稲田塾出身の阪神のピッチャー

 

さて、我が阪神タイガースは横浜・三浦を取り損ねて目ぼしい補強がないところです。

 

 

そんな中、中村泰広投手の復帰が決まりましたね。

 

阪神ファンの方ならご承知のとおりですが
昨年、金村暁投手とのトレードの際に日本ハムへ移籍した投手です。

 

 

これもご存知のとおりですが

 

 

奈良県出身。

 

 

そして

 

 

稲田塾出身。

 

 

 

植田が学生時代に熱血先生をやっていたころ、直接教えてはいませんが彼は別の校舎に在籍していました。

 

リトル時代は阪神・関本とチームメイト。

 

県内公立高校の御三家の一つ、郡山高校に進学。そして甲子園出場。

 

大学は慶応大学に進み、オリックスの山本省吾と並び主軸で活躍。

 

大卒後、社会人の日本IBM野洲に進みドラフト4巡目で阪神入団。

 

 

ドラフト時の評価は「自由枠でも」という勢いだったが、阪神の囲い込みで4巡目での指名(ちなみに久保田も同様に5巡目指名)。

 

 

入団時の自主トレでは仕上がりで他の新人との格の違いを見せてキャンプでは一軍帯同のスタート。

 

しかしシーズンで登板すると緊張の余りかストライクが突如入らなくなる、という症状が頻発して目立った活躍はなし。

 

 

2007年のシーズンは開幕からビハインド場面の中継ぎでの好投が続き、先発初登板初勝利を果たす。しかし二軍では好投を続け、その能力の高さを見せ付けていた。

 

 

 

そしてオフにトレードで日本ハムへ。

 

 

通算88勝の金村とは実績でも年棒でも比べものにならないトレードだったが、

 

 

金村が前年に監督批判を行った上に成績に陰りが見えていたこと

 

金村がFA権を取得していてトレードの先(つまり阪神)には移籍リスクがあること

 

 

などの点と

 

 

日本ハムが中村の能力を二軍の実績等から高く評価したことが相まって

 

 

 

トレードが成立したのでしょう。

 

 

 

そして移籍初年度の今年・・・

 

 

ヒジの故障。

 

 

日本ハムの見切りも早く、今オフ戦力外通告。

 

 

そして、トライアウト受験。

 

阪神へ育成枠で入団となったのです。

 

 

 

私の場合、完全にひいき目で彼を見てしまいます。
何せ、私が作った模試や演習プリントを彼がやっていた筈。

 

その潜在能力は、こんなものじゃないと信じています。

 

 

そして、そして。

 

 

トレードの相手だった金村投手。

 

金村投手にも来年は期待したいです。
試合で勝てる、ということは実績が物語っています。

 

 

期せずして、一年前のトレードのペアが同じチームとなりました。

 

 

中村泰広投手はヒジの具合次第ですが、この二人が投手陣の大きな期待です。

 

 

 

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