既製品を使わなければ安くなる
「目隠しフェンス」の続きです。
アルミメーカーのフェンスは値段が高い。
なんとか安くあげる方法はないか、それもデザイン性も確保しながら…
その第一歩として
「部材取り」
という方法に至ることができます。
すなわち、既製品のフェンスではなく部材を集めてフェンスを自分たちで作るという方法です。
ラティスなんて作ってはいられないですが、
アルミの板を横に通すだけなら、現場での施工も十分可能です。
つまり、横貼りの「板塀」をつくろうという訳です。
そして、これを可能として更にデザイン性も十分な部材が存在します。
タカショーさんのエバーアートウッドです。
驚くほどリアルな板目。
部材単位で販売してくれるので、材料としては割安になるんですね。
また、板を貼るピッチが自由自在に設定できますから、例えば足元は少なめにすることも可能。
こいつを使って4m、H=1800の目隠しをするとなると
15㌢の板を3㌢間を開けて7段あれば目線の高さはカバーできます。
こだわり板150 7枚 19,800円×7=138,600円。
柱と部材が要るものの、昨日計算した木調フェンスの値段と比較するとかなり下がりました。柱材も長手の汎用部材をカットして使うと安くできそうです。
10センチの板を用いれピッチを広げたりすることによって、更に下がります。
やはりメーカーさんが工場等で加工したりする工程を省く分、板塀というやつは安くあげることが可能になるという訳です。
ただし
それでも15万円くらいはしそうですね。
昨日の例より5万円ほど下がりましたが
既製品の半分になるか、と言うとそれはムリな話になります。
やっぱり木目調のアルミで目隠しをするのは
高くつくもの…
ですが
さらに発想を変えてみました。
次回へ続きます。