桜井広大、墜つ。

 

秋らしい話題を一つ…。

 

 

桜井広大に戦力外通告がなされるとの報道がありました。
同じくフェニックスリーグへの派遣を見送られたとのことで葛城、杉山、阿部にも戦力外通告がなされる模様とのこと。

 

 

今年一度も1軍に上がっていない桜井は2軍戦の出場も少なく、しかも守備には殆どついていません。
昨年手術したヒジがダメだったようですね。

 

 

桜井の退団は仕方ない事だとは思いますが

 

何とも今後の阪神の「闇」を象徴するかのような気がしてなりません…。

 

 

 

このブログでも何度も書いていますが
桜井は阪神の、言わば「ラスト・長距離砲」でした。

 

 

新人の頃からバツグンの長打力をみせて周囲の期待を集めた選手というのは

 

 

新庄(89年)、濱中(96年)、そして桜井(02年)…、以降は出てきていません(92年の萩原を加えるか迷うところですが)。

 

 

他の選手はドラフト時の寸評を見ても

 

「1、2番タイプ」「守備は即戦力」「俊足巧打」の選手ばかりが並び続けました。

 

今年辛うじて初打席初ホームランをやってのけた森田が出てきたかな…という状況ですが、桜井広大がかつて見せた輝きや魅力には到底至っていません。

 

 

そんな期待の星が一つ墜ちました。

 

 

オリックスからヤクルトに行った濱中も今年で引退。

 

いかに阪神生え抜きの大砲が育っていないか…未だ暗黒時代から続く歴史です。

 

 

もはや非常事態です。

 

一二三に野手転向してほしい件は先日も書きましたが

 

秋山も今の投球なら並の投手どまりです。
野手転向を考えるなら早い方がいい。

 

 

 

輝きを放つ期待の星が次に出現するのは

 

一体いつになるのでしょうか…。