駆け込み需要
目下、建築業界が大変なことになっています。
消費税の増税に後押しされた駆け込み需要が炸裂中でして
さらに3月末の決算も重なり、住宅の建築ラッシュとなっています。
そうなると
建築の各専門業者さんが忙しくなります。
実は昨年の秋から年末にかけて
「基礎工事ってやってはりませんか?」
とか
「基礎業者さん紹介してくれませんか?」
という問い合わせが相次いで私のところに入りました。
3月末に照準を合わせた住宅の着工に際して基礎業者さんが不足してしまったんですね。
次いで、足場業者さんが不足…というより足場材料自体が全くないという話が聞こえてきたり
大工さんが取り合いになっているとか
屋根屋さんが不足しているとか
各方面でかなり逼迫している様子が伝わってきている状況です。
隣接する土木工事の分野でも鉄筋工や型枠大工が集まらないそうです。
流れからすると、外構屋は3月がピークになりそうです。
当社でも、昨年秋ごろからギリギリの運営が続いており
3月末まで単発のエクステリア工事や植栽工事等を除いて既に予約完売済み、という状態となっています。
では、4月以降は…?
そんな不安もよぎっていたのですが
まず住宅が3月末までかかる現場も数多くあるため、4月に外構工事という現場が相当数あります。
そこらへんのスケジュールもかなり見えてきました。
そして
ここへ来て、さらに4月以降の現場の引き合いがどんどん動き出してきているのです。
中には大型の現場もあり、これは春以降もかなり忙しくなりそうです。
いかに消費税が増税となっても、住宅会社さんの仕事が全くなくなる訳ではありません。
元請けが美化されやすい中で私は下請けに自信を持ってやっていますが、ポスト消費税の反動が予想されるような時こそお得意先様とのご縁が大事だと思っています。
業界全体が忙しい時に、しっかりとご縁のチャンスを生かして先につなげるようにしたいと思います。
とにかく
3月を乗り切るために
準備が重要です!