団に胸をはって「エース」と言える投手を授かったのです。
そして井川無き今年。
福原や安藤がエースと認められる活躍ができるかどうか、全く不透明です。
新外国人は全くの未知数です。
杉山、太陽、金沢、中村泰、三東、江草、能見、岩田、筒井、そして小嶋。
期待はしますけど、突然エースになるなど考えにくい。
さて、阪神が次の真のエースを授かるのはいつになるのか。
今年であれば嬉しいけどね。
奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。
寒くなってきましたね。
そしてこの季節には…
見上げればオリオン座。
星座も数多くありますが、これほどハッキリした形の星座も少ないですよね。
小学生のころ、塾帰りに初めてオリオン座を見て感動したことを覚えています。
そして私はその後、天体マニアになりました。
冬の星空と言えば、オリオン座のベテルギウス・おおいぬ座のシリウス・こいぬ座のプロキオンがつくるのが「冬の大三角形」。
さらに上の方を向けばおうし座のアルデバラン、昴の星団、ぎょしゃ座のカペラなどもあって実に賑やかです。
ちなみに初めてオリオン座を見つけたときに興奮して親にその話をしました。
しかし、聞き流されました…。そのときモーレツに寂しかったことを覚えています。
子供の感動は共有してやりたいものですね!?
リーフユニティの植田です。
雨続きとなりました。
今日も殆どの工事が中止です。
痛いところですが、何とか来週は予報がよさそうなので何とか取り返したいですね。
さて、雨といえば思い出す話。
友人とプロ野球の話をしていたときです。
「梅雨どきの阪神のローテーションって、雨・雨・キーオ・雨・キーオ・久保みたいな感じやったよなあ(ちなみに彼は巨人ファン)」
そんな訳ないやろっ!
キーオ在籍ということは87年~89年くらいやから、
他にも池田親房、仲田幸治、猪俣隆、野田浩司・・・色々おったがな!
全然勝てなんだけど。
当時の悔しさ、虚しさは今の強い阪神になってからのにわかファンにはわかるまい。
暗黒時代の選手の名前を少しでも言えて初めて真の阪神ファンだと言える。
しかしキーオはええピッチャーでしたな。
カーブがすごかった。
真面目な話も書きますね。
今期のカイゼン第2段が今日決定です。
これは経費節減部門です。
カイゼン目標年間100件!
販売促進部門でもネタを一つ思いつきました。
形にしてから報告しますね。
リーフユニティの植田です。
私は阪神ファンです。
よく、金本や赤星や矢野や・・・と個人の選手名を挙げて応援する人もいますが、私はチームそのものを応援しています。ですから、「誰が好きなん?」と言われてもその答えは「全員」ということになります。
しかしながら、実は例外的に思い入れのある選手も存在します。
その一人が「中村泰広」投手。
知らない人も多いかも知れませんね。
奈良県出身、郡山高校卒。
慶応義塾大学から日本IBM野洲に入り、阪神にドラフト四巡目で入団しています。
私が密かに応援する理由は奈良県出身というだけではありません。
なんと彼は「稲田塾出身」なのです。
私が学生時代に講師をしていた、まさにその時期に中学生の彼がいたのです。
って、残念ながら教え子という訳ではありません。私は別な校舎で勤務していたのです。が、同じ学年は教えていました。ですから、おそらくは私が作ったプリントやテストなどを彼は解いていたでしょう。塾の卒業式では同じ場に居合わせていたはず。
だから何か身近なというか、個人的なつながりを感じて思い入れがあるという訳です。私にとっては珍しい、個人的な応援です。
彼は一軍で活躍するには至っていません。
しかし、時折の二軍のニュースでは好投も伝えられています。切れ味のいいスライダーは岡田監督も認めているようです。
ガンバレ!中村泰広!!
チャンスはきっとあるよ!
