雪の思い出
結構な雪が降りました。
屋根や土の部分はちょこっと積もりました。
当社がある奈良県桜井市で雪が積もる、となると一年に一回あるかないか。
しかし、同じ奈良県でもかなり積雪するエリアもあります。
すなわち、天川村洞川。
洞川温泉として、そして大峰登山の出発点として有名なところです。
約2年前の冬に不幸事で足を運びました。
桜井から大淀、下市まで全く雪はありませんでした。
そこから、黒滝に上ると所々雪が積もっています。
さらにトンネルを越えるたびに雪が増え、天川村に至るとすっかり銀世界です。
そこから、天川村の中心部から洞川へはさらに上ります。
上るごとに雪の量が信じられないくらい増えていくのです。
たちまち別世界に迷い込んだような光景に変わっていきます。
何十センチという積雪。
道路は完全に雪で覆われ、車の車輪のところだけ踏み固められた状態です。
夜に行ったので、闇の中で白い世界が光に照らされている様は幻想的な雰囲気ともいえる。
同じ奈良でこんな体験ができるとは…、という驚きの気持ちでした。
昨夜の雪は洞川ではどれだけの積雪をもたらしたのでしょうか。
今思うと、またあの別世界にまた行ってみたいなと思ってみたり。
温泉旅館で牡丹鍋などをつつきながら、雪の世界を感じるのも…いいんじゃないでしょうか。