ドラフト ’09
ドラフトとなると
やはりブログに記さねばなりますまい(誰もそんなこと期待してない?)。
菊池雄星君が外れたのは折り込み済。
このときにも書きましたが(えらい力作書いてましたな)
菊池君が松坂やダルビッシュ、田中マー君になる保証はどこにもなく
甲子園最速を記録した寺原(⇒ダイエー、横浜)になるかも知れませんし
左腕で150キロの辻内(⇒巨人)の例もあるわけです。
古くはデビュー戦ノーヒットノーランの近藤(⇒中日)という投手もいました。
高校生の投手とは、そういうものです。
高校野球における実戦の結果は、その実力を測りにくい面があると思うのです。
また故障でもしてしまうと、そこまでです。
それに対して、レベルの揃った大学球界での実戦での実績というものは
ある程度目安になります。
東京六大学リーグの法政大・二神
関西学生リーグの立命館・藤原
いずれも、実戦での実績があります。
その裏には単なるスピードガンの数字ではなく
コントロール、球種、決め球、精神力など様々な要素が裏付けとして存在するのだと思います。
この二人には、そういう意味で強い期待ができそうです。
結果として素晴らしい指名ができたようですね。
逆に言うと
4位、秋山。
1位候補との声もあって、当人は4位まで指名されなかった悔しさがあった、とのこと。
実際、大化けするかも知れませんし
また、その逆もありうる。
「将来性」という名の「リスク」。
そういう意味では4位という順位も私は頷ける。
今ドラフトでは菊池君以外は競合がなかったようですね。
ある意味、豊作だったのでしょう。
多士済々の中で各球団がそれぞれの評価をして、それぞれの補強ポイントを絞っていくと
殆ど競合しないんですね。
結果として、下馬評の高かった選手の指名順位が低かったり
はたまた指名漏れとなったり
これも、縁。
球団と、そして候補選手の様々な思惑が交錯するドラフトというヤツは
今なお、やはり奥深いですね…。