新しい風~造園職人入社!

 

実は来年、高校を卒業する学生を新卒採用いたします!

 

 

 

それも二人の採用です。

 

 

 

 

いずれも職人になる事を志望する子たちです。

 

 

 

彼らが冬休みという事で、アルバイトで職場体験という格好で二日間仕事をしてもらいました。

 

 

 

 

高校生ですから、自転車に乗って出社してきます。

 

 

 

その時点でフレッシュです。

 

 

 

私も現場で指示を出して動きを見ていましたが

 

何というか若さを感じます!

 

 

 

そして歓迎会として昨晩は焼肉食べ放題の店に連れていきました。

 

さすがに良く食べます

 

 

上等な焼肉屋さんに行くと大変な事になります(笑)。

 

 

 

二人が同じ高校という事で既に仲が良いので、とても良い雰囲気でした。

 

 

 

 

新卒採用…、これは小さい会社にとってハードルの高い事だと思います。

 

 

 

 

実は5年前に初めて新卒採用をいたしました。

 

 

 

ただ、この時は高校の先生から突然ご連絡をいただいて、言わば完全に受け身の採用でした。

 

しかも、何と女の子でした。

 

 

当時、就職活動も色々厳しい時代だったのかも知れません。

 

 

 

女子高生が制服で面接に来たので、私もかなり引いた記憶がありました。

 

「続けるのが難しいやろうな~、でも来たいと言ってくれるならとりあえず来てくれてもいいか~。やってもらう事は色々あるやろうし。」というくらいの考えでした。

 

社内で相談したところ、「そりゃ~、無理でっせ!」と反対意見も多くあったのですが

 

まずは、やってみようという事で私が押し切り、入社と相成りました。

 

 

 

その子が現在

 

 

成長著しく、周りの職人さんからも褒めてもらえるような素晴らしい仕事をしてくれています。

 

 

 

新卒採用…、なかなかのもんじゃないか…?

 

 

そんな思いにつながり、昨年の夏ごろに彼女の出身校に問い合わせをして事実上初めての新卒採用活動が始まりました。

 

 

そして首尾よく二人に来てもらうことになったのです。

 

 

 

新卒採用というのは、耳触りもいいのですけど小さな会社にとってはハードルの高い案件です。

 

 

なぜなら、新卒採用というものは完全じゃないにせよ毎年のように続けるのが前提になるからです。

 

毎年一人採用したとして、5年続けると5人が増えます。

 

 

大企業のように定年退職による自然減があれば人員計画としてはフラットになりますが、純増するとなると当然会社の成長が絶対的な条件となるのです。

 

 

ですから、小さな会社は人員が不足したときに中途採用の募集をするというのが通常の採用になるのです。

 

 

しかし目下、中途採用は極めて難しい局面です。

 

すき屋のバイト不足もニュース等で流れて知れ渡りましたが、我々はそれ以上に求人を出しても反響がほとんどないという状況です。

 

 

 

そんな状況もあって、当社としてはご縁の増大による成長と今後の職人さんの高齢化・引退という事も踏まえて自社職人班を拡充していく必要がある、と判断いたしました。

 

 

 

これからが大事です。

 

「職人」ですから、誰にでも簡単にできる仕事ではありません。

 

 

新卒で入社する子たちを育てる事が最重要課題となります。

 

社会人経験もない、言わば「子供」です。

 

 

 

私も若いころは「社会人教育までやってられない!」という感覚もあったのですけど

 

齢を重ねてくると、社会の後進を育てることも役割じゃないかと考えるようになってきたのです。

 

 

 

 

今後30年間継続できる会社にする事

 

 

この今の私のミッションを果たすためにも、新卒採用の型を作っていきたいとおもいます。

 

 

 

 

来春入社予定のM君とT君。

 

 

来年の春には、当社に新しいさわやかな風が吹きそうですね!