先日、完成した庭工事です。
中庭なのですが、敷地全体が広いということもあり樹々や雑草が手に負えなくなってきたということでご相談いただきました。
雑草対策と言えばお手軽なのが砂利敷なのですが、中庭ですし殺風景なのもどうかというのと
歩きやすいスペースにされたいとのご希望もあって舗装材でプランを考えました。
庭を舗装するとなると様々な素材のご提案が可能ですが、気になるのがコストですね。
色んな種類によるのですが、ザックリとご紹介いたしますと
自然石>>レンガ>タイル>>>インターロッキング>洗い出し>>コンクリート
こんな感じじゃないでしょうか。
チョイスする材料や施工の条件によって変わりますが。
ここでいうインターロッキングという素材、自然石やレンガに比べて少しコストを抑えられるメリットがあります。
従来からインターロッキングというと
公園、歩道、公共スペース…などなどで使われてきた素材です。
コンクリートでレンガのような形で作られたものです。
レンガは自然の土を焼いたものなので、焼きムラも出ますし土の自然な風合いが出ます。
対して従来のインターロッキングはコンクリートで作って見えるところのみ着色しているので自然な風合いではないのですね。
よって従来のインターロッキングを住宅の庭に持ち込むと、どうも人工的な感じになってしまって馴染まないので使われることが少なかったわけです。
しかし、このところ様々なメーカーさんが色々と新たなインターロッキングを作り出してきているのです。
これがなかなかリアルで自然な風合いが出てきています。
レンガっぽく作ったものはホンモノのレンガと見間違えそうになるものもあります。
石っぽく作ったものもリアルに作られています。
自然の石となると色合いのいいものを探すとなると難しかったりコスト高になったりしやすいのですが、インターロッキングだと安定して色合いが表現できる。
今回、中庭でしかも面積も大きかったので、自然石風のインターロッキングを採用いたしました。