おカネの話
今日はちょっとおカネにまつわる話を…。
たまたま先ほど今月の支払いのチェックをしつつ感じたことです。
パソコンで図面を描くリックCADというソフトがあるのですが、CADメーカーさんのバージョンアップがあり
今回バージョンアップに踏み切ることにしました。
まあしかし
えらく高いです。
実はかなり前のバージョンからバージョンアップせずに使っていたため、最新バージョンへのバージョンアップについては過去の分も含めて累積して費用がかかるというのです。
1台でも高いのに、これが複数台となると大変です。
さらにバージョンが上がると求められるパソコンのスペックも高くなるため、パソコンも新規購入。
すごい額のおカネがスッ飛んで行きました…。
月々家1件建てるほどの支払いをしているとは言え、100万円の材料を買うのは怖くも何ともありません。
そのおカネは後で必ず入ってくるおカネですから。
しかし、こういう設備への投資は後で必ず入ってくるというものではないので
慎重におカネを使わねばならない訳です。
カンタンに、バージョンアップ♪という訳にはいかないところです。
これって、結構なハードルかも知れません。
そうそう儲かって仕方のないような商売では決してないところへ
このバージョンアップ費用をかけ続けることのできるエクステリア業者って…今後減っていくような気がします。
特にエンドユーザー向けにやろうとすると
店づくりや広告宣伝にもおカネをかけなければならないスタイルになり
リターンの読みづらい「投資」を継続的にやっていかなければならない事になりますから…
個人規模じゃ続いていかないかも。
個人規模と言えば
材料代の支払いを待ってほしい、という業者さんも時折あるそうで
しまいには「ウチもまだもらっていないから支払いを待ってほしい」と言うらしい。
無いものは払えない、と言えば終わってしまう話でもありますけれど
それを言っちゃあオシマイなんですけどね。
我々の仕事は
材料を真っ先に発注してから
職人さんが入って一定期間の作業を行い
基本的に完成後の集金となるため
運転資金が発生するのは当然の事です(手形を切るなら別ですが)。
そこのところが資金繰りなんですけど
イチイチ資金繰りについて悩んでいては仕事になりませんし精神衛生上もよくないので
資金繰りに悩まない状況を作っておかねばならない訳です。
カンタンな話じゃないんですけど
私の場合、資金繰りに悩まず仕事をさせていただいている事が大変ありがたく
恵まれた環境に感謝です。
それでも
やっぱりオカネを使うのには慎重にやってます…。