私は高校2年生の時にドラフト会議当日に学校を欠席してドラフト会議を見守る、という実績も持っている長年のドラフトマニアです(笑)。(※当時はドラフト会議は昼間に開催されていた)
強いチームを作るのは、もう間違いなくドラフトです。
そしてドラフトにも時代の変化が見て取れるのです。
今ドラフトで支配下で指名された高校生の数が
18人でした。
昨年は高校生 19人 でしたね。
同じく
2022年 25人
2021年 28人
2019年 31人
2016年 34人
(※私が過去の指名表を見て数えた数字なので正確性は保証いたしません)
と、高校生の指名がみるみる減ってきているんですよ…
それがなぜか、という考察をしたいと思います。
昨今、投手が投げるボールは150キロ越えが当たり前のようになり、3割打者はリーグに一人だけというような投高打低の傾向は明確になってきています。
昔よくいた外国人スラッガーも、こうなると滅多に出て来なくなったのです。もはや身体能力だけでホームランを打てる時代ではなくなり、外国人打者が日本プロ野球界で通用しなくなっています。
投手のレベルが上がっている点については様々な理由が挙げられるでしょう。
しかし、それとともにドラフトにも変化が起こっているのです。
ドラフト候補となる大学生投手は、もはや150キロが当たり前となりました。
しかし彼らが高校生のころに140キロを超える球速で注目されていたか、というとそうではないケースが殆どです。
高校を出て、大学4年間の中でグンと成長して球速が一気に上がった投手が多いのですね。
同じく、独立リーグや社会人でも150キロを投げる投手がゴロゴロいます。
今年阪神で一気に成長した工藤は独立リーグ、木下は社会人で球速アップしてプロ入りにつなげています。
今の時代は、高校を卒業してからの数年で急成長していく投手がどこからでも出てくるんですよね。
しかし高校時代に注目された投手たち全員が順調な成長曲線を描くか、というと決してそうではありません。逆に故障して埋もれてしまうケースも多々あります。
急成長はいつ、どこで起こるか全く予測もできないですので地方大学リーグや独立リーグなど無名チームからもバンバン現れます。
結果、大学、社会人、独立リーグの様々なところで急成長を遂げて150キロをストレートを投げる投手が出現しているのです。
そうすると
高校生と大学生(など)とのレベル差が昔より大きく広がってしまっているんです。
高校生で140キロちょっとを出す投手をドラフトで指名しても、その投手が4年後に150キロを連発する投手に必ず成長するわけではなく、むしろその確率はかなり低いというのが現実なんですよね。
将来性、などという言葉は私に言わせればお花畑ワードです(特に投手)。
2021年に「高校BIG3」と呼ばれた風間、森木、小園の3人の投手は先日の小園の戦力外通告を持って5年で全員がNPBを去っています。
高校生投手とは、そういうものだという結果を突き付けられているのです。
ドラフト戦略の結論として
投手というものは、急成長したあとの大学生投手を獲った方がいい
いち早くこの考え方にシフトしてきている球団も出てきていますね。
支配下で高校生指名ゼロの球団:阪神 広島 楽天
支配下で高校生指名1人の球団:DeNA ヤクルト ソフトバンク 西武 オリックス
あとは巨人4人、日本ハム4人、ロッテ3人、中日2人
時代は変化していくものです。
その変化にどれだけ対応していけるか、ドラフトの世界でも問われています。













































