スギナとヤブカラシの駆除
近畿地方の梅雨明け宣言は明日以降に持ちこされたようですが
ほぼ…梅雨明けですね。
暑さ、そして空気の感じが先週くらいから完全に夏のものになりました。
雑草がよく伸びる季節でもあります。
当社の展示場は植木が沢山あることもあって
雑草対策はずっと悩ましい問題でした。
スローガンに「環境整備」を掲げた昨年、展示場をキレイに保つために春から継続的に雑草対策を続けました。
方法は
ズバリ「除草剤」です。
これしかありません。
面積が面積ですから、引いている場合じゃありません。
刈っていても根が残ってはびこっていきます。
特に
スギナとヤブカラシ
コイツらには絶対に除草剤しかありません。
スギナとは
ツクシの本体と言ったらいいのか…、細い糸状の葉の雑草です。
ツクシと言えば春の風物詩として喜んで取ったりしたものですが、我々にとっては憎き雑草でしかありません。
ヤブカラシとは
別名でビンボウカズラとも言われます。コイツが繁殖している庭は手入れに手が回らない貧乏な家、という由来らしいです。放置するとツル性で樹木等にどんどん絡んでいき、大変見苦しい状態になります。
コイツら地下茎を凄まじい勢いで伸ばし
あらゆる所から芽を出して繁殖する難敵です。
スギナは引いても地上部だけがプチッと切れるだけですし、ヤブカラシは引くと多少の地下茎も着いてきますが絶対に根こそぎ取れません。
引いても引いてもキリなく発生し、駆除するのが難しい雑草と位置付けられているものです。
と、なると
根ごと枯らすしかありません。
徹底的に除草剤を打つしかないのです。
通常より希釈倍率を上げ、強力な除草剤にします。
それも、1回で済むというレベルではありません。いかに強力な除草剤でも1回打って地下茎が完全に枯れるわけではないのです。
除草剤で枯れた地上部のすぐ近くから涼しい顔をして出てきやがります。
この出てきたヤツを、さらに徹底的に叩きます。
昨年、これを春から梅雨時まで延々と続けた結果
スギナについては一定の成果があって、当社展示場からかなり駆除することができました。
しかし梅雨があけて真夏の暑い季節、また蚊が大量に跳んでいる環境の中で「さすがに真夏はちょっと休むか」と気を緩めた途端
ヤブカラシにやられてしまいました…。
そして今年
昨年の反省を生かし
絶対に甘い顔を見せない、と固く心に誓い
暑さにも負けず、蚊にたかられながら除草剤を打っています…。
とにかくコイツらだけは
僅かな1本も許してはいけません。
親の仇くらいに考えて徹底的にやっつけましょう(笑)。