リーフユニティの植田です。
先日の話なんですが、相当久しぶりに映画に行ってきました。
私の中では「映画を見る」という文化が存在しないため、映画館で映画を見たというのは10回あるかないか、それくらいなんです。
それも、ほとんどが小中学生の頃くらい。
記憶の限りではジャッキーチェン、ゴジラ、タッチ、ゴーストバスターズ・・・、そんなところです。
ちなみにビデオを借りて見る、というのも今は滅多にありません。
そんな私が十数年の時を越えて(!?)見に行った映画とは・・・。
ドラえもん「のび太の恐竜」
いや、もちろん子供たちを連れて行ったのですけどね。
でも、面白かった!感動した!(笑わないで下さいね)
実は、ドラえもんは結構好きだったんです。
映画になる「大長編ドラえもん」は結構ストーリーが良くできていて、原作の漫画は揃えて持っていましたし、映画館にこそ行かないもののテレビで放送されるときは欠かさず視ていました。
「のび太の恐竜」は1980年のリメイク版ですので、実はストーリーは全部知っていたのです。
ストーリーはかなりの名作ですよ、ホント。子供の漫画とバカにするなかれ。
それを、とうとう自分の子供と見ることができました。
うーん、これもまた感慨深いものがありますねえ。
だからこそ、この映画を見に行ったんですけどね。
久しぶりの家族サービスでしたが、私も楽しいひとときでした。
リーフユニティの植田です。
「若者は皆、龍馬をめざす」
この言葉は一体どれくらい有名なんでしょうか。
この言葉は、「修羅の刻」という漫画の「坂本龍馬編」のあとがきで読んで知った言葉です。
実は私がこの漫画を初めて読んだとき、私は龍馬をめざしていませんでした。
今はめざしています。
そして周りをみていれば、結構めざしている人がいるんですよねえ。
あの言葉の意味が理解できたのは結構最近です。
私が龍馬をめざし始めたのは33歳のときでした。
なんで、もっと早くめざしていなかったんだろう・・・、って思ったりしました。
龍馬は33歳で死んだのです。
私を誉めていただく方は、「若いのにしっかりされてますね」なんて仰ってくださいます。
その時は「全然アカン。坂本龍馬やったらもう死んでいる。」と思い、そして時に口にも出します。
今の私の歳で、既に大政奉還を成し遂げていたのですから。
思えば150年程前なんて、最近ですよ。ほんの少し前にこんな時代があったんですよね。
残念ながら、私はもう龍馬に追いつくことはできない。
しかし、思えば思うほど、力が湧いてでてきます。
「その歳でそこまでやった奴がおるんや。俺も悠長なこと言ってたらアカン。まだまだやれる。」
もはや若者とは言えませんが、私は生涯龍馬をめざしていくことでしょう。
リーフユニティの植田です。
早くも2月に突入しました。
毎月が早いのですが、もちろん2月もあっと言う間に過ぎ去ってしまうのでしょうね。
2月1日と言えばプロ野球のキャンプインです。
毎年、この日はちょっとワクワクするのです。
キャンプでは勝ち負けがありませんから、何かと明るい話題が中心になります。
新戦力の選手が期待できそうだ、とかバッティング練習でサク越え何発とか。
しかし、結論的に言うと、
「キャンプ中の明るい話題はシーズンと全く関係がない。」
過去を分析すればそうなるでしょう。
いくらキャンプで評判が良く、オープン戦で結果を出して開幕スタメンに名前を連ねても、6試合ノーヒットだったらそれで終わり。スタメン降格、下手をすれば2軍落ち。開幕ローテーションと言っても3試合KOされたら次はないでしょう。こんなことはザラにあることです。
たかが1ヶ月のキャンプより、6ヶ月以上あるシーズンの方がはるかに長いのです。その6ヶ月を見通していくのが監督の責任ではないでしょうか。
監督がキャンプの日々の結果に一喜一憂しているようではマネージャーとしての資質が問われるように思います。
と、マネジメントを語りながらも2月1日に心躍る気持ちになるのは・・・なんででしょうね。
ファンなんだから、まあいいか。純粋に楽しもう。
リーフユニティの植田です。
私は所謂「1stガンダム」の世代です。
興味のない方は今日のブログはさっぱり意味がわからない内容になってしまいますが、ご容赦ください。
ガンダムは本当に奥深い、渋いアニメでしたね。子供のロボットアニメとは全く異なる、いわば大人の世界のドラマと言ってもいい内容でした。
主人公の敵でさえも、すごく人間味のあるドラマが繰り広げられていたのです。
今日、そのガンダムの敵軍の将校のセリフを思い出しました。
マニアの人なら当然、ご承知ですよね。
宇宙戦争におけるシーン。ムサイ内で。
兵士「ドレン大尉!ノーマルスーツを着用してください!!」
ドレン(言い返す)「ばあ~か、指揮官が真っ先にノーマルスーツを着られるかよ!」
