17年前の6月

 

どんどん暑くなってまいりました。

 

体を覆う肉が分厚い、私のような人間には一層嫌な季節です…。
おまけに蚊などがいると、集中力激落ち

 

 

しかし、季節は巡ります。

 

 

梅雨のイメージが強い6月を迎えます。

 

 

6月と言えば

 

私たちの頃は就職活動、そして内定のピークは6月でした。

 

 

5月の連休明けから急速にセミナーだか説明会だかが始まり
金融関係はリクルーターさんからバンバン電話が入ってきたものです。

 

 

そして6月は面接ラッシュ…

 

 

毎日のように大阪方面へ出向きました。
大阪の地理に疎かった私も、この時地下鉄の路線を覚えました。

 

金融機関では多くが淀屋橋での待ち合わせでした。

 

この頃、一人で外食する事に慣れました。

 

ネットも無かった当時、就職関係の雑誌を読みあさりました。

 

ABC(朝日放送)の面接で「ニュースは見ますか?」という質問に素直に「いいえ。」と答えると落ちました(笑)。

 

最終面接で東京に日帰りをした事もありました。

 

幼稚で甘い考えでしかなかった若造でしたが、相応に悩みました。

 

 

そして

 

 

 

幾つかの内定をいただき、そして紆余曲折を経つつお世話になる会社が決定し

 

紺色のリクルートスーツを脱いだ時

 

6月も下旬になっていました―。

 

 

 

その後間もなく梅雨が明け、暑い夏がやってきました。

 

「暑くなる前に就職活動が終わってよかったな…」

 

と思った事を覚えています。

 

 

 

時代変わって今は就職活動も前倒しされ、既に大手の内定は4月頃には出ているらしいですね…。

 

 

学生さんも色んな意味で大変です。

 

 

大手の会社に勤め、そして零細企業の社長となって人を雇う立場にもなった今となれば
就職活動について感じることや学生さんに言いたいことも多々あります。

 

あの頃の自分にも…喝を入れたいくらいです(苦笑)。

 

 

 

そんな思い出の

 

 

6月です。