リーフユニティの植田です。

 

昨日、坂本竜馬のことをチラっと書きました。
今日は同じ土佐藩出身の吉村寅太郎のことを書きます。

 

吉村寅太郎が歴史に名を残したのが「天誅組」です。
尊王攘夷がピークに達した1863年に彼らは奈良・五條の幕府代官所を襲撃します。吉村寅太郎は天誅組の中心人物でした。

 

それが143年前の今日、8月17日。

 

我々からしたら祖父の祖父くらいが生きた時代でしょうか。

 

ほんの、つい最近のことのように思えます。
命を燃やして闘い続けた若者たちがいたのですね。

 

その後、孤立無援となった天誅組は苦闘の末に東吉野・鷲家口で終焉のときを迎えます。

 

吉村寅太郎、戦死。享年27歳・・・!

 

彼の凄惨な辞世の句です。

 

吉野山 風に乱るる もみじ葉は
我が打つ太刀の 血煙と見よ

 

 

いくら時代が違うとは言え、27歳の青年が残した言葉としてあまりにも深い。

 

今さらながら彼の背中を追いかけていきたいと感じます。