経営者が身に染みている諺
リーフユニティの植田です。
以前のブログにも書いたことがあるのですが、「言うは易し、行うは難し」という諺は物の見事に本質を射抜いた言葉ですね。
「言う」のは簡単です。誰だって出来るんです。それも「批判」ほど楽なことはありませんよね。ですから私は批判ばかりの評論家のような人は全く楽な商売だな、と思います。
私は就任当初から、様々なことを考えて経営施策を打ち立てました。
「こんなことをやっていきたい、ああすれば改善できる」と様々なことを考えました。
しかし、それでは誰も動かなければ何も変わることもなかったのです。
言ってるだけでは前に進まないことが、すぐに体感できました。
何とか、やっていかねばと思うのですが、やろうとすると様々な問題や壁が出てくるのです。どうしたら良いかわからない、誰に聞いたら良いかもわからない、そんなことばかりです。
骨だらけの魚を食べるようなものです。
一つ一つ、骨を取り除いていかねば食べられません。
「行う」ためには一つ一つ問題や壁をクリアしなければならない。
また、地道な作業を重ねなければならない。そして手探りで進んで行かねばならない。
だから「難い」のです。
そこで、出来ない理由をつけて済ませる人はいいのです。
しかし、経営者に逃げ場はない。出来なければ敗北への道が待っているだけなのですから。
だから、やろうとして、問題や壁にぶつかります。面倒なことが一杯出てきます。
そして、それを乗り越える。
やるしかないんです。
思い返せば、1年前に「言ってるだけ」「思ってるだけ」で「行う」ことができなかったことが多くありました。それらは皆「言う」と簡単なことですが、「行う」となると途端に難しくなります。
しかし、何とかやってきました。いろんなことがありました。
ようやくファイティングポーズを取れるようになりました。