新卒採用の効用
土砂降りの雨。
こんな日は現場作業がストップする事も多く、職人さんも休みになったりします。
我々のような外部作業の職人さんは「雨=休み」という概念みたいなものが出来上がってしまっています。
しかし、雨というのはは丸一日降り続けるわけではありませんし
工程を考えると、雨でも可能な作業を考えて何とか進めたい事も多分にあるんです。
ですから、雨でも苦労して職人さんを引っ張り出したりしています。
しかし
今春、高校を卒業して入社した二人の新人
彼らは絶対に出勤してきます。
入社の際に、私はハッキリ言いました。
「雨でも必ず出社しなさい」
ですから彼らには雨だから、という概念が一切ありません。
これ、素晴らしいことなんですよね。
まさに新卒効果。
今で入社丸2か月。
まだまだ職人としての技術は身についていない事が多いです。
しかし、何か空気が変わっています。
同期で二人いるので余計にそうなんですが、ニコニコして出勤してきます。
昨年に踏み出した新卒採用の一歩が、少しづつですが今になって芽を出している感じです。
本当に踏み出して良かった。
この取り組み、必ず継続していきます。
職人のなり手がドンドン少なくなるであろう世の中です。
そして、現場では職人不足が慢性的な状況です。
職人、すなわち施工能力を持っているだけで強みとなる時代が近づいています。
営業スタッフとは、また違った人材確保、そして育成の難しさがあります。
これまた、喫緊の経営課題です…!