沖縄行き’13

 

実は密かに毎年恒例のネタになっておりますが(笑)

 

沖縄キャンプ行きメンバー発表に際して、その年の投手陣構想を書く日がやってまいりました!

 

 

昨年の記事  沖縄行き’12

 

一昨年の記事 沖縄行き

 

 

本日発表されたメンバーは

 

 

渡辺、榎田、能見、藤原、伊藤和、二神、藤浪、筒井、岩田、福原、小嶋、久保、高宮、鶴、メッセンジャー、スタンリッジ、松田、岩本

 

 

ちなみに昨年が

 

 

渡辺、榎田、能見、藤原、安藤、伊藤和、二神、筒井、岩田、藤川、秋山、福原、小嶋、久保田、久保、小林宏、西村、鶴、若竹、メッセンジャー、スタンリッジ、白仁田

 

 

 

 

 

昨年、一昨年は20人だったのですが今年は18人に絞られました。

 

 

昨年のメンバーと比較するに…

 

 

 

球児がいなくなった事は、いまなお私はイメージができていない感じです…。

 

秋山が漏れましたか…。岩本や松田が選ばれているだけにショックでしょうね。

 

安藤や久保田もいよいよ後がない感じになってきました。

 

他では、歳内はやむなしとしても加藤はなんで漏れたんでしょうかね…?

 

 

ニューフェイスでは何と言っても藤浪。キャンプの主役、大フィーバー間違いなしです。

 

左の中継ぎ枠・高宮の沖縄スタートも、前述の加藤と較べると違和感がある人選です。

 

二神と藤原の同期コンビも名前を連ねていますが、彼らもそろそろ出て来ないとヤバい感じです。

 

岩本と松田が若手の期待枠ですね。松田は実績がないだけに昨年の秋季キャンプからの大抜擢だと言えます。

 

 

 

 

さて、投手陣の構想ですが

 

中西投手コーチが一軍のメインという立場になった関係で、色々と変化もありそうです。
特に気になるのは榎田と鶴を先発に、という部分。

 

 

彼らの先発転向は大賛成なのですが、過去これまでのパターンでは結局うまく先発として定着した例が少ないんですよね…。

 

 

榎田なんて昨年から先発転向と言われていたのですが、口だけ(?)に終わったような感じで結局リリーフでいいように使われてしまいました。

 

過去、久保田の先発案などもありましたが機能せず、コバヒロなども上手く生かせなかったですね。

 

 

 

そんな先発陣は

 

エース能見 これは絶対。
次いでメッセンジャーに安定した内容が期待できます。

 

次いで岩田とスタンリッジがいるのですが、昨年大幅負け越しというのも現実ですから
彼らのローテ当確はどうかな、と思います。

 

彼らをローテ固定してしまうと、せっかく先発のチャンスを与えようとしても枠が乏しくチャンスすらないことが想定されてしまい、榎田や鶴、のローテ期待も「口だけ」になりかねません。

 

岩田やスタンリッジと同格で榎田や鶴を競わせ、勝ち残ったものを先発ローテに入れればいいんです。
ただでさえ先発投手がキッチリ6人いるのはゴールデンウィークまでと8月くらいなんで、5、6番手はチャンスが乏しいのです。

 

 

ここまでで既に6人。

 

そして別枠に藤浪がいます。

 

1年中かどうかは別として、開幕ローテには藤浪を入れたいところです。先発が少なくてすむ頃は少し休ませるなどしてやればいいと思います。

 

若手枠としては岩本、秋山、二神、伊藤和、歳内あたりにはチャンスもあるのでしょうが
如何せんこのメンバーでは先発のチャンス自体は限られたものになりそうな気配ですね。

 

岩本の昨年は少しできすぎの感もあります。
球威、コントロール、決め球いずれも今一歩なので、いかにコンビネーションが持ち味とは言えまだまだです。

 

秋山もガン表示では球威不足ですね。新人のときはそれでも抑える何かがあったのですが…。
馬力はあるハズなので、更なる球威アップを期待したいです。

 

歳内は昨年秋の秋季キャンプ不参加の理由が「体調不良」。残念な話でしたが、改めて結果を出してチャンスを掴むしかありません。

 

 

私的には

 

能見、メッセンジャー、岩田、榎田、鶴、藤浪

 

かな。

 

 

 

リリーフでは新たにクローザーに回る久保がいて

 

勝ちパターンのリリーフとしては筒井、福原、渡辺ですかね…。

 

JFK、JAF、KKKなどと言っていた頃より名前では負けていますが
ここの枠は固定せずどんどんいいものを使うべき枠だと思います。
先発からスタンリッジを外してこちらに回してもいい。

 

 

9回はともかく8回は誰々、と決めてしまうのも采配が縛られてしまう上に他の投手にチャンスがいかない。
一昨年、今イチだったコバヒロを使い続けた結果何も残るものはありませんでした。

 

榎田が疲れていたり調子が悪かったりした時も、こだわりすぎて使い過ぎ逆に落としたゲームもありました。

 

プラス、ビハインド要員として誰が定着できるのか。
昨年の実績なら加藤。また小嶋あたりは先発よりリリーフに向いているようにも思います。
絡んでくるのは高宮か二神か、期待の2年目松田、ルーキー田面はどこまで使えるか。

 

 

 

もちろん大きなポイントはクローザー・久保。

 

ここさえハマれば、投手陣は期待が持てると思います。

 

 

 

何より言いたいのは

 

先発にしてもリリーフにしても、新たなページをしっかり進めてほしいと言う事です。

 

3年前秋山が出てきても、結局その後定着しませんでした。
たま~にローテの谷間ができたときに代わる代わる使って打ち上げ花火で終わるのではなく、能見や岩田が出てきたときのように先を見据えつつしっかり見定めて使っていってほしい。

 

リリーフで筒井が過去にない役割を果たして、少し新たな光がさしました。
(侍ジャパンの試合で一人だけ醜態をさらしてしまうという残念な話もありましたが)

 

 

しかし先発では実績組中心で若手は単発起用のみ。
年間で実績を積むピッチャーは岩田以来でていません。

 

 

藤浪にはそのチャンスはあるとして

 

鶴なのか、はたまた秋山、岩本、歳内なのか…もちろん全員は無理ですが
誰か一人が大きく歩を進め、来年は違った立場になっていてほしいのです。

 

 

それが

 

 

チームづくりなんじゃないかと思うのですが…。