ガーデンショップ社長の東奔西走日記

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阪神が2年ぶりに優勝した事はもちろん嬉しい事なのですが

ある意味、それ以上に感慨深いのが佐藤輝明のホームラン王です。



最終戦にもホームランを打って、シーズン40本。



いやあ…

やってくれましたね…。



いや、ホンマにね。


佐藤輝明という男が

歴史に名を刻んでくれたんですよ。



何がって


阪神の選手が本塁打王を獲るのって、1986年のバース以来なんですよ!?

もう…どれだけ長かった事か。



バース以降の球団別ホームラン王の獲得数を見てくれます?

1987年~2024年

ヤクルト 13
巨人            8 
横浜            8
中日    7
島            5

阪神       0


知ってました?

ひどくないですか??


どんだけ阪神ばかりがホームラン王を獲らせてもらえないんですか、と。

いやこれ、あまりに不公平過ぎませんか、という話でして


そりゃまあ、甲子園は広くて有数のホームランが出にくい球場ですよ?
バースや掛布の時代はラッキーゾーンもありましたからね。

東京ドームはドームランあるし、神宮や横浜も狭いです。


確かに球場の差はある。


でもね…

阪神ファンはホームラン王を望んじゃいけないんですか?

いいじゃないですか、10年に一度くらいホームラン王を輩出させてもらっても。



いつしか悔しいというよりも、半ば諦めに近い思いでずっと見てきたんです。


だから、今岡が首位打者や打点王を獲っても

金本や新井が打点王を獲っても

マートンが首位打者を獲ってゴメスが打点王を獲っても


何か満たされないものがあり続けたんですよね…。


30本すら滅多にありませんでした。

私の記憶ではフィルダーが88年に38本打って、以降の暗黒時代には誰一人おらず、ようやく02年にアリアス(これは嬉しかった!)、以降は金本、ブラゼル(47本という凄い年があった)だけですね。



いやもう、30本打った実績が少なすぎて調べるまでもなく合っていると思います。

それくらいホームランが少ないチームだったんです。


生え抜き野手では八木、新庄、今岡、そして大山があと一歩30発に届きませんでした。




外国人にしても、バレンティンとかウッズとかローズとか

とんでもなく凄いホームランバッターが時々現れるのに、阪神には一切来なかった。


暗黒時代のころなんて、もう…(´;ω;`)ウゥゥ



そんな時代を越えて


佐藤輝明という名前が歴史に刻まれたのです。



今年のMVPは誰か、という話になったときに

坂本がMVPという人もいますし、投手では村上や才木も確かに素晴らしい成績です。

石井大智も確かにプロ野球の歴史に刻まれるべきトンデモない成績です。




しかし


私にとってはダントツの佐藤輝明です。


阪神の選手がホームラン王。

それも40本。

ドラフト1位で入団した生え抜きの選手です。



何かもう、夢のような話なんです。


ありがとう、佐藤輝明。

お前は本当に凄い!
























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