奈良で植栽デザイナーをお探しの方
4月に作らせていただいた花壇です。
手前味噌ながら、なかなかの力作じゃないかと
奈良市内の住宅展示場内の花壇リニューアルをご用命いただきました。
ここらへんの分野、いわゆる「ガーデニング」と呼ばれるような分野というのは
結構、専門家がいないものです。
なぜかと言うと
「飯が食えない」
から、なんでしょうね
多くの場合、「ガーデニング」はお客様が自分でされます。
個人の趣味の場合はもちろんですが、店舗等でも自分で(自社で)される事が多いですね。
要するに、余りニーズがない上に
あったとしても金額的に少額となってしまう事が多いのです。
ですので、業態として存在しないのです。
ビジネスモデルとして成り立たない、って事ですね。
誰もやろうとしないんです。
もしも「ガーデニングデザイナー」という仕事を成り立たせるとするならば
それには対価が必要となります。
世の中には、都会なのどで商業施設やら公共施設なのに関わる「ランドスケープコンサルタント」みたいな職業は存在します。
もちろん、そちらに依頼すれば結構なコストがかかるでしょう。
デザインに対する付加価値が必要です。
材料代としての植物の費用を遥かに上回る費用が必要です。
材料実費プラス作業費、この段階で材料をかなり上回るコストになるのですが
さらにデザインコストが必要なんですね。
自分で買えば1万円で済む花壇作りを
プロに任せて5万円…、これでもガーデニングのデザイナーという職種は成り立たないかも知れません。
例えば
現場を下見して、材料をチョイス、そして作業時には自ら現場に立って配置を見定めないといけません。
それに投じる時間と、そしてスキルとしての付加価値…これを一体いくらと考えるのか。
画家に絵を描いてもらうのに、紙と絵の具代だけで済むはずがありません。
絵画の価格とは、まさにデザインに対する付加価値です。
イベントで似顔絵を描いて下さる方に来てもらおうとしたら、1日3万円では来てもらえません。
イラストレーターに商業用のイラストを依頼したら、10万円でも描いてもらえません。
それが、プロとしての対価ですね。
私も
プロとしての対価が稼げるのであれば
実は、植栽デザイナー専門で仕事をしたいと思っています。
今のところ、それには及ばず…
外構もエクステリアも、土木も造園もやっています。
外回りであれば、アルミ金物もタイルも塗装も取り扱っています。
しかし、これは10年後の目標として
掲げてやっていきたいです!
奈良で植栽デザインのご相談は
どうぞ植田までお寄せくださいませ!