奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。

 

 

 

銀行さんの担当者の方が転勤のため交代されました。

 

Hさん、色々とお世話になりました。
Uさん、これからよろしくお願いします。

 

 

 

自分が勤めていただけに、銀行の方の苦労はよく解っているつもりです。

 

事務的なことは全てこちらでやりますのでね。
余計なお手間はかけません。

 

 

集金に来るのが当たり前、現金が要るときは電話1本で持ってこさせる、支払い事務から全てお任せ・・・なんて会社も未だにあるんでしょうね。

 

 

資金繰りのお話も、幸い当社では殆ど要りません。
収支のズレが出たときだけ微調整のお願いをするだけです。

 

 

 

理想としては銀行に経営のブレーンとなって欲しいという思いはあります。
しかし、これは相当ハイレベルな要求です。

 

そりゃそうです。

 

「経営したことがない」んですから。

 

資金繰りだけ取り出しても、「自分でしたことがない」んですよね。

 

 

資金繰りというやつは経験したことがないと絶対にわかりません。
逆に経験すると一瞬でわかります。

 

事務じゃないですよ。
資金繰りの理屈、ポイント、リスク、そして実際の「読み」などのこと。

 

 

キチッとエクセルなんかで資金繰りを計算して綿密に行うことは「可能」でしょう。

 

しかし、経営者ならそれを「カン」で出来るのです。

 

現状動いている工事の内容、金額。
動いている職人班の数。
工事完成の見込み、集金可能な日程。
全体のベンチマークになる材料仕入額。

 

その他日々の業務の中で肌で感じる事柄を資金繰りのアンテナでキャッチする。
そして収支のズレを感じ取る。

 

ここが「カン」なんです。
当てずっぽうじゃないですよ。

 

 

 

こんなこと、他人の会社じゃできません。

 

膨大な時間をかけて綿密な計算をすれば出来るかも知れませんが・・・、そんなこと誰もしません。

 

もちろん銀行の担当者に望むのにも無理があります。

 

 

それより私が望むのは「コミュニティづくり」かな。

 

 

ともあれ、よろしくお願いしますね。