奈良で介護保険を使った住宅改修工事

 

2年半くらい前からでしょうか…

 

お世話になっている方がいらっしゃいます。

 

 

 

介護用品等を取り扱いが主たる業務の女性の方なのですが

 

その方のお客様は介護保険を利用される方が多い事もあって
介護保険で補助金の出る住宅改修工事の相談業務もされています。

 

 

そこで、私の出番です。

 

外部のスロープ、段差の縮小、手すり取付など…外回りの工事をさせていただいています。

 

お客様からすれば

 

9割の補助金(一人あたり通算20万円まで)が出るので、
10万円の工事が1万円でできてしまうという素晴らしい制度です。

 

3万円の仕事なら3000円(!)です。

 

ですから、ご相談があると100発100中のように成約します。

 

 

 

実はこの補助金制度、私も昔(6年くらい前でしょうか)注目しました。

 

補助金の申請そのものは簡単なものですから当社でも対応可能ですし、これは新たなマーケティングの切り口になるのでは…と考えたのですね。

 

 

しかし…

 

 

すぐ壁にぶち当りました。

 

 

この補助金を利用可能なのは、介護保険の被保険者です。
また、その申請には「ケアマネージャー」といわれる方のハンコが要るんですね。

 

 

 

一体どうやって介護保険の被保険者を探して、かつセールスするのか…?

 

それは、ある意味一般のお客様以上に探すのが難しいのですね。

 

 

介護施設などを調べて飛び込み訪問…、なんて事も考えましたが
それも出来ずに結局カタチになることもありませんでした。

 

 

そんな事も忘れかけていた2年半ほど前に、冒頭の介護用品を扱っている方が当店にふと来られたのです。

 

「こんな仕事って、頼めますかね~」

 

その時たまたま私が店にいたのも、今思えば御縁…でした。

 

地域密着で動いている方なので、現場も近くて私としても動きやすい。
何より私がやりたかった仕事なので、積極的に協力しました。

 

 

我々の業界からすれば「小さな仕事」という事で、余り興味のない業者さんも多いのかも知れませんが
私としては、とてもありがたく大切なご縁だと思いますし、ビジネス-マーケティング的にも充分に価値があるのです。

 

 

 

そうやって、これまでお付き合いいただいている訳なのですが

 

 

その方が、何と新しく店をオープンされたのです。

 

 

商売やってる人間ならすぐにわかることですが、
新しい場所に新しく店を作るなんていうのは、トンデモナク凄い事です。

 

自己物件ならあっという間に1000万円を越えるおカネがかかる事なんです。
今の私でも投資する自信ありません。

 

テナントで入るにしても内装工事や備品類は必要ですし、ランニングコストとしての家賃はズシっとのしかかる。

 

 

いずれにせよ

 

 

それを実現された事に、驚きとともに尊敬の思いです。

 

とにかくパワフルな方です。

 

ご本人のご了承がいただければ、またお店のご紹介をさせていただけたら…なんて思っています。

 

 

 

ありがたいご縁です。

 

 

 

片田舎の小さな会社の商売って

 

本当に人の御縁が大事ですね…!