植栽工事
プチ植栽工事に行ってきました。
と言ってもシンボルツリーは既に植えさせていただいたお宅でしたので大きな樹はなく、低木地被類の植込みをお任せいただいたのです。
そういうわけで、作業員は
私。
せっかくなんで、最近当社に加わってくれた女性スタッフを後学のために連れていくことにしました。
材料を揃えておいて、私の車に
積み込むところからスタートです。
積み込んで出発したところで、質問を投げかけました。
(私)「積んだ材料、どう思う?」
これに対し、何ともバッチリ期待通りの答えが返ってきました。
(スタッフ)「(遠慮がちに)なんか…パッとしないような…」
そうなんです。
冬場、ということもありますが
一つ一つの材料は特段目を引くようなところがないんですね。
「そう思うやろ~。で、これが現場に納まったらどうなるか、見ときや~。」
などと私が講釈を垂れます(笑)。
現場に到着し、植栽デザインと植栽方法についてレクチャーしつつ
小一時間程で作業は終了。
(私)「どう?」
(スタッフ)「全然違いますね~!ちゃんと絵になりました。」
と、いう訳です。
これまた、予定通り&期待通りの返答でした(笑)。
植栽材料一つをとっても
目に見える印象だけで判断するのはプロではありません。
植物は特に、主役だけでなく様々な役割を果たす脇役も必要なのです。
その脇役のものを店頭で見ても、「パッとしない」ものなんです。
ところが、それらが現場に納まって相応の役割を果たせてやれば
「グッとくる」んですよね。
それら脇役の役割を見据え
かつ、季節的なものを踏まえ
将来的な成長を踏まえ
ボリューム感に直結する高さのあるものも盛り込んで
全体の数量を見定めながら
植栽材料をチョイスする。
これがプロの仕事。
見えるものの印象だけで仕事をしていてはアマチュアです。
それにしても
植物を使った空間づくりは
奥深く、素晴らしいものです。
最高の仕事をさせていただける環境に感謝です!
敢えてエクステリアのカテゴリーに入らないアウトロー路線の私が参加するカテゴリーとは?
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植栽工事は他社とひと味違う!?
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