植栽シーズン開幕前夜

 

リーフユニティの植田です。

 

秋が近づいてくるに連れ、当社の植栽工事も動き出そうとしています。
今日、シラカシという木が売れました。今月末には植栽に行くことになりそうです。

 

今月20日には植木市があります。
植木市は7月、8月とシーズンオフなので、いわば今月が植栽シーズン「開幕」。
植木の仕入れは私の担当。初回から今シーズンを見通して仕入れるつもりです。

 

昨シーズンも多くの植木販売がありましたが、今期は更に大きな目標を掲げていきたいと思います。

 

植木というのは難しいもので、1本とて同じ物がありません。
ですから、本やネットで調べたりしても、同じ木を手に入れることはできません。

 

例えば、高さ2.5mのハナミズキが欲しい、と言って注文しても、高さの条件を満たしているだけで、どんな木がくるかわからないのです。もちろん、幹周や枝張りといった条件を指定することができますが、実際は木によってマチマチなのです。

 

庭木として植える木と言うのは樹高とか幹周とかの問題ではなく「見た感じ」が重要ですので、少し幹が曲がっているとか、樹形が微妙にイメージと違うとかで、お客様はお気に召さないケースが多々あります。

 

ですから、私は目で見て納得いくものを買っていただきたいと考えています。一生モノの生きているものを買うのですから。当社の展示場にはたくさんの植木を揃えています。絶対に他社には負けない財産です。

 

当社のビジネスにおいて、植木部門は全体の中から言うと金額的には小さいものに過ぎません。しかし私にとっては思い入れの深い部門です。庭に樹木という自然を取り入れることによって豊かな庭を創ることができる。それを訴えかけていきたいですね。