よくある質問

 

このところ、よく聞かれる質問にお答えします。

 

 

「消費税増税の影響で駆け込み需要はありますか?」

 

 

 

これは、あります。

 

 

やはり工期のかかる新築住宅の契約を前倒しされる方が多いようで(9月中の契約は来年4月以降の完工も増税前の税率が適用)

 

外構も早く契約してしまおう…という流れがあるように感じます。

 

 

 

お盆明けとなった先週は各方面からの猛烈なお見積りの依頼ラッシュでして

 

一部お時間をいただいたものもありますが、昨日も何とか夜遅くまでかかってお約束した図面とお見積りを作成することができました。

 

 

相談、見積もり、といった営業部門においては体感できるような影響となってきています。

 

 

 

一方で

 

 

 

現場の方は駆け込み需要による影響は現段階で軽微です。

 

 

軽微と言っても、もちろんトンデモナイ忙しさで職人さんの人手不足なのは事実ですが

 

今までもフル回転は経験し続けているところです。

 

 

 

そしてあくまで、現段階の現場は全て「人のご縁」によるものです。

 

これまで積み重ねてきた人のご縁のおかげです。
消費税は関係ありません。

 

 

そういえば、こんな質問もいただきました。

 

 

「駆け込み需要の反動への対策は考えておられますか?工務店さん等ではOB施主様へのアプローチなどリフォーム強化も考えておられたりしますが・・・」

 

 

私の答えはこうです。

 

 

「そう言えば、忙しいのもあるんですけど恥ずかしながら何も考えてないですね(笑)。ま、多少の反動はあるかも知れませんが、我々のような小さい会社は世の中の流れよりも、人のご縁が大事なんです。

 

 

もしも少々反動があっても大丈夫です。それは会社が突然潰れるほどの影響じゃありませんから。

 

 

OB施主様へのアプローチはずっとやっています。今から慌ててやって効果がすぐに表れる、というカンタンな話じゃないんです。それは1件や2件の受注を増やせるかも知れませんが、経営への寄与度からすれば僅かです。

 

 

経営へ寄与するほどのOB施主様へのアプローチは、我々の業界じゃ1年や2年の話じゃないんです。10年20年で考えています。」

 

 

 

 

思うのですが、確かに消費税の駆け込み需要ってあるんでしょうが

 

本当に全体から見れば少しのことだと思うのですね。

 

 

 

例えば家を買う人。

 

それは、消費税増税の前後に買う人は増税前に買うという行動になるでしょう。

 

 

しかし、今年や来年に家を建てる人は全体の何パーセントなんですか?

 

少なくとも私は家を建てる予定はありませんしリフォームの予定もありません。

 

 

 

2年後、3年後に家を建てる人、必ずいます。

 

消費税率に関係なく、必要なときに必要なものは買います。売れます。

 

 

 

景気とか経済とかは、少しのブレが影響が大きいんですね。

 

GDPが5%減ると大不況で大騒ぎになりますが、会社の売上が5%減ったところでどうという事はないんです。

 

 

 

 

 

それよりも、もっと大きな変動が「人のご縁」によってあるんです。

 

 

 

OB施主様へのアプローチは可能なことを可能な限りやってきています。

 

色んなことを考え、実行し、そして続けてきました。

 

 

今更慌てて始めるような事はありませんし、それは消費税に関係なくブラッシュアップし続けるものです。

 

 

 

消費税の影響やら反動やら…じゃなくて

 

私の見るべき先は10年後、20年後にあるんじゃないかと思います。

 

 

 

ブログに書くほど、さらに頭が整理されてきました。

 

しっかりと先を見据えて、取り組んでいきます。