経営者に必要なことは?

 

リーフユニティの植田です。

 

選挙が近づいてきました。連日選挙関連の報道も加熱しているのでしょうね。私の場合正直言って、政治のことを深く考えている心の余裕がない状況です。こんなことを言ってはいけないのかも知れませんが、かと言って選挙のときだけにわかに政治のことを考える、と言うかワイドショー的な興味を持つのもどうかと思い、今のところ深く考えていません。

 

もちろん、投票には行きます。それは最低限守っています。以前、1年だけ千葉県の西船橋というところに転勤で行ったときの市議選には困りました。全く誰も知らないのですから。
中には選挙に行ったことがない、という方もいるようですが、行動しない、というのは私の信条に反します。行動しなければ何も始まりませんからね。

 

しかし、最近になって思うことがあります。

 

やはり、小泉総理は多くの改革を実行した人であり、首相としての責任を十分果たしてきたのでは、ということです。

 

改革したことについて、また改革しようとしていることについて、批判や不平不満を言うのは非常にたやすいことです。誰にでもできます。また、別の対案を考えるというのはもう一歩すすんだ段階ではありますが、実行する、という段階は全く別次元だ、ということです。実行段階では考える段階と比してケタ違いのエネルギーが必要とされます。

 

いくら民主党が優れた対案を出したとしても、それを本当に実行できるかは全く別次元の話であり、これはわかりません。対して小泉首相は曲がりなりにも郵政民営化法案を提出しました。刺客についても様々批判もありますが、私はそれを実行したことに凄さを感じます。本当の改革者たりうると考えます。

 

会社経営においても様々な意見を頂くこともあります。

 

「こうすれば良いのでは」「ああするべきだ」と。

 

中には大きなヒントをもらったり、ありがたい意見もあったりします。

 

しかし実行は誰もしてくれません。
全てが自分次第。それが醍醐味でもあるのでしょう。

 

考えない経営者は論外。
実行しない経営者は負け組となる。

 

自分にそう言い聞かせています。