胃カメラ体験記

先日

始めて胃カメラと大腸カメラの検査を受けてまいりました。

特に悪いところや自覚症状もないのですが、50歳も過ぎ、ここらで徹底的に身体の検査をしておきたいという趣旨です。

これまでバリウムを飲む検査は普通に受けてきましたが、胃カメラも大腸カメラも全くの初めてです。


ま、結論から申し上げますと


どうって事なかったっス。


特に胃カメラは結構えづいたり、苦痛を伴ったりする方も多いようで

かなり細かい問診があったりします。

「鼻からしますか?口からしますか?」なんて訊かれるのですが

経験のない事ですし、そう言われても判断のしようもありません^^;


口からの場合ですと鎮静剤というものを使用するそうなのですが、車の運転が禁止されるとのことで

当日、車で病院に行っていた私としては鎮静剤が使用できない事に。


結果、鼻からやってみましょうか、という事になりました。

鼻からというのは人によって鼻の中が狭い人もいるそうで、ダメな場合は口からになるかも、と添えられました。


胃カメラは苦しいという話も時折聞きますし

いずれも全くの初めて、という話をすると看護師の方々も心配そうな表情や励ましの言葉があったりで

どれだけ大変なんだろう、という不安もよぎります。

しかし、冒頭にある趣旨の検査です。
ここで徹底的に調べてほしい、という思いが強いので、どんな苦痛でも耐える覚悟です。


胃カメラ専用の診察ルームのようなところに通されて、いよいよ検査開始です。

ここで医師の方が登場するのですが、慣れた感じで(当然なのでしょうが)詳しく説明してくれます。

「胃カメラは人によって、スムーズにできる方と『二度とゴメンだ』という人と差があるんですね~。」なんて話もされました。


いかにも不安を和らげようとする先生の意図も感じつつ、一方で看護師の方も「私が背中をさすってあげますから」なんて言ってくれます。


私も「え、そんなん要ります~?(笑)」などと軽口も叩きながら、「大丈夫、何があっても絶対に精神力で耐えてみせます!」とタンカも切って和やかなムードで始まりました。


早速、鼻から胃カメラが入っていきます。


先生はカメラ映像を見つつ、実況中継のように状況を説明してくれます。

鼻からの挿入は、こちらも普通に会話も可能です。


喉元を通過するところが不安だったのですが、案外特に何もなく通過してくれました。
別段、痛みもえづきもありませんでした。


そして食道から胃へとカメラは入っていきます。

「うん、後で説明しますけどキレイな胃ですよ~」なんて先生が実況中継してくれます。


私も「これ、すごい技術ですね~」なんて会話もしつつ和やかに検査は進みます。

先生は「もう終わり近いですからね~」なんて言ってくれて不安も取り除いてくれます。


そして「じゃあ、戻りますね~」と胃カメラはスルスルっと戻っていきます。



無事、終了。


終了後、その場で撮影された胃の中の写真も見せていただきながら説明をしていただきました。


「ガンもポリープも何もありません。とてもキレイな胃でしたよ。ピロリ菌のいる胃は見たら大体分かるんですけど、大丈夫ですね。」


という診断をいただき、一安心いたしました(^^)


齢も重ねて身体もそろそろ傷んできているのでは…というおぼろげな不安もありましたし

私の父は胃癌で亡くなりましたので、私にとっては胃癌というものは恐れる病気の一つでしたので。



そういうわけで

私もちょっと長生きできそうです(^^)/


胃カメラに続いてすぐに大腸カメラもあったのですが

これはちょっとブログには書きにくいので差し控えさせていただきます(笑)。