奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。

 

 

 

ひょんなことから、ある住宅業者さんのことを知りました。
現社長が一代で上場企業にまで育て上げた会社です。

 

 

その社長はビジネスで「新幹線に乗った」人ということです。

 

 

どうやって?
その答えまでは分かりません。

 

 

しかし、気になったキーワードはありました。

 

 

「経営理念」

 

 

ふーむ。

 

 

良く耳にする言葉でもあり、漠然とした言葉でもあります。

 

 

しかし、一つわかりました。

 

 

経営理念って、言葉にすると漠然としてしまうものです。
ですから様々な企業の経営理念が似通っていたりします。

 

 

「お客様のため…」

 

 

とか

 

 

「社会に貢献…」

 

 

とか

 

 

 

多いですね。

 

 

正直私としては、漠然とした言葉を軽視していたフシがあり、経営理念を考えるということがありませんでした。

 

 

 

 

しかし、この住宅業者さんの経営理念の考え方に触れて分かったことがあります。

 

 

経営理念に掲げる言葉自体は重要ではない。
それ以上に理念にもとづく行動が如何にあるべきかを語る必要がある。

 

 

と、いうことです。

 

経営理念を掲げる効果として社員のモチベーションUPが挙げられたりします。

 

 

 

しかし、これから私が経営理念の言葉を決めて明日発表しても、社員のモチベーションは上がらないでしょう。

 

 

言葉など問題ではないと思うのです。

 

例えば当社なら、「外部空間の価値創造を通じて社会に貢献する」とすれば無難で問題がないでしょう。

 

 

大企業なら、これでいいのです。
しかし、この言葉だけでは当社にとって何の意味もありません。
自虐的に言うなら、これを明日発表しても社員のモチベーションに全く変化のないまま空振りに終わるでしょう。

 

 

「だから?」

 

「それで?」

 

その後が続かない。

 

 

この住宅会社さんでは、経営理念の言葉とともにQ&A方式で行動の規範が語られているのです。

 

また、「経営理念感想文」なるものを社員に提出させて経営理念の徹底を図られています。

 

 

そう、そこまでして「経営理念」の言葉に魂が入るのだなあ、と感じ入った次第です。

 

 

 

まずは、私の中で魂を入れねばなりません。

 

そこからが、スタートです。