夏が来れば思い出す
7月に入り、暑くなりました。
本格的な夏の到来です。
年に数回ある「季節の変化」を感じる時期ですね。
この時期にいつも思い出すのが
「就職活動」です。
私の就職活動と言えば
13年前になるんでしょうか。
当時の就職活動は5月~6月(もちろん最終学年です)がピークでした。
今のようにインターネット上の情報はなく
世間知らず、ネットワーク不足の学生にとっては
何をどうすればよいのか分からない。
まさに「社会」を見る第一歩だったのだと思います。
当時はバブル後遺症が残る中、企業が一斉に採用を絞りこんだ時代。
就職氷河期、という形容もなされていたころです。
一般的な会社は
セミナー参加→面接
という流れ。
金融機関については多くの場合
大学のOBリクルーターによる選抜
でしたね。
何せ考えの浅い学生のこと
活動中に色んなことが見えてきて
浅はかながら色んな思いが交錯し
社会の厳しさに挫折感も感じることも幾たびもあり
個人的な事件もあったりで
紆余曲折
内定を幾つか頂戴し
最終お世話になるところが決まりました。
活動が終了したのが6月の末ごろだったように記憶しています。
今となっては
お恥ずかしいレベルの学生でしたが
慣れないスーツを着てネクタイを締め
慣れない大阪の街を歩き続けた2ヶ月は
貴重な経験の日々でした。
そして、活動を終えてスーツを脱いだ頃。
夏がやってきました。
「この暑さでスーツなんか着てられんな。
上手いこと暑くなる前に就職活動が終わってよかった。」
と感じたのが今頃の時期。
本格的に暑くなるのは就職活動が終わる7月初めから―
それ以来私の中に刻み込まれています。