ドレン(小声でつぶやく)「兵士たちを怯えさせてどうなる…」
うーん、味のあるセリフですねえ。
我々経営者にしてみれば、
「社長、帰ってくださいよ。」
「ばあ~か、社長が真っ先に帰られるかよ!」
「スタッフを白けさせてどうなる…」
ってとこでしょうか。
いや、ホント、いつもそう思うんですよね。
ガンダムに熱中していた子供時代には理解できていなかった、この深さ。
「ガンダムに見る経営者の心得」なんて作れそうですよね。
本当に名作でしたねえ。
リーフユニティの植田です。
私は阪神ファンです。
いや、もとい、阪神マニアです。今はちょっとそれどころではありませんが・・・。
タイガースの公式サイトの掲示板では、いろんな人が好き放題の意見を書いていらっしゃるのですが、常に監督についての意見というものがネタとして多いようです。
私は掲示板への書き込みはしないのですが、今日は阪神の岡田監督について書きたいと思います。
岡田監督は、就任当時、「期待してもらって結構」などというコメントを発せられたことがよく報道されたのですが、私としては次のコメントが気になりました。
岡田監督が就任したのは星野監督で優勝したシーズンの直後でした。
「優勝しているんだから、変える必要はない」
私はものすごく不安がよぎりました。
もちろん、成功したものを変えるのには勇気がいることだと思います。
しかし、最近のプロ野球の歴史を紐解けば、いかに連覇が難しいかはすぐに分かります。
そして、その内容はというと、同じ選手が続けて活躍し続ける事例がほとんどないということなんです。特にピッチャーにおいて顕著です。
思い出してみてください。あの松坂大輔が毎年大活躍しているでしょうか?巨人の上原しかり。中日の川上憲伸しかり、古くは野口茂樹だって大活躍しましたが、現状はご承知のとおり。
阪神でも、クローザーとして成本や古溝というピッチャーがそこそこ抑えた年もありましたが、翌年にはもうガタガタでしたね。
03年の優勝時での井川の活躍は継続が期待できるのか?伊良部は?
バッターでもそうです。赤星、今岡、矢野、そして藤本あたりはもう最高の成績を残していたのです。
私は野球好きの友人と話すときよく言っていました。
「バッターで伸びしろを残しているのは怪我で離脱した浜中くらいや。後は皆同じ成績はしんどいで。後は鳥谷に期待やな。」
果たして04年のシーズンは予想が的中。
前年のシーズンを上回ったと言えるのは金本くらいのもので後は、軒並みダウン。浜中も鳥谷も良い期待には応えられず4位に沈みました。井川もダウンで伊良部に至ってはサッパリ。
さて、優勝した今年の次はどうでしょう?
冷静に分析すると、ピッチャーではJFKはいずれもしんどいでしょう。絶対に新たな継投パターンを作らねばなりません。最多勝の下柳もちょっと出来すぎ。
バッターでは金本はいくらなんでも同じ成績を期待するのは酷かもしれません。シーツあたりも?です。赤星もどこまでいけますかねえ。
しかし、今回の岡田監督の発言はこうです。
「同じメンバーで勝てるほど甘いもんちゃう。」
そう、そうなんです!私が言いたいのは!
それがマネジメントというものです。
ビジネスと全く一緒。
だから、来年の阪神は逆に期待が持てる。
いや、岡田監督の手腕には末永く期待できると思います。
リーフユニティの植田です。
S監督が資材関連のカイゼンを進めてくれています。成果がでるのが本当に楽しみ!私も今日、安全協力会の発足に向けて作業を完了しました。当社にはカイゼン事項が山積みですから、一歩一歩ですね。
さて、ブログ上では初公開ですが、実は私は阪神ファンであります。
今年は優勝を目前に控えており、楽しいシーズンとなりました。
少し前までは阪神ファンならぬ阪神「マニア」でしたが、社長になってからはさすがに野球を見たり阪神関連の情報収集したりする暇がなくなり、普通の阪神「ファン」になっています。
元阪神マニアですから、最近のにわかファンとは全く異なります。
コアな阪神ファンです。
85年の優勝以降のあの、暗黒時代を思うと、なんと時代は変わったのだろう…(と、ちょっと遠い目になる)。
暗黒時代には様々なことに耐え忍んできました。
オールスターには二人しか出ないこともありました。
タイトルを取る選手など、全くいませんでした。
ファミスタやワースタをしてもゲームでもあまりにも弱くて友達に勝てませんでした。
オフの12球団のイベントでちょっと阪神が強いと「阪神がトップです!!」と司会者にも馬鹿にされました。
心無い巨人ファンには「何で阪神なんか応援すんの?」などと言われました。
ドラフトで目玉選手が入団したことはありませんでした。
もういいだろう?
巨人ファンよ、この思いを少しでもわかってくれただろうか?
巨人が低迷して巨人戦の視聴率も低迷している現状を「プロ野球人気が没落した」などと聞く。
我々から言うと、なんという勝手な意見なのだろう。巨人ファンだけが野球ファンであるかのような言動。たかだか3年くらいの低迷では我々が耐え忍んできた思いは決してわかるまい。
私は痛みを知っているからこそ巨人や巨人ファンをけなすつもりは全くない。しかし、巨人が強くないと野球界が…という意見には断固反対である。そんなことを言うと他球団ファンに甚だ失礼だ。
巨人はフェアに、実力で勝ちあがってくればいい。
プロ野球界は12球団で盛り上げていくべきものなのですから。
リーフユニティの植田です。
さて、1日ブログを休んでしまいましたが、再開です!ここから連続記録と行きたいですね。
ちなみに台風接近の中、どこへ家族旅行へ行ってきたかというと、
「東京ディズニーリゾート」
です。
ここ数年、本当によく行っています。もちろん娘たちも大喜びなんですが、実は私もハマっています。ディズニーリゾートには相当詳しくなってしまいました。
別に、私はディズニー映画が好きではありませんし、ミッキーマウスをはじめとしたキャラクターにも大して興味はありません。そもそも遊園地が好きなわけでもなく、どちらかと言えばフラワーパークみたいのが好きでした。しかし、なぜハマってしまったのか?
それは、ディズニーリゾート自体が
「壮大なゲーム空間」
だからです。
行ったことがある人にはある程度伝わるかと思いますが、ここへは、軽い気持ちで遊びに行くとかなり痛い目に合います。何処に何があるのかわからない、行列の連続、しくみが解らない・・・etc。そう、3年ほど前に初めて行った私もそうでした。そして、ガイドブックなんかを見てみると、「こんな楽しそうなところもあったのか」「全然行きたいところへ行けなかった」と悔しさがこみあげます。家族をもっと楽しまてやりたい、とリベンジを誓います。
こんなディズニーリゾートで真の満足感を得るには、徹底した情報収集と事前準備、といった「攻略」が必要なのです。まさにゲームの攻略に似た感覚がそこにはあります。ディズニーリゾートで遊ぶ、それ自体がシミュレーションゲームのようなものです。詳しい話をすると1週間くらいはブログのネタになるんですが、それは置いておきましょう。
とにかく、私はこの「壮大なゲームの攻略」にはまりました。もちろん、ショーやパレードも好きになりましたが、攻略すること自体を楽しんでいるのです。だから、家族(というか家内だけですが)に「段取りいいね~」なんて誉められると最高に嬉しかったりします。
ちょっとマニアックになってきましたね。失礼しました。
今回も楽しかったです。リフレッシュ完了!さあ、仕事に戻って頑張るぞ!
リーフユニティの植田です。
雨が続き、台風も接近してきました。25日に接近してくるという話です。
・・・。
私、何か日頃の行い悪かったでしょうか?
25日、26日と家族旅行に行く予定なのに・・・。
しかも飛行機・・・、欠航確実ちゃうの?どうしよう~??
家族と過ごす時間も会社員時代と較べ、激減しました。本当に久しぶりに家族と過ごす時間なのになあ~。ツイてないです。
でも、家族と過ごすこと自体が一番大事なことであって、行き先や内容は関係ないのかも知れませんね。今回はそれを自分に言い聞かせることにします。
と、いう訳で2日ほどブログを休む予定です。ここまで続いたので2日とはいえ、残念。でもまあ、続けられる手ごたえがあるので、まずはブログ始めて良かった!少しづつ読んでもらえるように、そろそろPRしていこうかな、考えています。
リーフユニティの植田です。
今日は、盆休みということで社内のゴルフコンペをやりました。
ブログですんで、たまには私の趣味の話もしますね。
えっ、別に興味ない?そう言わずにお付き合いください。
私はゴルフを学生の頃からやってまして、もう14年もやっていることになります。
しかし、下手です。
これまで、もう、屈辱の連続。スコアでいうと、120前後。これくらいのスコアって、プレーしていて正直ツライもんがあります。OBやチョロが頻発し、時々ナイスショットもあるものの、なかなかスコアにつながらない。下手をして130くらい叩いてしまうと、ゴルフ歴1年とかの人にも負けてしまったり。コンペに行っても中途半端でブービーにもならないけど、商品なんて滅多にもらえない。なんか、心底楽しめないんですよねえ。
もちろん、一生懸命練習したりする訳ではないので、自業自得以外の何者でもないんです。さらに私は元来スポーツは苦手です(自虐的ですが)。
しかし!なんと!
きょうは!!
自己ベスト更新!!!
103ですけど、ハーフもベストで50が出た!
これはもう、40台が見えてきたんちゃうん!?
40台なんて、夢の又夢…なんて思っていたのに…!
亀のような歩みでしたが、私にもとうとう夢の40台が見えてきた!
すいません、今日のブログはこれだけです。
それくらい嬉しかった!